1. Good News for Cities〜都市に関する炉辺談話
  2. 【#155】沖縄と台湾って結構似..
2024-12-11 38:18

【#155】沖縄と台湾って結構似てる?!Mariko&Yukakoの現地レポート

◉今回の内容

アーバニストキャンプ終わりました!/台湾のアーティストhyperwave/象設計集団/名護市役所/沖縄/リペアカフェ/おじぃの孤独/お墓/廃墟/台湾の森と山/台湾先住民と日本/沖縄市コザ/観光


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00:02
皆さん、こんにちは。石川由加子と杉田麻里子です。
Good News for Citiesは、都市、建築、町づくりに関する様々なグッドニュースを、ザック・バランに話す番組です。
もう12月に入ってしまいましたが、いつもお久しぶりだねと言いながらやっている2人会を今回もやろうと思います。
ちょっと最近のこととか、いろいろ話していければと思うんですが、ちょっとFor Cities系のトピックでいくと、
有楽町でやっていたアーバニストキャンプ東京2024が、11月30日に終わりました。
たくさんの方、来ていただいた方、ありがとうございました。
ポッドキャストでもちらほら話させてもらったんですが、去年のリワイルディング、再野生化っていうテーマに続いて、
今年はエモーショナルシティ、都市の感情価値というところで、経済合理性ではない都市の測り方、都市の価値の見出し方っていうのに向き合った3ヶ月間だったんですけど、
なかなか難しいテーマではあったんですけど、20名の素晴らしいメンバーたちが、仕事の合間や学校の合間を縫って頑張ってくれたなと思っております。
最終発表は、エモーショナルシティガイドっていう形でガイドブック、感情データ化したガイドブックと、
あとはエモーショナルシティツアーっていう体験会をやったんだけれども、結構みんなそれぞれ面白いテーマで、都市の違和感だったりとか、
あとは小さな感情っていうものを捉えるためにオノマトペを使うチームだったり、アジールっていう都市の避難所、心の避難所みたいなものを明らかにするようなリサーチをするチームとか、
都市の中でどう整うかとか、安堵感をどう作れるのかとか、いろいろな形でみんなリサーチをしてくれて、うんうん悩みながらやってくれたんじゃないかなと思っております。
良い楽しい会だったなと。
最終的に、街への提案者としてまとめて、皆さんも見れる形でデータを公開したいなと思うので、それも皆さん楽しみにしてください。
はい、ということで、今日は雑談会、二人雑談会ということなんですが、相変わらずいろいろ飛び回っている二人ということで、はい、まりこさん今どこにいらっしゃるんでしょうか。
はい、私今台湾にいまして、スピーカー、マイクロフォンを持ってくるのを忘れてしまい、現地調達したりとかいろいろしてるんだけど、やっぱり安定しなくて、そろそろ帰国するので、またちょっと音量皆さん、音質皆さんご迷惑おかけしておりますっていう感じだね。
03:12
台湾はタイトンだっけ、行ってたのって。東のエリア。
全然違います。
え?
全然違います。
え?やば。
イーランでございます。全然違いますよ、かこさん。
東のエリアじゃなかった?
この数字何回もシェアしてきたのに。
うん、東のエリアです。
南?東のエリアだね。
それイーランって言うのか。
イーランと言います。覚えてください、これを機に。
台北から電車では2時間ぐらい、バスでは40分ぐらいのところにあるんだけど、アーティストイレジデンスという形で2ヶ月間来ていて、
ハイパーウェイブっていう台湾のアートコレクティブ、アーティストコレクティブの人たちに呼んでもらって、今回来ました。
イーランがね、むちゃくちゃ雨が多くて、打ち合わせのたびに今日も雨みたいなことをずっと言ってたと思うんだけど、
雨が多いことでも有名な街らしくて、来てから本当に数えるぐらいしか晴れてなくて結構つらいです。
1年に何割ぐらい雨なの?
3分の1とか言ってたんだけど、一応こっちも冬なので、冬は例年以上にずっと雨が降ってるらしくて、
結構うつうつとしてて自殺率も多いらしいよ、こっちの方が暗いから。
というのと、今回台湾3回目だったんだけど、台北しか行ったことがなかったから、
そういった東側のイーランとか、台中西側の方とか、その下の台南、みんな大好きな台南とか、
なんかいろいろ巡って、すごい違うんだね気候が、むちゃくちゃこんな違うもんなんだっていうのを改めて知って、
すごい日本に比べたら小さな島かもしれないけど、その中でのダイバーシティーみたいなすごい感じて、面白いなと思っている日々でございます。
どうだった?滞在期間中はどんなことをしてたの?
