皆さん、こんにちは。都市デザイナーの杉田麻里子と、
エクスペリエンスデザイナーの石川赤子です。
Good News for Citiesは、世界中のグッドなニュースから、
自分たちの手で都市の暮らしを豊かにするアイデアを探求していく番組です。
今日のテーマ、【選挙ってどうやってやるの?】です。
突然のテーマでございますが。
はい、皆さんこんにちは。
今日は、みんなでタイに寄ります。
今日というか、この3週間くらい、
4 Cities Weekという企画を毎年、我々いろんな世界の街でやっていて、
2年前はベトナムで、その前はエジプトでとかやったんですけど、
今年はタイのチェンマイに来ております。
到着しました、やっと。
行くのが大変だったんだよね。
大変でした。
チェンマイって実は、東京からのダイレクトのフライトがなくて、
大阪からはあるんだよね。
何空港?
ゲートジェットタイです。
そうなんだ。それでダイレクトに来て、6時間くらい。
そうだね、6、7時間くらい。
結構楽な感じ。朝起きて、昼くらいに着いてるみたいな感じだったんだけど。
結構丸2日。
なぜかというと、東京からだとどこから乗り換えしなきゃいけない。
いろいろな選択肢があって、バンコク乗り換えとかもあるんだけど、
今回、私は中国乗り換え、中国の甲州という、中国の第3の都市ぐらいの規模のところで乗り換えだったんですけど、
国外車はどこ?
中国南方航空。
いろいろな噂あるんだけど、私は賞味すごくよくて、席もいいし、サービスもいいし、きれいだし、
そこはいいんだけど、なんか中国の天候が悪く、中国から出れなくなるというかね。
いや、もうパニックですよ。最初に天候が悪いとか言って、違う空港に着陸し、
そこでなんか飛行機の中で2時間とか待ちながら。
でもね、誰もね、なんか何やってんだよみたいなさ、苛立ちとか誰もなかった。
2時間で。
めっちゃカームでみんな。それなんか面白いなと思って。
面白いね、それ。
騒ぎ立てる人とか泣き叫ぶ子供とか一切おらず。
ゆう子だけがサワサワしてた。
私近辺の外国人だけなんかサワサワしてて。
で、公衆ちょっと一泊、それこそビザ取得して外に出ました。
やっぱあの中国、フェイスブック、インスタ、ディスコード、Gメール全てシャットダウンなので、
VPN入れてネットワーク使ってみたいな。
で、全部WeChatとかWeChat Payアプリでとか、
なんか独自のサービスと全てのこう通信社会、電気社会みたいなのが、
なんかまた違う世界線だなと思って。
中国は中国でちょっとオーシティーズとしてもどこかで取り組んでた。
なんか今回さ、ダウンロードした中国系のアプリ全部残しておいた方がいいんじゃない?
ちょっとまとめといて。
地図アプリとかね。
せっかくセットアップしたからね。
まあでも無事に着いてよかったです。
チェンマイ着いて、ドタン、気がいい国だ!みたいな。
天気悪かったからかな。
確かにチェンマイはすごい気がいい街ですね。
コト、今この、なんていうんだ?
