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はい、リスナーの方からとても嬉しいメッセージと質問が来たので、こちらでお答えできたらいいなと思っておしゃべりしてます。
はい、なので今日はQ&Aセッションですね。
そうですね。最近、いろんな方に聞いていただいているので、反響をいただくことも多くて、すごい一つ一つ嬉しいので、
ちょっとこんな感じでコミュニケーションをしていけたらいいなと思っています。
東京にお住まいの方で、デベロッパーで勤められていて、職にも興味があるっていう方ですね。
で、いくつか、私たちも職と建築とか職と都市で、過去2回ぐらいだったかな、お話しさせていただいて、それも聞いていただいたりとかしたみたいで、
質問をいただいたので、ちょっと答えようと思います。
ではまず一つ目、どこから問いを見つけてくるんでしょうか?っていう質問ね。
はい、難しいね。
でも基本的には2人で、最近気になっていることだったり、ちょっと2人で調べてみたいこと、2人の視点を知りたいこととかね。
基本的には、今気になっていることベースで見つけてきているよね。
そうだね。あと、ちょっと思ってたのは、正しい問いを見つけるっていうのは、やっぱりデザインプロセスの中で大切だと思うんですが、
どんだけ頭をひねっても出てこない時とかもあって。
だから、正しい問いを見つけるというよりも、問いをたくさん作るみたいなのって大切だなと思って。
で、私とゆうか子も一緒にアムステルダムとかに住んでた時さ、ご飯とか作りながらさ、
ああでもない、こうでもないとかさ、そこで生まれたアイディアの、多分20%ぐらいしか形になってないかもしれないけど、
それをやった、問いをたくさん作ったとか、アイディアをたくさん持ち寄ったみたいなのって、すごい良かったなと思うので、
とにかくひたすら数を、問いをたくさん作る。
そういう意味では、確かに一人で問答っていうよりか、こうやって二人で話したりとかすることで、
あ、そういえばこれ気になっててさ、そういえばこれってこういうこと調べられるんじゃないとか、
結構誰かと話してみるっていうのも良い問いの見つけ方かもしれないね。
そうだね、それ良いね。それが次の質問にもつながってるんですけど、
話し相手はどこから見つけてくるのか、私たちの場合はそのポッドキャストで、
なんかゲストでお呼びできるような存在だったりとか、どうやって見つけてくるのかなっていう質問ですね。
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これは多分お互いにアウトゴーイングな性格っていうのがあるかな、
好奇心があれば、どっちかっていうと自分の目で見てみたい、聞いてみたいっていうのが強い二人なんじゃないかなと思ってて、
そういうところで出会った繋がりだったりから、たどっていってお声掛けさせてもらったりとか、
でも本当にネットとかで調べてみて、アドレス載ってたから問い合わせてみたっていうのも全然あるよね。
そうだね、坂口さんとかめっちゃトーク面白くて、いまだにかなり聞かれている回なんですが、
記事を読んだのがね、きっかけだったんだよね。もともと認識がなかったのを、
Facebookで見つけて、なんか節付けにもいきなり連絡をしたっていうね。
だからなんかコンタクトさえつかめれば、連絡すれば、
繋がっていったりチャンスになっていくっていうのは、今の時代だからこそ全然たくさん可能性があるのではないでしょうか。
そうだね、確かに確かに。
次の質問は、
フィビの情報収集はどんな意識でどうやっているのか。
これ、まりこさんの方がすごいんじゃないですか。
そうなんですか。フィビの情報収集ね、むっちゃしてますね、確かに。
ツールとかに行かない方がいいのかな。
ツールで言ったら、フィードリーとか使って、たくさんメディアを登録してるので、都市とか建築系で。
いろんなウェブサイトを新しく更新。
RSSだね、なんか新しく更新されたら、わざわざメディアに行くのって大変じゃない。
それを全部まとめて、
通知してくれる。
そうそう通知してくれるやつで、それで毎日新しいニュースとかをそれで見てるのと、
でもあれだよね、質の良い情報っていうのはやっぱり人と会って話すみたいなところから入ってくることも多いし、
なので普段だったらミートアップとか、イベントとかね、気になる人と会いに行ったりとか、
コロナの時期はちょっとそれが難しいので、
あと私はYouTubeも大好きです。
そうだね。
YouTubeとPodcast。
あれじゃない、結構さ、論文とかもさ、PDFとかさ、見つけてきたりさ、本とかも。
ネット結構駆使してるよね。
めっちゃ駆使してるね。
確かに確かに。
でもそれこそ、なんか調べる時にもう一歩深い情報が知りたいなっていう時は、論文検索とか使ってね、公開されてる論文のデータはないかとかも調べたりとか。
そうだね。
それでも分かんなかったら問い合わせてゲストになって喋っていただくとかね、我々はやってますね。
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どんな意識でやってるとかある?なんか情報集心、私なりのフィロソフィー的な。
そうだね。
自分の日常で感じたものと紐づけるようにしてたりはするかも。
なんかこういうことが、それをなんか自分の中で一回解釈するというか、
なんかただの情報情報としてそのままっていうよりは、自分の経験とか自分の生活の中で紐づけたらどう解釈できるんだろうとか、
そういうのを考えてみているかもしれない。
それそうだね。私も実は全く一緒で、パーソナルなことってすごいポリティカルなことだと思っていて、
