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2025-02-11 17:02

♯67 宇都宮がぎょうざ日本一となる時代は終わりました 〜2024年家計調査「ぎょうざ」項目の分析〜

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もはや家計調査で「ぎょうざ」の発表に宇都宮市が話題になることはないでしょう。その理由をお話ししてます。異論・反論、大歓迎です。

なお、宇都宮が「餃子産業で日本一」の街であることは疑いようがないと思います。


以下の記事も合わせてご覧ください

note 【速報】2024年家計調査「ぎょうざ」支出金額・購入頻度https://note.com/ch1cala/n/n229405983510


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サマリー

2024年の家計調査では、宇都宮市の餃子支出金額が過去最低の2801円となり、浜松市や宮崎市が上位を維持しています。この変化は冷凍餃子への移行が影響していると分析されています。また、宇都宮の餃子人気の低下が明らかになり、冷凍食品や外食費の変化が影響しています。さらに、京都の餃子に対する関心も薄れつつあり、外食に重点が移る傾向が見受けられます。

家計調査の餃子項目の紹介
今回は、2025年2月7日に発表されました2024年の家計調査の中から、「ぎょうざ」という項目の状況をざっとご紹介してまいります。
餃子への愛を語る番組、聴く餃子です。 焼き餃子協会代表理事、餃子ジョッキーの小野寺力がお送りしております。
今回はですね、総務省後継局から2024年の家計調査が先週金曜日に発表されておりまして、そちらの分析を発表したいと思います。
既にニュースにもなっているのでご存知の方も多いかもしれませんけれども、結論から申し上げますと餃子の支出金額1位は浜松市、2位は宮崎市、3位宇都宮市という順番になっております。
そのあたりはですね、ニュースによく取り上げられておりますので、その他の情報、あとは全体的に見える傾向なんかをですね、今回ご紹介してまいりたいと思います。
まずですね、こちらの家計調査、ご存知の方も多いと思いますけれども、こちらの餃子という項目ですね、結構いろんな前提条件がございましてですね、まずそれをあらかじめお伝えしておきますと、この分析に使っておりますデータ、総務省後継局の家計調査、2人以上の世帯の方を対象にした分析となっております。
あと、餃子という項目に関して申し上げますと、こちらはですね、スーパーで売っているチルド餃子、もしくは調理済みの餃子、また、お持ち帰りの専門店で販売されている餃子というのが対象になっておりまして、逆に言うと入ってこないもの、冷凍餃子とかですね、餃子屋さん、飲食店の餃子、これはね、餃子屋さんからお持ち帰りしている分も含みません。
基本的には外食という項目に含まれております。冷凍食品は冷凍調理食品というところに含まれております。
なので、その他の項目ということで、かつてはですね、スーパーとかですね、そういったところで生餃子を持ち帰して家で焼いて食べるのがメインであったということから、こちらの項目になっております。
あとでも申し上げますけど、結構これも時代遅れでございます。この家計調査ですね、支出金額というものと購入頻度というものがございまして、それぞれについて分析をいたしました。
なので、それぞれ違った傾向がございます。支出金額というのはあくまでですね、使ったお金の金額ですね。購入頻度というのは金額関係なく購入しに行った回数ですね。
その回数と金額というものが分析が終わられてくるので、単純に量というものがこの家計調査では出てきません。
あとですね、観光客が例えば宇都宮市で食べました。これは宇都宮の家計調査じゃなくて、東京の方が宇都宮に行って餃子を食べましたという場合には、宇都宮の家計調査に入るのではなくて、
東京都民が外食で食べたというところに入ってきますので、その辺のですね細かいことはありますけども、基本的なざっくりとしたですね傾向が見えるというところで、この家計調査を参考にしてお話ししております。
支出金額の動向
早速ですね、まずは支出金額の方をお伝えしていきます。浜松市1位で浜松市が4066円。
これは順当にですね、去年と同じぐらいの金額でございます。2位の宮崎市3517円。こちらも去年と同じぐらいの金額になっております。
3位宇都宮市2801円。こちらがですねだいぶ落ちましたですね。宇都宮市今まで3000円を切ったことがなくてですね、初めて3000円を切ってしまいました。
