スマート調理家電「Repro」のブログを拝見して、俺の餃子の焼き方を見ろと突撃してきました。
小野寺式餃子の焼き方も、ぜひご参考いただければと思います。
📖 合わせてご覧ください 📖
- 【Repro Column】餃子の焼き方について考える(1)亀戸ぎょうざ編
- 【小野寺力note】 餃子の「焼き」を科学する
- 【焼き餃子協会】小野寺式餃子の焼き方
- 【Aktio Note】冷凍餃子のパリッとおいしい焼き方をプロが伝授! 羽根つきも簡単に焼くコツとは
- 【Repro Column】お取り寄せ餃子は取説を信じない勇気
🥟 今週のお取り寄せ餃子 🥟
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サマリー
小野寺力さんが餃子の焼き方に関する困難を解決するため、自身の焼き方を紹介しています。スマート調理家電リプロでの実験を通じて、餃子の焼き方に関する一般的な誤解や失敗について触れ、より美味しく焼くためのヒントを提供しています。このエピソードでは、小野寺力さんが餃子の焼き方を詳細に説明し、その過程でリプロを使用した実験について語っています。特に、餃子を美味しく焼くための温度管理や焼き方のコツに焦点を当て、幅広い料理人にアプローチしています。また、小野寺力さん式の餃子の焼き方がリプロを使用して解説されており、餃子の焼き方の科学的なアプローチとその手法を通じて、より美味しい餃子を作るためのアイデアが紹介されています。
餃子の焼き方への挑戦
餃子の焼き方マニュアルを忠実にやったら、きれいに焼けるんでしょうか?
餃子への愛を語る番組、聴く餃子です。
焼き餃子協会代表理事・ぎょうざジョッキー 小野寺力がお送りしております。
30℃から200℃まで一度刻みで温度管理ができる IoT調理機器であるリプロというね、調理器具を作っている会社がですね、
宇都宮にんにんや亀戸餃子の焼き方説明を忠実にやってみる実験をして、大爆発を起こしているという記事をですね、見かけまして、
うーん、俺の餃子の焼き方を見てみろと、突撃してきました。
まずは今週のお取り寄せ餃子。
お取り寄せ餃子というよりね、今回はふるさと納税ということになってしまうんですが、今回は亀戸餃子をご紹介します。
亀戸餃子は、1953年創業の人気の餃子店でございます。
東京都内の方なら、ご存知の方も多いかなと思いますが、亀戸の本店では餃子と飲み物しかありません。
着席したらまずは餃子が2皿出てきて、それが食べ終わったらですね、黙っていると勝手にまた次の餃子も用意されるというね、スイックな餃子屋さんでございます。
亀戸本店以外にも、大島店、両国店、錦糸町店、麻布大ヒルズ店というのがありまして、そちらの本店以外は餃子以外のメニューもあるんですが、
亀戸本店は未だに餃子と飲み物のみ、そんなスイックな餃子屋さんで人気を博しております。
餃子の方は薄皮で野菜たっぷりな餃子で、その野菜はキャベツや玉ねぎ、生姜やニンニクというですね、全体的に甘くて優しい餃子でございます。
そして皮の方が薄皮でございますので、焼き目の方がサクッとクリスピーな味わいになっている餃子でございます。
この亀戸餃子の冷凍餃子はですね、自販機の方で販売されているところもありますけれども、麻布大ヒルズ店の方で販売されております。
通販サイトというのはないんですが、楽天の方にですね、江東区のふるさと納税で1枚を出すと、亀戸餃子16粒が2パック届くというものもございます。
お店に引くのが難しい方は、ふるさと納税で取り寄せてみてはいかがでしょうか。
さて、今回の本題でございますけれども、スマート調理家電のリプロさん。
この会社にですね、訪問してきた件ですけれども、私がですね、見かけたのは、1年前にリプロさんのブログで亀戸餃子と宇都宮ミンミンの冷凍餃子を買ってきて、
このリプロでですね、説明書通りに餃子を焼いてみたという記事。
