リーダーシップの基礎
中川 浩孝
コミュニケーション力を究めるゴールデン・トライアングル。 仕事でコミュニケーションを扱う3人が、これまでの経験や最新の話題を語りながら、コミュニケーションとは何かを一緒に考えていくポッドキャストです。
田中 愼一
みなさんこんにちは。コミュニケーションを極めると、自分が見えてくる、世界が見えてくる。 コミュニケーションの世界に携わって、はや40年以上。
コミュニケーションが命。 シン・田中こと田中愼一です。よろしくお願いします。
高木 恵子
SEからPRコミュニケーション業界に転職して約30年、高木恵子です。
田中 愼一
今日はヒロさん、今日も残念ながら不参加なんですけれども、それだけ次回参加する段階で、豊富にいろんなことが溜まってきてるんで、それをぶつけてみようかなと思うんで、次回も楽しみだと思います。
今回はですね、前回恵子さんとやったときに、2人でも結構いろんな議論ができるなという実感があって、これは面白いなと、一つの発見だったかなって気もするんですけども。
そうですね。先週と振り返って、前回話して以来、どういう気づきがあったかというと、たくさん結構気づきはあったんですけども、自分なりにね、一瞬この頓悟した、頓悟っていう言葉、ご存知ですか。
高木 恵子
頓悟ですか。知らないです。
田中 愼一
トンと降りてきたっていうような表現です。
高木 恵子
へー、トンゴ。
田中 愼一
頓悟っていうのは、悟りを突然覚醒したっていう。それとはね、反対語が漸悟って呼ぶのかな。要するに徐々に悟りの境地に入っていく。
高木 恵子
へー、なるほど。
田中 愼一
だから努力しなきゃいけない。毎日こうやってるうちに徐々にそこに悟りの境地について。そうじゃなくて、突然ボンと悟るっていう。これが頓悟って言うんですね。
トンっていう言葉っていうのは、ニュアンスとしては感じるんですけど、頓悟するっていうことで。
高木 恵子
一瞬で悟るみたいな。
田中 愼一
なんか降りてきちゃったって感じですね。これ両方とも仏教の中では重要なことで、日々いろんなことを積み重ねながら徐々に悟りの境地に行くっていう努力は重要だと。
ただそれだけじゃなく、突然悟ることもあるんだよっていうね。
高木 恵子
なるほど。
田中 愼一
この2つを大事にしなさいよと。ということは、単に毎日努力するだけじゃなく、やっぱりある程度自由自在に物事を考えて、融通無碍に動いていると、突然ボンときますよ。
一生懸命悟りを悟ろうと言って頑張る努力と、そんなの忘れちまえと。そんなんじゃなくて、自由自在に遊ぼうぜって関係ないことやってると、突然ボンとくるっていう。この2つの悟り方があると言ったほうがいいですかね。
僕の場合は頓悟って言いましたから、突然降りてきたって感じですね。
僕がいつも冒頭の一言で言っている、コミュニケーションを極めると自分が見えてくるっていうのに非常に近いもんで。
なるほどなと。よくぞこの言葉を作ったなと、冒頭の一言に。
コミュニケーションを極めると自分が見えてくるっていうのは、何を意味して俺は言ったんだろうっていうのをずっと考えてたんですが、
実はそれが考えているときに実際、この場でも何回も話してますけど、いわゆるリーダーの発信力を高めてるっていうトレーニングを30年以上やってるわけですよ。
数多くのリーダー、エグゼクティブ、それは政治家もいればビジネスマンもいれば、いろいろな方々がいたんですけども、やっぱりその人たちの発信力を高める、コミュニケーション力を高めるためにはどうすればいいのかっていうのを考えてやってきて、
そういう中で、先週までは6つの力が重要なんだっていう、いわゆるリーダーに共通する、これはどんなリーダーでもいいんです。リーダーシップという、リーダーシップの定義って何だって言われるんですけども、一言で言うと人を動かす力。
つまり、やっぱりリーダーシップを発揮することによって人を動いてもらう。そういうふうにリーダーシップを定義すると、基本的には全員がリーダーになるんですよ。
なんか有名なリーダーがいるから、リーダーであるリーダーじゃないじゃなくて、自分の人生を生きるリーダーシップを発揮することがすごく重要で、自分の人生を生きるためには周りの人たちに動いてもらわないと、人間は一人では生きていけないんですね。
だから当然ながらリーダーシップを発揮するっていうのはことを起こすことですから、ことを起こすためには一人じゃできないわけで、いろいろな人に動いてもらって初めてことがなる。だからリーダーシップっていうのはある意味ことをなす。で、そのことを実現するために人々に動いてもらう。
だからリーダーシップコミュニケーションっていうのは、そういうふうに人々に動いてもらうためにどういうコミュニケーションの仕方を周りとすればいいのかっていう、そこがまあいわゆるリーダーシップコミュニケーションの定義って考えていただければいいのかなと。で、重要なのは繰り返しますけども、我々一人一人がいろいろなリーダーシップを発揮してるわけです。