でもうね、かれこれ個数年ぐらいですねかけてずっと減少傾向にあったんですけど、ついに3000円切ったなっていうのが私の率直な感想です。これが今回のね、家計調査で一番大きいトピックかなと思ってるんですけども、なんで宇都宮市ねこれからもどんどん減ると思います。
4位埼玉市2393円。まあこれも埼玉っていうのがなんか意外だなと思われるかもしれませんが、結構これまでもですね上位に埼玉市いましてですね。
特にですね最近埼玉の方のスーパーで生餃子よく売ってるんですね。
というのもアタチークのですねマルジョン食品さんとかがですね、生餃子埼玉でよく売ってますので、まあこの辺が一番影響大きいのかなっていうふうに思います。
5位が福岡市2383円。6位大津市2344円。
この大津はですね今でもずっと3位4位結構上位に来てたところですね。結構近畿圏、滋賀とか京都が多かったんですけど、ちなみに今回京都はですね全国平均より下に回るっていう状況でございまして、もう京都に何が起こっているのかなっていうのはすごい気になるところでございます。
7位大阪市2238円。8位福島市2220円。
まあこの福島市もですねあまりこう今まで御本城に出てくることは多くなかったんですけど、最近ねあの福島餃子っていうものもすごくフィーチャーされてましてニュースにもなってましたので、それで結構福島市民がですね餃子食べる頻度が上がったのかなというふうに思いました。
9位相模原市2212円。10位鹿児島市2195円。
鹿児島市は宮崎の隣で鹿児島餃子協議会っていうのを立ち上がってですね、今宮崎と鹿児島のね南九州ダービーを一所懸命戦っているところでございますけども、鹿児島も10位まで入ってきております。
今回のねトピック先ほども申し上げましたように、まず宇都宮市のですね餃子支出金額が過去最低になったというところでございます。
今ではですね一番多い時は6000円ぐらいまで行ったところが今回3000円起流という状況でございまして、だいぶ下回ってきたなぁというところでございますね。
この辺のなぜかっていうところで言いますと、冷凍調理食品にシフトしてるんじゃないかなっていうのが一番大きいかなと思います。
比較的ですねあの宇都宮餃子のほとんどはですね冷凍餃子に対応しておりますので、食べたくなったら冷凍餃子で買うことができますし、
あとは外食の方にも流れてるんですけど、外食の方はねそんな大きく数字が増えてるわけじゃなかったので、
やっぱり冷凍餃子の方に触れてるのかなっていうふうに思いました。
このまま行きますとですね、宇都宮市も3位どころか4位以下に落ちることっていうのはもう目に見えてきています。
2025年、2026年あたりですね、だいぶ宇都宮市が下がって、今4位以下にいるようなところに抜かれる、例えば埼玉とかかつての京都とかですね、
まあそういったところに抜かれる可能性があるかなと思います。
一方で浜松市と宮崎市はですね1位2位ずっとキープしておりまして、餃子の支出金額が現状維持なんですけど、
全体のですね食料費っていうところはどちらの市も増加傾向にありまして、食料費に対しての餃子の支出っていう割合はですねだんだん下がってきてるなーって思います。
これもね、もう先ほどと同じ理由で餃子っていう項目がだんだん減ってしまうっていうのは、
冷凍餃子の方にシフトしていってるっていうのはね、これはもう間違いない事実でございまして、
なんでもう冷凍餃子の方がですねだいぶ大きくなってきてるんで、それをもっともっと分解していってほしいなーっていうのは個人的な意見でございますね。
そういった餃子の支出金額が下がりつつある、もうこれはトップの宇都宮とか宮崎、浜松だけに限らずですね、全国平均においてもそうなんですね。
一方で冷凍調理食品はですね、2000年当時で言いますと4556円だったのが、2024年はもう11,032円と、もう2.42倍に成長してるんですね。
なんでここまで大きくなってきてますと、もう少し冷凍調理食品の中身がね、分解されてしかるべしだと思うんですけども、
この辺はね、総務省統計局さんのですね、ご判断っていうことになってきますので、今のところですね、まだなんですが、ちょっとね、去年のパブリックコメント、私タイミング遅くて間に合わなかったので、また5年後かなーって感じがしますけども、早くね、分解してほしいですね。
ぜひあのこちらの聞いている方で、総務省統計局にお知られにいる方ですね、力強く冷凍調理食品の金額がでかすぎるからもっと細かく出してほしいと、いうふうにお願いしていただけるとありがたいです。
