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2020-09-22 19:48

【#24】大切なお知らせ📣アムステルダムでプロジェクトを開始しました。

コロナで先が読めない状況となっていますが、杉田と石川は、2人でオランダに引越し、プロジェクトを次のステップに進めるべく活動を開始しました。実は1ヶ月ほど前からオランダにいたのですが、自粛期間の2週間は念のため公式には発表をせずにおりました。今回は、具体的にどんなプロジェクトを行おうとしているのか、オランダの状況や近況報告などを含めて、お話します。

*コロナウイルスへの対策に関して
渡航前、渡航後にPCRテストを実施し、陰性だと確認したうえで更に自粛期間も設け、マスクを常に着用するなど、出来る限りの対策を心がけています。しかし、この時期での渡航に関する不安など、ご意見ある方もいらっしゃると思いますので、その際は個別にご連絡頂けますと幸いです。

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みなさんこんにちは、編集者・ライターの杉田麻里子と、プロジェクトディレクターの石川赳子です。
この番組は、都市というテーマが好きで好きでしょうがない2人が、都市に関する様々なグッドニュースをザック・バランに話す場所です。
今日は2人の回っていうことで、ちょっと私たちも今、グッドニュース4シティーズっていうね、リサーチユニットを作ってから、
結構もう、ポッドキャストも何回目ですか?
23回目ぐらいかな。
毎週ね、やってきたら結構続いていき、結構いろんな方にも聞いていただけて、
なんかこれからも続けていきたいなと思いつつ、
多分最初のポッドキャストでも話したように、
1年前から私たちこの9月から新しいプロジェクトを始めようとして動いていて、
そのプロジェクトが、やっとスタートを切れた。
というところで、今日はちょっとそのお話を共有できたかなと思います。
お知らせみたいな感じで、聞いていただけたらと思います。
あっという間に9月ですね。
もう9月です。
なんか私たちは2人とも9月が誕生日で、お互い31歳になりました。
ということで、2020年ももうすぐ終わりそうな感じなのですが、
温めていたプロジェクトがようやく始動できそうな感じで、
で、今回は初めて実は同じ場所で収録をしていて、
今までずっと京都と東京で、
エアトラックで収録もしていたし、打ち合わせもしてたんですけど、
実は今同じ場所にいますということで。
そして今アムステルダムにいます。
オランダですね。
オランダのアムステルダムにいて、
新しいプロジェクトに向けたリサーチと準備っていうのを、
今2人で始めている感じです。
なんでアムステルダムなのかっていうことと、
ちょっとコロナもあって、あんまり移動がしにくい時期にもあって、
センシティブなことだなと思うので、
ちょっとそこも説明できればいいなと思うんですけど、
道路の外ですごい車のエラーが。
そうですね。
最初に話してたみたいに、
1年前からドイツにあるZKUという文化施設っていうんですかね、
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そこがアーバニストインレジデンスっていう、
アーティストインレジデンスとか皆さん聞いたことあるかもしれないですけど、
滞在型でアーバニストと言われる都市をテーマに活動したり、
表現をする人たちみたいなのを受け入れて、
そこのスタジオに滞在しながら都市のテーマに作品を作ったり、
研究をしたりっていうものをサポートしてくれるような団体。
レジデンスだけじゃなくて、もちろんイベントだったりとか、
フェスティバルみたいなワークショップみたいなことも、
都市とか公共空間みたいなテーマで積極的にやっている国の団体ですね。
1年前くらいから私たちもフリーランスになっていて、
ここに申し込んで、
是非ここで半年間プロジェクトを形にしたいねっていう話をして応募して、
幸いのことに受け入れが決まって、
9月から行く予定になってました。
6ヶ月行く予定だった。
ドイツの西の上の方かな、ちょっと北寄りのね。
ベルリンのね。
中心部までもそんなに遠くない。
15分とかね。
結構簡単にアクセスできるところに、
宿泊できる場所と、
作業できるスタジオと、
