じゃあまずは、食べ物の話から行きましょう。
大切ですね。
私がね、到着したのがちょうどクリスマスイブぐらいだったのかな。
で、やっぱりクリスマス、みんな日本のように外でパーティーっていうよりかは、本当地元に戻るって、あるいは家族とゆっくり過ごすみたいな文化だから、街がめちゃめちゃ静かで、やってる店とかも結構ストリートフードしかなかったみたいなところもあったんだけど、もう着いてすぐストリートフード食べ始めました。
朝ごはんが最高だったなと思って。
ベトナムもストリートあるけど、またちょっと違うデザインの屋台で、本当にストリートごとにいろんなお店がかっきある形で営業してて、朝の屋台だったり、夜の屋台だったり、本当みんな一生タコスそこで食べてるなって思うぐらい。
常に人がいるってこと?
そうそうそう。いつも食べてるやんってぐらい。
まあ、いろんなタコスの種類もあるんだけど。
でもあれだよね、結構さ、スナックとしても食べやすいというか。
まあまあ確かに。
小腹空いた時にみたいな。
うん。
ね、いいね。
で、朝ごはんも食べたり。朝ごはんはなんか結構この、鶏肉と芋の煮込みとかあったりとか、結構煮込み系があったりして、それとタコスをパクッといくみたいな感じとか。
最高だね、今すぐ食べたい。
そう。で、一応ね、おいしいと言われてる店とか、ちょっとミシュランで星がついてる店とかも行かせていただいたんですけれども、もちろんおいしいんだけど、もう忘れられない味だったのが、ストリートのビリヤっていう料理です。
で、これタコスっぽいんだけど、ビリヤって、グアラダハラっていう北の方の北部の料理で、ちょっとこう、コーンのトルティーヤじゃなくて小麦のトルティーヤで、ちょっとふわふわしてるのね。
で、ヤギの、主にヤギの肉を何時間もかけて煮込んで、ほんとにホロホロになるぐらいまで煮込んだものを挟んで食べる料理なんだけれども、その屋台もそのビリヤっていうお肉のタコスと、あとはその肉を煮込んだコンソメのすごい濃厚なスープをセットで出してくれて、コンソメはもうおかわりし放題無料なの。
で、それを一緒に食べるのがめちゃめちゃ美味しくて、その日もお腹いっぱいで無理とか言ってたんだけど、帰り道に見つけちゃって、私4個ぐらいそれ食べて、もうあそこはもう最高なビリヤでした。
え、ビリヤっていう料理の名前じゃない?
料理の名前。
特定のお店があるの?よく言うと。
特定のお店があるんだけど、ストリートでしか言えなくて。
なるほどね。
このストリートとこのストリートの間みたいな感じで。
間みたいな言い方になるってことだよね。
で、今度行く人がいれば教えるんだけど、目印としては、ロゼッタっていうちょっと有名になったビストロがあるんだけど、そこのベーカリーがその同じ通りにあるストリートで、ロゼッタベーカリーっていうのがあるストリートの角です。
大切な情報ですね、皆さん。メモメモ。
ぜひ行ってみてください。
でもさ、なんか私もメキシコ行った時に思ったし、この前台湾に行った時にも思ったんだけど、このレベルのちゃんとした温かいご飯がストリートとかで結構安く、しかも高速に、高速にっていうか結構パッと出てくるストリートのご飯のいいところって、なんかすごい豊かなことだなって改めて思って。
そうだね。
そう、すごい最近気になってるのが、日本、日本さ、ストリートフードもないじゃない。で、なんかパッと食べようと思ったらさ、コンビニとかになっちゃうじゃん。
で、レストランとか行くと、結構その料理が出てくるのが遅いなって思う時期が結構すごいあって、昼も夜も関係なく、特に夜だけど。
で、それがなんでなんだろうっていうのをすごい、最近特に気になって考えているんだけど、多分そのキッチンで働いている人の人数がすごい少ないとか、フードインスタストリーで働く人が少ないみたいな、そういうのもあると思うんだけどさ、なんかおいしいものを、なんかパッとコンビニじゃない形で食べれることの豊かさって、すごい近代都市が失ってきた豊かさだなってすごい思う。
