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  2. 【#121】まちのために活動する..
2023-09-26 32:06

【#121】まちのために活動する銀座っ子、和菓子屋「木挽町よしや」の三代目 斉藤大地さんに聞く銀座の姿

#115に引き続き、銀座のまちとの接続点"インターフェース"を探る、Sony Parkとのコラボポッドキャスト第一弾。和菓子屋「木挽町よしや」の三代目 斉藤大地さんをゲストにお迎えしておしゃべりします。斉藤さんがコロナ禍に始めた「銀座 もの・ひとつなぎプロジェクト」を皮切りに、銀座のまちの魅力、地域の組織のあり方、地域の人間関係について、興味深いお話を伺いしました。トークの前には、斉藤さんを案内人に銀座の街歩きも実施。Good News for Citiesのinstagramアカウントにて、街歩きの映像をご紹介しています。


◉トピック

  • 自己紹介 
  • 収録前に斉藤さんに案内してもらった銀座まち歩きについて
  • コロナ禍に銀座のまちのためになることをしたいという思いで初めた、「銀座 もの・ひとつなぎプロジェクト」
  • どんどん広がって行った、モノの交換の中で印象に残ったこと
  • 銀座の地域組織について
  • 銀座のまちに必要なもの
  • 銀座に新しい人を呼び込むための、内からの仕掛け「銀座プロデュース24」 


「銀座 もの・ひとつなぎプロジェクト」

👉https://monotsunagi.jp/


斉藤さんが銀座を身近に感じてもらうために始めたウェブメデイア「銀座プロデュース24」

👉https://ginzaboy.com/


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00:10
みなさんこんにちは、杉田まりこと石川由加子です。
Good News for Citiesは、都市、建築、まちづくりに関する様々なグッドニュースをザックバランに話す番組です。
今回は銀座第2弾ということで、また集まってきました。
私たち銀座にやってまいりました。
今回は、木挽町よしや三代目の斉藤大地さんにゲストに来ていただいています。
よろしくお願いします。
よしやさんは和菓子屋さんですね。
はい、和菓子屋でございます。
この収録の前に、私たちもどら焼きをいただきまして、回復してから収録をしているんですけど、
ちょっと簡単に自己紹介からお願いできますか。
はい、ありがとうございます。
お店の紹介からさせていただきますと、1922年に創業しまして、大正12年か。
翌年、その時に関東大震災が起きたんですね。
なので、創業した途端に地震が起きて、あんこの中に灰がまみれてみたいな、
波乱万丈の幕上げだったんですけれど、去年100周年を迎えることができまして、
一番銀座で一番小さな和菓子屋っていうふうに僕は言ってるんですけれど、
本当にそれこそちっちゃいんですよね。
本当にちっちゃな和菓子屋なんですけれど、あまり広げないで守っていくっていうのが、
うちのモットーではないんですけど、先代の教えがありまして、
両部とお店は広げすぎたら倒れるっていうのがあるんですね。
なので、あまり広げすぎず続けていくっていうので、
和菓子屋を3代目として頑張っております。
まだ2代目が頑張ってるんですけど、サポートしているような状態でございます。
私自身で言うと、銀座で街を魅力を発信するっていうことをいくつかやってまして、
お店が終わったら違うことをやったりとかっていうものをしております。
後ほどちょっとご説明させていただければと思います。
よろしくお願いします。
今回の銀座シリーズっていうのは、1回目はソニーパーク民について、
永野さんのお話をお伺いしたんですけど、
私たちもまだ銀座のことを全然知らない、来ることは来るんですけど、
斎藤さんみたいに銀座生まれ、銀座育ちの、
喫水の銀座と一緒に街を歩いたりとかじゃなかったので、
和菓子屋さん、地域に根付いたお店をやられている方と一緒にお話しできるって、
すごい貴重な場だなと思っております。
ありがとうございます。
街歩き面白かったですね。
年のプロフェッショナルのお二人と。
多いとかしか言ってないですね。
勉強になることもありましたしね。
03:01
ちょっとその街歩きの話からスタートできればと思うんですが、
今日何個を案内していただけますか?
