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ここは、店長のつじり犬と愉快な仲間たちが、お客様と一緒に自分の思考を深めていく喫茶店です。
昔からですか?料理が好きだと思って。
もともと家が農家だったんで、やっぱりこう、お休みになると両親が朝起きたら仕事に行ってるっていう。
だから、小学生の時から目玉焼きは自分で作るとか、卵焼きは自分で作るっていうのは当たり前だったんですよ。
で、ただね、料理っていう料理じゃなくて、ただ自分の口に入ってまずくなければいいのレベルじゃないですか。小学生が作るものなんて。
おかかに醤油かけて書き込むとか、そんなレベル。でもやっぱ包丁はちょっとずつ、今見たら危なっかしいんでしょうけど、包丁はだから握ってたんですよ。
そんな感じで高校卒業まで、食べる時は自分で作って食べるみたいなのはやってたんですけど、それこそ福岡に行って、バイト始めた時に居酒屋さんに入ったんですけど、
居酒屋さんの店長がすごい、なんかこう、チェーン店の中でイタンジというか。
なんか普通、会社のルール守るじゃないですか。会社がこうやって料理を提供してくださいって言ったら写真のマニュアル通り出すんですけど、
この作り方まずいからこうするって自分でアレンジして出してるんですよ。
すごい。
もともとホテル勤務の人だったんで、ホテルで料理されてる方だったんで、なんかそういう経験からアレンジ力っていうのが、それこそ基本知ってる人だったんで。
で、とにかく毎日、まかない作らされたんですよね。何でもいいから作れって言われて、はーってなるじゃないですか、料理作る時って。
へー。
だから、自分の中でこの選択肢が広がるような考え方をちょっと作っていって、まず、中華、和用中ってあるじゃないですか、この時点で三択できるじゃないですか。
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その中に煮る、焼く、炒めるっていうのをすると、これがまた旧選択肢が広がるじゃないですか。
はい。
じゃあ、冷たい、あったかいとか汁物とかそういうのを加えていくと、選択肢がどんどん広がるから、その時点で約2週間分ぐらいのまかないは決まるんですよね。
なるほど。
へー、すごいな。
すごい。
そんな感じで、今日これかな、あれかな、つって、それで作ってましたね。
へー。
慎吾さんに相談したら、めちゃくちゃ頭の中が整理されそう。
ね、すごい。
やってる本にはごっちゃごちゃなんですよ。
嘘だ。
嘘だ、嘘だ、嘘だ。
考えて、こうなんかやっぱ、理論立てないと動かないじゃないですか、きっと。
うん、確かにそれはあるっすね。
その、うーんって考えてる時間ってめちゃくちゃもったいないじゃないですか。
考えてるようで考えてないじゃないですか。
うーんっていう時間って。
よくうーんやってる。
そう。考えるっていうのは、やっぱりどうするか、自分の行動を決める行為なんで。
だからその行為のその目的っていうのをしっかり決めるっていうのを。
そうすると逆算ができるようになるんですよね。
へー。
そしたらこここうしてこうしてこうしてこうすれば、まあ大方道筋つくかなっていう考え方は、なんか昔からできるっていうのはあって。
だけど人生はそれでうまくいってるかどうかはまた別問題なんですけど。
そう甘くはなかった。
そう甘くはですよ。
でもイラストとかもそうやって考えて書いてましたよね、きっと。
そうそうそうそう。だからものの原理が知りたいんですよ、何にしても。
だから農業を継いだときも、めっちゃくちゃどいなかで何の発展もねえなと。
福岡で5年ぐらい遊んで暮らしてた人間が地元に帰ってくると、いいとこなんだけどなんでこんなに発展しないんだってとこに行き着くんですよ。
そうすると何か理由があるはずだと。
で、もし俺が政治家だったらこうしてこうしてこうしてこうするんだけどなってやっぱ思うじゃないですか。
でもそうできてない理由が何かあるはずだと思って。
わかる。知りたいってなりますよね。
それで考えた結果が全国の港のランキングを調べたんです。
港、上仏。
そう、それがネットに普通に出てきてたので、全国の港の取引額ですよね。
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どのくらいの額、その港で動いたかっていうのをバーッと調べると、上位はほぼ関東の港です。
上位3分の1はそれで、あとは地方都市です。
もちろん福岡、広島、愛知、中部ですよね。
あとは瀬戸内海とか、あとは関東近辺とか、北海道とか。
