おもちゃを4週間借りることができます。
やっぱりその子供のおもちゃって月齢とか年齢に合わせて遊びたいものとか、
おもちゃを通じて学ぶこととかっていうのは変わっていきますから、
やっぱり毎回買うんじゃなくて、シェアしていこうっていうのはすごく理にかなっている。
なんですけど、借りるためにはその対価として、
親は自分の時間とかスキルとか、そういうリソースをシェアしないといけないというか、
シェアしようっていう、そうやって運営したいのはボランティアになった。
めっちゃいいな。
おもちゃ図書館。
ただ置いてあって、好きに持って行っていいよとかじゃなくて、
一応スキルシェアみたいな、ギブアンドテイクの関係というかがあるのがいいですね。
みんな必要だよね。みんな楽しいよね。みんなで支えようね、みたいな。
なんかそのスキルシェアっていうので言うと、
同じシェアリングしているスウェーデンの中でも、バイクキッチっていうスペースもありまして、
これは誰でも無料で自転車を修理したり、組み立てたり、リノベーションしたりできるっていう場所なんですけど、
その場所には工具がたくさんあって、そこで自分の自転車のちょっとした不具合を直したり、
分からないことがあったら、同じように隣で自転車を修理している人に聞いてみたいだとか、
そういう風にすることで、自転車を直します、不便を解決します、工具を買わなくて済みますみたいな利便性だけじゃなくて、
コミュニケーションが生まれるんです。
そういうのがバイクキッチっていうのがあって、
それと同じようなのがカメラ好き、写真好きのための暗室とかの設備が整っているカメラ好きのためのラボとか、
あとは自転車じゃなくて電化製品を持ってきて修理に挑戦する修理カーとか、
そういういろんな場所を用意しているんですって。
いいですね。バイクカフェは私、ウィーンでも行ったことがあって、めっちゃいいなと思っていて、
格安なんですよね、プロに任せるよりも、教えてもらって自分でやる方が安いし、
最近自転車にハマりだして、いろいろこうヴィンテージとか見てるんですけど、
やっぱり修理とかしようとしたらツールから全部揃えなきゃいけないので、挫折したりとかするんですよね。
最近友達も自転車のブレーキが壊れたかなんかで、
自転車屋さんに行ったら直すのに1万5千円かかるって言われて、
だったら新しいの買いますって言ってたらしいんですけど、
なんかね、それせつがないですもんね。
そういう場所があるのでいいなと思います。
お金で不便を解決するという、すごくこれまでの都市生活っぽい感じですけど、
逆に日本の事例をそういったローカル、海外のローカルに戻すみたいなことに興味だったり、
そういうことがもっとできるんじゃないかって思う瞬間はあったりするんでしょうか?
そうですね。
数年前にですね、僕一時期、エストニアに片入りしていた時期があって、
2015年ぐらいですかね、世界最先端の電子効果みたいなのがありますけど、
その時期にエストニアのスタートアップカンファレンスとかに行くと、
同じような編集者っていう人たちがいて、自分で雑誌をやってる人たちがいて、
そこに日本のスタートアップの情報とかを寄稿するみたいなこととかね、やっていたりとかはしましたね。
特に今、やっぱり日本の企業でも海外で売って出ていかないといけない、
あるいは日本だからこそ売って出ていける領域っていうのがあるかなと思っていて、
例えば産業用ロボットとか介護とか、
なんかそのあたりは海外の企業とかも日本にすごく興味を持って視察に来ていたり、
コロナ前とかは、っていう時期があったと思いますし、
なんでそういったね、日本の企業の情報とかっていうのは、
これからもそれこそ英語で記事を書けるライターさんね、
マリコさんっていらっしゃいますから、これからますますやっていきたいなと思うんですよ。
ちなみになんか、今日我々もね、
編集者の方とかライターの方みたいなのにお会いして取材を受けていただいたんですけど、
なんかその、町づくりとか都市、空間、場づくりみたいな文脈っての、
そういった職業の人たちの役割とか、
アプローチみたいなところって結構大切だなと思っていて、
私もそういった業界にちょっと関わってるっていうのもあると思うんですけど、
なんかその、建築家とか都市デザイナーとか町づくり、
コミュニティデザイナーだけではなく、
そういった編集報道の立場、ジャーナリズムの立場みたいなところから、
もっと面白い町を作っていくとか、
もっと面白い場を作るみたいなところで、
岡さんはどういうふうに考えられているのかなっていうのが気になりました。
ちょっと止めずなんか話しますけど、
2つぐらい考えていることがあって、
1つはこれ編集業界、メディア業界の変化に関わる話かもしれないんですけど、
なんかそれこそポッドキャストもそのコンテクストの1つだと思うんですけど、
建築とか都市とかある分野とか業界に特化した情報っていうのは、
情報っていうのを、
僕ら編集者とか記者ライターと呼ばれる人たちが報道することの意味って
どれほどあるのかなって最近考えていて、
はい。
ちょっと最後にはなってしまうんですか?
今後、アムステルダムでも他の国でもやってみたいこととか、
今これに取り組んでいるよみたいなことがあれば、ぜひお伺いしたいです。
冒頭で話したご近所さんっていうのは、仕事編集者としての仕事だけじゃなくて、
一パパとしても意識しているところで、アムステルダムで家を買ったら、
つまり10年くらいの単位ではここに住み続ける。
だからこそ、ご近所さんとの付き合いを深くしていきたい。
言い納得できるものはあったし、
バックフィットっていう、それこそ対話のきっかけとか、
あるいはそれを順変化するツールっていうのがあるので、
それを使ってご近所さんの子供を連れて一緒に何か楽しめるとか、
それが最近少しずつ始まってるんですけど、
知り合いに木工家具、木の家具を作っているインテリアデザイナーさんがいて、
今リノベーション途中なので、家の棚を便利にするためのデザインと作りの会社だとか、
そういうご近所付き合いっていうエモーショナルなものと、
消費経済あるいは仕事みたいなのが組み合わさって、
ご近所エコノミーというか、ネイバーフードエコノミーとか、
そういうものを生み出していくと人の交流も増えるし、
あるいはコロナで今まで都市部とか大手の企業とかに依存していた、
仕事とかお金とかのポートフォリオがより小さい単位で分散させていくことで、
リスクを低くしていきつつ、地域に貢献している環境もあって、そっちも高まっていく。
そういうことを編集者としてだけじゃなくて、パパとして、
アムステルダム市民としても実践、体現していって、
それをゆくゆくは日本の人たちに記事として、音声として何か発信していけて、
このご近所エコノミーみたいなものを広げていくことができたらなとは思っています。
いいですね、やっぱ岡さんしゃべるの得意ですよね。
すらすらと、うらやましいなと思いながら聞いてました。
みなさん、岡さんのグローバルインサイト、ポッドキャストとても面白いので、
もう一つ裏ポッドキャストもあるんですよね。
夫婦、海外在住夫婦家族会議、これも結構面白くて、ぜひ聞いていただけたらと思います。
アムステルダムの様子とかもわかるし、岡さんフォローしてたら結構海外の街づくりの様子とかもキャッチできると思います。
奥さんと二人でホロ酔いで、子育てとか、夫婦喧嘩とか、
なんで君はあの時あんなこと言ったんだとか、そういうことについて、