これがですね、つい最近ノートにですね、書き写されておりまして、そこに私の過去に書いた記事が参照として入っていまして、それで通知を受けましてですね、気づきまして。
読んでみるとね、かなりね、衝撃的な記事なんですね。
皆さんもね、ぜひ概要欄の方からご覧いただければと思いますけれども、ものすごい実験をされております。
これに私も衝撃を受けまして、すぐご連絡させていただきました。
どこにね、衝撃を受けたかというと、餃子の焼き方をですね、説明書通りにやってみたと。
そのスマート家電というのは一度単位で温度を管理できるスマート調理器具なんですけれども、
しっかりと温度を管理をしていって焼き方も説明書通りにやったのにうまくいかなかった。
なんなら爆発したと。
そんな失敗を経てですね、その記事ではですね、私が過去にノートに書きました。
餃子の焼きを把握するという記事がありまして、それを参考をしてくださっておりました。
そんなことで衝撃を受けましてですね、そういった形で餃子の焼き方というところにね、
非常なお悩みを抱えているなというのを感じましてですね、
これはぜひね、一度私の餃子の焼き方を見てもらわなきゃダメなんじゃないかということでですね、
このリップローさんのノートの記事にコメントを書いて、
DEXのアカウントを見つけてお問い合わせを出してですね、直撃をしてまいりました。
リプロでの実験
で、小野寺式焼き方をぜひ見てくれということで、
麻布大ヒルズに行きましてですね、カメイド餃子2パック買って、
そして米油を持ってですね、訪問してまいりました。
リップローさんをね、この一堂単位で温度管理ができるIOT調理器具ですよ。
こういった調理器具を使って小野寺式の焼き方をですね、再現できたら最高だなと思いましてですね、
もしね、そういった実験結果がうまく採用していただけたら嬉しいなという気持ちもありまして、
そんな下心もあったんですけども、リップローさんに訪問してまいりました。
さっきね、リップローさんの実験で爆発したみたいなことありましたけど、
その焼き方ですね、どんなことを書かれていたのか、
カメイド餃子の焼き方説明書がですね、リップローさんのブログに書かれて貼られておりましたので、
まずね、ちょっとそれを読んでみたいと思います。
餃子の上手な焼き方、底の平らなフライパン、確保できればフテフロン加工の鍋、
またはすき焼き鍋を熱し、ラード、サラダ油やオリーブオイルでもか、
を多めに引き、解凍せずに冷凍のまま餃子の平らな面を下にして、
中火で焼き目をつけて、
餃子16個に対して約30ccから50ccの熱湯を直接餃子にかからないように、
鍋の縁から回し入れ、蓋をして水分がなくなるまで中火で蒸し焼きにしてください。
水分がなくなったら弱火にして3,4分蒸してください。
餃子の下面がカリッとしたら焼き上がりです。
米印で上手に焼くコツは、熱湯の量を少なめにということで書かれております。
これと小野寺式の餃子の焼き方としては、違う点としてはいくつかあるんですが、
まず一つはですね、焼き目をつけてから熱湯を入れるという点ですね。
これがですね、リップルさんがこの通りやってみたら水蒸気爆発が起きたということですね。
ちなみに水蒸気爆発っていうのは、水をですね、すごい高温なところに入れるとバーンと弾けるようにね、
水蒸気、水から水蒸気一気になるということでね、
それ爆発するような感じになりますよと。
これ水蒸気爆発というんですけれども、まさにですね、水蒸気爆発がバンバンと起きてですね、危ないという結果になっていました。
この辺の水蒸気爆発の状況もですね、動画で公開されております。
その他にもですね、油のことだったりとか、お湯の量だったりとかですね、お湯のかけ方もですかね、
そういったところでいろいろとやり方違う部分もありますけれども、
まず一番大きな点は焼き麺を先につけてから蒸すと、蒸し焼きするというところですね。
そうすると何が危ないのかというと、このリープロさんが体験されたようにですね、水蒸気爆発が起こっちゃうんだよということですね。