やっぱり経済都市になるってところは、大きな荷物がそこにガンと集まるっていうのが一つ条件なんだと思ったんです。
船って一番効率いいですからね、物を運ぶっていうのは。
そのときに、宮崎ってなんで大きな港ないのかなって調べると、宮崎県って海岸線が縦に長いのわかりますか。
定規で線引いたみたいにピッて長いじゃないですか。
ああいう海岸線のある地域って遠浅の海になっちゃうんですよ。
遠浅の海になっちゃうっていうことは、砂が結構遠くまで出てるってことなんで、掘っても掘ってもそこに砂がどんどん入ってきて、
結局深い港が作れないっていう理由で、だから昔から発展してこれなかったっていうのがわかって。
まあ歴史。
同じような地域が宮崎高知県千葉の長尻の方ですよね。
やっぱサーフィンの有名な地域はそういう物量がないですね。
そうやって理由を知っていくと次の手段がわかるじゃないですか。
じゃあどうしようって、宮崎県にそういう大きな物流ができないんだったら、
何で人を地元で仕事ができるかって考えたときに、もう農業が企業になるしかないんだなってそのとき思ったんですね。
だから今勉強してるのは、農業ってマニュアル化できづらい産業なので、
そこをいかに誰がやってもその通り行動できるか、その原理を理解できるかってところをちょっと突き詰めていきたいなっていうので、今勉強してるっていうのもあるんですけど。
そんな感じで、やっぱなんでこれはこうなんだってところが、とりあえず自分の中で咀嚼して納得するまでっていうのはずっとやりますね。
へー、慎吾さんならできますね。
なるほどね。
すごい。
なんか人がやってなかった、その発想でいくと人がやってないことをやらざるを得ないんですよ。
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確かに。
だからめっちゃ失敗するんですよ。
失敗していかないとね、成功できないもんね。
いやもう何回も死のうと思いましたよ普通に。
生きて。
もう全然あれなんですけど、やっぱお金が回らなくなるってめちゃくちゃきついんですよ。何もできないんですよ。
何もできないって言っても、普通にバイトとか行ったりはしたこともあるんですけど、でもバイト行ったぐらいじゃ埋まらないお金なんですよね。
やっぱきつかったですね。
でもそのときに、やっぱ周りのいろんな人が助けてくれて、お金のアドバイスとか、いろんな経営者が周りで支えてくれたっていうのがあって、
じゃあ経営ってこうすればいいんだなっていうのが、また一から勉強し直してこうだこうだこうだって言って、
キャッシュフロー表とか作り直したりとかパーってして、一歩先でちょっとそのお金の区別ができるような動き方をしなくちゃいけないなとか、
そういうのは結構失敗からどんどん吸収できるところはしてるっていう感じではありますけどね。
料理からだいぶ飛んだ気がする。
この話から料理に持っていけますか。でもきっとつながってんじゃないかな。
しぐさんは全部つながってると思う。
ですよね。
だから滑らかに話題がきれいに。
だからといって別にそこは考えてるわけじゃないですけど。
でも料理も一緒で、やっぱり理由ありますね。
一つ一つの作業工程に理由があって、それこそ若い時に店長から教えてもらった魚のさばき方とか、
大抵の魚はこうやってさばきゃ痛いって言われたんです。味を練習台に持ってきて、
頭を落とさんのが台味を下ろしたいとか、台味を下ろしたいとか頭突きはこうするとかいろいろ教えられて、
それをやっていくと魚の骨の構造がわかってくるんですね。
あと刃の角度の入れ方とかそういうのがわかってきて、
あと見栄えの付け方その良さ、刺身を盛るときは料理って何でも、これ和洋中一緒なんですけど、
中華だけはちょっと平皿にベタって盛るからあれですけど、
いいお店の料理って全部こんもり上に盛ってるでしょ。
こうやって高さを出すのがいい料理のコツだとか、
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そんなんをずっと言われて、
でもあのときは別に料理に理屈があるとかやってなかったんで、
とりあえずそれこそ何を作るかってなったときに、とりあえずあるものばーって見て、
肉炒めるでしょ、野菜炒めるでしょ、ここからどうしよっかなーってなるんですよ。
そこにバーンってお湯入れて、水溶き片栗粉をバーって入れて、
とろみついたらごま油最後にちょろっと垂らせば、これで中華風あんかけなんですよね。
さっきのお湯入れる前にキムチ入れれば、普通に豚キムチあんかけとかにもなるし。
