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2025-03-04 27:55

【#162】メキシコ見聞録・ストリートの豊かさに触れる

◉今回の内容

メキシコのストリートフード/ローカルマーケット/自律的なクリエイティブスペース/建築/メキシコの時間軸


出演/石川由佳子・杉田真理子

Podcast サムネイル作成/Nippashi


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サマリー

このエピソードでは、メキシコシティやオアハカのストリートフードの豊かさや街の文化について掘り下げます。特に、ストリートごとの屋台で楽しめる美味しい料理や、市場の活気がもたらす暮らしの豊かさについて考察されます。このエピソードでは、メキシコシティのユニークなコミュニティスペースや新たな建築プロジェクトについて探求されます。特に、スクワッティング文化や持続可能な活動が息づく場所、アーティストリーレジデンスの取り組みが詳しく紹介されています。このエピソードでは、メキシコの歴史や文化に触れつつ、建築や地域社会の独自性に焦点を当てています。また、メキシコとベトナムの文化的な違いについても考察し、それぞれの地域の魅力が比較されています。

00:02
みなさん、こんにちは。都市デザイナーの杉田麻里子と、エクスペリエンスデザイナーの石川由加子です。
Good News for Citiesは、世界中のグッドなニュースから、自分たちの手で都市の暮らしを豊かにするアイデアを探求していく番組です。
Good News for Cities
はい、みなさん、こんにちは。
こんにちは。
メキシコの訪問
はい、今回は、メキシコについて話していきたいと思います。
突然。
メキシコにね、由加子が1ヶ月行ってたんだね。
ちょうど12月のクリスマス前から1月の末まで、ほんとちょうど1ヶ月ぐらい行ってきて、私は初めて行ったんだけれども、
初めてだったんだ。
そう、初めてだった。
メキシコシティ、オアハカ、プエルトエスコンディード、ほぼメキシコシティにいたんだけれども、
リゾート地にはあんまり行かずに、西のシティ中心にいろいろな人に会ったり、いろんな場所を訪ねたり、ゆっくりしたりしてきたので、その話をちょっと振り返れればと思ってます。
麻里子さんも行ったんだよね。いつ頃行ったんだっけ。
多分、東京の仕事辞めてから、アメリカのロードトリップした後に行ったので、2019年とかかな。
1ヶ月半ぐらいいました、メキシコシティ。2ヶ月ぐらいいたかも。ご飯おいしいよね。
ご飯おいしい。2ヶ月ぐらいいたのか。ずっとメキシコシティにいたの?
ずっとメキシコシティにいて、他のお墓のところとかも旅行したりとかはしたけど、マンスリーのエアビーを借りて、結構ずっと住むようにいた。
そこから、その時にライフワークショップをして、ゆうか子にも何回か話したけど、
どうするかっていう、今のパートナーのね、ジャスパーと。
そういう時だったのね。結構前だ、確かに。
このまま南下して、南米に行くか、それともアメリカに行くか、日本に帰るか、みたいなライフワークショップをして、京都になぜか行き着いたのが今だよ。
その後に京都に来たのか。
結構大切な1ヶ月だったことを思い出している。
いいね。
結婚するの決めたのがそこだったし。
ちょっとじゃあ、そこも思い出してもらいながら、ここ行った後があれば、ちょっと重ねてもらいつつ、ちょっといろいろ行ったよって。
ストリートフードの魅力
じゃあまずは、食べ物の話から行きましょう。
大切ですね。
私がね、到着したのがちょうどクリスマスイブぐらいだったのかな。
で、やっぱりクリスマス、みんな日本のように外でパーティーっていうよりかは、本当地元に戻るって、あるいは家族とゆっくり過ごすみたいな文化だから、街がめちゃめちゃ静かで、やってる店とかも結構ストリートフードしかなかったみたいなところもあったんだけど、もう着いてすぐストリートフード食べ始めました。
朝ごはんが最高だったなと思って。
ベトナムもストリートあるけど、またちょっと違うデザインの屋台で、本当にストリートごとにいろんなお店がかっきある形で営業してて、朝の屋台だったり、夜の屋台だったり、本当みんな一生タコスそこで食べてるなって思うぐらい。
常に人がいるってこと?