リープロさん以外にもね、このような事故を体験している方もいらっしゃるかもしれません。
二度と餃子焼きたくないなと思っている方もいらっしゃるんじゃないかなと思います。
カメイド餃子以外にもですね、同じようにですね、マニュアル通りにやったんだけどうまくいかなかったよとか、
なんかちょっと危ない、怖い思いをしたんだよって方もね、いらっしゃるんじゃないかなというふうに思います。
まあそういったね、悩める子羊ちゃんたちがですね、いらっしゃるんじゃないかなっていうところでございまして、
そんな餃子の屍をね、超えていくためにもですね、餃子の焼き方、この一つ覚えておけば大丈夫というものを開発してきたつもりでございます。
それがね、焼き餃子協会のホームページからもリンクしております。
餃子の焼き方、漫画にもね、しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。
もろもろですね、餃子によってですね、焼き方の説明書を見ると、その焼き方っていうのが違いがあります。
まあそのまま実行すると混乱もありますし、うまくいかないってこともありますけども、
小野寺式餃子の焼き方
モンドらしき焼き方をぜひね、参考にしてみてください。
実際にですね、どんな風に違いがあるのかっていう点で言うと、
さっきの亀戸餃子さんのように、餃子を茹でむす前に焼き目をつけるっていう方法もあります。
先焼き派と後焼き派っていう風に言うんですけども、この亀戸餃子さんは先焼き派、モンドらしきは後焼き派でございます。
どっちがいいのかっていう点で言うと、まあなんとも言えないんですけど、
まあさっきの水蒸気爆発のようなこともあるので、安全性から考えても後焼きでいいんじゃないかっていう私は考えています。
その他にも火力ですね、中火なのか強火なのか、これはオノドラシキで言うと強めの中火ということで説明しています。
油はね、どんな油でもいいのか、油はね、物によって焦げやすさっていうのも違うんですね。
その油もですね、いろいろと考えながら使っていただきたいなと思います。
入れるのは水なのかお湯なのか、これはね餃子焼くときに冷たい状態から並べる人なのか、
あったかい状態で並べる人なのかにもよります。
あったかい状態から入れるのであればお湯です、間違いなく。
フライパンを冷まさないようにですね。
そのお湯の量とか水の量もですね、どれから入れたらいいのかってもですね、
マニュアルにはだいたい何ccとか餃子の高さの何分の1とかそんなこと書いてあるんですけど、
基本的にはフライパンの大きさとか餃子を並べる量によって変わってきます。
だいたいね、その餃子の高さに対して何分の1っていう表現もだいたい合ってると思いますが、
私はですね、もっと少なくてもいいんですよと1ミリ2ミリみたいな説明しますけども、
その量もですね、餃子によって違う。
これはね、餃子の皮によって厚さによって違ってくるので仕方がない。
私も実際説明書の中ではお湯の量どれくらい入れたらいいのかっていうことだけは参考にします。
そうした餃子の並べ方、書いてなかったりしますけど、並べ方もどうしたらいいのか。
まっすぐずっとくっつけて並べたらいいのかとかですね、花びら型に並べたらいいのかとか、
いろいろと悩むところあると思いますけど、
私はもう花びら型に並べたらいいと思います。
ホットプレートだったら隙間を空けながらまっすぐ並べていくほうがやりやすいのかなっていうふうに思います。
そんな感じでですね、餃子の焼き方ね、いろんなやり方がある。
もう餃子買うごとに違うやり方になってるみたいなところにですね、
多くの日本国民悩まれてるんじゃないかなと思います。
ということでですね、全ての悩める日本国民のためにですね、餃子の種類を気にせず、
失敗もなく簡単にきれいにおいしく餃子が焼ける方法というのをですね、
一つに集約していこうと思って作っているのが、小野寺式餃子の焼き方でございます。