根本的に言うならば、間違いなく一人一人、自分の人生のリーダーシップを、つまりどう人生を生きていくかっていうことを考えていて、そこにリーダーシップコミュニケーションを発揮しながら周りの人たちに動いてもらうっていうね。これが僕は多分人生そのものだっていう感覚が、この30年ずっとやってきてですね。
コミュニケーションの理解
田中 愼一
そういう結論、今の段階で、先週か先週段階での結論で、6つの能力っていうのが30年間の間に浮き上がってきた。この6つの能力をつけることが、やっぱりコミュニケーションっていう力をつけるということなんですね。
そのときに、基本的にじゃあ6つの力って何かっていうので、まず一つ目っていうのは、これは本当昔から30年前からずっと痛感してるんですけども、人間っていうのは、あんまりコミュニケーションを意識していないんですね。
大事だとは思ってて、必要だよっていうのは頭で理解してるんだけども、コミュニケーションをあんまり意識していない。コミュニケーションを意識していないっていうのは、もう少しちょっと違った言い方をすると、コミュニケーションの原理原則を悟っていないって言ったほうがいいかな。
なんか深く考えていないって言っちゃったほうがいいかな。でも、いろんな場でコミュニケーションを語ってるときに、多くの人が、ほぼ99%、誰もがコミュニケーションで悩んでるんですよ。
これはね、間違いない。30年の、僕がずっとやってきたときに、誰もがコミュニケーションっていうのを、実はあんまり意識してなくて、分かってないんだけども、でもコミュニケーションに必ず悩まされてる。
それは仕事上ね、取引相手とのコミュニケーション、あるいは部下とのコミュニケーション、上司とのコミュニケーション、友人同士のコミュニケーション、家族とのコミュニケーション。もうね、ありとあらゆるところにコミュニケーションっていうものが入ってきてるんですね。
そこを逆に意識してないっていうのが、僕にとっては不思議で、まずはそこを意識していただきたいっていうのが第一。意識するっていうのはコミュニケーションの原理原則っていうのがあるんですよ、明確な。それを再認識するっていうことが重要な能力。これ一つ目の能力ですね。
二つ目の能力っていうのが、だんだん人間って自分の伝えたいことってたくさんあるわけですよね。人に動いてもらうためには。そうしたときに、それは最近はメッセージっていう言葉で表現するようになったんですが、メッセージを持っているだけじゃダメなんですね。
でも最近どうも見てると、メッセージを持たなきゃいけません。メッセージ性を高めなきゃいけないってみんな言うんだけど、メッセージってのを持ってるだけじゃ意味がないんです。
持っている伝えたいことっていうものが明確にメッセージですから、そのメッセージを伝えたいことだけは考えてもしょうがなくて、それをどう相手に分かりやすい形にそのメッセージを構造化って言葉を僕は使うんですけども、構造化して伝えるかっていうのがすごく重要な二つ目の能力なんですね。
構造化っていう限り、やっぱりメッセージに伝わりやすい構造があるんですよ。その構造というものをベースにメッセージを加工していく工夫する能力を持たないと、二つ目の能力としてはダメなんですね。
二つ目がそういう構造化するメッセージを。こういう能力ですね。三つ目がですね、実際コミュニケーションって何?って一言で言ってよって、いわゆる現象面の説明としてですね、事象面の説明。僕は対話って言ってるんですね。
人間は四六時中対話をするわけです。いろいろなものと。実は人間だけじゃないんですね。今後ちょっともう少し深く話していくと、人間っていろいろなものと対話してるんですね。で、その中で基本的な対話っていうのは三つあるんですね。
で、それは一つは相手との対話ですね。当然ながら。で、双方向ですから基本対話っていうのは。それがまず一つ。ところが相手との対話をする前にまず自分との対話をしろっていうのが基本原則なんですね。
ですから二つ目の対話ってのは自分との対話。で、なんで自分との対話を先にするかっていうと、相手との対話に先に入っちゃうと相手を知ることが結構制限されるんです。どうして制限されるかっていうと、相手を知るっていうことがコミュニケーションの最も根本的なスターティングポイントなんですね。
相手を知らずして対話なんてしたら大変危険な対話になるんです。相手をまず知るとどういうメッセージを、何をどう伝えれば相手が理解してくれるのかっていうことで、まず相手を知るってことが重要なんだけど、まず相手を知ることを一番邪魔するのがですね、自分なんですね。
自分の好き嫌い、自分の思い込み、自分の偏見、これらがですね、相手を素直に知るってことで邪魔すんですよ。で、これ歳とともにそれが強くなるんですね。あと経験とともにね、逆に。