今収録しているこの神社含めて4箇所。
法中稲荷神社に行きまして、
次は3丁目と2丁目の間のワロニエ通りに行きました。
3つ目が銀座通りですね。
王道。そこが日本の道100線というのが選ばれているので、そこを案内しました。
4つ目が銀座の覗き穴と。
私は呼んでいるんですけど、銀座教道校ですね。
そこを案内したという流れになりました。
いかがでしたか?
面白かったですね。何回も来ているんですけど、
やっぱり視点が違うというか、
教道校なんか特に素通りしてしまってた。
あんな近くにあったんだとか、
ワロニエの由来がフランスから来ているかもしれないとか、
道を隔ててずいぶん風景がどんどん変わっていくのがすごく楽しかったし、
発見がありました。
うれしいです。ありがとうございます。
私は一番最初の神社がすごく良かったです。
銀座といえばやっぱりワロニエ通りの香水の匂いがする、
キラキラしたイメージがあって、
ちっちゃな神社にそれこそ鳥栖狩りのおじさまが手を合わせていくみたいな光景があるんだと思って、
すごい発見でしたね。
すごいローカル。
ローカル感じました。
京都ご出身だから特に神社、仏閣には興味が。
興味あるんですかね。
自らでありますよね。
銀座以外に神社多くて、
12人、13人くらい。
そんなにあるんですか。
年末になると神社のスタンプラリーというのがありまして、
そこで神社を回って、
最後回ったんですけど、今はなくなっちゃったんですけど、
景品がもらえたりとかして、
神社でも。
御朱印帳じゃないですけど、スタンプラリーが。
今もあります。
今年もあります。
ぜひ、まだいらっしゃってください。
2人もあるんでしょうね。
探さなくちゃだね。
あと、安居の話も面白かったですけど。
安居。
川、もともと川だったんだけど、
何でしたっけ、がれきでどんどん。
空襲とか震災とかで、
がれきを埋めて、
川がなくなっていっちゃったっていうのがありました。
三十軒堀川。
三十軒堀川。
かつてあそこに映画館が。
映画館があって、地下が潜れるようになったんですけど、
すごくデープな映画館があったりとか、
ちょっと大人のお店があったりとか、
1種類しかないレストランがあったりとか。
すごい、めちゃくちゃ面白いじゃないですか。
川の人が、入ると出てくるみたいな。
へー、すごい。
それはもう埋め立てられたってことですか。
埋め立てられちゃった。
埋め立てられた川なんですけど、
そこだけ残って、地下潜れるようになったんですけど、
シネパトスという映画館が。
シネパトス?
映画館があったんです。
さじい名前。
今、なくなっちゃった。
ちょっと5日間ぐらいかけて、
06:00
遊びに連れ回してもらいたいですね。
お話したいですね、お話したいですね。
そんな銀座でしたが、
先ほどおっしゃってたものつなぎプロジェクトも、
についてもちょっとお伺いしたいなと思って、
これコロナ禍で立ち上がったプロジェクトなんですよね。
そうなんですよ。
1024年の時がちょうどお二人の時期と同じなんですけど、
やっぱりコロナで銀座のダメージがものすごく大きかったんですよね。
で、銀座の街に何かできないかなって思ってたのは、
ずっと思ってたんですけど、
ずっと過ごしていると、緊急事態宣言になったり、
自粛になったりしていくわけですよね。
歌舞伎座の前にお弁当屋さんがあったんですよ。
昔から70年くらいかな。
僕もそこのお弁当を食べて育ちましたし、
それこそ歌舞伎役者さんもそこのお弁当を食べて育ったぐらいの、
昔からのお弁当屋さんがあったんですけど、
そこが閉店しちゃったんですね。
ニュースで結構やってましたよね。
そう、閉店してしまって。
これはきついなと。
歌舞伎役者の方たちもみんな悲しげでたんですよね。
そこが終わって、
銀座の街並み、東銀座の街並みがだんだん変わってきちゃうなって思ってたんですね。
銀座通りもだんだん自粛をしていく中で、
本当に閉店してしまうお店がたくさん出てきたんです。
何かしなければいけないなと、恩返しじゃないですけど、
もがいてみたいなと思っていたんですね。
うちのこの東銀座エリア、下町で住んでる方がものすごく今も多いんです。
なので、物のやり取りってあるんですよね。
スープがいっぱいできちゃったから隣の方にあげて、
ちょっと佃煮がいっぱいできちゃったから隣の方にあげて、
田舎から野菜がいっぱい送られてきたから隣の方に。
もらったから、じゃあうちの和菓子屋だからどら焼きあげるみたいな。
物のやり取りってすごく多くて、
これ僕見てて、交換していくのはすごくいいし、
SNSが僕好きなんで、
SNSで交換してきたものを紹介していけば、
コロナが開けた時に足を運んでもらうきっかけになるんじゃないかなって、
思って始めたのが銀座物つなぎプロジェクトというものになります。
Twitterで発信したんですね。
一番初めに来てくださったのが和菓子屋さん。
同業の和菓子屋さんが、銀座菊の屋さんって言うんですけど、
来てくださって、やろう、一緒に交換しよう。
それでうちの和菓子と、また菊の屋さんの和菓子をもらって、
っていうのが一回目なんです。
それからどんどん続いていくわけなんですけど、
まだこのプロジェクト自体は知らない方がもちろん多いですよね。
僕がノックして、このものと交換してくれませんか?