この小野寺式の焼き方さえ覚えておけばですね、どんな餃子でもきれいに餃子を焼くことができますし、
その小野寺式の焼き方もですね、細々となぜそう知るのかという理由がありますね。
その理由までね、理解できているとですね、おそらく他の料理にも応用が効くんじゃないかなと思います。
そして、この焼き方をするとですね、フライパンの裾加工がね、全然落ちないんですね。
餃子を焼くときに一番の問題点というのはフライパンの劣化なんですけれども、
そのフライパンの劣化を防ぐということをこの焼き方としてもですね、一つのビジョンとしております。
裾が剥がれるのというのは、体着とかしたりとかですね、固いもので擦ったりとかそういったことをするんですけど、
こういった体着とか固いものでつつくみたいなことを一切しない焼き方をします。
なので、この小野寺式の焼き方をするとフライパンの裾加工が全然落ちない。
餃子の焼き方の基本
またフライパンだけじゃなくてですね、さっき申し上げたようにフォットプレートでもこの同じ原理で焼き方ができます。
あとね、よく聞かれるのは鉄フライパンでもいいんですかとか、生餃子、冷凍餃子それぞれ違いあるんですかとか、
餃子の温度によって大きく変わることはありませんし、
鉄フライパンであれば鉄フライパンなりにですね、最初の油慣らしが終わっていれば、
普通のフライパンと同じでございますので、同じような焼き方できますよというところで、
できるだけいろんな焼き方をしないように集約すると。
変数としてあるのは餃子の大きさだったりと皮の厚さとか、それによって生じるお湯の量とか、そんなところですね。
非常に簡単なルールになってますので、ぜひ全ての日本国民に餃子をおいしく焼いてほしいなと思っております。
改めて、この小野寺式の餃子の焼き方を簡単にご紹介します。
これをきっかけにぜひ餃子を焼いてみていただきたい。
焼き方の説明は、焼き餃子協会の説明とか、
あと、最近出たアクションノートっていうところに非常に丁寧に焼き方を書かせてもらってますので、
それを参考にしてください。概要欄にもリンクを貼っておきます。
簡単に焼き方を説明させていただくとですね、
まずは、余熱するんですけど、油を余熱するときに米油をたっぷり敷いてください。
フライパンの直径の半分ぐらい。
フライパンに油を敷いて火をつけていきますと、
最初はね、油って動かないんですけど、ドロドロっとした状態ですけど、
加熱していくと、だんだんと水のようにスルスルっと動くようになります。
油の温度がですね、100℃から120℃ぐらいになるのを目指していくんですけど、
このあたりはですね、慣れない方ですと油の温度って感覚的にわからないと思いますので、
最初にですね、油を温める前に水を沸騰させるなりして、
フライパンを温めて、温まって沸騰したらですね、
お湯を捨ててですね、火を止めながら油を注いでいただければいいかなと思います。
それでですね、油を敷くときもですね、温度を、
通常のカセットコンロとかホットプレートみたいな、
iHとかですね、そういったものですと、
放っておくと温度が上がってしまいますので、一回火を止めます。
もしくはね、とろ火とかのモードがあればとろ火にします。
それでですね、フライパンの温まった状態をキープしながら、
油の上に餃子の平らな面を並べていきますので、
並べるときにもね、花びら型に丁寧に並べていきます。
花びら型に並べますと隙間ができますので、
隙間からお湯とフライパンが接地してですね、
そこで沸騰するようになりますので、ぜひ花びら型で。
丁寧に並べていただきますと、その通りに焼き上がりになります。
お湯をですね、フライパンの高さ1から2ミリぐらいですね、
本当に薄くフライパン底面全体にですね、
お湯が行き渡るように入れてください。
多少多くてもね、なんとかなりますので、
目安です。1、2ミリって言ってるのは目安です。
4、5分間茹で蒸しをしたいんですけども、