購入頻度の傾向
続きましてね、2024年餃子の購入頻度の話をさせていただきます。
購入頻度はですね、1ヶ月、1年間の中で何回買ったかっていうところになりますけども、宮崎市が今年も1位でございます。
761回100セッターあたりの回数でございます。大津市が755回100セッターあたり。
浜松市721回100セッターあたりってことで、かなりですね、1位、2位、3位は近差でございます。
その下、回数はちょっと割愛しますけど、4位大阪市、5位相模原市、6位福島市と、この辺はですね、支出金額の上位とかなりリンクしている状況でございますので、回数が多くなって金額が上がっているっていうのがね、実際のところかなと思います。
7位が和歌山市、8位が松江市、9位が前橋市、10位が岐阜市というところでございまして、支出金額ではなかなか上位に上がってこないこちらの街はですね、
おそらく地元の安い餃子っていうのがありまして、そういった地元の安い生餃子みたいなものを回数は多いんだけど金額が上がってこないというところで、
これへんが上位に来ているのかなと思います。特に前橋市、群馬ですね、日本で一番餃子作っている県でございますので、
その点で言っても、もっともっとね、本来ならば知られていいはずなんですけど、金額がおそらく安いがためにですね、購入頻度だけで出てくるような感じでございますね。
購入頻度の方を分析していきますと、これまでですね、宮崎市圧倒的な1位だったんですけど、これがですね、2位の大洲市755回、宮崎市760回とですね、だいぶですね、差が縮まってきております。
もうあいわゆる逆転されるんじゃないかなってところだったんですけども、その点から言ってもですね、宮崎市の購入頻度だいぶ落ちてきておりましてですね、
この購入頻度の落ち込みを考えると、来年というか2025年の家計調査で言えば、宮崎市2位に落ちる可能性もあります。
なのでね、宮崎市これまでもですね、ずっと1位だったんですけど、ようやく陥落するかもしれないという危機感を持ってですね、ぜひ戦ってほしいものだなと思います。
この購入頻度を上げるために何をすべきかというと、何やともかくですね、メディアに餃子の絵が出るということですね。
地元の餃子というものがテレビに出ますと、その地元の人たちこぞってその餃子を買いますので、宮崎の餃子を宮崎のテレビ番組とかラジオ番組でバンバン放送するっていうね。
そうすることによって宮崎の購入頻度は上がりますので、ぜひ宮崎、引き続き頑張ってほしいと思います。
他の町もですね、実は同じことが言えまして、地元の餃子というものがテレビに出ますとどんどんどんどん売上が上がっていく。
この辺浜松とか家計調査の発表されますとやっぱ上がるんですね。
なのでこの辺の家計調査の発表をもとにですね、テレビの露出をどんどんどんどん、この数日間だけじゃなくて1年かけてやっていくっていうのは非常に大事でございまして。
あとは大阪とか相模原とか福島みたいなところはですね、その地元の餃子というものがですね、全国放送されてですね、取り上げられたっていうところで、
地元の方々がこぞってそれを買うっていうね、そういった傾向にあると思いますので、まあそういったところをですね、地元の自治体とか観光協会の皆さん頑張ってですね、
パタフリをしてですね、地元の餃子を紹介していただけるといいかなと思います。
この家計調査ですね、餃子っていう項目をもいててももうあまり意味がなくなってきてるっていうことが明らかでございまして、
餃子の人気の変化
それがなぜかというと、先ほども申し上げたように冷凍調理食品の方にほぼほぼシフトしておりましてですね、冷凍調理食品の項目の中身が分からない限りは餃子の正確な購入の傾向というのは見えない。
これ明らかだなと思っておりますので、外食の方もですね、見ていきますともうこの中で一気に落ち込みをしたんですけど、これもうコロナ前よりも回復しているっていうですね状況でございまして、
ただね宮崎がですね、その辺で回復してなくてですね、これもともとから打ち食が強い地域柄ではあったので、おそらく外食に思い切って振るっていうことはなかったのかなと思うんですけども、まあでもいずれにしてもですね、傾向としてはこの23年で、2022年、23年、24年とコロナ前に戻りつつあります。
外食費の内訳もですね、それぞれ出ておりまして、中華食とかですね、いろんな項目が分かれているんですけど、外食費全体で言いますと、支出金額だいたい20万ぐらいですね、結構でかいですね、この辺の金額が上がっているのをニュースでずっとやってますけど、おそらくですね、もうほぼほぼインフルエー系統の影響だと思いますね。
