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2025-05-26 24:52

[第124回]がんばりすぎてませんか?心と体を整える「新しい休み方」|片野秀樹さん(医学博士/日本リカバリー協会代表理事)

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▼映像はこちら

 https://youtu.be/4WjCaWil32E


 

■お知らせ

片野秀樹さん(医学博士/日本リカバリー協会代表理事)の直筆サイン入著書を抽選で5名の皆様にプレゼント!


 

応募フォームはこちらです。

https://forms.gle/QSURfzFj8AwRbq7o8

*ぜひ、すぽきゃすTVの番組登録のうえ、ご応募ください!たくさんのご応募お待ちしています。


 

■今回は、ベストセラー書籍『休養学』の著者の片野秀樹先生をお迎えして、攻めの休養について伺います(全4回の4回目)


 

■健康にまつわるモノ・コト紹介

「栄養補助食品(MUSASHI)」 

https://musashijapan.com/


 

【ゲスト紹介】

◉片野秀樹(かたの・ひでき)

日本リカバリー協会代表理事、博士(医学)

博士(医学)、一般社団法人日本リカバリー協会代表理事。株式会社ベネクス執行役員。

東海大学大学院医学研究科、東海大学健康科学部研究員、東海大学医学部研究員、日本体育大学体育学部研究員、特定国立研究開発法人理化学研究所客員研究員を経て、現在は一般財団法人博慈会老人病研究所客員研究員、一般社団法人日本未病総合研究所未病公認講師(休養学)も務める。日本リカバリー協会では、休養に関する社会の不理解解消やリテラシー向上を目指して啓発活動に取り組んでいる。編著書に『休養学基礎:疲労を防ぐ!健康指導に活かす』(共編著、メディカ出版)。

『休養学』(片野秀樹/東洋経済新報社) https://amzn.to/4jkqsAl


 

*本番組でお届けしている医療、健康などの情報については、専門家への取材や出演者本人の体験、見聞をもとにしておりますが、特定の企業、製品等を、具体的に推奨するものではありません。特に医療品や医療機関の選択に当たってはご自身でご判断いただくか、かかりつけ医にご相談されることをお勧めいたします。


 

【番組への感想はこちら】

https://forms.gle/QJQvRqLD8fM8RJfn9


 

【目次】

OP

健康にまつわるモノ・コト紹介「栄養補助食品(MUSASHI)」

一流選手の休み方

体力の正体とは

スポーツは休養?

本に書けなかった話

今後の活動構想

視聴者へのメッセージ

ED


 

【出演者】

◉石崎勇太

1981年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。

幼少期からテニスを始め、高校時代にはインターハイ、全日本ジュニアに出場。

大学時代には体育会硬式テニス部主将として1部リーグで活躍。全日本選手権、インカレ出場。

卒業後大手建設会社、広告代理店を経て、現在はGODAIグループが運営するGODAI白楽支店 支配人。

『すぽきゃすTV』の前身番組『すぽきゃす』の企画・立ち上げ、インタビュアーとしてGODAIのコーチ・スタッフや各界で活躍しているスポーツ・健康の専門家にインタビュー。

時にはスポーツアスリートのマネジメントやメンタルサポートを行い、テニススクールのコーチとして熱心な指導はお客様に高く評価されている。

プライベートでは二児のパパ。育児に奔走中!

https://godai.gr.jp/


 

◉早川洋平

新聞記者等を経て2008年キクタス株式会社設立。羽生結弦、コシノジュンコ、髙田賢三など世界で活躍する著名人、経営者、スポーツ選手等ジャンルを超えて対談。13年からは海外取材を本格化するいっぽうで、戦争体験者の肉声を世界へ発信するプロジェクト『戦争の記憶』にも取り組む。

公共機関・企業・作家などのパーソナルメディアのプロデュースも手がけ、キクタス配信全番組のダウンロード数は毎月約200万回。累計は3億回を超える。『We are Netflix Podcast@Tokyo』『横浜美術館「ラジオ美術館」』『石田衣良「大人の放課後ラジオ」などプロデュース多数。

https://yoheihayakawa.substack.com/


 