イベントできるスペースと、
結構なんか広大な感じのスペースだよね。
そこに行きたかったので、
結構この5ヶ月くらい、
ドイツの国境が開かないって、
すごいフラストレーションであり、
ウェブサイトめっちゃチェックしたね。
で、今皆さんもご存じの通り、
ドイツとか、
ヨーロッパってヨーロッパの国によって、
やっぱり判断が違うっていうところ。
ドイツはその中でも結構厳しく統制をしていて、
やっぱり未だに、
観光ビザでは日本からは入国できないっていうところだったり、
今私たちはロングタームビザ、
長期のビザを取っていく予定だったんですけど、
研究として。
それも今、医療関係者だったり、
科学者だったり、
国に勤めてる人じゃないと、
当分難しいということで、
ちょっと計画が狂い始めてしまったみたい。
で、いろいろ調べて、
それこそキャンセルにしてしまうかとか、
いろんなことを考えて、
たくさん議論をしたり、
オランダに来ることになったんですが、
オランダは、ギリシャとかも空いてるのかな、今。
だから日本から、
特に規制なく入れる国の一つで、
で、アムステルダムってちょっと面白い街っていうので、
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結構いろんな都市関係の人たちも注目している街だと思うんですけど、
ここは3ヶ月。
で、私は夫と一緒に来ていて、
もうちょっと長く2年とか3年とか、
フリーランスビザを取って、
長期でこっちに滞在をしようとしています。
それも結構、本当にオランダに長期で住む予定も元々なかったんだけれども、
ドイツもね、6ヶ月で行く予定だったし、
で、今なんか3ヶ月で行って帰ってっていうのも、
私たち的にもちょっと控えたいなっていうタイミングでもあったので、
こっちに来たのなら、
PCRテストとかも全部受けて、
ちゃんと万全の状態にして、
2週間の隔離とかもした上で、
長期でこっちにいようかなっていう判断でしたね。
飛行機とか大変だったよね。
そうだね、もうあんまり誰もいない。
ディストピアだったね、空港とかね。
空港はセブンイレブンさえもやっていなかった。
水をどこで買えばいいのか10分くらい探ってました。
やばいね。
私の場合はPCRテストを日本にいる段階で受けないと、
それがネガティブじゃないと飛行機乗れないみたいな航空会社で、
で、いろいろPCRテスト調べたんだけど、
すごい高い。
自主検査だね。
自費で1人3万円以上する。
だいたいそれぐらいだね。
もちろん、熱とかがあったら保険でカバーされるみたいなんだけど、
それもいろいろ調べたけど、結構複雑で、
今ちょっと日本改善してるかもしれないけど、
都市にもよると思うけど、地方自治体にもよると思うけど、
結構今の状態って熱とか受けづらいとか、
そういう課題も感じた旅だね。
ここまでの道のりだったなっていうのは思います。
でもオランダについても思いますけど、
本当に国ごとに意識が違うというかね。
みんなマスクしてないんだね。
公共空間はマスク絶対着用ということで、
電車だったり、ボートだったりはね。
でもそれぞれ、そんなに密になるところはオープンしてなかったりとか、
夜のお店とかもまだクラブとか閉まってたりとか、
まだまだこっちも規制みたいなところを守りつつ、
なんか本当に先週ぐらいからやっとパブリックライフが回復してきたっていうのを
オランダ人の友人も言っていたので、
だんだん生活がみんな取り戻されてきてるっていう感じなのかな。
最初はお互いちょっと気をつけながら様子を見て、
そろそろ活動を開始し始めたみたいな。
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どのタイミングでこうやってパブリックに押し寄せるのかって考えたんですが、
今ちょっと温めているアイデアがあって、
それをほぼ毎日というようにね。
合宿的に。
3ヶ月みっちり合宿になりそうだね、これはね。
なんか現地の面白いステークホルダーみたいな人たちとも、
少しずつではあるけれども会えていて、
カスコランドっていう仕事から、
私が知っていたカスコランドっていう、
オランダの結構西の方で地域再生みたいなものを、
昔からボトムアップでやっている夫婦チームがいて、
彼らのところでも一緒にちょっとプロジェクトができそうということで、
