1. Good News for Cities〜都市に関する炉辺談話
  2. 【#59】 ニュースレターのハイ..
2021-09-15 22:51

【#59】 ニュースレターのハイライトをご紹介!世界のアーバニストが選ぶ都市のニュース

毎月初旬に配信しているGood News for Citiesのニュースレターから、ハイライトをいくつかご紹介。2021年7月からスタートしたゲストピックコーナーでは、普段私たちと繋がりのある世界のアーバニスト達が、それぞれの視点から都市のニュースをキュレーションしてくれています。日本で人気の欧米の事例ではなく、インドやマレーシア、モロッコなど、私たちもフォローしきれていない地域のニュースや、彼らが日々参照している本やSNSなど、参考になることばかり。

次回10月はコソボの建築家にキュレーションをお願いしています!お見逃しなく。

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https://goodnews4cities.substack.com/

00:12
皆さん、こんにちは。
エクスペリエンスデザイナーの石川由加子と
リサーチャー、ストーリーテラーの杉田麻里子です。
この番組は、都市というテーマが好きで好きでしょうがない2人が
都市に関する様々なグッドニュースをザックバラーに話す場所です。
今回はですね、私たち今毎月ニュースレターを出していて
世界中から、世界中の都市のグッドなニュースを
テーマに発信をしているんですけど
その中で、3ヶ月前からかな
ゲスト、今まで私たちが全部キュレーション
そういったニュースもキュレーションして紹介してたんですけど
3ヶ月くらい前からゲストに入ってもらって
私たちはゲストピッカーっていう言い方をしてるんですが
世界中からアーバニストたちを招いて
今、特に彼らが住んでいる街だったりとか
出身国みたいなのを中心に
面白い都市のニュースだったりとか
おすすめのYouTubeだったりとか
好きな本とかを自由にピックしてもらって
紹介するコーナーをしています。
3回目が今回出たので
面白いものもたくさんあるので
ポッドキャストでも、特に私たちは気になったものとか
ちょっとザクバラに紹介していけたらいいなと思って
収録をしています。
第1回目が
インド出身の
これ発音は
わからないですね。
スヤタパレイさん
レイさんです。
レイさんもね、結構フォーシティーズが立ち上がってすぐに
登録アイデアだったりプロフィールも登録してくれて
インドのアンバサダーをやってくれている方です。
東京大学でも勉強されていたみたいで
インクルーシブデザインとかデジタルファブリケーションが
専門分野で活動している建築家です。
インドのイニシアティブだったりとか
好きな本とか紹介してくれているので
気になる人はぜひニュースレターは無料で登録できるので
読んでもらえたらなと思うんですけど
特に気になったのとか有覚があれば
ここでも紹介したいです。
いくつか紹介してくれている中で
私が大好きだったのは
本なんですけど
クンブメイラっていう
インドのヒンドゥ教最大の祭典があって
03:01
クンブメイラの度に
毎年仮設の街が生まれるらしくて
それについて書かれた本を
彼女が紹介してくれたので
ここでも話してみたいなと思いました。
これはヒンドゥ教の祭典のクンブメイラに
1億人以上毎年参加者が来るらしくて
700万人とかが
55日間
お祭りの期間中
一緒に住む場所っていうのが
既存の都市では全然補いきれないので
1から作るらしくて
ほんと何もないところに
全部組んで
それこそバーニングマンみたいな感じで
ポップアップでメガシティを作る
ポップアップといえど
700万人とか
合計で行ったり来たりで
1億人以上が集まるから
メガシティで
それの構造のあり方だったりとか
建築的な視点で書かれつつも
都市に必要なインフラストラクションみたいなところ
結構その医療がどうなってる
医療システムどうなってるのかとか
なんか犯罪
なんて言うんだろうな
ポリシング
みたいなところは
どうしているのか
みたいなところが書かれている本らしく
これ私もちょっと取り寄せてみたいなと思ってるんだよね
これはすごいよね
700万人が
住む一家制の場所って
どんなとこやねんっていう
ことだよね
このお祭りのことも
私は全く知らなかったので
これは
彼女だったからこそというかね
インドの他にもこの本を紹介している人がいて
彼らと話さなければ私は知らなかった
プロジェクトだったなと思うので
良かったなと思いました
この最初に紹介されている
マッピングの