これは4、5分間って標準的な皮の厚さの場合でして、
皮が分厚いものでしたら、大体5、6分になりますので、
ちょっとお湯を多めにします。
その辺はですね、餃子の焼き方の説明書を見ていただいて、
長めに茹で蒸し、5、6分とか書いてたら、
これ皮厚いんだなというふうに判断してください。
蓋を閉じて、強めの中火で4、5分間茹で蒸しをします。
この強めの中火ってのはわからないと思うんですけど、
中火ってのはね、火の先がちょうどフライパンの側面に当たってる。
それに少し強い状態が強めの中火です。
強めの中火で4、5分間茹で蒸していくとですね、
大体さっきの通り1、2ミリぐらいのお湯が沸騰していきまして、
蒸気になってですね、蒸気でパンパンになった状態で、
4、5分間ということになりますのでね。
4、5分間で一旦時間を切ってですね、蓋を開けてしまいます。
それ以上蒸しちゃうとですね、皮が伸びちゃっておいしくないです。
餃子は麺類ですからね。
その餃子の皮が伸びきる前のちょっとプリプリした状態で、
蓋を開けていただいて、蓋を開けるとですね、
蒸気が飛んでって、お湯が一気に蒸発していきます。
まあね、難しいこと言うと蒸気圧が高い状態だと
沸騰温度も上がってしまうので、お湯ってなかなか減らないんですけど、
気圧が戻るとですね、100度で沸騰していきますので、蒸発が早まります。
蓋を開けるとどんどんお湯が飛んでいきます。
で、蓋を開けて水分を飛ばしていって、
水分が飛んだところから油と小麦粉になったところが焼き目が入っていきます。
なので満遍なくフライパン、満遍なく見ていただいて、
水が残っているところは火をしっかり当てて水分を飛ばしていきます。
水なのか油なのか分からないっていうぐらいですね、油がいっぱい入っていると思いますので、
まあ水はですね、油とぶつかるとパチパチしますので、
パチパチするものがなくなったら水がないという風に覚えていただければ大丈夫かなと思います。
ということでですね、こういう工程をですね、やっていく必要がありまして、
温度管理ってのはそれほどアゲ野菜にはしません、私の焼き方では。
なのでリプロさんの調理器具でもですね、
こういった焼き方をそのままコピーできるんじゃないかなと思って、
今回のですね、リプロさんに伺って焼き方の実験したんですけども、
最初にですね、設定する温度を120度に設定していただきました。
120度をキープして、その状態で油を温めて、
フライパンが120度になったら餃子を並べてっていう工程をしていきますと、
本当にパチパチしないんですね。
丁寧に餃子を並べることができます。
本当にここはリプロさんがいいところで、
通常のガスコンロとかIHコンロですと、
火力だけは調整できるんですが、
その火力がその上に乗っているフライパン何度なのかっていうことは見てませんので、
ずっと同じ火力を与え続けると温度がどんどん上がってしまうんですね。
温度が上がりすぎちゃうと、やっぱりちょっと危ないパチンってなったりとかですね、
怖い思いをしますので、120度っていうね、温度をキープできるのはとてもいいですね。
フライパンがですね、120度から今度お湯を入れて180度までして蒸発、蒸気を作っていくんですけども、
お湯を入れて沸騰するまでの時間もね、とても短いんですね。
すぐ沸騰し始めるんです。
だから120度キープできてるっていうのがすごくいいなっていうふうに思いました。
で、180度目指してですね、お湯を入れて蓋を閉じて4,5分間待つんですけども、
ここでね、お湯を入れてる理由、水じゃなくてお湯を入れる理由は、
温度が下がらないようにっていうことなんですけども、
実際こう今何度なのかってモニタリングしててもそんなに温度が下がらないっていうことがね、見えておりましてですね、
やっぱお湯入れるのはいいんじゃないかなと思います。
先ほど水蒸気爆発っていう話しましたけど、これがねフライパンが180度に近い状態、