まだ終わってないんだけど、結構イーランが有名な建築事務所があって、フィールドオフィスアーキテクツっていうところなんだけど、
日本だったら、最近ちょっと日本に帰国された方で、タグマさんっていう建築家の方がいたりとか、今も日本人のスタッフ、鈴木くんっていう方が働いていて、
私たちのコミュニティだったら、オンデザインのチームとかがフィールドオフィス訪ねて行ったりとかしているので、ちょこちょこ繋がりがあるんだけど、
06:10
彼らの作品すごい面白くて、車で大体30分くらい以内のところにたくさん彼らの作品があるの。
イーラン中に彼らの作品があって、建築好きはイーランにわざわざ来て、彼らの作品を見に行くみたいな感じで、
最近彼らのオフィスも訪問させてもらったりとか、あとこれ、なんて読むんだろうな、サクラバナ漁園、なんか、チェリーオーチャードセメタリー、英語だったらっていうらしいんだけど、
いわゆる墓地のデザインを彼らがしていて、それがものすごく山の上にあるんだけど、とても素晴らしい建築体験で、ちょっと言葉では今全部言い尽くせないんだけど、
でもさ、自分たちの街を変えてる感じがして、この建築事務所は。で、オフィスに行った時も、自分たちのオフィスから見える窓の外の景色を、今そこ現場で、みたいな。現場がすぐ目の前にあるみたいな。
なんか、鈴木くんも日本人スタッフのことも話してたときに、帰り道、自分の家の帰り道をちょっとデザインするような感じとか、自分の家の建具の立て付けが悪くなったからちょっと整える感じぐらいの、生活からすごい距離がないところで設計をしているっていうことを言っていて、
すごい素敵だなーって思って、彼らの作品を見ているのと、あと日本だったら象設計集団、沖縄の名護市の市役所とか、設計しているところだったけど、そこもイーランで作品をいくつか残していて、オフィスのあって、イーランの県庁舎とかは彼らの設計なんだよね。これもとても素晴らしかったです。
私もこの間名護市役所行ってきました。めちゃめちゃやばいね、あれは。でも本当やっぱね、もうボロが出てきちゃってる。もう劣化がやっぱり細部を見てるとかなりあって、今もね、取り壊すか建て替えるかって議論の過中にあると思うんだけど、
あんなものが作れるってすごいなーってぐらい迫力がある建物だったね、本当に。なんかいろんな空間がシームレスにつながってたりとか、私が結構名護市役所で好きだったのは、建物の全部、壁面の角っていうのかな、角地の床面が、なんていうんだろ、ビオトープみたいになるようなくぼみがあって、
09:05
そこにちっちゃなビオトープが点在していたりとか、もうデザインの中にコミュニティガーデンのスペースみたいなのが組み込まれていたりとか、なんかやっぱ人の寄り所となるような場所が、沖縄のちょっと文化とか儀式的なデザインも取り入れてるらしいんだけれども、
ところどころにあるっていう、そしてそれを今も人が使っているっていうのがめちゃめちゃいいなーって思ったんだけど、名護の子に言わせると、雨の日は魔王の城ですって。雨の日はもうやばい、こう荒れ果てたような風景に見えるっていうことで、なんか天気にこうしてるの面白いなーとか思って、見てたけど。
名護市は私も市役所、私も5年前ぐらいかな、行って、これすごいなーって思ったんだけど、それがイランでこの前行った県庁舎と同じ、これこれも造設計集団だったっていうコレクションができたのは最近で、そうそう、なんか生き物みたいな作品というか空間なんだなーって思ったっていうのと。
細かいところまで考えられているよね、ライトのパーツとか、階段の位置とか。
そうだね、そんな感じでちょっと、イランではそういうふうに建築とかを見つつ、ちょっと台湾でこの2ヶ月滞在している間にやってきたこととか、リサーチしていることがあるのだが、なんかちょっと話が長くなっちゃうので、今ちょっとせっかく沖縄の話も出てきたので、ゆうかくが行ってきた沖縄の話も聞かせてください。
ちょうどね、先々週かな、11月に沖縄に行ってきましたっていうところで、結構なんか台湾とのつながりを感じるところもあったので、そこら辺も含めて話せたらと思うんだけど、行ったのは友達の結婚式で、
友人の奥さんがヤンバルの地域の出身で、母校だった、廃校になった小学校を使った結婚式をやるっていうので、みんなで遊びに行ったんだけど、ヤンバルとかも結構面白くて、塩屋小学校というところでやったんだけれども、