特に成功体験。成功体験なんか下手にすると、思い込みができちゃって、偏見ができて、人の話聞かなくなるんですね。だから相手と対話する前には必ず自分とまず対話しろと。で、自分の心をニュートラルにする、ゼロにする、いろいろな表現があるんだけど、自分をなるべく削れと。
削った後、相手と話すと相手の言うことをもっと素直に聞くことができる。相手をより知ることができる。相手をより知ることができれば、初めて相手にどういうメッセージを伝えればいいかってわかるわけですよね。
だから三つ目の能力っていうのは、基本的には、いわゆる対話っていうものをどうマネージしていくのが重要なのか。三つ目の対話を忘れてました。実は対話には三つあるってさっき言ったんだけど、一つは相手との対話。二つ目が自分との対話。三番目っていうのが、実は相手との対話っていうのは煮詰まるんですね。
対話の重要性
田中 愼一
一対一の対話って間違いなく煮詰まっていくんです。共感する方向に行けばものすごく共感して、わーっていくんだけど、一方で煮詰まっちゃうっていうことも起こるんですね。その時に、やっぱりもう一つの対話との対話が重要になってくるんですね。
ここはね、この場で説明するとまた1時間、2時間かかっちゃうので、そこはしませんが、その第三の対話って何かというと、相手との対話でもなく、自分との対話でもなく、なんかその第三のね、いろんな表現をする人いるんですけど、例えば天とかね。天から降りてきたとか降ってきたとかいう表現する人いるじゃないですか。
あとなんか、突然雨が降っちゃうと、神様なんで今降るの?とかね。
なんかすごいね、素晴らしいことが起こると、いやー神様ありがとうございます。
高木 恵子
そうですね、いいですね。
田中 愼一
この前、なんかわかんないけど、相手と自分以外の相手っていうものを人間はなんか想定している嫌いがあるんですよ。
高木 恵子
ですね。
田中 愼一
で、それが、まあもっと極端に言うとそれは宗教であり、あるいはいろんなね、わかんないけど思い込みってもあるんだけど、なんかね、相手や自分以外のものっていうものを求める。
それが第三の相手ですね。
だから天との対話という表現をしてもいいし、宗教に入っている人であれば神との対話っていう表現もあるし、様々な何か知らないけど見えないものとの対話っていうのがある。
で、この3つが対話の3要素なんですけども、それがイコールコミュニケーションと考えていただいても構いませんが、そうするとですね、やっぱりその対話をしっかりとマネージする能力が必要なんです。
これは、だから逆に言うとお客様と話しているときに、お客様との対話をどうマネージするか。
で、マネージするっていうことはどういうことかっていうと、必ず相手と自分の土俵の上で対話するっていう基本原則を持たなきゃいけない。
相手の土俵に持っていかれたら、これ対話をマネージできなくなります。
だから必ず自分の土俵の上で相手との対話をするっていう、これが3つ目の能力なんですね。
で、4つ目の能力っていうのがですね、実はコミュニケーションあるいは対話っていうことの中で、メッセージが相手に伝わる方法論っていうのがあるんですね。
チャンネルがあるわけですよ。
コミュニケーションの基本
田中 愼一
それはもう2つかチャンネルがなくて、1つは言葉というチャンネルで、で、もう1つは言葉以外の、これは専門用語で言うと非言語コミュニケーションって呼んでるんですけども、
言葉以外っていうと目つきとか顔色とか表情とか音の言葉のトーンとか、体の動きこうやってこう手を動かしたり説明するときにね、とか、それからもっと究極の非言語っていうのは行動そのものです。
行動を見せるんです。自分はもう動いてるっていうのを見せるのがあれは最大の非言語コミュニケーションですね。
で、人間はこの言語コミュニケーションと非言語コミュニケーションっていうものをですね、使って何らかのメッセージを周りに出してるわけです。
ところがじゃあどっちが比率が高いのか、そのメッセージを伝える上で。
基本ね、言葉で伝えるのは35%と思ってもらう。
つまり残りの65%は伝わらないんですよ、言葉だけじゃ。
そうすると残りの65%が非言語なんですね。
だから、いわゆる相手に本当に伝えたい時っていうのは言語だけだと限界があるんですね。
だから当然非言語の方が大きいですから伝達率は。
非言語を使わなきゃいけないのに驚くべき事実っていうのはですね、ほとんどの人は非言語を意識してないんですよ。
もうね、あきれるほど65%のものが伝わっちゃうんですよ、非言語によって伝わるのに。
その非言語を意識してないってことは、自分のコミュニケーションを言語だけでもしやってる人がいたら、35%のコミュニケーションしか取ってないって話なんですよ。
だからまずその非言語を意識しろって話からスタートする。
で、非言語っていうのは実は意識するだけじゃダメで、コントロールにもしなきゃいけないんですよ。
なぜかというと言葉は一旦頭で考えて、これ言っていいよなとか悪いよなって言いながら判断を下して発信できるんですけど。