つまりメーラード反応が起こる180度の状態で水をバンと投げたら、
確かにバンってね水蒸気爆発起こるかもしれないですけど、
120度の状態でお湯を入れていければ水蒸気爆発起こることもなくですね、
安心して安定してお湯を注いでいくことができます。
この辺の安心感がホンダらしきの焼き方ではあるんじゃないかなと思います。
で、蓋を開けまして水蒸気を飛ばしていきますと、
その中にフライパンに残っている水分もね、さーっと蒸発していくんですけども、
通常のコンロであれば、IHとかガスコンロみたいなね、火力の調整しかできないコンロであれば、
ここの水分がなくなった瞬間からフライパンの温度を急激に上げてしまうんですね。
水がうまく温度調整をしてくれるんですけど、水がなくなった瞬間に温度調整がきかなくなって、
一気にリミット外れたように温度が上がっていってしまうんですよ。
そうすると、そこからすぐに焦げてしまったりとかするんですけど、
こういったリプルを使ってやっていくと、180度キープできるんで、焦げるってことがないんですね。
180度ずっとキープしてって何が起こるかなって実験も一緒にさせてもらったんですけど、
だいたい焼き目の硬さが変わるぐらい。
私好みなのは、内側しっとりして外側だけクリスピーに焼けてるみたいな状態が一番好きなんですけど、
内側までしっかり焼けてるみたいな状態でカチンとした形になっていく。
そんな感じに焼き目の厚さが変わるっていうんですかね。
それぐらいですかね。基本的にはそんなに大きな変化は起こらないんですね。
当然長い時間かけてるともちもちな皮の部分も乾燥し始めちゃうんで、
そんなに長い時間やっちゃダメだと思いますけども。
でもね、180度ずっとキープしていれば蓋を開けてから1分以内に焼き色が入りますんで、
簡単に餃子が綺麗に焼けちゃうんですね。
で、焦げないということで、この焦げないっていうのが一番大事なポイントなのかもしれませんけども、
誰がやっても綺麗に焼けちゃうと。絶対に失敗しないというところですね。
なんでこのリプロと野寺式の餃子の焼き方を組み合わせればですね、
どんな人でも綺麗に餃子が焼けるということなんで、本当すごいと思います。すごすぎますね。
リプロ自体は10万円ぐらいする調理器具なんですけども、
誰がやっても失敗しないということはですね、
お店とかでですね、アルバイト雇って調理する場面とかですね、
そういったところでは非常に便利かもしれませんね。
そういったお店とかになりますと、餃子焼くだけじゃなくてですね、
なんか別な料理も絶対あると思うんですよ。
調理器具としてのリプロの利点
出汁をひいたりとかするとかね。
そんな長い時間かけて温度管理しなければならないものとか、
そういったものをやるときとかは、このリプロものすごい便利だと思います。
火力だけで調整するのって温度計入れて見ていかなきゃいけない。
温度計を入れて見なきゃいけない料理っていうのは絶対にリプロでやったほうが楽です。
餃子の焼き方もそうなんですけど、
動きで圧力を加えるような料理とかもですね、
同じような理由でこのリプロを使うとうまくやれるんじゃないかなというふうに思うんですね。
お店をやっている方とかですね、料理人の方とかですね、
いろんなところでリプロは導入されているということでございます。
こういったIoT調理課題で餃子焼くっていうのがね、
非常に刺激的な体験でございましてですね、
今回の私の突撃も心よく受け入れてくださいましてありがとうございます。
それもですね、このリプロさんは記事にしてくださいまして、
おとり寄せ餃子は取説を信じない勇気というタイトルの記事を書いてくださっております。
ぜひそちらの記事もご覧いただいてですね、
餃子の焼き方解説
その中に私が餃子の焼き方を解説する動画なんかも入っていますので、
ぜひご覧いただければと思います。
この記事に書かれていること以外にもですね、
小倉式の餃子の焼き方には工程にそれぞれ理由がありまして、
