「うまくいく」に飛びつく心理
こんにちは、英語指導メンタリストのはじめ先生です。このチャンネルでは、思考を変えることによって、英語力と人生を劇的に好転させる秘訣についてお伝えしています。
今日のテーマは、「これさえやればうまくいく」に飛びつきがちな人の特徴、というお話です。
これさえやればうまくいく系のものがいっぱいありますよね。 特に英語系がよくあるんですよね。前にやったスピードなんちゃらっていうですね。
聞き流すだけで英語が口からこぼれてくるみたいな教材。 ものすごいヒットしましたよね。
で、あれをやった人、どうなのかということなんですけど、これは結局人によるというところがあると思います。
成果が出た人もいれば、成果が出ない人もいたと思うんですけど、どっちかというと成果が出なかった人の方が多いんじゃないかと思うんですよね。
それはなぜかというと、結局なかなか続かないとかですね。 聞いてもアウトプットする場がないから定着しないとかね。
結局いろんな問題があってうまくいかないとかいうことがあると思います。 あとダイエットとかでもありますね。リンゴダイエット。リンゴだけ食べていればうまくいくとかっていうのもありましたね。
僕もあんまりダイエットしたことがないのでわかんないですけど、痩せた人がリンゴだけ食べていて何だったらみんなリンゴ食べてるでしょうから、多分それもないんだと思うんですよね。
本当に何々さえやればというのはマーケティングの上等文句なわけですよ、もちろんね。
そういうふうに簡単そうに見せるから人はパッと寄ってくるというのがあるんですけれども、一方でそうばっかりなかなかそうもならないというところも現実にあるわけですよね。
多分その商品そのものとしてそれが本当の詐欺商材でない限り、何らかの根拠があったり何らかの実際の成果があったりしてやっている。
それを広告で言った時に少しね、エッジを利かせるためにこれをやるだけでというふうに言うとお客さんの心理が動くというところがあるということなので、
これはマーケティング的に言えばこういう文言を使った方がいいということになるんですけど、逆に消費者としてはその文言に踊らされてあれこれあれこれ買うけれども、
なかなかうまくいかない、なんていうかな、ノウハウジプシーみたいになってしまいやすいというところがあるのでね、気をつけなければいけないんじゃないかと言うんですけど、
でもこれ、そういう言葉に簡単に踊らされてどんどんどんどんいろんなものを買っちゃう人と、そうでない人っていると思うんですよね。
前にね、うちに体験レッスンに来られた方もですね、教育の点を伸ばしたいんですって言って、あれがいいこれがいいっていろんな人に勧められてね、気がついたらもう十何冊もあるみたいなね、そういうことがありました。
他にもね、皆さんの周りにもいませんでしたが、あるいは皆さん自身どうですかね、受験の参考人もとにかくいっぱい買い込んじゃう人とかね、そういうふうな人っていると思うんですよね。
でもそういうふうにね、あれこれあれこれ手を出しちゃう人というのは、基本的になかなか成果が出にくいというところはありやすいかなと思うんですね。必ずあるわけではないんですけど。
本当にいろんないろんな情報を幅広くリサーチして、その中から必要なものを取り込んでいくというような感じであればいいんだけども、なんかこれがダメだったから今度はこれ、これがダメだったから今度はダメ、みたいな感じでいくとなかなかうまくいかないかもしれないですよね。
本質的なノウハウの共通点
どうしてそういうふうになっちゃうのかということですね。いろんなノウハウを渡り歩いちゃうとか、ジプシーみたいになっちゃうみたいなね。それは一体どうしてなるのかということかというと、やっぱり根底に早く楽に結果が欲しいというのがありますよね。それに越したことないじゃないですか。
あとは誰かに答えを教えてほしいという気持ちもあるんですよね。だけどこの気持ちの根底に何があるかというと、自力、自分の力をもうちょっと手放しちゃって何かに依存しているというパターンがあるんじゃないかなと思うんですよね。
やっぱり何かやってうまくいかなかった時って自分がだんだん自信がなくなってくるから、これじゃダメなんだろうな、じゃあどうしたらいいのかなというふうに迷っていて、これがいいんですよって言ってくれる人がいると、ああ、そうなんだとかね、というふうに思うわけですよ。
悩んでいる状態から抜け出したいというふうな思いがあるわけなので、そこに答えがあるかのように思えるようなものがあると、そっちへ行きたくなるわけですよ。なので、やっぱりそういう文言に踊らされてしまいやすい時っていうのは、自分がやっぱり何か課題を持っていて、それがなかなかうまくいかない状態の時、できるだけ早く答えが欲しいような時ですね。
そういう時って自己肯定感が低くなっていて、今のやり方じゃダメだというふうに思っていることが多いんですよね。でも、本当は今のやり方じゃダメだってそうかもしれないけれども、続けてみたら結果が出るかもしれないっていう、そういう状態かもしれないんだけど、ちょっとやってて成果が出ないと、もうすぐ次に行っちゃうっていうね。
そういう時は、じっくり腰を据えてやれない人とかですかね。それから一番良くないのが、情報をいっぱい集めるとね、教材とか集めると、それだけでやった気になるような心理っていうのもありますよね。