おいしそう。
お腹空いてきた。
で、肉炒めて野菜炒めて、今度はお湯入れて、ちょっとラー油足して、塩コショウ、味の素なんか入れて、
ひと煮立ちさせて、ちゃんぽんも入れたらすぐちゃんぽんなるし。
そうやって作りながら、さっき選択肢が9つあるとか言ってたじゃないですか。
今度は、でも、前作ったもんなっていうのが頭に引っかかってるんです。
どうしようってなって、そう作るとか。
なんかそこで、引き出しの多さとか応用力っていうのがすげー大事やなと思います。
前作ったやつにいかないのがすごい。
私毎日ご飯作るじゃん。
楽したい。
毎日似たようなメニューだなっていつも思ってるんだよね。
これないじゃん。
だって料理そんな好きでも得意でもないから、
食べられればいいやと思って、作ってる人があって。
これならうまいって言ってくれるならそれでいいって感じ。
一応気をつけてるのは、お肉とか野菜系が一品にしたら、野菜メイン系の何かをやって、
あとはそのバランス見て足りなそうだったら、あるもので何かみたいな。
気をつけてるけど、やっぱりレパートリーがないから、
自分も増やそうと思ってない節があるから。
毎回似たような。
すごい、どんどん応用のアレンジの幅を利かせて、広がりを見せているその料理の仕方は尊敬ですね。
尊敬する。
尊敬ですよ。
これはね、排水の陣なんですよ。
排水の陣。
窮地に立たされると人って考えないと生き残れないんで。
確かに。
まかないでなんでそんな窮地に立たされてるの?
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本当に営業終了1時間前に、大山の代表のおまかない、頼むわって言われて、
はぁっつって、何が食いたいですかとか聞いても任せるって言われるんですよ。
言われる言われる。
そう、世の中のお母さんの気持ち一応知ってますよ、俺。
ありがとう。
マジでありがとう。
だからうちの妻にも言うのは、こういう考え方するとちょっと楽になるよとか言いますよ、さっきみたいに。
何か作るってなった時に。
ですね、だから当時はキッチンってきっちりしてるじゃないですか、飲食店なんで、火力もあるし。
だからパッて、技量はなくてもある程度お粥は作れるんですよね。
じゃあこれが今度家庭になったらどうなるかってなった時に、火力がないんですよ。
ガスってないんで。
じゃあそれでおいしいチャーハン作れってなった時に、最初全く作れなくてベチャベチャってなったりとかして。
で、なんでなんだろうって思って、これこそYouTubeすごいなと思ったら、
プロの料理人ってやっぱり火の扱い方が上手、熱の扱い方が上手で、ガスコンロから離すなって、フライパンを。
揚げた瞬間、熱が空間に伝わらなくなるから、フライパンの熱が下がっちゃう。
だから結局お米って温かいと離れるんですけど、冷たいとくっつくというか、そういう原理があるから、
常に温めたフライパンの上で菜箸でも、俺はおすすめ菜箸なんですけど、
菜箸で軽くコンロの上でカサカサカサって揺らしながら、
それと同時に菜箸でササササってお米を、なんていうんですかね、
バラす感じで卵を入れて、暴れて卵を入れて、ご飯入れた時にずっとガーってやってると、どんどんお米パラパラになるんです。
卵が一粒ずつにコーティングされて。
そうそうそうそう。
そういうふうに日の使い方一つで、全然違うなってなったら、また家庭でやる料理が面白くなって。
はまってくる、はまってくる、だんだんはまってくる。
で、またね、普段行く飲み屋さんが、別に俺これシャレてるとかカッコつけて言ってるわけじゃなくて、
もう俺イタリアの店しか行かないんですよ。
飲みに行く時。で、そこは単純にオーナーが面白いからなんですよ。
その店が好きなんですね。イタリアの店がいいっていうより。
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そう、あの、あ、イタリアンですね、イタリアン料理。
イタリアンの、その店がいいんですよね、でもその人がいるところ。
カジュアルっちゃカジュアルなんですけど、でも客観化も高いんですよ、普通に。1万とか超える時あるんで。
でも行くのは、そこで完結できるんですよ。で、バカ話もするし、いろんな情報共有もするし、あと料理の話もするし。
だからその人からいろんな刺激も受けて、じゃあちょっとうちでもやってみようかなっていうのもなるし。
で、アクアパッツァ美味かったんですよ、食べた時。
アクアパッツァイタリアンか、イタリアンですかね。
スペイン?