【関連キーワード】

#休養学

#攻めの休養


 

サマリー

今回のエピソードでは、片野秀樹博士が休養の重要性とプロアスリートの休息法について述べています。彼は、オフの時間を効果的に管理することがパフォーマンス向上に繋がると説明し、リスナーにその考え方を取り入れることを提案しています。このエピソードでは、心と体を整える新しい休み方や、がんばりすぎない重要性が強調されています。特に、充電の概念やリカバリーセンターの役割、勤務間インターバルに関する考えについて語られ、体力を高めるための回復と運動の相関についても触れています。

健康エンタメの紹介
スピーカー 2
ためになる健康エンタメ、この番組は、スポーツを通じて人々の健康生活の実現を目指す、GODAIの提供でお送りいたします。
スピーカー 1
YouTube版では、エクササイズ動画もお楽しみいただけます。
スピーカー 2
こんにちは、プロインタービューの早川洋平です。GODAIの石崎です。
スピーカー 3
ためになる健康エンタメ、すぽきゃすTV、この番組はYouTube、ポッドキャスト、各プラットフォームでお届けしています。
チャンネル登録、番組のフォローよろしくお願いします。
石崎さん、今週もよろしくお願いします。
5月も最終週に入りましたが、いきなり用意してますね。やる気満々です。
今日は何をご紹介いただけますか?
スピーカー 2
衝撃を受けたサプリメント。
これ、ムサシっていう、一回でポンと飲める。
基本的にはね、大きく言うとアミノ酸がたくさん入っているものの商品になるんですけど、
水と一緒に、プロテインみたいに水に溶かすものじゃないです。
で、僕はもう、このムサシという商品に出会ってから、リカバリーが。
スピーカー 3
違うんですか?体感あるんですか?
スピーカー 2
これね、体感あります。僕の中では。
スピーカー 3
あくまで個人の感想で。あれから石崎さん個人としてはすごい変わった。
スピーカー 2
変わったんですよ。
なので、これのきっかけが、うちの所属しているソエダ・ゴー。
スピーカー 3
ゲストでもね。
スピーカー 2
ゲストでもいて、添田豪。今はですね、日本代表監督の添田監督がですね。
今も添田監督、こちらを愛用してるんですけど。
それは間違いないですね。
例えばですけど、筋トレをした時の、皆さんプロテインとか、たくさん飲む方がいらっしゃると思うんですけど。
そういった時に、こちらの黄色いクアンっていう。
あ、色によって違うんですね。
色によってね、これ役目が全然違うんですよ。
僕が最初、何がいいのかなと思ったら、まずこれね、無添加なんですよ。
添加物が一切使われてなくて。
この今並んでるのは、僕が好んでいるっていうシリーズなんですけど。
役目によって全部違くて、こっちが内臓とかを元気にするものだったり。
これ例えばですけど、ちょっと本末線取るんですけど。
スピーカー 3
飲みすぎちゃった時にも、めちゃくちゃこれリカバリ半端ないんですよ。
スピーカー 2
実感ありがたいコメントですね。
これはね、たぶん一番僕が助かってるっていうものだったりとか。
飲みすぎちゃダメですよ、皆さん。
いろんな形で脂肪燃焼とかでも助けてくれるものなんですよね。
この黄色いのが、トレーニング後にですね。
前でもいいんですけど、トレーニング後にパッと飲んで、筋肉の疲れたものをこうやってフォローしてくれて、すぐにリカバリしてくれる。
文字通りリカバリ。
そういった筋力アップにも助かる。
脂肪分が多いものを飲むより、僕はこっちの方が合ってるんですよ。
なので、ちょっとトレーニングした後にパッと飲んだりとか。
で、これがチェンっていうね。
これがね、ちょっと僕は素晴らしいなと思ったんですけど。
ここに全部ね、いろんな種類の解説があるんですけど。
チェンっていうのが、瞬発力サポート。
スピーカー 3
もうアスリートワクワクしますね。
スピーカー 2
そうなんですよ。
アジリティ能力っていうんですか。
だんだんとね、その俊敏性がなくなってきてるんですよ。
スピーカー 3
それはあるじゃないですか、年齢的なものとかもあるんですか。