そうそうそう。いつも食べてるやんってぐらい。
まあ、いろんなタコスの種類もあるんだけど。
でもあれだよね、結構さ、スナックとしても食べやすいというか。
まあまあ確かに。
小腹空いた時にみたいな。
うん。
ね、いいね。
で、朝ごはんも食べたり。朝ごはんはなんか結構この、鶏肉と芋の煮込みとかあったりとか、結構煮込み系があったりして、それとタコスをパクッといくみたいな感じとか。
最高だね、今すぐ食べたい。
そう。で、一応ね、おいしいと言われてる店とか、ちょっとミシュランで星がついてる店とかも行かせていただいたんですけれども、もちろんおいしいんだけど、もう忘れられない味だったのが、ストリートのビリヤっていう料理です。
で、これタコスっぽいんだけど、ビリヤって、グアラダハラっていう北の方の北部の料理で、ちょっとこう、コーンのトルティーヤじゃなくて小麦のトルティーヤで、ちょっとふわふわしてるのね。
で、ヤギの、主にヤギの肉を何時間もかけて煮込んで、ほんとにホロホロになるぐらいまで煮込んだものを挟んで食べる料理なんだけれども、その屋台もそのビリヤっていうお肉のタコスと、あとはその肉を煮込んだコンソメのすごい濃厚なスープをセットで出してくれて、コンソメはもうおかわりし放題無料なの。
で、それを一緒に食べるのがめちゃめちゃ美味しくて、その日もお腹いっぱいで無理とか言ってたんだけど、帰り道に見つけちゃって、私4個ぐらいそれ食べて、もうあそこはもう最高なビリヤでした。
え、ビリヤっていう料理の名前じゃない?
料理の名前。
特定のお店があるの?よく言うと。
特定のお店があるんだけど、ストリートでしか言えなくて。
なるほどね。
このストリートとこのストリートの間みたいな感じで。
間みたいな言い方になるってことだよね。
で、今度行く人がいれば教えるんだけど、目印としては、ロゼッタっていうちょっと有名になったビストロがあるんだけど、そこのベーカリーがその同じ通りにあるストリートで、ロゼッタベーカリーっていうのがあるストリートの角です。
大切な情報ですね、皆さん。メモメモ。
ぜひ行ってみてください。
でもさ、なんか私もメキシコ行った時に思ったし、この前台湾に行った時にも思ったんだけど、このレベルのちゃんとした温かいご飯がストリートとかで結構安く、しかも高速に、高速にっていうか結構パッと出てくるストリートのご飯のいいところって、なんかすごい豊かなことだなって改めて思って。
そうだね。
そう、すごい最近気になってるのが、日本、日本さ、ストリートフードもないじゃない。で、なんかパッと食べようと思ったらさ、コンビニとかになっちゃうじゃん。
で、レストランとか行くと、結構その料理が出てくるのが遅いなって思う時期が結構すごいあって、昼も夜も関係なく、特に夜だけど。
で、それがなんでなんだろうっていうのをすごい、最近特に気になって考えているんだけど、多分そのキッチンで働いている人の人数がすごい少ないとか、フードインスタストリーで働く人が少ないみたいな、そういうのもあると思うんだけどさ、なんかおいしいものを、なんかパッとコンビニじゃない形で食べれることの豊かさって、すごい近代都市が失ってきた豊かさだなってすごい思う。
そうだね。なんかそれこそベトナムもそうだけど、メキシコシティもさ、あんなに人口も多くて都市だけれども、必ず結構エリアに一つか二つ大きなマーケットみたいなのがあって、そこで生活用品とかフレッシュな肉、チーズ、野菜みたいなものが結構手に入るっていうのもすごく重要だな。
ベトナムもそうだったじゃない。みんな朝ごはんから6時ぐらいから行って、マーケットで魚とかさ、野菜仕入れて、それで1日のご飯作るみたいな文化が日常的にも根付いてて、なんかそれすごい豊かだよね、やっぱり。
うん、すごい豊かだなと思う。