高木 恵子
そうですね、そうですね。
田中 愼一
非言語っていうのは意識するだけじゃダメで、意識したって非言語出ちゃうんですよ。
例えばよくプレゼンテーションかなんかするときに、いやもう社長プレゼンテーションだってね、焦るな、上がるなと。
落ち着けって言うでしょ。
自分に言い聞かせるけど、全然非言語は言うこと聞いてくれないんですよね。
もう焦った表情が出て、落ち着きもなく体を動き、言葉は震えるっていうね。
これは何でかというと、非言語はどこから出てくるかというと、頭からじゃないんですよ。
基本的には心の在り方で決まってくるんです。
つまり言い方変えると、心をマネージしないと非言語って出ちゃうんです、外に。
だから例えば初めて会った人なんか会うっていうんで、取引先でもいいですよ。
バーってドアを開いて相手の顔が映りますよね。
そのときの最初の10秒で人間って相手を印象付けちゃうんです。
もっと言うなら相手に印象を持っちゃうんです。
10秒ですよ、たったの。
それはバーっと開いたときに、あ、俺の苦手なタイプと思った瞬間に、自分が影響を受けるだけじゃなくて、相手にそれが伝わるんですよ。
言葉だけじゃ隠せない。
そうすると、そこからギクシャギクシャなんですね。
だから初めの10秒が、初対面の人とは出会うときに重要なんです。
そこで変な偏見が生まれた瞬間、その偏見を相手にも伝わるって思った方がいいです。
だからこの非言語をどうコントロールするかっていう能力。
リスクと発信の重要性
田中 愼一
特に今、有事365日って僕は呼んでるんですが、
有事になると非言語コミュニケーションの伝達率が飛躍的に上がるんです。
たぶん90%以上。
ってことは、有事、つまりクライシスのときは、人はこちらの言葉は一切聞きません。
言葉でいくら語っても、聞く耳持たないっていう状況になるんです。
そうするとどこで相手は判断するかって、こっちの非言語で判断するわけです。
その非言語って、よくクライシスコミュニケーションでやりますけども、
じゃあ何を語ればいいんだって。行動を語れって言うんです。
つまり自分の動きを語れっていうね。
そういう意味でね、例えば観察に値するのがトランプです。
トランプは非言語の神様って呼んでいいかもしれないですね。
彼は就任以来、就任する前、就任してから、
彼何やってるかって、自分の非言語、つまり行動を全部可視化してるんですよ。
だから今までの大統領と比べると、トランプ今何やってるって結構わかってるんですよね。
例えば今何やってる、今日本をいじめてるとかね、
関税問題でボンボンやってるとかね。それで動いてる。
それを彼はツイッターで、また言語で後押ししちゃうんですよ。
彼のツイッターっていう言葉っていう言語コミュニケーションを発信しながら、
最も大事なのは彼の動いてる姿を可視化する。
例えば大統領令をサインするぞって何百枚っていう大統領令をサインしている姿。
議会でそう似たようなサインしてる姿。
あと自分の執務室で、あそこの大統領の。
あそこに全員集めて閣僚を。
で、自分がいかにリーダーシップを取ってるかっていう。
つまり彼の行動そのもの、非言語そのものを可視化する。
しかもそこに言語をうまく絡ませてるっていうね。
実に上手いですよね。
高木 恵子
やっぱり自分でこれってちゃんと意図してやってるんですかね、彼はね。
田中 愼一
多分そこはグッドクエスチョンなんですけど、
多分身についちゃってるんだと思います。
だから初めは意図してたところもあるだろうけど、
今やもう自分のものになっちゃった。
彼は長年自然になっちゃってるって言った方がいいと思います。
あのレベルは。
意図してたらあんなスピードで可視化できない。
高木 恵子
そうですよね。
田中 愼一
もっと言うならば、彼のバックグラウンドで、
やっぱり一番ああいう彼を作り上げたのはテレビの、
自分でテレビ番組持ってたじゃないですか。
高木 恵子
そうですね、そうでしたね。
田中 愼一
だからそこでいかに、
なんていうんですかね、
非言語コミュニケーションの重要性って、
あと言語の限界。
言語の限界がわかると言語を利用できるんですよ。
一番効果的に。
対話のときは言語の限界を知る。
非言語のすごさを知る。
そうすると言語を非常に効率的に使える、うまく。
さらには非言語もしっかりと担保するっていうね。
こういうのができるんで、
それはもうトランプは素晴らしいと思います。
その力ですよ。
問題はその力をどこで使うかっていうのは別問題ですから。
コミュニケーションっていうのはあくまで力学なんで、
使う人間によっては悪のことにも使えるし、
善になることにも使えるっていう。
そういうふうに見ないと、
よく日本の方々ってコミュニケーションって素晴らしいことじゃないかっていうんだけど、
コミュニケーションはあくまで力学でしかなくて、
素晴らしいもんじゃないんですよ。力学しかない。