スピーカー 2
そうなんです。
でもオンコートで入ってる時に。
スピーカー 3
テニスは必要ですね、アジリティの。
スピーカー 2
時々ですけど、国体レベルとか全国大会のレベルに出る子たちを指導したりする時があって。
ちょっと鍛えておかなきゃいけない部分もあるんですけど。
こういったものを飲んでるとですね。
その時の瞬発性っていうのは。
違うんだ。
違うんですよ。
これは面白いなと思ってて。
あとこれは、今までにあんまり意識しなかった美容系なんですよ。
そこもカバーするんですか。
これはね、クンっていう商品なんですけど。
スピーカー 1
ファン。
スピーカー 2
これはクワ。
チェン。
スピーカー 3
なんか中国の人の名前がね。
スピーカー 2
名前がね、ちょっと面白いんですけど。
これは美容と健康。
張りと艶が出ますよっていう。
スピーカー 3
そう言われてみればって、すみません、後出しだからちょっと。
スピーカー 2
これ女性に結構人気のものだったんで。
僕今まで注目してなかった種類だったんですけど。
他にもバラエティー富んだものがあって。
あと花粉症とか。
そういったものに腸内環境を良くするとかっていう商品があって。
結構面白いなと思って。
今、僕がちょっと愛用してるおすすめを持ってきました。
スピーカー 3
ということで今回はね、
MUSASHIの石崎さん。
スピーカー 2
違うかな。
MUSASHIの石崎。
スピーカー 3
違います。
スピーカー 2
石崎さん愛用のこのMUSASHI。
僕の中ではこういった。
スピーカー 3
健康のグッズ、ガジェットですね。
ということで、今週はですね、
今月お届けしてきたこのベストセラー。
ここ10万部ですけど、今16万部突破。
スピーカー 2
16万部。
スピーカー 3
すごいですね。
休養学の著者で日本リカバリー協会代表理事、
医学博士の片野秀樹先生をお迎えして、
今回最終回をお届けしたいと思います。
それではご覧ください。
どうぞ。
面白いですね。
スピーカー 2
その時間の昔、歴史があったから、
三時のおやつっていう。
そうです。
そうですよ。
そんな話を聞いたことあるんですけど、
この不定時法があったから、
スピーカー 1
そうです。
スピーカー 2
そういう文化が残ってるっていうことなんですよね。
最近なんですけど、
有名になったのが大谷翔平選手の
睡眠なんかも10時間ぐらい取るですとか、
スポーツ選手の睡眠の仕方が
トップアスリートで成功していらっしゃる人たちは、
休みのあり方が全然違うと。
有名どころで言うと大谷選手とか、
あとクリスチャン・ロナウド、
あとロジャー・フェデラっていうテニスの選手なんかは、
普通の休み方じゃないって言うんですよ。
スピーカー 3
ロナウドは細かく刻んでますよね。
スピーカー 2
それは自分のあり方で
睡眠を取ったりとか休んでるってことなんですか?
スピーカー 1
オフの使い方をですね、
普通私たちはオン市場主義と呼ぶんですけども、
オンタイム、活動時間ばかり集中してしまいますよね。
でも本来活動時間っていうのは、
能力を100%発揮するための時間ですよね。
そのためにはオフの時間をどう過ごすかっていうのがとても大切ですよね。
オフでしっかりと活力を高めた状態で、
オンでパフォーマンスを出すんですよね。
プロ選手っていうのはまさにそこなんですね。
ですからオフのマネジメントができるんですよ。
私たちってなんとなく過ごしてるので、
オンがだんだん後ろ倒しになって、
短くなってもなんとかなるだろうと。
頑張んなきゃと。根性がないみたいな形でやってるじゃないですか。
そうではなくて、彼らはそれをやったらパフォーマンスが出ないので、
オフをしっかりとマネジメントするんですね。
必要な睡眠時間はこのくらい。
自分の一人の時間はこのくらい。
食事の時間はこのくらい。
お風呂の時間はこのくらい。
そうすることによって、ここで最大の能力を発揮できる。
これはプロフェッショナルのやり方ですよね。
でも私たち、お仕事でお金をもらったらプロフェッショナルですよね。
そうなってくると、本来であれば、