だって、高円寺、魚フレッシュで買えると、フレッシュなんだけど、魚屋さんっていうのもすごい少なくなってるし、
なんかおいしい野菜とかもさ、やっぱスーパーに並んでる野菜って結構いつも同じだったりとかさ。
そうだよね。なんかさ、エジプトの友達が1月に来てたって話を前々回の回でしたと思うんだけど、なんかマーケットのリサーチをずっとしてる子で、なんかカイロ、私たちいたときもさ、そういうローカルなマーケット、それこそ、もう測り売りで野菜とかご飯とか買えるようなところよくあったじゃない。
で、それ京都でないのかって言われて、そういえばないわってなってさ、なんかその卸市場とか、一般の人が行けないところももちろんあるし、あとマーケット調べたら、ニスキーマーケットがやっぱ出てくるんだけども、最近観光地になってるし、なんかでもそれ以外のエリアに必ずあるフレッシュな食材を買えるマーケットってもうなくない?スーパーじゃない?
あのさ、京都で展示してたときもさ、結構買い物行ってたのなんかさ、赤いスーパー、赤い英語の文字なんだっけ?赤いロゴのさ、でもそこも全然品が良くないみたいな感じの印象があったわ。
そもそもスーパー文化じゃん、私たちの日本の話って、そういうかなんか、いわゆるローカルマーケットで週に1回ガサッと買いに行くみたいなところが、もうないっていうのがすごい、ちょっとこれ話長くなっちゃうから、またこの話別にしましょうっていう感じ。
マーケットの話はちょっとしましょう。
コミュニティガーデンの紹介
いろいろ見たわけなんですけれども、4シティーズとこれ相性がいいぞって意気投合したチームがいくつかあるんだけど、その一つがメキシコシティのローマっていう、いわゆる。
映画で有名ですね。
ローマってネットフェリックスのアカデミー撮ったところの舞台であり、街の中で言うとちょっとおしゃれな中目黒的なエリアになりつつある場所で、そこの真ん中にフェルトローマベルデっていうコミュニティガーデンがあって、そこを本当たまたま検索して見つけて、見つけてその代表の人にいろいろ案内してもらったんだけれども、結構活動家たちの取り組みで。
メキシコの大地震が終わった後に、その敷地を選挙オッキュパイして、自分たちの場所として取り戻していったっていう場所なんだけど、今は政府が借り上げて、政府の土地を彼らに無償で貸して活動支援しているっていうような構造でやられてるんだけれども、結構敷地も広くて面白くて、いろいろな、それこそリジネラティブみたいなものをテーマにいろいろな活動してますと。
中に入ると大きなドームがあって、そこでいろんなワークショップが行われてたりとか、メキシコもサウナがあって、そのメキシコサウナをみんなで作るワークショップとか毎週やってたりとか。
あと、地方とか周辺の都市から農家さんが来てファーマーズマーケットみたいなのやってたりとか、あとはコミュニティガーデンがあって、真ん中に汚水を貯めるようなタワーがあって、そこで雨水を使って植物とかハーブとか育てたりとか、結構いろいろな活動を盛んにしている場所でした。
で、パコっていう人が、何人か立ち上げた人がいるんだけど、その中の一人で何歳ぐらいだろう、彼。40代ぐらいかな。でも、すごい物腰が柔らかいんだけど、周りの人に聞くと彼はウォリアーだみたいな。こういう場所を後ろからみんなを支えて勝ち取っていった。
そうそう、戦士だみたいな感じで、たぶんその時代を切り開いてきた人なんだろうな。
なるほどね。
すごいカッコよかったし、中でそれこそ子供向けのプログラムがあったり、古着屋さんがあったり、鶏が育ってたり、あと面白かったのが、トイレのうんちで発電していって、うんちを発光させて、そのエネルギーで大体のキッチンのエネルギーとか、施設内のレストランのエネルギーとか賄っているみたいな話があったりとか、