そうだね。なんかそれこそベトナムもそうだけど、メキシコシティもさ、あんなに人口も多くて都市だけれども、必ず結構エリアに一つか二つ大きなマーケットみたいなのがあって、そこで生活用品とかフレッシュな肉、チーズ、野菜みたいなものが結構手に入るっていうのもすごく重要だな。
ベトナムもそうだったじゃない。みんな朝ごはんから6時ぐらいから行って、マーケットで魚とかさ、野菜仕入れて、それで1日のご飯作るみたいな文化が日常的にも根付いてて、なんかそれすごい豊かだよね、やっぱり。
うん、すごい豊かだなと思う。
だって、高円寺、魚フレッシュで買えると、フレッシュなんだけど、魚屋さんっていうのもすごい少なくなってるし、
なんかおいしい野菜とかもさ、やっぱスーパーに並んでる野菜って結構いつも同じだったりとかさ。
そうだよね。なんかさ、エジプトの友達が1月に来てたって話を前々回の回でしたと思うんだけど、なんかマーケットのリサーチをずっとしてる子で、なんかカイロ、私たちいたときもさ、そういうローカルなマーケット、それこそ、もう測り売りで野菜とかご飯とか買えるようなところよくあったじゃない。
で、それ京都でないのかって言われて、そういえばないわってなってさ、なんかその卸市場とか、一般の人が行けないところももちろんあるし、あとマーケット調べたら、ニスキーマーケットがやっぱ出てくるんだけども、最近観光地になってるし、なんかでもそれ以外のエリアに必ずあるフレッシュな食材を買えるマーケットってもうなくない?スーパーじゃない?
あのさ、京都で展示してたときもさ、結構買い物行ってたのなんかさ、赤いスーパー、赤い英語の文字なんだっけ?赤いロゴのさ、でもそこも全然品が良くないみたいな感じの印象があったわ。
そもそもスーパー文化じゃん、私たちの日本の話って、そういうかなんか、いわゆるローカルマーケットで週に1回ガサッと買いに行くみたいなところが、もうないっていうのがすごい、ちょっとこれ話長くなっちゃうから、またこの話別にしましょうっていう感じ。
マーケットの話はちょっとしましょう。
なんかさ、スクワッティング、いいよね。なんかさ、オランダに行った時もいいなって思う場所だいたいさ、過去にスクワッティングされてて取り戻された場所みたいな話。
そうだね、多かったね。
この前スイスに行ってたドットアーキテクトのドイさんと話した時も、なんか街なんか全然綺麗すぎて面白みが、みたいな話があったんだけど、スクワッティングされている場所があって、そこがすごいエキサイティングだったって話があったんだけどさ、
日本ってそういうこうスクワッティングで勝ち取った面白い文化拠点ってあるのかなっていうのをすごい今話を聞いてて思った。その話もまた後日しましょう。
まあでもなんか世界を見た時にそういう面白いクリエイティブスペースとかさ、より自立的な活動をしている人たちってそういう場所だなぁと、そしてそういうプロセスで獲得されていった場所だなぁと思って。
やっぱりその根幹に流れている意識とか運営の仕方とかも全然違うなぁっていうのを思うので。
オキュパイリストみたいなのを作って。
オキュパイ会やりましょう。
もう一つ面白かったのは、これはスクワッティングではないんだけれども、やっぱりメキシコシティ、中心部はすごく綺麗で安全だけれども、やっぱり一歩道路を挟むと一気にグッとこう所得のレベルがかかったり、何も商業施設みたいなのがなくなるっていうようなゾーニングで、
ドクトーレスっていう東の方を私たち行ってみたんだけれども、そこに新しい施設ラグーナって施設ができてて、それが結構面白かったっていう話があります。