っていうのを続けていったんですね。
まずは東銀座。東銀座って言ったらやっぱり歌舞伎座さんですよね。
歌舞伎座の方に言ったらやりましょうということで、
歌舞伎にゃん太郎っていう歌舞伎のキャラクターがいるのにぐるみと、
09:01
そのとき持ってたものを交換をして、
歌舞伎座さんに交換をしたんですね。
1回くらいだったと思います。
だから新聞の方が結構来たんです。
三浦新聞さんとか。
銀座で面白いことやってるぞって言うんで、
皆さんが注目してくださり始めたんです。
それからだんだん認知が高まっていって、
自分の気になるところとか入ってほしいところにノックしていって、
どんどん広まっていったのが始まりでした。
だいたい4月から始めて、8月の4ヶ月で、
思ってもいなかった100件交換をしていったんですよね。
だんだん何が起きていくかっていうと、交換式をやりましょう。
広報の方とつないで交換式をやりましょうとか、
メディアの方がバッと来たりとか、
交換するだけなんですけど、だんだん膨れ上がっていったの。
面白いことに、銀座のイニクロさんが
私たちにできることはありませんかということで、
もちろん交換もさせてもらいましたし、
イニクロさんというとTシャツだったり洋服ですよね。
だからシャリティーTシャツとか販売してくれませんかと
冗談まじりに言ったんですよ。
そしたら、やりましょうって2つ演じたんですよね。
今も銀座ものつなぎプロジェクト、
銀座ひとつなぎものひとつなぎプロジェクトってなってるんですけど、
その方たちの入ったお店のロゴとかですよね。
100社以上のロゴが重なったTシャツを販売していて、
これ1枚を入れると100円ぐらい、
大体100円が街に寄付されるように仕組みにしてもらって、
今寄付をしている状態ということになり、
このプロジェクトが4年目になりました。
それは物を交換し合うことで、
新しい人との出会いを作りたいみたいなモチベーションで始めたってこと?
そこではなかったんですね。
物を紹介したい、人を紹介したい、
物とか会社を紹介して、
コロナが収束したときに、
ということで始めたんですよね。
今もそれで知り合った方との交流というのはすごくあるんですけど、
そこではなくて、足を運んでもらい、
きっかけをいくつも種を巻きにしながら、ということで始めたんです。
銀座だったからこそ、こういう結果になったみたいなのってあったりしますか?
結構皆さんがそういうふうにおっしゃるんですよね。
全然そんなことない。
銀座というか、そこ出身の方であれば愛があるので、
どこでもできると思っているんですよね。
なので原理、鎌倉だったりとか浅草、日本橋が
モノ繋ぎプロジェクトをやりたいということでご連絡いただいて、
鎌倉は100終わってるんですけど、浅草と日本橋が
12:00
今モノ繋ぎプロジェクトをやっている最中ですね。
なので、乗れるわけじゃないんですけど、
同じロゴを色違いでまたして、今やっているんですよね。
そっちはそっちのエリアの人主体で、今の活動が広がって。
日本橋でいうと、山本のり店さんの社長さんと、
日本橋弁松音店というお弁当屋さんの社長が2人で回ってやってますね。
ちなみになんかやっぱり、銀座ってすごい老舗のイメージが、
老舗が多いイメージがある。
つまり古くからあるお店が、団結しているイメージもあるんですけど、
そういうモノ繋ぎの中に、ぽっと最近来たお店とか、
若い人の拠点とか、そういうところも入ってきたりしてるんですか?