なんかすごいいろいろな取り組みが同時多発的にその敷地内で行われてて、なんかフィールドとしてもすごい面白いし、これが中目黒のど真ん中みたいなところにあるっていうのもすごいいいなと思って、ここなんかいろいろできそうだねって話をしてました。
なんか26年、もし機会があったらおいでよみたいなことも言ってくれてて、何か一緒にできたらいいなと思っている一つです。
ラグーナの建築プロジェクト
なんかさ、スクワッティング、いいよね。なんかさ、オランダに行った時もいいなって思う場所だいたいさ、過去にスクワッティングされてて取り戻された場所みたいな話。
そうだね、多かったね。
この前スイスに行ってたドットアーキテクトのドイさんと話した時も、なんか街なんか全然綺麗すぎて面白みが、みたいな話があったんだけど、スクワッティングされている場所があって、そこがすごいエキサイティングだったって話があったんだけどさ、
日本ってそういうこうスクワッティングで勝ち取った面白い文化拠点ってあるのかなっていうのをすごい今話を聞いてて思った。その話もまた後日しましょう。
まあでもなんか世界を見た時にそういう面白いクリエイティブスペースとかさ、より自立的な活動をしている人たちってそういう場所だなぁと、そしてそういうプロセスで獲得されていった場所だなぁと思って。
やっぱりその根幹に流れている意識とか運営の仕方とかも全然違うなぁっていうのを思うので。
オキュパイリストみたいなのを作って。
オキュパイ会やりましょう。
もう一つ面白かったのは、これはスクワッティングではないんだけれども、やっぱりメキシコシティ、中心部はすごく綺麗で安全だけれども、やっぱり一歩道路を挟むと一気にグッとこう所得のレベルがかかったり、何も商業施設みたいなのがなくなるっていうようなゾーニングで、
ドクトーレスっていう東の方を私たち行ってみたんだけれども、そこに新しい施設ラグーナって施設ができてて、それが結構面白かったっていう話があります。
ラグーナはメキシコのプロダクトラっていう若手の建築事務所が手掛けて、もっと宝石工場みたいなものをリノベーションして作ったコンプレックスなんだけれども、
そこに私がちょっと会いたかった、カンカンプレスっていうリストグラフのスタジオのチームが入ってたから、彼らに会いに行きにそこに行ったんだけど、内装もすごいかっこいいし、いいなと思ったのが、
その宝石工場の外観、つまり道路に面しているところはデザインを変えずに、中だけガラッと結構モダンにリノベーションしてて、
ドア入って空間の中に入った瞬間、ちょっと違う世界が広がるっていうのがすごい面白かったなと思ったのと、
そこがすごいいいなと思ったのが、何かを生み出すこと、作ることっていうのがテナントが入るルールになっていて、
それこそ理想みたいな印刷のチームがいたりとか、結構お皿の大きなメーカーとかが入っているんだけど、
彼らもそのお皿をそこで販売するだけじゃなくて、窯を持ってて、アーティストと一緒にちょっと実験的なお皿の作品とか陶器の作品を作るみたいなことにチャレンジしてたりとか、
家具メーカーがいたり、リキュールを作っているところがあったりとか、でも全部後ろに工場とか、物を作る施設が小さくてもあって、そこで何か生産活動をしているっていうようなコンプレックスだったのね。
それがすごくスタンスとしてもいいし、やっぱり何かを作ろうとしている人たちだから、横の繋がりとかも結構うまく生まれていて、
すごいいいムードだったんだよね。だから、こういう考え方いいし、ラグーナもポシティーズウィークやるの興味持ってくれてたから、一緒にできたら面白そうだなとかも思ったりしております。
今ラグーナってグーグルで調べたんだけど、出てこないんだけど、場所は非公開なのかな?