スペインですよね。
スペインか。
そう、スペイン料理、そういうのを作るんですよ、自分の気ままな感じで。
美味いなと思って、アクアパッツァ自分でも作った時に、
なんか日本人の作るアクアパッツァって結構、シロマン塩入れたりとか、いろんな香辛料入ってるんですけど、
本当にアクアパッツァを日本で最初に作った日高シェフっていう人のYouTubeがあるんですけど、
その人のやり方って、きっちり魚の臭みを抜きした後に水だけで作るんですよね。
魚の出てくる旨味とアサリの旨味と魚介の、あとトマトの旨味か、ブルタミン酸か、
そういう3つの旨味成分をきっちり出し切った上で作るアクアパッツァが、本当これめちゃくちゃうまいんで、
日高シェフのやってほしいんですけど。
YouTubeで検索だ。
臭み取り一つにしても結構深いなっていう、魚料理する時とか絶対先に塩振るんですよね。
あと刺身にする時でも作具ごと買ってきた時に一回塩を水につけとくとか、
すると結構臭み取れるんですけど、よく言われるのが魚の臭みを取るっていう作業で、
塩が、例えばこれ水ポテンシャルって言うんですけど物理の言葉で。
きたきた。
出た出た、水ポテンシャル。
水ポテンシャルって言うんですけど、植物に肥料をやるとき、塩分濃度ってあるんですよね、肥料の。
で、塩分濃度が高すぎる植物の根っこの中の水ポテンシャルよりも水に溶けた肥料、その培養液ですよね。
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養液の方が薄くないと根っこに入っていかないんですよ。
水がね。
わかった、気づいちゃった。
なんだそれ。
私も話聞きながらこれね、来るな来るなと思って、私の失敗談来るなと思って。
砂糖水。
デジャブー。
10%の砂糖水。
根っこってそもそも肥料がしっかり吸える穴とかあるから、全然肥料は吸えるんですけど、
じゃあこれが葉っぱとか果実になると、そのままのもの、切ってないもの、包丁とかで傷を入れたりとか、
例えばきゅうりだったらきゅうり1本のまま。
そのまま塩を振ったとしたら、どうなるかというと水分しか出てこないんです。
これは半透膜でしか水って、半透膜として移動できるのって水しかないんですよね。
だから塩は中に浸透しないけど水だけ出てくるっていう状況になるんですよ。
でも漬物とかなんで味がついてるかって言ったら、やっぱり傷がついててそこの細胞から入っていくっていうのがあるから、塩味が入ったりとかするんですけど、
本来はもともと細胞の中には肥料とか塩分って入っていかないんで、物質が。
だからそうやってきゅうりのたたき、きゅうりの浅漬けとかあるじゃないですか。
あれだから細胞バーって壊して、壊れた細胞の中に味が染み込んでいくから味になるんですけど、
本当は塩だけ振っても水しか出てこない、塩分も入ってないという状況。
へー、そうなんだ。
でもどんどん使っていくとそのうち細胞も壊れたりとかするので、そこからどんどんまた塩分も入っていくんですけど、最初の5分10分の水抜きはそういう感じなんですよ。
へー。
そんな感じで塩分調整とか臭み、魚の臭み抜きとかも、一緒に中のが出てくるのは何かしらの傷が入って、何かしらこう、
うろこかいた時とか、柵にした時の細胞から、塩を振ることによって一緒に水分と一緒に中から出てくるんだろうなとか、勝手にそうやって考えてるっていう。
へー。
しんこさんにかかると料理が物理の世界。
あ、本当ですね。授業とかみたいな。
授業みたいな。
物理や化学の世界になってる。
そう。
ほんとほんと。
それで、面白いのが、圧力鍋の原理。結構面白くて、一回過去に宿題があったんですよ。
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以下の圧力鍋の調理中の温度は何度になるかっていう物理の。
何の宿題?