そうですね。入りたいって言うと電話とか、
ツイッターのDMとかでいただいたり、ガンガン入っていただきました。
めっちゃいいですね。
あっという間にそれこそ100通りたんで、入りきらなかったんですよ。
僕、入ってもらいたいなと。
でも100まで終わっちゃったし、Tシャツも販売することになったし、
どうしようかなと思って、一旦止めたんです。
2020年12月ぐらい。
2021年になったときに、演出家の宮本太郎さんが、
うちのお店の取材でいらっしゃったんですね。
僕のやってるプロジェクトも知ってくれていて、
アモンさん、銀座出身なんですね。アモンさん。
アモンさんに気安くちょっと声かけて、
この後どうしたらいいと思いますか?っていうご相談をさせてもらったんです。
そしたら、大地くんいいじゃない。物を割ったら人やるんだよっていうことで、
物を人つなぎプロジェクトに変わっていった。
似たものは置いといて、人の銀座への思いっていうものを動画に撮って発信して、
170、あと190ぐらい。
192年。
そう割ってる状態で。
一人一人とお話されてる。
そうですよ。
聞いちゃいけないこともガンガン聞いてくるそうなんです。
印象的だったエピソードとかありますか?
そうですね。だいたい銀座通りが好きっていう方が多いんですよ。
なんですけど、秘密のことを教えてとか言うと、
カメラ抜けると皆さんこう。
構えちゃう?
構えられないですよ。
だからこっそり録音して撮っておけばよかったなって思うんですけど、
あんまり本当のこと言ってくれない。
だけど終わるとポロポロ喋りだすんですよ。
なるほど。
結構面白かったですよ。
そこが知りたいんですよね。
そこが知りたいですよ。
でもそういうのを簡単には教えてくれないイメージもあります。
そうですね。
気にならないと。
僕の狙いとしては、どこが好きなお店ありますか?なんとかっていう場が好き。
そこの場が注目されるんですよ。
あの人が言ってる場行ってみたいとか。
連鎖するっていうのが僕好きで、
なんで好きなお店とかってボンボン言ってもらって。
そうなんですね。
今インスタグラムでそれを発信してるんですけど、
タグ付けしたりとか。
15:01
そうビビったりあれ出すけど、
なんか引っかかってくれればいいなって思って。
いいですね。
あとその物もすごいいいコンセプトだなと思って、
物の交換ってすごい資本主義っぽくないというか、
やっぱ銀座ってショッピングみたいなんで、
ちょっと資本主義っぽいイメージがあるんですけど、
そんな中でもなんかちょっと野菜がたくさんできたからあげるとか、
スープができたからあげるみたいな、
そういう物々交換のコミュニティがもともとあって、
そこから着想を得て、
いろんなお店が物を交換し始めるって、
すごいいいストーリーだなって聞いていて。
なんか意外だったものというか、
ちょっと面白いものみたいなってありますか?
交換した中で。
でもオフレコでももし何かあれば。
2つあるんですけども、
1個目が日産自動車さんに繋がった時があるんです。
日産自動車さんが一番気合を入れてくださってて、
マスコミにすごい声をかけてます。
日産、今クロシティングっていう名前になってますけど、
日産クロシティングの1回で、
アリアっていう車が発表になった時だったんです。
もしかしてこれ車なんじゃないの?って思ったんですよ。
車なのか?僕もらえないから。
次の方がもらうようになるんですけど、
車ではない。
アリアっていう車が発表だった時だったんで、
かぶせてきたんですよね。
その日に交換し始めました。
アリアの日だと思って。
アリアをくれるのかなと思ったら、
日産クロシティングのグッズだったんです。
かわいいグッズだったんで、
ストリートビジネスかどうにもよかったんですけど。
さすがにね。さすがに。
それは嫌かったっていうのがありました。
その時すごい取材してくださったんです。
いろんな車の取材の方とか。
京都の。
それこそ京都新聞の方がいらっしゃったりとか。
すごい募集力が。
そういうのがちょっと思い出です。
2つ目が、銀座じゃないところが入ってるんですね。
東京タワーさんがお連絡いただいて、
銀座だけしか入れないんですか?っていうお電話をいただいて、
よいしょ、そんなことないんですよ。
東京タワー大好きなんですよ。
東京タワー大好きで、ミーハーですぐ登るんですけど。
東京タワーさん断る理由って僕ないなって思って。
参加してくださった方に何人か相談したんですよ。