いやいや、そんなことないと思うよ。
ちょっと見てみます。
なんかドクトレスのあたりとかは行った?滞在してたとき。ローマの横。
なんかでもそこら辺もさ、やっぱり開発、あと10年後ここら辺開発されてるだろうなっていう感じで、ちょうどローマに近い端っこの方からどんどんどんどんマンションとかが建っていってるような感じで。
でも今は結構面白いスタジオとか、結構アーティストの工房とかポツポツとあったりして、なんかそのいいバイブスを残しつつ何か変わっていきそうだといいなっていうのは思うエリアかな。
やっぱりなんかメキシコに住んでる人の話を聞いた時も、ここ10年でやっぱりすごい街の事情が変わったみたいなので、土地とか物件の値段もかなりこの10年で大きく跳ね上がったって言ってて、なんかやっぱりジェントリフィケーションの波だったりとか、そういうのが10年単位でやっぱ結構起こっていってるような印象がメキシコシティもありました。
なんかメキシコシティってみんなむちゃくちゃ治安悪いって思ってる人いると思うんだけど、全然そんなことないよね。
全然、全然よ。だってウーバーで移動もできるし、シェアバイクもあるし。
ウーバーで思い出したのがめっちゃしょうもない話なんだけど、私のディリアカウントがハックされて、あのメキシコに住んでる、メキシコっぽいんだけど、メキシコシティでめっちゃ使われてるんだよね。
どう解除したらいいかわかんなくて、今困ってるっていう。
加算されちゃってるんじゃないの、クレジット。
でもキャッシュで払ってるらしいんだけど、毎回メール届くの。
なぞっか。
何々さんがここからここまで乗りましたみたいな。
やばいね、バグだね。
しょうもない話をしました。
でも移動に特に問題はなかったし、地下鉄、バス、あとエコビスっていうシェアバイクが至るところに中心部はあるから、基本的に移動に困るって体験はほぼなかったし、夜歩いててもそんな危険なイメージ全くなかったし。
たぶんエリアによって全然違うっていうのはやっぱり特徴なんだけど、1本超えるとみたいなね、あると思うんだけど。
っていう感じです。
アーティストリーレジデンスの経験
メキシコシティいろいろそんな感じで回ってたんだけど、あとは、オアハカとかプエルテスコンディードって南の西のあたりもちょっと年末年始行ってきました。
プエルテスコンディードは知ってる人はいるかもだけど、カサワビっていう安藤忠夫が作ったアーティストリーレジデンスがあるエリアに行ってきて、そこ一帯がボス子財団っていう一族が待つ土地で、その一族たちがそのマネーでいろんな有名アーキテクトたちとコラボしていろいろ建ててるっていうエリアなんだけど、
結構いい建築がたくさんあったので、そのホテル建築巡りみたいなものもしてきた感じかな。
カサワビでもすごく良かった。なんかやっぱり、それこそ窓が一切なくて、かやぶきの屋根で、その中で、カサワビ自体は3週間くらいのレジデンスらしいんだけれども、
基本的にアーティストはコミュニティのために働くっていうようなミッションで、コミュニティと共同して何か作品を残していくっていうような滞在プログラムとして運営してたりとか、
あとは、アルベルトカラチっていうメキシコの建築家が作ったテレステレっていう、それも本当に洞窟のようなホテルだったんだけど、そこに泊まったりとか、
あとカサモンテっていう、カルロスっていう知人のアーキテクトが作った、それも本当に洞窟のような窓が一切ないホテルで、一頭がしなんだけれども、コウモリと共に宿泊してました。
あ、そうなんだ。あのさ、私たちのさ、このポッドキャストの12月か11月、小蛇さん、ホテル建築研究所の小蛇さんと話したじゃん。まず部屋に入ったら全部メジャーで測るみたいな。
あ、言ってたね。
それはやりましたか?