私たちもオフをしっかりマネジメントしなきゃいけないんですね。
そのマネジメントするという発想を持っていただきたいというのは、
オン市場主義ではなくて、オフファーストの考え方。
さっきの土日を前に持ってくるというのも、まさにその考え方なんですね。
ここは、どういうようなオフが自分に合ってるかというのも、
例えば、30歳って何回寝てるんでしょう? 何回オフを過ごしてるんでしょう?
1万回は過ごしてるわけですよね。
1万回やってれば、だいたい自分に合ったオフって、本来ならわからなきゃいけないんですよね。
でも、何も考えないでなんとなく過ごしてしまうと、
オン市場主義でいくと、オフのことを意識しないんです。
でも、ちょっとオフのことを考え始めたら、1年間でも365回あるわけですよね。
そうすると、自分に合ったオフってこうだな、
自分は睡眠時間はこのくらいで、おふとの時間はこのくらいで、
食事の時間はこのくらいにとって、このタイミングでとって、
っていうのを、だいたいパターンが見えてくるんですよね。
スピーカー 2
これを、なんて言うかというと、ルーティーンって言います。
知らずにルーティーンって言葉を使ってました。
スピーカー 1
このルーティーンを作って、自分自身のパターンを作って、
その最高にパフォーマンスを出すパターンで生活をすると。
もちろん、それが合わなくなるタイミングもあるし、
自分自身でちょっと工夫が必要だとアップグレードしながら、
ベースがあるんで、ベースをいかにアジャストするかっていうことになるんですね。
最初何もないところから、まずはベースを作ってから、
少しずつアジャストしていくっていうのがいいと思います。
スピーカー 3
それこそ、僕なんかもう100%先生のお考えとか伝えてること、
すごく共感させていただくんですけど、
ひょっとしたらこの給与の額ってついたり、ちょっと難しそうだなとか、
いろいろ大変そうだなって思う方もいるかもしれないですけど、
それ自体は逆で、やっぱりそういう楽しかったり、ゆったりしたり、
リラックスするために、まずこれを知って、いろいろやっていこうよってことなんですね。
スピーカー 1
そうですね。最低限のリテラシーとして、体育の授業、家庭科の授業、そして休養の授業というようなイメージで、
小学校の授業みたいなイメージでですね、とらえていただければいいのかなと。
体力と休養の関係
スピーカー 1
まずは入り口は。
スピーカー 3
ありがとうございます。
ちょっと今のね、大谷選手とか出てきて、
トップアスリートとかトップランナーっていうところで伺いたいんですけど、
これも何千人もいろんな人インタビューしてきたり、仕事させていただいて、
正直、トップオブトップに行く人っていうのは、言い方あれですけども、
これたちはちょっと怪物だなっていうぐらい、ベースの体力が、そもそもちょっと違うなって感じることがあるんですよ。
それは起業家の方でもそうですけど。
そういう意味で、なんかそういう方たちは、今石崎さんおっしゃってるようにも、
意識的にもちろん睡眠とか食事、そういう先生が言う、ある意味休養学も含めて、
マネジメントしてる方もいるかもしれないですけど、ひょっとしたらそういうことをあんまりしてなくても、
最初から体力があるみたいな人もいるのかなって思うんですよ。
先生、そういう意味で、先生のお考えとか専門分野から考える、体力があるっていうのはどういうことになるんですかね。
スピーカー 1
今のご質問とピッタリ合ってるかどうかわからないんですけれども、よく電池で例えるんですね。
例えばですね、朝皆さんですね、起きた時に携帯電話が空っぽだったらば、あれ、今日これ使えないな。
その前に、携帯電話ってどうしてるかっていうと、前日からもう準備をしてるわけですよね。
それでコンセント繋いで、朝起きた時に充電が100%になってる状態で持ち出しますよね。
私たちの体って、朝起きた時に電池が空っぽでも動きますよね。
それはマスキングっていう状態ですよね。
その状態がまずはダメですよ。
それは前日から充電をすると。
充電とリカバリーの重要性
スピーカー 1