効果のある力学っていうふうに評価してる。
使う人間によっては変わってくるっていうね。
これがたぶん4つ目の、
いわゆる非言語コミュニケーションをコントロールしようっていう話ですね。
5番目がですね、
もう一つ必要なのは、
今どう足掻いてもSNSとかがこれだけ普及してくると、
みんながいろんな声を出すような時代、
発信することは非常に危険な時代なわけですね。
つまり発信するとSNSなんかを通じてですね、
さまざまなバックグラウンドの違う人に、
さまざまなメッセージが、
多様なメッセージが伝わってしまう。
あるいは勘違い、誤解、曲解、
ここがね、非常にほぼ起こると考えたわけです。
自分が発信したものは。
だから発信することが非常に危険なんだけども、
人間でもさっき言ったように生きるっていうことは、
周りに動いてもらわなきゃいけないわけですから、
当然周りにメッセージを伝えなきゃいけないわけです。
そうすると伝えなきゃいけないってことは、
メッセージ発信しなきゃいけないってことです。
そうするとじゃあどうしますかと、
今言った非常に危険な世界の中で、
誤解、曲解、勘違いが起こる世界の中で、
どう発信すればいいかって言ったときに、
リスク感度というものを育て上げないと、
つまりこのメッセージを出したら、
こういうことを伝えたら、
誰が怒り、誰が悲しみ、誰が喜ぶのか。
基本的にその3つです。
もう一つ重要なのは、
どこに伝わるかっていう。
とにかく自分がこのことを伝える前に、
伝えたらどこに伝わっていっちゃうんだろうか。
目の前にいる人で留まるって話はないと思ったほうがいいです。
目の前がある一人の人間に言ったことは、
必ず最低でも一人以上の人に伝わります。
人間っておしゃべりなんです。
第2の人がもっとおしゃべりな人に伝えると、
それが伝播です。
これはね、そういう世界だっていうことを認識しないとやばいことになる。
だから目の前にいる一人だけに、
これ秘密よ、言わないでね、つって。
ここなのよ、こうなのよ、つって。
相手はそれ聞いてすごい刺激受けちゃう。
これすごいな、つって。
どうせ彼に言ったってバレないだろう、つって。
その返しに行ったら、それがどんどん家族に伝わって、
どんどん広がっていくっていう。
それが、言った本人のイメージがレピテーションというか、
評判を高めるか下げるか。
だからそうなると、どこに伝わっていくかっていうのは、
イマジネーションする能力が必要なんです。
で、それが伝わっていったときに、
誰が怒って、誰が喜んで、誰が悲しむかっていう。
三拍子ね。
これをイメージできる能力。
これはイメージの話ですね。
このイマジネーション能力っていうのを高めないと、
リーダーシップはなかなか厳しい。
コミュニケーションっていうのは。
ストーリーの力
田中 愼一
で、次に6つ目の能力っていうのは何かっていうと、
やっぱり人間っていうのは、
これね、日本のリーダーの方々に欠落してる一番大きなところがあるんですけど、
あのね、英語で言うとナラティブ。
トーク・ナラティブっていう合言葉みたいになってるんですけど。
トーク・ナラティブって何かっていうと、
ストーリーって言ってもらえばいいですよ。
ストーリー性ですね。
つまりストーリーを語れっていうことが、
6つ目の能力なんですね。
で、これは人間っていうのは、
情報だけでは動かないんですよ。
ところが、多くの日本のリーダーの方々っていうのは、
情報を与えることがメッセージを伝えることだと思ってやったんですね。
でも情報を与えることとメッセージを伝えることっていうのは、
もちろん情報を与えることによってメッセージはある程度は伝わるけど、
でも中途半端なんです。
なぜかというと、情報だけだと受け取った相手がその情報に自分勝手な解釈を入れる。
もっと言うならば文脈って言葉があるんですけど、
文脈を張り付けちゃうんですよ、自分の。
だからこっちが情報だけ出すと、相手は相手の文脈でその情報を理解しちゃうんですね。
で、実はそこにさっき言った勘違い、
曲解、誤解、ありとあらゆる危険なリスクが入り込んでくるんです。
だからちゃんと文脈も与えて、
で、こちらの情報を発信する。
必ず自分の文脈をべたっと張り付けてるんですよ、情報に。
で、出す。
そうすると、相手はこちらの文脈に従ってその情報を解釈してくれるっていうリスクヘッジができるんです。
それをしないってのは実はすごい怖いことで、
情報だけ与えてるっていうのは、これほど勘違い、曲解、誤解を生む要素はないんですが、
必ず文脈をべたっと張り付けて出す。
じゃあそのべたっと張り付ける文脈がストーリーなんですよ。
だからストーリーをもって情報提供をするって、これが6つ目の能力ですね。
だから今言ったように、少なくとも先週までは、僕が30年間でやってきた経験の中で、
リーダーシップコミュニケーションの基本
田中 愼一
リーダーシップコミュニケーションっていう、つまりリーダーシップを発揮するためのコミュニケーションには6つの力が必要だ。