沖縄の北の方かな、ヤンバルってエリアとしては、マングローブとかもあったりするような、結構自然豊かなエリアで、ヤンバルアートフェスティバルとかをやっているようなエリアです。小学校を使って体育館で結婚式して、夜は図書館がクラブになって朝5時までみんなそこでパーティーするっていう、なかなかいい感じの結婚式だったんだけど、
12:01
そのエリアが結構ちっちゃな集落で、私たちが泊まった家の前にベンチとテーブルがあったの、木の下の大きな木の下の。朝かな、昼ぐらいに着いたんだけど、そのテーブルの上にたくさん焼酎とか青森とかの瓶がバーって転がってて、これ誰か飲んでたなみたいな感じで思ってたんだけど、
次の日、朝起きてみたら、地域のおじいちゃんたちが集まって朝から飲んで、物を修理してたのね。よくよく聞くと、そのおじいちゃんたちは70オーバーぐらいなんだけど、その周辺の独身男性チームみたいなのが毎日集まって支え合っているベンチらしくて、
そのベンチの後ろがリーダー格の人の工房みたいな場所で、みんなそこでいろんな物を修理したり持ってきてリペアしてたりしたのね。ここは自然のリペアカフェだとか思って、台湾でもリペアカフェみたいなのあったけれども、地域の中での支え合いの拠点として酒と大きなシンボルツリーとリペアっていうものが結びついて、
おじいたちの孤独を支えているっていういい風景がありました。
おじいたちの孤独を支えているみたいなところで行くと、そこら辺トピックすごい台湾で最近考えてて、台南に行った時に、台南に行ったことある人だったらわかると思うけど、
ちっちゃなお寺みたいなのが街中にたくさんあって、路地に入ったら地域で管理してるお寺みたいなのがあって、そこ行くとだいたいそのおじおばが足をボーンって投げ出したりとかして、ボーンって、なんか管理してるんだろうけどボーンってしてたりとか、おしゃべりしてたりとか、だいたいなんか食べてたりとかだとして、
なんかここでおじおばたちの憩いの場というかになってるなと思ってさ、これが例えば家でやることなくてずっといたらストレスもたまるし、そりゃなんか若者となりたくもなるだろうなとかも思うんだけど、
なんかそういう小さな掛け口とか自分たちの時間をポジティブに使う場所というかがあるってすごい素晴らしいことだなと思って、こういうなんか小さなサンクチュアリーみたいなものが日本にももっとあればいいのになみたいなことをめっちゃ思った。
そして、今外でコンストラクションが始まっちゃってむちゃくちゃうるさいです。
若干聞こえてます。ウィーンみたいな。
だよね。
それもじゃあみなさん台湾の環境音としてお楽しみください。
環境音として、はい。
あとは何だろう、台湾沖縄系で、街中で私、那覇で、そう面白かったのが沖縄のお墓で、
15:06
結構那覇の国際通りとかメインストリートを一本入ると、広大なお墓が広がっているのね。
で沖縄の、ちょっと台湾のお墓どうかはあれなんだけど、沖縄のお墓って風層、風の層って言って風層って言って、遺体の周りをこう石で囲って風化させるっていう埋葬方法が昔からあるっていうことで、
エジプトのお墓もちょっとそうだったんだけれど、沖縄では、濃厚として魂を入れた後にその場で宴会が開かれるっていうところで、
石碑というのかな、お墓自体もものすごく大きくて、あとみんながギャザリングできるスペースが目の前にあって、
お墓の後ろに緑地がちょこっとこんもりあるみたいな感じで、結構ちっちゃな公園ぐらいのスペースがあるんだよね。
それが那覇の市街地の中でもポコポコポコポコあって、雑居ビルの屋上を登って裏をこう覗くといきなりお墓みたいな感じで、
でもなんか今、所有者がわかんないみたいなお墓もあるみたいで、その土地をどうするかっていうのが都市部ではポイントになってきてるらしいんだけど、
すごい面白い文化だなと思ってウォッチしてました。
お墓はこっちでもよく見るんだけど、街中とか、ちょっと地方の方とかで、すごい沖縄の大墓にそっくりだなと思いながら見ている。
まさにちょっとギャザリングできるような感じとか、それ自体がもはやお家みたいな感じになってたりとか、
なんかまた日本の本州とかで見るお墓とは全然違くて、面白いなっていうのと、
なんか私、初めて台湾に5年前に来た時に出会ったカナダ人の子がいて、
彼結構アーバン、いわゆるアーバンエクスプロレーションというか、
街中の探検とか、それこそ遺跡とか、アバンドンビル、アバンドンって廃墟とかを巡るのが好きな子で、
それをスペクトラルコーデックスっていうウェブサイトに全部アーカイブしてるんだけど、
彼との街歩きを今回もして、その中でそういった古いお墓とか、もう使われてない教会の建物とか、
むちゃくちゃこの前巡ったの、一日かけて。
タイペイでもあるの?