お仕事が終わったところから翌日の朝までにしっかりと100%充電することがいいですよということを先ほどお話してきました。
この時に充電量を今お話してるんですけれども、充電池の大きさも考えていただきたいんですね。
例えば充電池が単一っていうんですかね。
寒天池で大きいやつがありますよね。
単三って細いやつもありますよね。
自分自身がどっちかっていうところは理解すべきだと思っていて、中の充電量っていうのがたくさん入ったとしても、その充電する電池が細ければ、中にあるエネルギー量っていうのは大きいものと比べると少ないわけですよね。
でも、この充電量を少しずつ大きくすることっていうのは、私は可能だと思ってるんですよね。
それは筋肉を大きくするのと同時で、私たちがある程度負荷をかけることによって充電量って大きくなる。
あるいは年々これ小さくなっていくと思うんで、枯れるともに。
これをその位置になんとか食い止めようとすることができると思っていて。
もちろんですね、生まれ持った人っていうのは、これですね、大きいものは大きいと思います。
でも、これを大きいものにする努力はできると思っていて、誰でも。
それをやっているのがですね、スポーツの分野だとトレーニング開発の先生方ですよね。
過去にですね、2000年くらいに大きなスポーツで変化があったんですね。
それはどういうことかというと、それまではトレーニングをした人が最終的にオリンピックで表彰台に立てるっていう。
トレーニングをたくさん積んだ人が最終的に勝つっていう発想です。
それで皆さんですね、トレーニングをどんどん積んできたんですね。
これオーストラリアって、大体人口がですね、東京都と神奈川県の川崎岡本合わせたくらいの人口なんで、2000万くらいなんですよ。
これでもですね、オリンピックでいうと結構ね、上位のメダル獲得国なんですよ。
4位と5位にいたりするんですよ。
でも、それって2000万人しかいないんですよ。
あの広さで。
あの広さで。
でも、2000万人しかいない人の中でなんで取れるかっていうと、オーストラリアは国策でスポーツ振興に力を入れてきたんですね。
で、その中心にあったのがAISっていって、オーストラリアインスティチュートオブスポーツって、これスポーツ科学研究所ですね、キャンベラーにあるんですけれども。
ここがすごく力を入れていて、スポーツトレーニングを徹底的にですね、世界最先端の先生方を集めながらスポーツのトレーニングを積んできたんですね。
でも、2000年くらいになると勝てなくなってきたんですよ。
それどういうことかというと、オーストラリアは一歩先を行ってトレーニング科学をやるんですけれども、みんな真似するんです。
そうすると、人口が多い国の方が強いんですよ。
そりゃそうだ。
そうですよね。
それは能力が高い人が生まれる確率が高いので。
そうすると、人口が多い国に勝てなくなってくるわけですよね。
2000万しかいないんで。
その時に何が生まれたかっていうと、リカバリーセンターを作ろうってことですね。
2006年にオーストラリアのスポーツ科学研究所の中でリカバリーセンターっていうのが初めてできたんですけども、
それはどういうことかというと、トレーニング科学はもう限界で、人の能力っていうのもいっぱいまでいったらば、それ以上、さっきの話で電池は大きくならないと。
どうするかっていったらば、いかにしっかりと回復させるか。
充電をまたさせるかっていう科学に持っていこうということで。
2006年からリカバリーセンターでやり始めたのは、徹底的にオフ。
オーストラリアのスポーツ科学
スピーカー 1
どうやったらばこの人がしっかり回復して、最終的にベストコンディションで試合に臨めるかっていうところ。
この考え方、理論でいうと、フィットネス疲労理論って言うんですね。
これは簡単で、自分の持っている体力、マイナス、疲労、イコール、その時に出せるパフォーマンスなんですよ。
ですから、疲労がある状態でパフォーマンスが100%出せませんよ。
ですから、疲労をいかにゼロにするか。
疲労をゼロにすれば、体力とパフォーマンスはイコールになる。