東京タワーさんから連絡が来てるんですけど、
どう思いますか?って。
断る理由ないよって言うんで、東京タワーさんに入ってもらって。
今持ってるものを東急ハンズさんのタオルだったんですけど、
それを持って東京タワーまで行って、
電望台で交換式をしてくれて、
ノッポー君ってキャラクターがいるんですけど、
ノッポー君にタオルをあげて、
ノッポー君からノッポー君のぬいぐるみをもらいました。
いいんだね。
特別の展望室に入れてくれたりと。
すごく思い出。
広がり。楽しそうだね。
18:01
そういうのが思い出ですね。
いいですね。
ちょっと話が戻るんですけど、
今日この神社からスタートして、
すごいローカルというか、
街の繋がりをまず見てスタートできたなと思っているんですけど、
その懲戒の話とか、
先ほど町歩きの中でおっしゃってた、
デザインをみんなで考えながら決めてるという話とか、
ちょっとお伺いしたいなと思いました。
地域が今どういう動きをローカルでしているのかというのに、
興味があります。
さっき言ったマロニエ通りとかミルキ通りとか、
いろんな通りが銀座って無数にあるんですよね。
その通りで会がまたあるんです。
ここで言うと銀座三丁目東四回っていう会がある。
そこが枝分かれして銀座の街の組織図みたいな感じになっているんです。
ホームページにも出ているので公になっていることなんですけれど。
その中でそういう景観のルールとかも名分化してあります。
銀座ルールというんですけれど、建物の高さとか、
そういうのは全部決まっているんです。
先ほど言ってた自転車のルールこそ。
自転車のルールもそうです。
今流行りの赤い自転車、アリカン自転車、
そういうのもポートがいっぱいあるんですけれども、
銀座のあの街だけはないんです。
なるほど。
だからキックボードが最近流行っています。
ポートがない。
なるほど。
入っちゃいます。
ルールの中でみんなで決めて守っている。
なるほど。
面白いな。
その大銀座会の構成員っていうのは。
街の人です。
街の人。
が選任されて投票で決まるんですけど。
そういうのかな。
そう、投票で決まってそうなっていく。
でもすごい自治組織で。
そうですね。
それが機能している。
それがしっかりしているから銀座の街が整っていると思います。
それはきちんと世代交代とかもされていっているんですか。
そうですね、なっています。
青年部といって一番若手の40歳まで入る会っていうのもありますし、
その上の人たちの会もあります。
会に属していればそこの会にいるのと同じなので。
そうなんです。
そっか、じゃあ銀座のそういう特殊性はそこがある意味。
バランスをとっていたというか。
そうですね、銀座の街と二方どうですか。
都市という見方で言うとだいぶ違うんですか。
東京の中でもやっぱり特殊な場所だなって最近足を運ぶようになって思いましたね。
でもなんか結構深掘りがいがあるというか、
なんか競争のショッピングストリートだけとか最初は見てたんですけど、
ちょっと路地に行ったりとかそういった自治会組織があるんだって話とか。
文化もあるし。
さっきもあの街歩きしてたときに、
あ、こんにちはみたいなご近所さん感があったじゃないですか。
そういうのもなんか今まで見たことがなかったからすごい新鮮だったし。
21:02
道のデザインとか。
そう。
ね。
しかも歩行者天国のそういったものも今やり続けてたりとか。
そうですね。
結構街の使い方として本当に人中心というか、
やっぱりここにいる人たちを中心とした考え方が浸透している。
顔が見える街なんですよね。
会社はあんまりディベロッパーがないせいか、
見えないようになってたりとか。
あそこに行くとあの人の顔が浮かぶっていう。
あのお店が浮かぶとか。
そういう仕組みになっている。
なるほど。
言えることがない。
なんかそういった中でさっき街を歩いてたときに、
工事現場が現在多いってお話しされてたじゃないですか。
確かに数メートル歩くとカバーされて工事現場になっているところが多かったりして、
メタボリズムとおっしゃってましたけど、
新陳代謝が多い街でもあるっていうので。
それも大規模な開発がディベロッパーが入ってボンってするよりも、
ビル一つ一つがポツポツと生まれ変わっていくみたいな感じなのかなと思って聞いてたんですけど、
それに対してどうですかってお話を聞いたときの回答がすごく面白くて、
ちょっとそれについても。
何でしたっけ?