タイペイにもあるし、今回彼と行ったのはイーランの方、私が滞在してるところだったんだけど、
なんかめっちゃイーランらしいしとしと雨が降ってる日で、
そういう自然に帰りつつあるような古いお寺とかお墓とか、半分破壊されちゃったようなところとかも歩いて、
でもやっぱすごい美しいなぁと思いながら見ていたっていうところで、
沖縄のこともちょっと考えていたっていうのと、
18:03
あとその街歩きの時に面白かったのが、古い神社に行ったんだよね、神社の跡。
なんか日本統治時代に作られた神社で、それがもう一度廃墟になってもうボロボロ状態になってたのを、
私たちが行った時は保全活動がされていて、
山奥の方に冬山っていう東側の方にある山奥の方にあるんだけどさ、
行ったら二人おじいちゃんが石畳みたいに移動させたりとか、ちょっと掘り返して土をならしたりとかして、
神社の補修活動みたいなことをしていて、むちゃくちゃね、それ面白いなと思ったのが、
そのおじいちゃんたちが、未族ってわかるかな、台湾のさ、もともとの先住民族の人たちのコミュニティというか、
の人たちで、日本語をペラペラに喋った。
何歳ぐらいの人?
65から70ぐらいの人かな、おじいちゃん二人。
チャイニーズ喋れない、ごめんねって最初言ったら、
あ、日本人みたいな感じで、ほんとにもうスラスラっとした日本語を喋って、
この神社がどんな存在だったのかとか、なんで一時期廃墟になって、
今またそういった復興活動みたいなのが起こっているのかみたいな話をしてくれたんだけど、
なんかこの辺り結構私滞在中2ヶ月かけて色々調べてて、
台湾における森とか山の歴史みたいな、ちょっとごめんお墓から話が離れちゃうんだけど、
森と山の歴史みたいなものを調べていて、
私が滞在しているイーラン圏の中のルオドンっていう街が、
日本統治時代に始まった林業で栄えた街なのね。
私が滞在しているアティスリン・レジネスのすぐ横に、
日本統治時代の林業工場、木材加工工場と、
あと輸送所みたいなところが、
その跡地が文化センターみたいになっているところなんだけど、
そこで私も初めて知ったんだけど、結構台湾の山を切り開いて、
ヒノキを日本に送ってたらしい。
ヒノキを中心とした台湾の木材が結構質が良いし、サイズも大きいしっていうので、
日本だったら首里城とか、
本州の方でも結構立派な神社、仏閣あたりによく使われていたみたいで、
木材がこんなに台湾から日本に輸出されてたんだっていうこと、
私も知らなかったっていうのと、
結構その山に入る過程で、もともとそこに住んでいた先住民の人たち、
21:01
いろんなグループがいるらしくて、
さっきのおじいちゃんたちのアミ族っていうところがいたりとか、
首刈族って呼ばれている人たちもいたらしくて、
もともと戦って相手の首を刈って、それを持って帰ることで、
男になれるみたいな伝統があったりとか、
お墨を入れたりとか、そういう伝統がある人たちも。
だからよく私たちも台湾に行くと、中華系の国って思うけど、
それよりも前に住んでいた先住民の人たちがいて、
セデックバレーっていう映画でそこら辺の歴史も深く描かれてるんだけど、
日本当時時代ってそういった先住民の人たちの欲圧みたいなものがたくさんあって、
実際すごい弾圧があったりとか、日本軍に殺されたりとかっていうのがすごいあったらしいんだよね。
日本語もそれで勉強させられて、もともと山で狩猟採集の生活を送ってたのが、
平地の方に下ろされて田んぼ作業させられたりとか農業をやったりとか、
そういうことがあったらしくて、それも神社で工事をしてたおじいちゃんたちから聞いたんだけど。
森の伐採の歴史と現住民の人たちとの日本との衝突みたいなところで、
結構日本、私たちが知らない物語だなっていうのと、
もう一つごめん、ちょっと話が長くなっちゃうんだけど、
クスノキの伐採も日本はすごいしてたらしくて、台湾で。
クスノキから小農を採ってたらしいのね。
小農って覚えてる?