ラグーナはメキシコのプロダクトラっていう若手の建築事務所が手掛けて、もっと宝石工場みたいなものをリノベーションして作ったコンプレックスなんだけれども、
そこに私がちょっと会いたかった、カンカンプレスっていうリストグラフのスタジオのチームが入ってたから、彼らに会いに行きにそこに行ったんだけど、内装もすごいかっこいいし、いいなと思ったのが、
その宝石工場の外観、つまり道路に面しているところはデザインを変えずに、中だけガラッと結構モダンにリノベーションしてて、
ドア入って空間の中に入った瞬間、ちょっと違う世界が広がるっていうのがすごい面白かったなと思ったのと、
そこがすごいいいなと思ったのが、何かを生み出すこと、作ることっていうのがテナントが入るルールになっていて、
それこそ理想みたいな印刷のチームがいたりとか、結構お皿の大きなメーカーとかが入っているんだけど、
彼らもそのお皿をそこで販売するだけじゃなくて、窯を持ってて、アーティストと一緒にちょっと実験的なお皿の作品とか陶器の作品を作るみたいなことにチャレンジしてたりとか、
家具メーカーがいたり、リキュールを作っているところがあったりとか、でも全部後ろに工場とか、物を作る施設が小さくてもあって、そこで何か生産活動をしているっていうようなコンプレックスだったのね。
それがすごくスタンスとしてもいいし、やっぱり何かを作ろうとしている人たちだから、横の繋がりとかも結構うまく生まれていて、
すごいいいムードだったんだよね。だから、こういう考え方いいし、ラグーナもポシティーズウィークやるの興味持ってくれてたから、一緒にできたら面白そうだなとかも思ったりしております。
今ラグーナってグーグルで調べたんだけど、出てこないんだけど、場所は非公開なのかな?
いやいや、そんなことないと思うよ。
ちょっと見てみます。
なんかドクトレスのあたりとかは行った?滞在してたとき。ローマの横。
なんかでもそこら辺もさ、やっぱり開発、あと10年後ここら辺開発されてるだろうなっていう感じで、ちょうどローマに近い端っこの方からどんどんどんどんマンションとかが建っていってるような感じで。
でも今は結構面白いスタジオとか、結構アーティストの工房とかポツポツとあったりして、なんかそのいいバイブスを残しつつ何か変わっていきそうだといいなっていうのは思うエリアかな。
やっぱりなんかメキシコに住んでる人の話を聞いた時も、ここ10年でやっぱりすごい街の事情が変わったみたいなので、土地とか物件の値段もかなりこの10年で大きく跳ね上がったって言ってて、なんかやっぱりジェントリフィケーションの波だったりとか、そういうのが10年単位でやっぱ結構起こっていってるような印象がメキシコシティもありました。
なんかメキシコシティってみんなむちゃくちゃ治安悪いって思ってる人いると思うんだけど、全然そんなことないよね。
全然、全然よ。だってウーバーで移動もできるし、シェアバイクもあるし。
ウーバーで思い出したのがめっちゃしょうもない話なんだけど、私のディリアカウントがハックされて、あのメキシコに住んでる、メキシコっぽいんだけど、メキシコシティでめっちゃ使われてるんだよね。
どう解除したらいいかわかんなくて、今困ってるっていう。
加算されちゃってるんじゃないの、クレジット。
でもキャッシュで払ってるらしいんだけど、毎回メール届くの。
なぞっか。
何々さんがここからここまで乗りましたみたいな。
やばいね、バグだね。
しょうもない話をしました。
でも移動に特に問題はなかったし、地下鉄、バス、あとエコビスっていうシェアバイクが至るところに中心部はあるから、基本的に移動に困るって体験はほぼなかったし、夜歩いててもそんな危険なイメージ全くなかったし。
たぶんエリアによって全然違うっていうのはやっぱり特徴なんだけど、1本超えるとみたいなね、あると思うんだけど。
っていう感じです。