ワクワクしてますね。
あるんか。
話をしてました。
そうですね。
昔から行ってたお店とか、街並みが変わっていくのはとっても寂しいんですよね。
なんですけど、これからどんどん今の銀座の街並みにフィットしたものができるっていうのは間違いないので、
とってもワクワクはします。
いいですね。
銀座に必要なものってありますか?
銀座に必要なもの?
でもさっき野原あったじゃないですか、緑。
そういう緑とかは確かに土地が高いので、
ああいう一見意味のないようなグリーンスペースってすごい狭い範囲に限られてしまうんだと思うんですけど、
それこそ公園が少ないみたいなお話もありましたけど、
なんかこう緑だったり、何もしないでもいられる場所だったり、
それがもしかしたら建物の屋上だったりするのかもしれないんですけど、
そういう場所がもっとあったら気持ちよさそうだなっていうのも思いました。
公園少なくて、数えるぐらいしかないんですよね。
それも公園と言っていいんだろうけれど、キャッチボールするような公園ではないんですよね。
だからもうちょっと広い公園があったらいいなっていうふうには思いますけど、なかなか難しいのかなと思いますよね。
でもいわゆる公園っていうのも、緑があってブランコがあるザ公園みたいな形じゃなくても、
子供時代によく遊んでたっておっしゃられてたようなデパートの上とか、地下道とか、それこそソニーバーグみたいな場所だったりとか、
いろんな公共圏のあり方というか公園のあり方みたいなのがたくさんインストールされていて、
それをみんなが使ってると面白いんだろうなと思いましたね。
24:01
あとは、やっぱりお店が多い分、消費をしに来る方も多いのかな。
消費って言い方するとすごく冷たく聞こえますけど、お金を使って楽しむっていうことが多いのかなと思うんですけど、
そうじゃない楽しみ方とかも選択肢として増えるといいなっていうのは思いました。
小池のお店僕も行けないんで、庶民派なんですけど、銀蔵って言葉があるんですよ。
本当にふらふら歩いてるんだけど面白い街なんですよね。
この間小池都知事が銀蔵、今までは銀蔵、これから銀スカっていうことがあるんですよね。
銀スカって銀座の上の地図見て、上の部分、銀座の地図の上の部分が
京畿線っていう高速道路になってるんですけど、今度は10年後におそらく10年後になくなるんですよね。
高速道路ではなく緑地化されて、ちょっと上のところ高速道路なんですごく見晴らしのいいところに緑地化されて公園になるんですよ。
ハイラインみたいなのかな。
そうですそうです。銀座スカイウォークっていうの。前はまだ言われたんですけど、
銀座ではなく銀スカですよっていう名言をおっしゃってたんで、新しい言葉が出たなと思ってるんですよ。
空中歩きが見える。
すごく楽しみなんですよ。そこがいろんなお店ができたりとかしていけば何か変わっていくんじゃないかなと思います。
でもちょっと下のお店が寂しくならないようにいろんな仕掛けしてくださってるんですね。
すぐに階段登りもできたりとか。
なるほど。
そうなので逆に活性化していくんじゃないかなと思ってます。
経験者もビッグプロジェクトですね。これからどう?注目ですねあそこも。
他に銀座の未来というかこれからに対して期待してることとか思ってることとか、逆に不安に思ってることとか何かあったりしますか?
不安に思ってることは今ないんですね。コロナが明けちゃったから。
ないですか。
でも第三者の方、今日二方とお会いして銀座に見てどう思ってるかっていうのが課題になってくると思ってて。
それこそ今公園の中とかそういうのでが浮き彫りになってくるんです。
いると東大元暮らしじゃないですけど見えてこないんですよね。全然足元見えてこないので皆さんが言った言葉が課題になってくるんじゃないかなと思ってます。
そういった意味で外から来た、それこそ我々のような人間がどうもっと銀座とお近づきになれるかとか、もっといろんな人が銀座に関わってもらうにはどんな仕組みが必要だと思いますか?