覚えてる。なんか去年、アーバニストキャンプでさ、
都市の野生化をテーマに有楽町のさ、植物ツアーみたいな。
樹木居の人。
樹木居の人たちと歩いたときに、もうその話があって、クスノキの話があったんだけど、
今ってほとんど私たち知らないけど、和服の匂いあるじゃん。
なんかタンスの匂い、膨中剤の匂いなんだけど、
なんか結構昔はセルロイドとか薬とかに使われてたみたいで、
ものすごい高い金額で取引されてたみたいで、
台湾、自然の小農は台湾がシェアを70%ぐらい占めてるらしくて、
日本政府、当時時代の政府はそれで旧学の富を築いたらしいんだけど、
その過程でもちろんクスノキ伐採するので、
先ほど話してた先住民族の人たちのテリトリーとかにそこに入ってしまって、
そこで衝突が起きたりとか、そういったことがすごいあったらしくて、
なんかすごい日本と台湾をつなぐ森と山と木の物語みたいなのが最近ちょっと興味があります。
24:04
そのおじいちゃん、日本語喋るおじいちゃんとかはさ、その歴史をどうやって捉えて解釈してるの?
面白いよね、そこら辺。
なんかさ、日本好き?日本好き?みたいな感じで言ってたのね。
で、台湾来たらさ、大体みんな新日というかさ、大体みんな日本好きって言ってくれるじゃない?
でも、なんでなんだろうっていうのは私すごい、いまだにちょっとわからなくて、
いろんな人とディスカッション、若い人とかとも含めてディスカッションしたりするんだけど、
もちろんさ、その後に中国が来て、それとの比較でみたいな話とかよく聞く話なんだけどさ、
先住民の人たちとか、そういうふうに自分たちの生活がガラッと変わったりとか、
なんか元々の住まいを追われて、全く別の形態の農業をさせられたりとか、
すごい数の人が殺されているみたいな、私も資料見たんだけど、
ものすごい弾圧だったらしくて、もうその先住民の人たちもほとんど残ってない。
今もコミュニティ残ってるんだけど、すごい数がそこでいなくなっちゃったりとか、
自害に追いやられたりとかっていうのがあったらしくて、
だったら日本語なんて喋りたくないんじゃないというか、
神社の再建なんてしたくないんじゃないとかむちゃくちゃ思うんだけど、
その話を聞いたら結構、うーんみたいな、クリアに返事はしてくれなくて、そのおじいちゃんは。
いろいろあるけど、日本のことは恨んでないし、
日本人は好きだよって言っていた。
でもちょっとここらへんをもうちょっと聞いてみたいなと思って。
ちょっとそのさ、映画も見てほしい。
セデック・バレン、ぜひ。リスナーの人も、ゆかこも。
なんかね、3時間、4時間ぐらいのむちゃくちゃ長い映画だったと記憶してるんだけど、
もう知らないことばっかりです。
森も面白いね。
なんかそれはさ、今もかつて日本に輸出するために営まれてた森は残っているのか、
もしくはその干ばつとか伐採の影響でなんか環境が変わってしまってるとか、
なんか影響はあるの?