その花びら型に並べていくのはフラクタルな隙間を作っていくということで、
お湯が満々なく均等に沸騰しやすくするんだということだったりとか、
あとは餃子が膨らんでもですね、餃子同士がくっつきにくくなるためなんだとか、
あとはね、その茹でむすのは4,5分間なんですよって言ったのは、
その餃子の皮は麺類だからなんだとか、
餃子の皮は麺類だから伸びてしまうとおいしくないんだ、
餃子自体がフライパンにくっつきやすくなるんだとか、
あとはさっきの米油をお勧めするのも、
米油はね、焦げにくくて空気に触れても劣化しないんで、
他の油に比べて餃子をきれいに焼くのには適してるんだとか、
いろいろと一つ一つの工程に意味があるように作っております。
イベントへの感謝
この通りに餃子を焼けば、
誰でも簡単に餃子を焼くことができる世界を目指しているんですが、
リプロっていう調理器具があれば、
さらに餃子を上手に焼くっていう世界が近づくんじゃないかと思います。
ぜひね、いろんな飲食店でおいしい餃子を出したいよという方、
本当に楽に簡単にできますので、
ぜひご検討いただければと思います。
今回の突撃を心よく歓迎してくださった、
リプロを開発する菊池社長にまずは感謝申し上げます。
餃子の焼きを科学するという記事をね、私書いておきながら、
そんな実験結果を出したというわけでもなくて、
本当に科学的だったのかっていう話もあるんですけど、
今回のリプロさんのロジカルな検証の仕方とか、
突き詰め方っていうのはね、とても参考になりました。
リプロのようなスマート家電で、
餃子の焼き方がスマートになっていくっていう世界はね、
とてもワクワクします。
私自身もですね、餃子焼き機っていう、
マルゼンの40万円ぐらいで買った機械がありますけど、
そういった機械で焼くのも楽しいんですが、
こういった小型のご家庭のスマート家電でも、
おいしく焼く機械ができてきたらね、
非常に楽しいなと思いますので、
これからもいろんなところにアンテナを張って、
楽しみにしていきたいなと思っております。
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耳辺の菊に漢字の餃子で、
菊餃子と検索してフォローしてください。
今回のエピソードもIoTと、
餃子が好きっていうお友達にですね、
ご紹介していただけると嬉しいです。
本日の一言本音は、
先週末、日本全国物産展の方にですね、
出展してまいりました。
こちらのイベントにお越し下さった皆様、
ありがとうございました。
北海道の戸間小米からですね、
餃子の方へ戸間小米の竹田工場長も来て下さいまして、
なんと2日間もずっと餃子を焼いていただきまして、
本当にありがとうございました。
竹田さん、本当にありがとうございます。
今度美味しい甘いものを送らせていただきます。
焼き餃子協会が目立つ世界に共感して、
焼き餃子協会を共産してくださっている
Jオイルミズさんからもですね、
米油を共産していただいただけではなくて、
初日、最終日とですね、
長い時間お手伝いもいただきまして、
あとは店頭にですね、
いろんな方遊びに来て下さいまして、
本当にありがとうございます。
とても心強く勇気づけられまして、
大変助かりました。
あとですね、ブースが離れているのに
時々様子を見に来てくださった
群馬で花豆を販売する
大丸の吉崎社長もありがとうございました。
そしてですね、
私たち隣のブースに出展させていただきました
日本シュウマイ協会さんの皆様もですね、
ありがとうございました。
またこれからもですね、
焼き餃子協会としていろいろなところに
出展していきたいと思います。
ぜひその時にはご協力いただきましたら
嬉しいです。
そして今後ともお付き合いをいただければ
幸いでございます。
25:07
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