プロジェクトも
これはマイノリティ
共生たちの木の
ロケーションデータを
マッピングしたデータ
今ゆか子が
言っていたのはミッシングバスティ
プロジェクトというデータビジュアライデーションの
プロジェクトを
彼女はピックアップしてくれて
結構すごい
ウェブサイトとしても
完成度が高いので
ぜひ見ていただければと思うんですけど
これは1990年から
2020年の間に
マイノリティの共生たちの木が
行われた場所を
マッピングしていて
1990年から2020年の間
30年間の間で
280件
たちの木があったらしい
日本だったら
共生たちの木ってあんまり
イメージつかないかもしれないけれども
06:01
なんか
不法滞在をしていたところだったりとか
新しい
開発とかで
たちの飾るを得なくなって
もともと住んでたのに
置いてって言われてたちの飾るを得なかったところを
強制的に退去させた
みたいな
いわゆるトップダウンのあってはならない行為が
行われたのが
280件もあったと
こういう風に
可視化されないとそういうのって
見えないものなので
その告発を
データとして表すことで
こんだけの共生たちの木があったんだよ
っていうことを
伝えているプロジェクトになります
私たちも
この前
オリンピックが始まった
開会式の日に見たドキュメンタリーで
霞ヶ丘
アパートメントだっけ
国立
競技場の
すぐ近くにあった
アパートで
建て替えのためにたちの木になった
みたいな話が
なんですけど
それでもドキュメンタリーになってなかった
私は知らなかったので
そういう風に
ちゃんとドキュメントされて
こういった
なんて言えばいいんだろうな
悲しいことというか
ちゃんとドキュメントされて
データに残っているっていうのは
ジャーナリズムとして
すごい必要なことだなと思って
見てました
はい
2本目に関しては
スタジオプリッツ
っていう日本に
いながら
マレーシアとミャンマーと
中国出身の3人のメンバーで
建築スタジオを立ち上げて
活動している
チームに
行きました
その中の1人のマレーシア出身の
ブンハオさんに
今回の8月のゲストピックを
お願いして
色々聞いてみました
マレーシアとかも
ホスティーズのプラットフォームに
登録してたりするので
ぜひ見てほしいなというふうに
思います
また第1回目のインドとは
また違って
マレーシアのプロジェクト
しっかり彼が今興味を持って
見ているプロジェクトみたいなものを
ピックアップしてくれました
そうですね
この中で面白かったのは
やっぱり最初の
このEarth2っていう
バーチャルビットコイン
みたいな
プロジェクトは
まだ未知数な部分もある
んだけれども
バーチャル空間に第二の地球
みたいのを作るっていう構想で
土地を売買したり
その権利を実際のお金と
結びつけてビットコインのように
使って投資をしたり
インフラを構築したり
とか結構壮大な
09:01
サービスのスタートが
2020年末にあって
それのリリースも
彼のこのピックによって私は
知れました。あんまり日本でも話題には
なってなかったみたいで
これから今年の
初めにまた新しい
アップデートがあってまた夏にアップデートが
あってみたいな感じで今もアップデートを
しているような感じの
サービス
これは面白いなと思った。東京駅とかも
もう売却済みらしい
だから架空の
そっちの土地の所有権を
持っているってことになっている
持ってたとして
何がどうなのか
例えば販売するとか
それを本当に
不動産投資みたいなものがそこで
行われているっていうような
ことなんだろうなと
あとはそのインフラみたいなサービスも
やり出すっていうような
リリースがあって資源
っていうもの、例えばさ
どういったものを資源にするか分からないけど
電気とか水とか
石油なのか分からないけど
そのバーチャルの世界上で
自分の街や都市を
作るための
資源も売買していく
みたいなところで
面白いんだけどちょっと
これがどういう風な
架空の
世界として発展していくのか
少し怖いなっていうのを
個人的には感じた
サービスだったかな
なるほど
逆にすごい理想郷を作れて
しまったりとか
制約されて
普段はできないようなポリティカルな活動を
このバーチャルの世界でできたりとか
例えば動物の森で
香港のデモが
行われたりとかそういう可能性も
あるのかなと思いつつ
注目しているプロジェクト
確かに知らなかったね
完全に尽きそうなのになかなかニュースに
出てこなかった
実際のマップボックスって会社と
実際の地図データと
本当に整合性を合わせて
架空空間に
移行しているから
本当に実際の場所が
エッセル塔を
買いましたとか