うちあるみたいで、そもそも日本統治時代終わった後に林業を結構衰退したらしくて、
もともと台湾の林業自体が統治時代に結構整備されたらしいんだよね。
で、なんかその後に森林伐採禁止令とかも出たりして、
あんまり日本じゃない、台湾の国林っていうものを材料として使うことがずっとなかったらしいんだけど、
最近なってその当時時代に植林されたスギとかヤマギとかヒノキとかが生えてきて、
27:05
今使い時らしいんだよね。
だから結構国内の林業のところで国産林っていうものの見直しが今まさに行われている最中らしくて、
ちょうど今月も台北で台湾の国産林に関する展覧会が行われるらしいです。
ちょうど当時時代から。
国内で使ってこうみたいな動きが始めているって感じなのか。
日本と同じで、日本も国産林使ってこうみたいな感じだけど、台湾もそういう風になっているっていう感じ。
あとさ、日本の建物の、当時時代の建物のリノベーションブームみたいなのもこの10年くらいの出来事らしくて、
それにもやっぱその木材が必要だから、
なんかそれ以外の建物って台湾結構コンクリートのものが多かったりとか、
レンガのものが多かったりするんだけど、
台湾自体の建物は木材、木造のものが多いから、
リノベーションの時も国産林を使ってみたいなことが結構多いらしくて、
今まさにまたサイクルを、一サイクル終えてリバイバルしてきているトピックらしいです。
面白いね。
なんかその、
当地ではないんだけど、それこそ沖縄、今回行ったエリアで、
私が一番面白いなと思った場所が小沢ってエリアで、
小沢も実は有名なのが1970年の小沢暴動っていう、そこも戦後、
米軍タウンみたいになってた場所で、
軍の人たちへの日本人の不満とか、なんか抑圧みたいなところの怒りが爆発して、
その小沢暴動で5000人ぐらいの軍集が米軍関係者の車をめちゃめちゃ焼き払って、
死者とか怪我人が出るっていう、結構激しい、ダークな部分の歴史を抱えている町でもあるんだけど、
今地元の人たちが結構盛り上げようと頑張っているエリアで、
たまたま教えてもらったフリーダムっていうなかなかディープな喫茶店があって、
そこにエビピラフ食べに行ったときに、
ちょうど沖縄国際カーニバルっていう、年に1回の結構大きなお祭りをやってて、
町中の道路とかも封鎖して、そこで米軍のマリーンたちがジャズバンドをやったりとか、
ダンス踊ったりとか、町並みもやっぱりアメリカ軍の影響が大きくて、
ストリップ劇場みたいな跡地みたいなのがあったりとか、
バーガー屋みたいな雰囲気も、ここは日本じゃないぐらいの町並みの建物になっているエリアなんだけど、
そこを歩いてたときに、面白いホテルがあるっていう噂を聞いてて、
30:02
その名前がトリップショットホテルズっていうんだけれども、
町の中のキャバレーとかバーとか元美容室とかを回収して、
一個一個いろんなクリエイターとコラボしたお部屋にしてるっていうホテルがあると。
なんか面白そうだねって言ってそこに行ったら、
ちょうどオーナーさんがいて、その人と話してたのね。
すごいタイミング良くて、ちょうどその日から、
その小座っていうものをもっと盛り上げるために、外からの人にきちんと小座の歴史を理解してもらった上で、
町を探検してもらうツアーを、今日からテストで始めるんですってオーナーさんが言ってたのね。
すごいすごい。
オーナーさんもいろいろ話を聞いていくと面白くて、
テレビ業界とかプロデューサーの人で、メディアとかPRとかをガンガンこれまでやってきたような人で、
小座の裏側っていうYouTube番組とかテレビ番組とか携わってたりとか、
なんかその町をプロモーションするために、なんか真面目な説明動画とかじゃなくて、
映画作ろうって言って、テンルームズっていう、人が6人ぐらい死ぬ、
ポップなミステリーサスペンス映画みたいなものを、コメディかなあれは。
人が6人ぐらい死ぬんだけど、コメディ映画みたいなの今撮ってて、
ちょうどね、今年いろんなところで上映するらしいんだけど、それも結構面白くて、
なんかやっぱりでも彼らとしては、地域にプレイヤーとかここ面白がってくれる人がなかなか地場からは出てこないから、
何かここに関わってくれる人とか、この価値を見つけてくれる人たちを発掘したいって思いで、
映画撮ったりとか、そのツアー作ったりとか、めちゃくちゃ面白い取り組みしてて、
超イケてるなと思って、こざ、どんどん面白くこれからなりそうっていう感じがした街でした。
面白いね。今地図で見てたんだけど、フリーダム、マジ良さげえな喫茶店すぎるね。
エビプラフが、ピラフが食べれそうな喫茶店だね。
でしょ?でしょ?