一つはコミュニケーションの原理原則を知ること。
二つ目は、いわゆるメッセージっていうのは持ってるだけじゃダメで、
それをいかに伝わりやすい構造化する能力を持ってるかどうか。
三つ目が、しっかりとそれを通じて対話をマネージできるかどうか、相手との対話を。
マネージするっていうのは、自分の土俵の上で相手と対話する。これが基本です。
一つ目が、基本的に非言語コミュニケーションということで、
非言語コミュニケーションのすごさをまず知ること。
つまり70%近くが非言語によってメッセージが伝わる。
これがクライシス時になると90%まで跳ね上がるっていうね。
それをまず意識すると同時に、それをどうコントロールすればいいのか。自分の非言語っていうものを。
それは頭じゃコントロールできないんです、非言語。
だからそれはどうするのかっていう。
で、非言語をコントロールする。
で、五つ目がですね、基本的にはリスク感度ですね。
つまり自分が発信したら、それがどこへ伝わっていくかっていうのをイメージする。なるべく。
さらにはその伝わっていく中で、誰が怒り、こちらが伝えたメッセージが伝わった場合ね。
誰が怒り、誰が悲しみ、誰が喜ぶのかっていうのをイメージする能力。
これが五つ目のリスク感度ですね。
最後に今言った六つ目っていうのを、それを単に情報発信で終わらせるのは、すごい危険な時代にいるっていう。
必ず情報発信にはそこに文脈という、こちらの文脈を貼り付けて発信する。
もっとかっこいい表現をするには、ストーリーを語れって話なんですよね。
ストーリーの重要性
田中 愼一
人間はストーリーで動くんです。
情報では動かないんです。
ストーリーがあって初めて決断できるんです。
そのストーリーがいかにしっかりできているかどうかっていうのが、相手に伝わり、相手を動かす鍵を握ります。
だからストーリーで語れっていうのはものすごく重要で、
ストーリーっていうのはいろいろな要素があるんですけれども、
簡単に言っちゃうと、こちらの思っている世界っていうもので、
こっちの情報発信をしっかりと囲い込んで、ストーリーに包まれた情報発信を行う。
こんなイメージですかね。
高木 恵子
そうですよね。
なんか最初にこれは、例えば赤だよっていうふうに言ったら、
なんとなく赤のまんまで人間ってその話を聞いちゃいますよね。
田中 愼一
そうなんですよ。
高木 恵子
そういうことですよね。
田中 愼一
だから、悪い言い方をすると先入観を与えると。
高木 恵子
そうですよね。
田中 愼一
もっと悪い言い方をすると洗脳する。
高木 恵子
確かに。
田中 愼一
くれぐれもコミュニケーションっていうのは善なるものじゃなく、
あくまで力学なんだから、
重要なのは使う人間のマインド次第ってことなんですよね。
使う人間のマインド次第だっていうところがですね、
実は非常に重要になってくる。
で、実は先週頓悟したっていう、
突然悟ったっていうのが、
実は今のコミュニケーションは善なるものではないっていうところから頓悟したんですね。
じゃあどうすればいいんだと。
じゃあ俺の仕事はとにかくリーダーシップコミュニケーションっていう能力を育てるために、
この6つのことをですね、
単に教えて、
どんどんリーダーシップコミュニケーションができる能力の人間をどんどん作ればいいのかと。
でもその半分は悪人になるだろうと。
高木 恵子
そんなことはない。
田中 愼一
だって力を与えちゃってるんですから。
そうするとあとはその人次第なわけですよ。
だってコミュニケーションの天才って僕は思ってる人いろいろいるけど、
別に善人だけじゃないですよ。
ヒトラーなんかいい典型でしょ。
彼の最後のスピーチ、2時間か4時間か知らないけど、
あれ見てると狂気って言いほどすごいコミュニケーション力を持ってますよね。
情報だけじゃなく、フェイク情報もずいぶん多いんだけど、トランプと似て。
でも基本的にはすごいストーリー性を持ってるんですよ。
あの当時のドイツ国民の心を鷲掴みにしたって言っていいんだけどね。
で戦争を起こしちゃったわけでしょ。
だから逆に言うと、今言った6つの能力っていうものだけを与えていくと、
基本的には賭けで、
まあフィフティフィフティだとしても、半分は悪人が力学を活用するっていうところに入っていっちゃうわけですよ。
で、これずっと俺やってきたのかと。
つまり今まで、
5千人の人間を育てて、5千人か6千人か知らないけど、30年間ですからね、数えてないけど、
多くのリーダーに授けてきた力がですね、
リーダー次第で悪用されるっていう確率が最低でも50%ならいいけど、
最近見てると60%70%になってるような感じがするんですよ。
別にトランプを批判するつもりはありませんよ。
でもいろいろな事象が、トランプ現象もそうだけど、
それ以外の今、例えばガザで行われていることとか、
イランの話とか、イスラエルとイランの関係とか、