普段感じたこととか普段の経験が結構もっと大きなイシューと繋がっていたりとか、課題と繋がっていたりとかするので、
そういった自分のアンテナみたいなのは結構大切にするよね。
多分それが次の質問にも繋がってると思うんですけど、
なんかその自分が興味があるところをちゃんと調べていくみたいなところで、
この質問をいただいたリスナーの方は、食、都市、食、食べ物が好きで、
まちづくりにも関わっていて、だからこそその2つを繋げるような食と都市のプロジェクトをやりたいと、
それでヒントになりそうな情報があれば教えてくださいっていうことだったんですが、
何か最近ありましたか?食と都市。
それはまさに良い情報があります。
前回、翔太さん、建築設計事務所で働いてて、
翔太さん、ヨーロッパのイタリアのレモンの産地の都市とか、
食環境がどのように作られているのかっていうものを、建築的な視点から読み解いていくっていうのをやられた方なんですけど、
今ちょうど本を出版するようで、
つりゃっとラフみたいなものを見せていただいたんですけど、
素晴らしい。
大作です。
本当に僕たちと話していた時に、映像とか画像とか見せれなかったんですけど、
本当に全部の彼が見てきたものを細かい図面に起こしていて、
食を作る環境の構造とか、すごく細かいところまで分かるので、
それが出版されたらぜひ読んでほしいなと思っています。
素晴らしい。翔太さんの回は面白かったね。
見せたいんだよね、確かに。
映像とか画像を見せたい。
その通りだなって思いますけどね。
なるほど、なるほど。
そうだね、翔太さんは確かに食と建築の部分で、
これから日本の先駆け的な存在になるのかなと思います。
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オランダだと、最近私たちも一緒にプロジェクトをやっていた
カスコランドがまさに食をテーマに最近プロジェクトをしていて、
特に彼らはフードウェイストか廃棄になってしまう食べ物を使って、
コミュニティーの中でいろいろ活動していて、
今それに私も関わっていて、
その文脈で結構いろいろ論文をそれこそ交換したりとか、
こんなプロジェクトあるよっていうトレンド情報みたいなのを交換してたりとかして、
それが結構アーカイブとしてたくさんあるので、
またそれもどこかでご紹介できたらなと思うんですが、
でもオランダでやっぱ面白いなと思うのは、
オランダって植民地の歴史が長いので、
例えばインドネシアの食べ物、料理がたくさんこっちにあったりするんだけど、
その移民とか植民地の歴史とか、
アイデンティティーみたいな関係の中で、
都市と食とコミュニティーみたいなので、
いろんなプロジェクトが生まれているのが面白いなと思っていて、
日本だったらどんなテーマで取れるのかなっていうのも楽しみ。
なんか写真集とかも彼ら持ってても、
なんかいろんな地域の人が集める家庭料理というかね。
そうそう。
見せてもらったのがロッテルダムのクックブックみたいな感じで、
確かに食べ物って国単位が多いじゃん。
日本食とか中国料理とか、
でもなんか都市単位のフードクイズイン文化みたいなのも面白いなと思って、
その本はロッテルダムってオランダの都市の、
ロッテルダムならではの食のカルチャーだったりとかを、
一人一人にインタビューをしながら、
それこそレストランとかじゃなくて、
彼らの家に行って、
彼らが普段使っている冷蔵庫の中とかを見ながら、
彼らがなんでそこにいるのか、何をしているのかみたいなところも聞きながら、
本にしてるやつですごい素敵だなと思った。
確かに、それを読んで我々も、
冷蔵庫ってものに着目するの面白いね、みたいな感じだったんだよね。
そうだね。
国の人が混じっているから、
冷蔵庫を見るだけでその人の生活が結構、
読み解けるんじゃないかとかね。
そうだね。
あとは、食だったら公共、
英に出てくるんですけど、
この食と都市の事例は、
最近見つけたのでニースレターにも書いたんですけど、
アーバンクックブックみたいな名前のプロジェクトで、
公共空間とコミュニティと食をつなげる、
世界中のプロジェクトをマッピングしているウェブサイト、
メディアサイトで、
そこを見てても、
いろんな世界の食と都市のプロジェクトが分かるので、
参考になるなと思いました。
あと思い出した、
コンフリクションがあって、
あと思い出した、
コンフリクトキッチンだっけ?
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いいね。コンフリクトキッチン。
その国の食を通して、
カルチャーを理解し合うみたいな、
ショップというか、取り組みなんだよね。
はい。
それめっちゃいいよね。
アメリカで、ニューヨークで始まったのかな、
プロジェクトで。
日本でもそういうのあったらいいな。
いつかできたらいいなと思ってたので、
ぜひやっていただきたいですね。
そういう取り組みね。
あと私はジェンダーもすごい気になっていて、
料理ができる人イコール女子力っていうのは、
すごいおかしなことだなと思うので。
ね。
でもさ、料理人とかさ、男性多いじゃん。
そう、料理人は、プロは男性が多いのに、
家庭料理うまい人は、
結婚しやすいとかさ、
そこら辺のジェンダー都市と、
ジェンダーと、ライフスタイルと、
仕事文化と、そこら辺も、
社会的な視点で切れると思うので、
可能性たくさんあるね。
こんなところですかね。
今後も質問があれば、
ちょっとポッドキャストで合間合間に、
こうやって答えて配信していければいいなと思うので、
ぜひ。
よろしくお願いします。
ありがとうございました。