そういうことが起こっているらしい
謎な感じですが
バニストとしては見ていきたい
チェックしてみたい感じですね
あとは私は彼が
おすすめの本
みたいなので
記事とかで送ってくれたのが
難しいのでここでは全部は
喋らないんですけど
面白いなと思って
こういう本読んできたんだみたいなのを
読んで思っていて
どこ出身の子だっけこの人
マレーシア
結構国も文化も
違うけれども建築の
バックグラウンドだったら
結構
共通言語があるというか
同じの私も学生の時に読んでた
みたいなのがあったりしたので
12:01
なんか結構
世界中の
教育システム的に
似ている部分もあるのかな
とか思って見てました
興味がある人はニュースレター
登録してください
あとやっぱ彼のピックで
コモナリティについて
みたいなところでね
塚本さんの
記事を
彼がピックしてくれて
改めて
私たちも
パブリックスペースにおける
公共性とか
ここでいうコモナリティって
なんだっけみたいなものを改めて
いろいろな記事や文献を
読み直しながら
記事だけじゃなく
考える機会をもらった
回だったかな
ここは
簡単に言うのが難しいね
これね
そうそう
彼から
これ好きな記事とか言われて
もらった記事が
結構難しくて
読み解くのに私たちもすごい時間がかかったり
とか
なんか彼らのチョイスによって
我々も成長している感じは
あるなと思います
3人目の人
今月9月分の
ニュースレターで
ニュースを選んでくれた人が
モロッコ出身の建築家
アーバンプランナーの
サフィアさんっていう方で
彼女も東京に
勉強していたことがあるような
バックグラウンドを持っている
人です
彼女は都市のインフォーマルさ
インフォーマルな都市の
部分に注目をしていて
カタカナ
日本語でどういう風に翻訳されているのか
ちょっと分からないんですけど
なんかフォーマルなものに
公式的なものに対しての
インフォーマルなもの
例えばマーケットで言ったら闇市とかも
インフォーマルなものだし
日本であったらあんまり見ないかもしれないけど
インフォーマルセトルメントって言って
公式に
住民台帳とかには
載ってないけど
そこに住んでいる人たちのエリアがあったりとか
その都市のインフォーマルさ
っていうのは結構世界的に
見てもコンセプトとして
世界中に
参勤されるところみたいなのがある中で
彼女はそこを中心に
アフリカのプロジェクト
モロッコの方なので
モロッコを中心にアフリカの
いろんなニュースだったりとか
音楽もね、教えてくれて
楽しく私は
読んでました。
で、なんかまず
音楽が一つあるので、それも
ぜひニュースレター登録して
聞いてもらえたら
それを聞きながらちょっと見てもらえばいいな
と思ったんだけど、やっぱ全体を通して
思ったのはアフリカの
アーバニズムについて全然
私知らない、まだ知らないな
15:01
みたいなところで
もらった参考
日本だったりとか
本当に今まで聞いたこともないような
プロジェクトとかもすごい多かったし
やっぱりなんか
教育、日本の教育も
結構その、欧米の
教育をベースにしているところがあるので
読んでいる理論だったりとか
教科書とかも
欧米由来のものが多かったりとか
結構周りに行っても参照している
事例がね
欧米が中心だったりとか
あってもアジアっていうところがあるので
アフリカの事例は
かなり貴重なんじゃないかなと思って
みなさん見てもらいたいです
なんか特に気になったのは
私が好きだなと思ったのは
このチココフローティングラジオステーション
っていうやつ
これが水辺の
集落に暮らす若者たちが
始めたラジオ番組
らしくて
これは最高にいいなと思って
見てたんですけど
インタビューしてないんだけど
彼らがインタビューした人の
写真もちゃんと添えながら
音をウェブ上に
流しているのもすごくいいなって
やっぱり結構私たちと
かなり環境が違う
スラムのエリアだったりとか
なんていうんだろう
ここの人たちが
感じているというか
直面している風景が
音とこの一丸写真ですごく伝わってくるなと思って
すごくいい
いいサイトだなと思いながら見てたのと
この中に
記事だったり
ラジオだけじゃなくて
彼らが書いた記事があったりとか
このサイト自体もすごくよくできてるし
日常本当に
いろんな視点で切り取ってて面白いなと
これはもうディグっても
絶対たどり着けなかった
サイトだなと思って
見てました
これは英語で見れるやつなんですけど
他に聞けるやつ
だけど他の
なんかポッドキャストとかで
クレオール現地の言葉と
若干英語とかフランス語
混じってるみたいな言葉とかもあって
それも面白い
聞き取れないんだけど