原材料、あと高熱費が上がってきておりまして、仕方なくですね、外食費っていうか、お店の値段って上がってきております。なので、消費者側のお財布が豊かになったから、広くなったから、大きくなったから、外食費が上がっているっていうよりかは、単純にこのコロナ後のですね、飲食費が同じものを食べても金額が上がっているっていうような、そんな状況になっているからだというふうにはね、思うんですね。
この辺のですね、状況が改善されていかないとですね、統計局の方からも発表されてるんですけど、もう消費の支出自体は実質1.6%の減少して名目が1.5%増加っていうのはね、この辺のインフルエーの状況がすごく目に見えて出ておりますので、財布がだんだん厳しくなってきている。
庶民感覚で言えばですね、できるだけ節約して生きていかなければならない。税金のためにですね、できるだけ家計をセーブしなきゃいけないというふうな状況があると思いますので、この辺ね、我々個人としても、庶民の一人としてもですね、なんとかお役人の方々にね、我々のお財布を豊かにしてほしいというところを願わずにいられないですね。
あとあの、家計調査を見てて思いましたが、先ほどの京都の話でして、京都がですね、もう全国平均を下回るような状況でございます。もう餃子という項目に関心がなくなっているのはもう明らかで、またおそらくね、こちらも一番大きいところがそのお惣菜として売られている餃子、シルド、ないしは調理済みっていうところの餃子っていうものが、だんだんとスーパーとかの取り扱いが少なくなって、冷凍餃子とかにですね、シフトしているのかなっていうところだと思います。
先ほどの京都の話なんですけど、こちらですね、餃子という項目が減りまして、逆に何が増えているかというと、外食費の方が猛烈に上がってきておりましてですね、外食の方にかなりシフトしているのかなっていう方が見えてまいりました。おそらくね、その中でも餃子っていう外食、中華食の方が上がってきてますので。
なので、この辺がですね、やっぱり京都市民がですね、餃子、つまり冷蔵とか調理済みの餃子っていうところに目が向かなくなった理由なのかなと思いますので、そこら辺はこの京都にお詳しい方、京都を住まいる方ですね、実際、秩序をですね、教えていただけると嬉しいです。
ということでですね、今回は家計調査2024年の結果からですね、いろいろと餃子の周辺に項目に絡んでですね、私なりに分析したものをお伝えしてまいりましたけども、ぜひですね、こういった見方もあるんじゃないかとか、こういったところに気づいたっていうふうなこともご意見ございましたら、ぜひご連絡、応答要請とかですね、お知らせいただけますと嬉しいです。
あとはね、あの家計調査自体は餃子っていう項目がもうかなり実態にそぐわない状況になってきているっていうことを申し上げましたけど、ちょっとパブリックコメント自体がですね、数年に1回しか受け付けてない状況でございますので、総務省統計局へのパブリックコメントですね、出せるタイミングになりましたらお伝えしていきたいと思います。
こちらの菊餃子に関する情報を引き続きお伝えしていきたいと思いますので、周りにですね、餃子が好きという方がいらっしゃいましたらお伝えいただいてですね、シェアしていただけますと嬉しいです。引き続き菊餃子ご愛聴いただければと思います。
それでは最後、今日の一言本題でございます。毎月の家計調査をですね、実は分析しながらですね、大体この年間の結果っていうのは1ヶ月前ぐらいに分かるような状況になっておりましてですね、今回の結果も大体この辺着手するだろうなと思っているんですけども、以前に比べてやっぱり盛り上がりに欠くというか、つづみ屋はもう完全にこの家計調査をどうでもいいものとしております。これは正しい判断だなと思います。
なので実績ですね、盛り上がっているのは浜松と宮崎だけでございまして、その2都市だけだとですね、やっぱり盛り上がりに欠くのかなと思いますので、なんとかね、他の町もですね、巻き込んで、我が町は餃子の町であるっていう風なね、盛り上げ方をですね、ちょっと煽っていきたいなと思っております。
その辺のターゲットになるのはやっぱり鹿児島、あとは群馬の前橋、あとは埼玉とかこの辺なのかなと思っておりますので、ぜひね、この辺の町にお住まいの方に一緒にですね、盛り上げていっていただきたいなと思ってますので、逆に私がお役に立てることがあったらいつでも申し付けいただければと思います。一緒に餃子盛り上げてまいりましょう。
17:02

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