これは物理です。これは水蒸気のところでしたね。水蒸気の勉強。その水蒸気がどう変化するかによって、そもそも水蒸気って低い温度の時って、何ですかね。
温度って決まったその温度の中の、この空間の中には決まった水分量しか入らないんですよっていうのがあるんですよ。
例えばコップ1杯。1度だったらコップ1杯分の水しか入りません。2度だったらコップ2杯分の水しか入りませんみたいな感じで、温度が上がると入っていく水蒸気の量ってどんどん増えていくんですよね。
ほうほうほうほう。
そう。だから、あったかい時の相対湿度と寒い時の相対湿度って、同じ90%でも水分量は明らかに冷たい時の方が少ないです。
サウナとかで過ごそうだもんね。
そう。そういう水蒸気の特性の宿題だったんですよ。
で、この時に圧力鍋の設定があるんですよ。圧力鍋のスペックがあって、60キロパスカルとかそういうのが、たぶんラベルに書いてあるんですよね。
低圧の時は60キロパスカル、高圧の時は100キロパスカルとか書いてあるんですよ。
で、そこから求めなさいなんです。
そこに必要なのは、低圧・高圧、どちらかの時の水蒸気圧と、今我々が現在生活しているこの高さの気圧なんですよね。
気圧が今1なんで。キロパスカルで言うと101.3キロパスカルなんですけど。
そうなんだ。
はい。それに、とあるのは定数とか使って、今この空間の気圧を計算して加味すると、鍋の中の温度が112度まで上がるよねとか119度まで上がるよねとか、
そういう計算ができるんですよ。
普通は料理って100度以上にはならないでしょ、鍋の中の温度って、水とか。
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あれは沸騰したお湯が水蒸気になってどんどん外に逃げていくから。
だけど蓋すると膨張した水蒸気がどんどん膨れ上がるから、その圧力で蓋がポコポコって上がって、そこから空気が抜けるでしょ。
だから鍋の温度の中って、ただ蓋しただけじゃ100度以上にはならないんですよね。
だけどこれが圧力鍋でガツって蓋すると、もう空気が逃げたくても逃げたくても逃げれないんで。
そこに圧力がかかっちゃうと、100度以上の温度で調理ができるから、高温調理で早く火が通ってっていう。
逃げたくてしょうがないんだ。だから爆発しちゃうんですね。
そうそうそうそう。だから火山の噴火の水蒸気爆発も同じ原理ですよ。
じゃあ冬は寒いじゃないですか。だから冬が乾燥しちゃうのもそういうことですか。水蒸気少なくなるから。関係あります?
あれはおそらくどこから風が吹いてくるかだと思うんですよね。
へー、そうなんだ。
もちろん寒いから水蒸気、絶対湿度っていうんですけど、水蒸気の量は基本的には少ないですよね。
だから寒いから乾燥しやすいっていうのはもちろんあるんですけど。
あとは、それこそペクチン酸カルシウムの話とかします?
何ですか?
料理料理料理。
そうか、料理の話ですよ。ペクチン酸カルシウム。
料理の話ですよ。
ペクチン酸、ペクチン酸。
今ちょっと公開、非公開なんですけど。
ルールに入ってます?
楽しきラジオでシンコって僕の彼女がいたんですけど、彼女が説明してくれたのが、
シンコちゃん。
例えば、何でもいいです。お肉、お肉じゃない、野菜だ。野菜、何でもいいです。煮物を作りますと。
水から炊くかお湯から炊くかどっちがホロホロになるかっていう話なんです。
やってたやってた。シンコさん話してたね。
そうそうそう。
大根でやってたよね。
そうなんです。実際実験してたんです、それ。
へー。
水から煮るとどうなりそうですか?