アンティレビーワンイズフリーは
何語なんだろうこれ
ケニア語
私も聞いたけど
ちょこちょこ英語が入ってたりとか
単語としてはね
クレオール的な
混ざってる言葉かなと思って
でもそのアンティレビーワンイズフリー
っていうやつも
あれ
これケニアのやつだよね
ケニアの独立だったりとか
1963年にケニアが
イギリスから独立をしていて
そこから
発生した話
例えば
自由のために戦っていたジャーナリストが
殺害された
方がいて
その人にインスピレーションを受けて
18:01
忘れらされた活動家たちの物語とかを
紹介しているのが
このポッドキャスト
アンティレビーワンイズフリーのやつなんですけど
とか
ケニアの独立の歴史とかも
私あんまり深くは知らなかったので
調べながら
そういうところを掘っていけたっていうのは
面白かったし
おすすめのインスタグラムアカウントとかも
いくつか紹介してくれていて
インスタアカウントは
私も結構
細かい背景とか
全部ディグリ切れているわけではないんだけど
こういうの
彼ら見てるんだ普段
若者が
あと一人インフルエンサーみたいな人の
アーバンフォトグラフィーの
インスタアカウントがあるんだけど
彼はモデルもしてて
なんか
普段私たちが見るような
インフルエンサーの感じとも全然違うし
面白い
このモロッコの
ノウルエル
イドリシフェタ
って人のインスタ見たんだけど
彼の作品はすごく
ドキッとするような
ものだなと思って
多分その作品を見ただけで
私たちは
宗教上の何かだったり
彼が
直面して政治的に何か
問題があるのかもしれないなっていうのを
想像させるんだけど
やっぱ分からないんだよね
それだけじゃ
だからもっと彼が背後に
どういうものを持ってこれを描いたんだ
っていうのを知りたくなる
ちょっとドキッとした作品だったな
そうだね
このスタイルベルディ
ってさっき言ったインフルエンサーの人も
多分自分の街を
背景に
自分を被写体に全部撮ってる
バーってインスタに上げてたけど
なんかそのモロッコの都市のイメージ
結構広がったなと思って
彼のインスタをバーって見るだけで
もうなんかちょっと今まで
見てたビジュアルのイメージと違うな
それも少し楽しかった
楽しいよね
あとは結構
フォーシティで私たちのようなチームも
いて
モロッコにある
アーバンシンクタンクって彼らはいて
タンジェシンクタンクっていう
チームがあって
そこのウェブサイトもバリバリかっこよく
でなんか
やってることも結構近くて
例えば出版活動だったりとか
展示会とかワークショップの企画だったりとか
街歩きしてたりとか
ちょっと教育プログラムの
開発みたいなことをしてたりとか
なんか結構こんなに
国は違ってもやってる
やっぱりシナジーが合う
シナジーが合うとかスタジオっていうの
たくさんいるんだなっていうのと
でもこんだけ近いのに
あんまり知らなかったっていうのもあったので
このチームはなんか
ちょっと
合いそうだよね
合いそう
一緒にプロジェクトを
やってみたいなと思いました
21:01
あとはあれだね
アフリカ中のキュレーターが集まって
作ったオンラインの展示
アーカイブ・オブ・フォーゲットフルネス
っていうとても素敵な名前の
展示があったりとか
これもおすすめなので
アフリカの若いキュレーター
とかキュレーションシーンみたいなもの
に興味がある人は
ぜひ覗いてもらいたいなと
思いました
そんな感じかな
でもあと一つ面白かったのが
今回のモロッコの方に
キュレーションしてもらったときに
なんかね地図を一緒に
見てたんだけど
モロッコの下に日本語だったな
っていうかわかんないけど
ウェスタンサハラっていうエリアがあって
彼女がそこは
モロッコとの領土問題があって
私としては
ウェスタンサハラってここに
表示させたくないのって言ってたんだよね
私は
デフォルトの
それこそグーグルマップとか
マップワークスの地図とか
使ってたからそういうのが
全然考えたことも
なかったんだけど
やっぱり改めて
地図とか領土とかのポリティカルな
部分が彼女と会話することで
改めて実感させられた
みたいなところがあったので
次回も結構
例えば
南米とかさ
ロシアとか
あんまり私たちがカバーしてない地域から
ゲストピッカー
キュレーターみたいな人たちに
ニュースをピックしてもらえると
楽しいなと思いました
今後もこの番組では
都市をテーマに
様々なおしゃべりを繰り広げる予定です
ニュースレターも配信しています
ぜひこちらも登録お願いします
次回もお楽しみに
22:51

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