うん、やばいね。
いい感じなんで、地元の人とかもいて。
で、そうそう、トリップショットホテルズがあるストリートも、戦後、アメリカ軍からこの街を取り戻すみたいな思いで作った商店街に位置していて、
そこもブーギンビリアとか花が綺麗に咲いてて、ファサードとかもすごい綺麗にデザインされた、いいストリートだったので、
なんかぜひ行ってほしいなーっていうのと、沖縄だったら次ここ来そうだなーと今注目しております。
あ、そうなんだ。
沖縄アリーナとかと近いのね。
なるほどね。コザ・ポードンの話は私もあんまり知らなかったっていうのと、
33:05
こういう歴史をポップに、きちんと向き合って、手をそこだけに留まらずに、それこそ映画作ったりツアーしたりとか、
そういうことを若い事業家とかがやってると、すごいホープフルというか、希望を持てるよね。
いろんなところで思うのは台湾もそうだし、台湾とか沖縄もそうだしさ、あとサイパンとかグアニムに行った時も思ったんだけど、
すごい戦争とか植民地の歴史とかと、すごい密接に紐づいてる場所こそ、場所でさ、単なるバケーションしようと思ったらできちゃうじゃん。
綺麗だしさ、美味しいしさ。でもそれを歴史も含めて知りながら、新しい人たちの新しい挑戦みたいなのを何にも参加しながらみたいな旅の仕方が、
これから大切というか、希望が持てるなっていう風に思いました。
沖縄も行きたいな、めっちゃ近いもんね、だって台湾と沖縄、石垣島か、石垣島がマジ近いなって改めて思うんだけど、
でも石垣島から台湾に行こうと思ったら、飛行機だったら多分那覇に一度戻って飛ぶみたいな感じに、船とかだったら多分すぐなんだろうけど、
とか思いましたが、そんな感じでちょっとね、我々南の方に思いを馳せた冬が始まりましたが、という数ヶ月だったかなと思います。
まだちょっと話したいことはたくさんあるんだが、ちょっと時間も時間なので、
ちょっと今、台北で4日間の子ども向けのワークショップ、アーバンワークショップをしていて、
これから開発でなくなる古いマーケットを舞台に、建築家とカーペンターとコンテクシュアルデザイナーの人たちと一緒に空間を作るワークショップをしているんだけど、
その話とかまた終わったら、後日こういった雑談会とかでシェアできると嬉しいです。
そんな感じかな、今週は。
沖縄はちょっとおすすめ本概要欄に載っけておくので、興味ある方は見て旅してください。
沖縄に関係する本ってこと?
沖縄に関係する本をいくつか載せておきます。
こういうお楽しみコンテンツがあるといいかも。
それで思い出しました。皆様、Good News for Cities、少しずつちょっと改革を進めておりまして、
36:05
新しいコミュニティを作ろうということを思っております。
ディスコードを使ってちょっと質問を皆で共有したりとか、
今日のそういったおすすめの本みたいな、ちょっと私たちからもプラスで情報をお伝えしたりとか、
リスナーさん同士で交流をしたりとかね、こういったエピソードの感想とかを入れたいとか、
そういうディスコードの使い方をしたいなと思っております。
ということで、一旦試しに10人くらいを限定でディスコードコミュニティをオープンしようと思っています。
リンクをこの回の概要欄に貼るので、先着順で10名入っていただけるようにしておきます。
入っていただいた方は自己紹介していただいたりとか、
どういう経緯でグッドニュース・ボーシティーズを聞いていただいているのかとか、
ちょっと簡単にシェアしていただきつつ、私たちの方からも回答させていただいたりとか、
盛り上がるためにちょっといろんな仕組みを仕掛けをしていきたいなと思っています。
ちょっと、ポッドキャストをもっと良くするためにっていうところでいろいろご意見聞けたら嬉しいなと思っているので、
興味ある方ぜひお願いします。
はい、それでは今週もありがとうございました。
はい、またねー。
またねー。
最後に番組からのお知らせです。
グッドニュース・ボーシティーズのフォローとレビューをお待ちしています。
フォローすると最新話の更新の通知が届くようになっています。
レビューをしていただくことで番組の改善になるだけではなく、番組がより多くの人へ届きます。
今回初めて聞いてくださった方は、どういう経緯で聞いていただいたのかなど教えていただけると嬉しいです。
38:18

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