ウクライナの話とか、
あとインドパキスタンの関係とか、
様々なこと、それからこの前の都議選もそうですけど、
随分角の立ったメッセージを出してる人が、案外票を集めてるっていうのがありますよね。
これはその人が悪いとかするんじゃなくて、
やっぱりコミュニケーション力学っていうものをしっかりと身につけるとですね、
あくまで力でしかないんだよね、それは。
武力と同じなんですよ。
コミュニケーションの力っていうのは実は結構厄介な力でもあって、
証拠を残さず人を倒すことができる。
武力、財力、権力って呼ばれてる他の力っていうのは、
証拠が必ず残るんですね。
コミュニケーションっていう力学は、
基本的には相手に何かのメッセージが伝わって、
そのメッセージで相手が反応するっていうのが根本原理なんで、
目に見えないんですよ。
その仕掛け方はあるし、例えば変な話、
僕が一番気をつけなきゃいけない事象、
今日本が起こっている事象でいじめがありますよね。
このいじめっていうのこそですね、
非常にあれはコミュニケーション的な力学で相手に影響を与えてるっていう、
さまざまなメッセージがさまざまに相手に入っていくように仕掛けてですね、
使ってる本人は、やってる本人は、いじめてる本人は意識しないっていうのはさらにたちが悪い。
いろんな人たちがいじめられてるっていうのはね、
これ別に子どもたちの世界だけじゃないですからね。
だからやっぱりそういうところに頓悟した感じですかね。
というか、今までの罪状を懺悔しろって言われてるような。
本当にちょっとこれ懺悔しなきゃいけないんじゃないかと思うぐらい、
頓悟しまして。
高木 恵子
正しい使い方で、ちゃんとこれから教えたいということですね。
田中 愼一
そうなんですね。
そこで、そこのまず危機意識が出てきて、
この前都議選なんかも見てたり、アメリカの現象見たり、世界のも見てると、
そうすると、そんな武器製造マシンじゃないんだと、俺は。
武力をどんどん売ってるようなね。
コミュニケーションも武力以上に効果を出すわけですよ。
特に今みたいに、いろいろSNSとかAIが出てくると、
さまざまなことがますますできるわけですよ、原理原則を知っちゃうとね。
そうすると、そこへの反省点って言うんで、
偶然のご縁が、ダライラマの90歳誕生日。
90歳になりましたって言うんで、結構それなりに報道されてましたよね。
そのときに、前回恵子さんにも話したかな。
突然、僕の本の読み方は積ん読ですって、昔から言ってるんですけど、
本を買ったら積んでおくだけなんですね。
読まないのがほとんど。7割近く読まないですよね、まずは。積んでおくだけなんですね。
で、はたとダライラマさんかって、パッと本棚を見渡した段階で、
何冊かのダライラマの本があって、その中に英語の本が一冊だけあったんですね。
で、それにタイトルはここにあるんで、目の前に言いますと、
The Joy of Living and Dying in Peace。
だから、生きる喜びと平和に死ぬこと。
こんな訳ですかね。
で、これの1ページ目に出てくる言葉があるんですよ。
日本語で言うと、この本は知識を得るための本ではありません。
重要なのは、この本の内容をどれだけあなたのスピリチュアルなプラクティスの中で参考にするというか、活用するかっていうのが非常に重要なものです。
スピリチュアルなプラクティスっていう話があって、このスピリチュアルっていうのが非常に面白いなと。
で、スピリチュアルプラクティスって言うと、なんかお坊さんだけのことかって思うと、
実は我々気がつかないうちに、結構スピリチュアルプラクティスやってるんですよ。
おまじないとか、いろいろなね。
例えば僕の一つは、一か八かでどっちに出るかって言ったときに、何やるかってクロスフィンガーだったんですよ。
これ多くの欧米人やりますよね。
こんなのがスピリチュアルプラクティスの一部だと考えていただければ構いません。
何も崇高な宗教的な行事じゃなくて、
人間は案外無意識のうちにそういうスピリチュアルプラクティスをやってて、自分の心を収めてるんですね。
で、そのときに、とにかく一番鍵は何かっていうと、
トランスフォーム、トランスフォーム・ユア・マインドっていうのかな。
あなたのマインドをトランスフォームしなさいと。
この本を読む目的っていうのは、というか活用方法は、自分のマインドをトランスフォームする。
トランスフォーム・ユア・マインドっていう。
それが一番大事なんだと。
そうすると基本的に、生きることの喜びと、死ぬときの平安っていうのかな。
っていうものが得られますよっていうのが多分この趣旨だと思うんですね。
まだ3分の1しか読んでないんですけど。
だいたい3分の1から読むと、だいたいそこでストップしてしばらくしてまた読もうと思うと、
はじめからまた読み上げるから、また3分の1で終わって何回も何回もその3分の1のところしか読んでない状況なんだけども。