すごい良い質問です。ありがとうございます。
もうね、僕それすごい考えてたんですよね。このコロナ禍でやってる銀座も人つなぎプロジェクトをやってる時にも、これ身内では銀座の街の人たちを盛り上げる中から外に。
27:09
今はもうコロナが収束しつつあるので、外から内に入れていかなければいけないっていうのをすごく考えていて。
銀座って言うと高い街、ブランドとかがすごいあるので高い街ではあるんですけど、そうじゃないところもあるんですよね。
なので、なるべく身近に感じてもらうにはどうしたらいいんだろうってずっと考えていて。
去年、こんなの立ち上げたんですよね。
初めてここで。
あのフライヤーが出てきました。
銀プロ新聞。
新聞とは言う。
今、新聞状態で銀プロ新聞っていうのを作った。
今日発行してるんですけれども。
ここに?
発行日今日ですか?
めっちゃログがある。
あ、本当だ。
あれはね。
ネットニュースのシーズン6があります。
ちょっと身近に感じてくれました?
感じましたよ。
まず銀座プロデュース24というウェブメディアというものを立ち上げまして。
私がおそらく編集長と名乗っているんですけど、私はありつつこの銀座プロデュース24というものを。
すごいヴァイタリティで。
編集部にはですね。銀座で秋名をしている友人とかをお誘いしてですね。
編集部として今5人いるかな?
記事を書いてもらって発信してるんですね。
あまり高いものではなくて、銀座のものを発信するっていうので見てもらうと分かるんですけど。
すごく身近に感じてもらえるネタになっているんです。
なのでこれを見てね、銀座をなるべく身近に感じてもらえるようにっていう仕掛けではないですね。
発信をしております。
じゃあこれはウェブでも記事が見れるようになるし、紙でもこうやって配布したらちょっと仲間うち。
特別な方にだけしかお配りはしてないんですけど。
なるほど。
基本はウェブですね。
会員になれるんですね。
今ここの会員を募集しています。
今回あるよ。シルバースタンダード。
すごい。
っていうのをやってるんですよ。
なのでこれで身近にちょっとでも感じてもらって、外からうちに入れていく仕掛けを作っています。
銀座っていうと何て言うんだろうな。
形式に沿った発信が多い気がする。
なんですけどちょっと忖度しないで思い切ってやってみようと。
自分の恥ずかしい部分をガンガン出してるんですけど。
ただね、結構ね、出た釘は打たれるっていう釘じゃないですか。
打たれるんですよ。
打たれるんですよ。
打たれすぎじゃないの?みたいな。
チクチクと。
でも外から見ると身近に感じてもらえてるってお声もいただいてるので全然オッケー。
出た釘は打たれないって打たれないって言うんですよね。
30:03
出すぎた釘か。出すぎた釘は打たれないって言うので出すぎてしまえと。
いろんな人を巻き添いにして。
なるほど。
いいですね。
楽しみですね。
今日この新聞を作ってきました。
いいですね。
ちょっと後で見ていただいて。
ありがとうございます。
聞いてる人にもぜひウェブでチェックしてもらって。
嬉しいです。
そうですね。
ありがとうございます。
まさに我々が今インターフェース、町へのインターフェース、町との接続点っていうのをテーマに
銀座をいろんな視点で広ぼってみるっていうことをしていて、
私たち自身銀座という町に対してよそ者という立場で入ってきてるんですけど、
どこら辺に接続点を持って町とお近づきになれるのかみたいなところで、
今日斎藤さんにお話を伺いできたのは、すごい大きな接続点になったなと思うし、
まず困ったら吉谷にどら焼きを買いに行ったら色々教えてもらえるんじゃないかと。
確かに。
一番感じ悪い店なんですよ。
日本人に言うの恥ずかしいんですよ。
感じ悪いので気をつけてください。
知り合いですっていうのを言ってくれて本当にありがたいです。
でもすごい銀座のチェックインとして、いい会でしたね。
うちの店がポイントというわけではなくて、銀座の発信しているところがたくさんあって、
発信というかポイントになって、そこからスタートしていくところがたくさんあるので、
おのおの見つけてもらってスタートしていくのがいいなと思います。
楽しかったです。
ありがとうございました。
本日は貴重要請者の斎藤大地さんでした。
ありがとうございました。
グッドニュース4シティーズでは毎週新しいエピソードを配信しています。
次回も楽しみに!
32:06

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