今いろいろディスカッションを始めようとしています。
あとはオランダ在住歴20年、25年くらいから、
モネーザー算定建築がお世話になっていたりとか、
いろんな人にお世話になります。
徐々にですね。
で、何をするかってとこですね。
それをじゃあ見ましょうか。
はいはい。
でまぁ、
グッドニュースフォーシティーズはどっちかっていうと、
我々の研究、R&D機関みたいな、
私たちがそれぞれにプロジェクトをやるときだと、
一緒にプロジェクトをやるときに、
新しい都市へのインスピレーションとなるようなリサーチを引き続きやっていったり、
こういうメディアで発信をしていきたいなと思っているんですけど、
それとは別に今回のリサーチは大きなアウトプットとして、
アーバニストのネットワークっていうものを構築したいっていうものを目標に動いてます。
で、それ何かっていうと、
ヨーロッパ、まさにそのカスコランドだったり、
ZKUみたいに私たちがアプローチしたのも、
ヨーロッパっていうのは陸続きなこともあって、
ローカルで実施する地域のプロジェクトだったり、
例えばフランスでやるプロジェクトにドイツのチームが参加していたりとか、
例えばドイツでやるプロジェクトにベルギーからメンバーが参加していたりとか、
結構その土地のプロジェクトとカラーに合わせて、
いろんな才能が国を越えて集まってくる。
それでプロジェクト立ち上げて、またみんなそれでその国に帰っていくみたいな、
そういう動きがかなり活発、
かつそのネットワークって結構うまく機能してるよねっていう。
ファンディングもね、結構それこそEUから出ていたりとか、
オランダ政府とかゲイテインスティチュートみたいなドイツのやつとかが、
結構国際的なコラボレーションに対してかなりジェネラスにお金を出しているっていうのは、
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大きなことかなと思うんですけど、
そのプラットフォーム、アバニストネットワークのプラットフォームみたいなのは、
今回私たちアジアでも欲しいねっていう話をしていて、
いくつかね、参考となるヨーロッパだけではないかもしれないけど、
特にヨーロッパで見つけたアバニストと建築関係の人たちの国際的なネットワークのプラットフォームみたいなのがあって、
そういうところは例えば、期間限定でインキベーションみたいな感じで、
プロジェクトごとにお金を出していたりとか、
あとはちょっとアイデアのコンペティションみたいなことをしていたりとか、
あとはローカルソリューションのアーカイブみたいなことをしていて、
誰でも入れるようにアクセスできるようになっていたりとか、
あとはちょっとペダゴニックな、3ヶ月間の学びのプログラムみたいな形で、
ヨーロッパのいろんな国から、特に若いリスペクターみたいなのを集めて、
この期間で一緒にいろんなトレーナーシッププログラムをやるみたいなのがいくつかあって、
アメリカ、アメリカじゃないわ、アジアでも欲しいなっていう話を。
なので簡単に言うと、アジア版のアーバニストのネットワークっていうのを作るっていうプロジェクトを始めます。
っていうところが一番大きな目的です。
もっと簡単に言うと、私たちも日本、私は特に日本の都市づくりみたいなもののプロジェクトを結構やっていく中で、
やっぱりローカルの課題をローカルに解決していくっていう美しさもあるんだけれども、
やっぱり毎回同じような人が同じようなプロジェクトをやっていたり、
いつもこういう解決案に陥るんだなとか、
なんとなく都市づくりの閉塞感みたいなものをちょっと感じているのと、
やっぱりもっと同世代で都市について話せる友達がアジアにたくさん欲しいっていうのもあって、
マリコシはそれこそフィリピンにいたりとか、
私もフィリピンのクリエイターとかアーティストの友人もお互いにいて、
多分アジアの中でも面白い都市づくりだと思う。
すごいあるね。
プレイヤーってめっちゃいるよね。
でもその言語的な壁だったり、
日本がしまぐりなこともあるけど、そういうのでなかなかつながれてないっていうところで、
そういうものをゆるやかにつないで、
知識だったりアイデアだったり、インスピレーションだったり、
交換し合うお皿みたいなものができるといいねって話していて、
なのでそれを作りたいっていうのを思ってます。