やってませんね。でも写真は撮ったよ。すごい洞窟もかっこよかったから。やっぱこの地元のそういう赤土みたいなのを使ったりとか、木っていうよりかはやっぱりああいう土を使うっていうようなものが結構デザイン構造になってて、そのなんか重さもいいなって。
やっぱり民族博物館とかもすごい面白かったんだけど、やっぱり古代マヤ文明から、やっぱりメキシコの歴史すごく深いなと思って、そのなんか時間軸の長さをいろんなところに今回感じたな。建物とか人の価値観とか、なんかそういうものに触れることがあったなっていう印象があったかな。
いいね。なんか、私メキシコ行った時ホテルは行かなかったんだけど、最近なんかせっかく京都に住んでるのにホテルとか旅館を知らないのもったいないなと思って、京都の中で結構なんかそういった建築が面白い宿に泊まってみようかなと思ってるんだけど、
メキシコもまた行ったら是非いろいろ巡ってみたいなと思ったのと、そうね、なんかメキシコの歴史の深さみたいなところはやっぱり本当にその通りだなと思って、でもなんか結構そのアメリカとの関係性の中でポリティカルにもいろんななんていうかリプレゼンテーションのされ方、表彰のされ方が今されていたりとかして、なんかね、それも含めてメキシコの重層性っていうのはすごい面白いなと。
なんかすごい感じたのが、それこそさ、ベトナムに最近私たちよく行ってるじゃない。ベトナムってもう行くたびに変わっているじゃん。行くたびになんか新しいことが始まってたり、友達とかも何か新しいことを始めてたり、事業を始めてたりってすごいやっぱり変化が激しいな。
でもそこがすごくエネルギッシュで魅力的にも映ってたんだけど、メキシコはどっちかっていうと、話を聞いているとレストランとかでも一回店を開くともう7年10年とか続くのは当たり前で、なんか流行りスタレがそんなないよみたいなことも言ってたりとか、
この、なんかさ、みんなメキシコ、あ、メキシコじゃない、ベトナムとか行ってもちょっとさ、韓国風のカフェとかさ、めっちゃミニマルなとかあるじゃん。それも全然なくて、なんかそういう流行りスタレが早くない感じも、なんかどっしり腰を据えてここで何かするみたいなことに向いている街だなと思って。
そういう意味ではなんか物を作ったり何かを始めたりっていうのを長い時間軸でゆっくり考えていくのにいい街だなって思った。
文化的な違いと魅力の比較
いいですね。スペイン語はちょっと学びましたか。
そうだね。スペイン語喋れるようになりたいね。やっぱりスペイン語喋ったらみんな心開いてくれるっていう感じだったから。
そうだよね。あとあまりにも世界中にスペイン語喋れる人口が多いからこそ、喋れないと、え?喋れないの?みたいな感じじゃない?え?みたいな。
確かに。
あとメキシコの建築関係の知り合いが結構日本にも住んでたりするので、
結構ね、国民性っていう言葉はあんまり使いたくないんだけど、意外と日本人と会う。
え?わかるわかる。わかる。なんかさ、すごい陽気なイメージが私もあったんだけど、結構ね、シャイというか、なんか結構インな部分もいいバランスでもってて、なんかグイグイこないし、
結構すごい、何て言うんだろう、人に対して温かいし、ウェルカムだし、なんかね、すごい対話しやすかった。会った人ほとんど。
そうだよね。いいね、メキシコ。
ということで、話はつけないんですが、ぜひ、ちょっと活動報告会もそれこそしようと思ってるので、興味ある人、ぜひ聞いてください。
あ、そうだね。
オンライン配信とかね。
ということで、メキシコ興味ある方、またいろいろお伝えできると思うので、教えてください。
はい、ありがとうございます。
はい、ではでは。
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それでは、来週も火曜日の放送をお楽しみに。
GOOD NEWS FOR CITIES
27:55

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