目の前に参考書がざーっと並んでいると、めちゃめちゃ勉強しているような気になるという。結局、ほとんど読んでいないみたいなところもあると思います。あと、こういう人って実績とかね、肩書きとか権威とかこういうのに弱いところもあるかなと思います。
まあ人間みんなそうですけどね、10万人が成果を出したとかね、そういうふうに言われると、おーなるほどなるほどとかね、思われてしまうと思います。で、今度こそみたいなね、何度も言ってくると。
もうこれ逆にウル側の視点と顔側の視点と両方で思っていると、なんか面白いですねこれね。ウル側はこういうことを言ったほうがいいんだろうなと思うし、顔側にしてみればこれに驚かされちゃいけないんだろうなと思うし、表裏一体なわけなんですけれどもね。
結局、じゃあどうしたらいいのかということですよね。本当にね、世の中にいろんなノウハウがあります。いろんなメソッドがありますけれども、結局ね、本当に本当の本当の本物って大体同じことになると思うんですよ。
同じようなことを言っているとかね、核心をついているものってそうそう変わらない。人によって言い方が変わっているだけだと思うんですよね。で、その言い方が違うことによって、その人のその時の波動に引っかかってくるものが変わってくるというもので、蓋を開けてみればですね、まあそうそう違ったものでない場合も多いということがわかるんですけど、やっぱり自分に自信がないとね、
まあこれはいいかもしれない、これもいいかもしれない、これもいいかもしれないというふうに、ジプシーみたいになってしまいやすいのだろうなというふうに思うんですよ。で、まあこれ実際にちょっと手に取ってみないとわかんないというところはありますよね。で、実際、まくいろんなことを成功している人って実際にいろんなことを試しているわけですよ。
つい昨日だか一昨日話した、実験をいろいろやってるんですよね。だけどまあそれに依存をしていない、つまりそれだけやればできるって花からは思ってないんですよね。まあいろんなノウハウがあるけれども、その中で自分に合うものを適宜取り入れていくというような感じで、つまみ食い的にしながら自分のに合った形に最適化していくみたいなことをやっている人が多いと思うんです。
で、これさえやればうまくいくで、なんか毎回騙されたような気がする人は逆にやっぱり他者依存になっていると思うんですよね。なんかこれさえやればできるって言ってたのに、みたいな感じのね、なんか甘い言葉に踊らされちゃいましたみたいな。
その踊らされちゃったっていう感覚がもしあるんだとしたら、やっぱりその人が根本的に自分にちょっと軸がなくてですね、いろんなことをちょっと一定期間試して試行錯誤してみる。で、自分の中、自分のやり方に落とし込んでみるっていうところまでやらないで、その本質的なところまでやらないでですね、ちょろっとかじってはいつぎ、ちょろっとかじってはいつぎ、ちょろっとかじってはいつぎみたいになっちゃう。これがいわゆるジプシーだと思うんですよね。
で、めちゃめちゃ成功してる人ってものすごいたくさんの本読んでたりしますよね。で、あれは読んでみて良かった本もあれば、ぶっちゃけ良くなかった本もあるわけですよ。だからそれって情報収集であり、自分にとって必要なものを選び取ってるっていうことなんですよね。
なので、全然これさえやればっていうふうに思っているわけではなく、いろんな可能性の中から自分にとって最適なものはないかと、問欲に探してる。これとこれさえやればっていうものに対して依存的に求めてるのと、これ全然やっぱり違うと思うんですよね。
なので、これさえやればっていうのに縋りつくような気持ちになっている人っていうのは、まずですね、ちょっとね、やっぱり一つのことに持続してやってみながら試行錯誤を自分でしてみるっていう主体性を持っていくことが大事なんじゃないかなと思うんですよね。
何も考えないで人に言われたようにしかやらないで、それで成果出ませんでしたって言ってもね、それはやっぱりなかなか出ないんですよ。成果が出るためにはですね、いろんなやり方を自分の中に創作して、そして自分に最適化させてやっていかないとやっぱり出てこないものなので、そういうところがね、大切になるんじゃないかなというふうには思います。
依存からの脱却
なのでね、広告文句でこれだけやればっていうのは本当に上等手段としてあります。その背後にはちゃんとしたものがある場合も多いと思うんですよね。場合が多いと言ってもいいのかな。
全部詐欺使用罪とは限らず、多分このメソッドの中のここがポイントだっていうところを言ってると思うんですけど、そこを冷静に捉える必要はあるかなというふうに思いますね。
なので、自分に自信がなかったりひどく追い詰められた状態の時って、なんか詐欺商材みたいなのにも引っかかりやすいのでね、ちょっと気をつけていただけるといいかなと思います。
あとはやっぱり、自分の心としっかり対話をするっていうところが大事になりますね。これおかしいんじゃないかなと思いながらも、なんかついついそっちに行ってしまうとかですね。
そういう心情がある時って、何かから逃げたくなってないかってね、自分を問うてみてもいいかと思います。
というわけでね、今日のお話良かったよという方は、いいねやコメント、そしてフォローをぜひぜひお願いいたします。
また、このチャンネルでは人生の悩み、英語学習の悩み、ビジネスの悩みについてレターを募集しておりますので、どんどん送ってください。
OK, that's it for today. Thank you for listening, and have a great day.