このアイデアが頭の中にあったのって結構前からだなと私は思っていて、
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3年前くらいか4年前くらいに私が東京で働いていたときに、
UN-HABITATが主催する国際アーバンフォーラムっていうのがあって、
マレーシアでやってきたんですけど、
そこにはもう世界中から都市の持続的な開発に関わる人たち、
いろんなアクターが集まってゲーム交換をしていたりとか、
ちょっと学びのワークショップみたいなのがあったりとかして、
そこで本当に感じたのは、ローカルでやりつつグローバルでやる必要が、
今こそやっぱり必要だなっていうところで、
やっぱりSDGsって言ったらちょっとバズワードになってしまうかもしれないけど、
都市が抱えている問題っていうのは、それこそ貧困の問題だったりとか、
サステイナビリティの部分で困る問題があったりとか、
いろんな課題がある中で、全国共通のものであったりとか、
それこそ一つの場所だけでは解決しえないような、
それこそ環境とかが困りそうだと思うんだけど、
そういったものがグローバルに解決しなければいけない問題がある中で、
そういったプラットフォームがないって言ったりとか、
意見を交換する場がないっていうのはすごいとても残念なことだなと思うので、
それがやりたいと思う。
そうだね、ほんとに今まゆかしが言ったみたいに、
やっぱりパスコランドもそう言っているけど、
ローカルなことはローカルな課題ではなくグローバルな課題であり、
ローカルなことを私たちはグローバルな視野でも考えている。
だから自分たちの日常を作ることは、
グローバルな未来、世界のある一つの未来を作るようなことにも繋がっていっている、
っていうようなことを言ってたね。
その通りですね。
2日前ぐらいにね、彼らが今活動しているアムステルダムの西側にある、
ちょっと郊外の方の大きな住宅ランチエリアみたいなところがあって、
そこをちょっとツアーというか、いろいろ見せてもらっていて、
それこそみんなでハーブガーデンを作っていたりとか、
すごいローカルなプロジェクトを1時間ぐらいかけて見せてもらった後で、
その話をしていて、確かにパッと見ただけだから、
アムステルダムの辺境の地にある小さな住宅エリアで、
ハーブガーデンを作っています。
それだけでは大きなインパクトは、
日本とかに住んでいたら関係ないやって思うかもしれないけれども、
なんか彼らもっと大きく考えていて、
彼ら自身もそこで日本に来ていたし、
メキシコでもプロジェクトをやっていたりとか、
キルギスとかアフリカとかでもやっているよね。
今結構コロナで、
インターナショナルなコラボレーションが難しい時期でもあるかなと思うけれども、
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実際にフィジカルに海外から何人かアクターを呼んでくるっていうソリューションだけじゃなくても、
ローカルなアイデアをシェアしたりとか、
あと若い実践者だったら一緒にトレーナーシップというか、
隣のワークショップやったりとかもできると思うし、
そこら辺をこの3ヶ月アムステルダムで、
まだ詳細のところは決まっていないんですけれども、
そこを2人で合宿的に開発していけたらいいなというふうに思っています。
プログラム設計とか、
どういうふうにみんなが参加できるようにするのかというものも、
年内にはプレリリースして、
来年初めには募集だったり、
みなさんに大披露目できるといいなと思っています。
ここにいる間もいろんな人に会ったりリサーチをしているので、
リサーチ結果のちょっとした冊子、
ユークレットというか、
マガジンみたいなものも最終的に作れたらいいなと思っているので、
それも楽しみにしています。
でもコロナは気をつけつつ、
もちろんですね。
こんな感じかな。
そうですね。
そういうことも含めて、
こっちでの生活だったり、
リサーチの進捗だったり、
そういうものを今後は届けられるといいなと思っております。
はい。
ありがとうございます。
ではまた。
今後もこの番組では、
年をテーマにさまざまなおしゃべりを繰り広げる予定です。
次回もお楽しみに。
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