旧市街、オールドタウンのね。
なんか一気にARBで借りて、
今回私たち2人だけじゃなくて、いつもオーシティーズの活動を手伝ってくれているなるみさんと
アリナも合同、集合をしまして。
初めて4人で集合だよね。
オールドタウンの真ん中の方にあるカームヴィレッジっていうアート&クラフトセンターで、
来週からオーシティーズウィーク2025が始まるということで、
ちょっと早く入って、
昨日もね、カームヴィレッジ行って準備をいろいろスタートしてきてると。
もうすでにバタバタなってきてますが、
カームヴィレッジもほんと素敵な場所だったね。
確かにな。
そうだね、なんかあんまり、
やっぱ選挙運動のほうのレギュレーションが厳しいのかな。
なんか自由度が少し限られているのかもしれないね。
もしかしたら他の国に比べて。
使えるさ、でもそっか、
あのポスターの顔を載せるやつもあんま好きじゃないんだけど、
グラフィックをもうちょっと更新してほしいなとかさ、
でも各自それぞれいろんなパンフレット作って、
発信してはいるか、配布したりとかね。
そうですね。
ポスターとかは、
選挙運動の機会になると街にポスター版というのが出て、
何十人の政治家候補者たちのポスターがベタベタ貼ってあるんですけど、
あれはかなりテンプレっていうか、
すごくこういう感じの政治家っていう、
イメージが投影されているというか、
いかにも政治家っぽい感じにやっぱり作られがちですよね。
なんか業者さんがやっぱりそういう、
編集を良かれと思ってしてくれるみたいな顔のリタッチとか、
シワを消して、シミを消して、
そういうことを若くてフレッシュで有能に見えるような編集を、
良かれと思ってしてくれたりするんですけど、
そんな結果、同じようなおじさんの顔がいっぱいになるみたいな、
ランドスケープっていうね。
間違いない。
ランドスケープ。
手触りがね、そうなってしまうと。
なるほどね。
今回、お手伝いをしていた候補者の方で、
今回初めてじゃなかったって話なんだけど、お手伝いしたの。
なんか工夫したこととか、今までとなんか、
そういった似たような顔のおじさんランドスケープの中で戦った一人として、
なんか、これやってみて良かったとかあったりしますか?
ちょっとその、わーみたいなエピソードがあるみたいな、聞きたい。
確かに、エピソード聞きたい。
言える範囲でね、もちろん。
工夫したこと、なんか私一人で全然やってないので、
本人がいて、他にもいっぱいボランティアがいる中でなので、
あれですけど、
私たちのグループはすごく、なんだろうな、
組織的な動員では全くなくて、
政治家のキャンペーンをやる人たちって、
基本的にはすごくお金がかかるし、
票がないと当選できないので、
組織的なバックがないと、
なかなか難しいと思うんですけど、
票がないと、なかなか難しい戦いと言われることが多くて、
なので、企業の動員とか党の動員とか、
そういった形で来る、やってるみたいなグループもいっぱいいる中で、
私たちのチームはかなり、本当ボランティアベースで、
なんだろうな、本当楽しくやってたなーとかっていうのは、
工夫というか、結果としてそうなったっていう感じですけど、
雰囲気がすごく良かったし、
本人を当選させるという一義的な目的はありつつ、
それだけではなくて、
みんなで街の未来を考えるとか、
そういう、なんだろうな、
その人だけを中心とした戦いみたいなものではなくて、
一緒に未来を考える半年間みたいな感じで、
結果的にできたのはすごく良かったなっていう感じがします。
楽しい半年間だったんだね。
逆に苦労したこととか、
奈美さんの中でも驚きだったこととか、
そういうのはあった?
選挙運動の期間はやっぱり、
本当にいろんな車が走って、
いろんな人が街に出て、いろんなことを叫んでいて、
そういう中で場所取りみたいなものとか、
そういうのあるのね。
結構大変で、
でも気になった。
どうやって決まってんだろうな。
縄張りとか、
調整、調整、調整です。
早めに言って、何時からやりたいです。
こちらは?みたいな調整をして、
あと30分くらいで終わりますんで、
じゃあ次、みたいな感じで、
場所を譲り合うっていうのが基本的な流れですね。
選挙って、選挙戦みたいな感じで、
戦争みたいな感じで、
戦争みたいな感じで表現されて、
それはあんまり良くないけど、
戦って感じが確かに使われるね。
陣営っていう呼び方もするんですけど、
かなり戦っぽい。
場所取りとかってかなり戦って感じがして、
上りとかを立てて、
やるぞ、みたいな場所取り。
場所取りましたよ、みたいなアピールを、
他のチームにする、
みたいな意味があるんですよね。
それとかは結構、
戦っぽいなと思いましたね。
それに対して、戦じゃない形にしたいとか、
そういうのあるの?
やっぱり上りは立てないと取られちゃうというか、
場所はやっぱり欲しいので、
そこの場所取りはするんですけど、
基本的には、
他の陣営とか他の選挙、
他の人たちも何かしらの思いがあって、
選挙に出ている仲間じゃないけど、
同じお祭りに参加している人たちみたいな感じだから、
敬意を持って接するというか、
そこで私たちが戦をするんじゃなくて、
揺りずり合うとか敬意を持って一緒にやるというようなところは、
みんな意識していたかなと思います。