ゆっくりじっくり火が通るイメージはあった。
そうそうそう。そうなんです。
熱いとどうなるかっていうのを今から説明すると、
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ペクチン酸カルシウムっていうのは、ペクチン酸っていうのは植物が自分で生成する成分なんですよ。
これアミノ酸の一種。
で、アミノ酸ってタンパク質なんで、タンパク質の原料の中に、
高合性で作られた糖も入ってるんですよね。
だからしっかり高合性をさせた植物が一つ条件だと。
で、それに結合しているカルシウムっていうのは、もう本当に肥料からしか取れないんですよね、根っこからしか。
で、カルシウムって基本的に植物の、例えば葉っぱを作ったら、葉っぱから外にそれ以上移動することないんですよ。
カルシウムっていう成分が植物の中で。
窒素とかリン酸とか移動はしやすいんですけどね。
カルシウムはもう葉っぱについたら葉っぱだけ、果実についたら果実だけっていうふうに、もうそれ以上移動しないんですよ。
だから土壌中のカルシウムが少なくなったらいずれはなくなるじゃないですか。
で、なくなって吸い上げられなくなったときに、例えばこれトマトとかでもキュウリとかでも来るんですけど、チップバーンっていう現象が起こっちゃうんですよ。
チップバーンを。
日本語で言うとシリグサレカ。
だから果実の花が咲いてる部分が腐っちゃうっていう。
これがそのペクチン酸カルシウムが生成されてない証拠なんで、それが出たらカルシウムが足りてませんよっていうサインなんですけど。
ペクチン酸カルシウムってじゃあ何の役割してるかっていうと、細胞と細胞をくっつける接着剤の役割してるんですよね。
で、このペクチン酸カルシウムが壊れる温度帯が60度70度って言われてるんですよ。
つまりさっき宇田さんが言ってたように水から炊くとゆっくり火が入るからペクチン酸カルシウムがなかなか壊れずに煮れるんですよね、火が通るんですよ。
でも60度7080度ぐらいのお湯から煮ると入った瞬間そのペクチン酸カルシウムが破壊されるので、全部じゃないけど表面とか側端は破壊されやすくなるじゃないですか。
だからホロホロになりやすいんです。
へー。
なるほど。
だから、例えば大根を煮るときに菜箸通して、火入ってるけどなんかしっかりしてるなっていうときと、もうすぐホロって崩れるときがあると思うんですけど、それはおそらく水から煮てるかお湯から煮てるかの違いがあるっていう。
そうなんだ、じゃあお湯から煮たほうがいいですね。
それはもう自分。
早く柔らかくしたかったら。
それは、もちろん火を通すのには同じ時間かかるんですよ、熱量が必要なんですよ。
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食感質感の話か。
だからその細胞が壊れるかどうかっていうのがその温度帯で違うよって話なんで。
だからそれはそういうホロホロにしたいのか、ちょっとしっかり煮崩れないようにしたいのかっていうのを考えた上でその選択をするといいのかなっていう。
へー。
煮崩れしたくなければ水から。
水から。
もうホロホロの、あ、もうとろけるみたいな感じのやつで食べたければ。
ホクホクとかがそう。
そうそうそう。
お湯から。
そうそうそう。
それはどんな野菜とかでも共通することですか?
野菜のその組織の形成は一緒なんで。
へー。
そうなんですよ。
そうやって考えるとなんか料理するのが楽しくなるんで。
確かに。
ポテ皿はお湯からがいいね、もし茹でるならね。
そうしっかりめがいいかもうホクホクがいいかっていうのでホクホクがいいのはお湯からがいいですね。
好みでね。
へー。
ポテ皿最近電子レンジでジャガイモやっちゃう。
ポテ皿はギリのお母さんからもらうから作ってるんだけど。
あ、そうなんだ。
まあ作るとしたらねみたいな。
茹でなくなったのは電子レンジで楽ちんと思って。
そうだよね。
電子レンジで作ると意外とホクホクしてるんじゃないかなと思いますけどね。
ホクホクしてる。
なるほどね。
それもあって時短になるし、コンロを他の料理で使えるっていうので。
ちょっと脱線しちゃった。
料理料理。
料理の話だよね。
最初に料理がここ1、2年ってすごく楽しいって言ってた気がするんですけど、
それは物理の勉強をすごく深掘るようになったからより料理が楽しくなったとかそういうことですか?
そうです。おっしゃる通りです。
なるほどね。
料理は物理だ。
いや、ほんとそう。
勉強じゃん。
僕が物理勉強してる理由が、
自分が作ってる、栽培してるキュウリとかの仕組みをしっかり理解したいっていうのがやっぱりあって、
それを教えてくれる先生ってその教科書を理解してるの多分日本で1人か2人しかいないんですよ。
アメリカの大学ぐらいでしかしっかり教えてないらしくて。
今回も話がつきませんでしたね。
この続きは次回の配信で。またいらしてくださいね。