仮にそれを前提として中でもですね、やっぱり入ってきたのはトランスフォーム・ユア・マインド。
自分のマインドをトランスフォームしなさいっていうね。
これが何で7つ目のリーダーにとって必要なものになるのかというと、
たぶんですね、これはリーダーシップを発揮するための今まで6つの能力って言ったんですが、
これは正しいリーダーシップを発揮するための7つの能力っていうふうにしたほうがいいかなと思ってます。
つまり善悪を超えるんじゃなくて、正しい、つまり善ですよ。
善なるコミュニケーションっていうものがね、たぶん非常にやっぱり重要なんだろうなと。
なぜかというと最近、今言ったように、善でないコミュニケーションがあまりにも多く起こしてるから。
そこに対する防波堤って何かというと、実は1から6の能力を身につけていくとですね、
コミュニケーションっていうのは、フローとストックの世界があるって前からこの場で話してるんですけども、
リーダーに必要な能力
田中 愼一
いわゆるそういうストック、フローをやってると、
例えば1から6までのそういうものを一生懸命こうやってると、だんだん自分の中に溜まってくるものがあるんですよ。
ストックが生まれてくるんですね。
外向けにおいてはどういうストックが生まれるかというと、関係性っていうのが生まれるんですね。
良い関係性っていうことで、それがある意味信頼関係とか、それからレピュテーションとか英語で言うと、そういうストックが徐々に築かれていくわけです。
で、一方、心の中では何がストックとして生まれてくるかというとですね、実はマインド、自分のマインドですね、
っていうものがですね、どんどんトランスフォームしていくんですよ。
だから進化していく、つまりトランスフォームしていくっていうトランスフォーメーションっていうのは、あれストックなんですね。
いわゆるボーンと出て終わるもんじゃなくて、一つずつ重ね合わせながらトランスフォーメーションっていうのが行われていくわけですね。
だからトランスフォーメーションっていうのはフローじゃなくてストックなんですね。
そうすると1から6までのコミュニケーションっていうのをしっかりと意識して回していくと、
徐々にマインドトランスフォーメーションっていうのがですね、心の中に培われてくるわけですよ。
マインドトランスフォーメーションっていうのはどっちかというと、今まで使われている言葉でいうと悟りの境地っていう表現があるかもしれないですね。
だから仏教的なあるいは宗教的な悟りの境地を忘れていただいて、そうじゃなく何らかの境地、
その境地がどんどん積み重なっていくと、物の見方が変わってくる。
自分の目の前で起こっているものに対する意味付け力が、レベルが高次元になっていくんですね。
昨日、あのね、2人で話した相手の方、それを3次元の認識から5次元まで持っていったものっていうのが、
実は重要なんだっていう話があって、2人とも聞きましたけど、あれに似た感覚です。
人間っていうのは基本的には善なるものっていう前提に立つ。
善なる人間になるっていうことがやっぱり、これはあらゆるリーダーにとって重要なポイントであると。
それを培うためには今言った1から6までをしっかりやっていくと、
コミュニケーションっていうものの基本が出来上がって、そのフローをしっかり回していくと、徐々に自分の中に外との信頼関係が構築される。
さらには自分の中に新たな境地が徐々に積み上がっていって、物の意味付け力が、目の前で起こっていることの意味付け力が非常に研ぎ澄まされてきて、
そこに逆にその善なるものが宿る。
昨日キリスト教の人と話してたんですけども、イエスキリストはこう言ってるとかですね、キリストではこうだっていうのを聞いて、
いや、じゃあ仏教もそうだよって話になったことあるんだけども、
なんかその人間っていうのはそういう自分のマインドをどうトランスフォームしていくかっていうあり方っていうところに、
悪じゃない善の世界っていうものをくっつけた方が基本的にはいいんだろうなって落ちてきて、
そうすると俺も武器承認みたいに、いわゆる悪のリーダーシップコミュニケーションの輩を製造するんじゃなくて、
善なる世界を作るための、いわゆるマインドトランスフォーメーション。
だからここは気をつけなきゃいけないのは、宗教と結びつけられると困るんで。
ただコミュニケーションというところだけで純粋に考えると、1から6までっていうのがあって、
ただ1から6までっていうのは、必ず結果として、コンシクエンスとして入ってきてしまうんでね。
そのストックが。だからそれをやっぱりもう少し、そこも認識する能力を持つことが、
善なるリーダーシップを発揮する。こんな形でちょっと長く時間になっちゃいましたけど、
そんな話かなということで、結構1時間使っちゃって、自分の頓悟したことをですね、
説明して終わっちゃって、今回はちょっと申し訳なかったかなと。
もう少し2wayでやりたかったなと思ったんですけど。