それにのっとって、そのリカバリーセンターは、いかに疲労を最小限にするかっていうところ。
最小限にするかっていうと、逆に言うと、活力を高めるかっていうことですよね。
疲労の反対側なんで。
その状態で電池をいかに充電させるか。
まずはトレーニングで電池を大きくして、そして電池量を増やすかっていうところ。
そちらに向かったっていうところで、電池量を大きくするっていうことで言うと、
自分自身にある程度負荷は必要だと思います。
ただ、その中のこの中身ですよね。
中身をどのように蓄えていくかっていうところも並行して必要だと思います。
スピーカー 2
なるほどですね。
オーストラリアは仕事で。
テニス関係でね。
テニス関係で行ったことがあるんですけど。
オーストラリアの選手の強さ。
テニスの世界で言うと、名前自体が伝説になっている方達もいるんですけど。
確かにおっしゃるように、2000年ぐらいになってくると活躍する選手が少なくなっていって、
最近少し若手が急に出始めているっていうところを見ると、
リカバリーセンターってちょっとものすごく興味が湧きましたけどね。
今、僕も仕事の中でですね。
週1回の習い事。
テニスですとかゴルフですとか、ずっとテニススクールっていうお仕事って言いますか。
そういったのがですね、世界各国にはあるんですけど。
夏季にわたってグループレッスンっていう一面にですね、たくさんの方達が入るんですよ。
テニスって大体世界的になっても4人までなので。
ダブルス、シングルスが4人までなんですけど。
その中で考えると、テニススクールっていうのは日本の場合は10人から14人ぐらいまでそこまで入るんですね。
先生のお話聞いている中で、僕らのなんでここまでこういったお仕事が続けられるんだろうかなって思ったときに、
先生のこの本を読んだり先生のお話聞いたときに、
人によっては体を動かしに来ている休養面もあるのかなって今思ったんですけど。
先生、そういったテニススクールって見たときにいかがですかね。
スピーカー 1
これ具体的な名前で聞かれるとまずいと思うんで。
なんですけども、女性しか通えないトレーニングジムってあるんですね。
スピーカー 3
ありますね。
スピーカー 1
それで土日もやってないんですよ。夜もやってないんですよ。
昼間の女性を対象にしたトレーニングジムってあるんですか、全国展開すると。
あそこで多くの方はトレーニングに行くということで理解しているかもしれないですけども、
実は蓋を開けてみると中で何が行われているかっていうと、
お仲間同士の会話を楽しんでるんですよ。
スピーカー 3
さっきの進行。
スピーカー 1
そうなんです。
ですから、もちろんですね、運動もとても大切なんですけれども、
そこでいろいろな人たちとの触れ合いであるとか、あるいは場所を変えている気分転換であるとか、
そうなると、軽微に動かすのであれば、これもしかすると休養という切り口で、
スポーツに、あるいはトレーニング、あるいはレッスンに、
いらしている方もいらっしゃるのかなというふうには思ったりします。
スピーカー 2
今まで運動ってなると体を動かすっていうところの部分から、
誰かに何か紹介するときに、休養にもなるんだよっていうことが、
スポーツをするっていうことが、どこのスポーツ界にもない発想だと思うんですよね。
勤務間インターバルの考察
スピーカー 3
特に僕らっていうのは、スポーツをやっている人からすると、意外と気づかない。
気づかない。
例えば、さっきのメディテーション的になるみたいな。
スピーカー 2
いや、ほんとそうですね。
ずっと、スクールの付加価値っていうことを探すこともしてたんですけど、
休養っていう付加価値があるっていうことを、本当に大きな僕は気づきでした。
スピーカー 3
そうですね。
まあね、その中で先生にまだまだお話が書いてあるんですけど、時間もそろそろということで、
もう1つ、2つだけですよ。
はい。
スピーカー 1
まだ気分変えたいんですけど。
スピーカー 3
先生、せっかくなんで、ちょっとわがままなんですけど、
もう先生、休養学について語り尽くしてると思いますし、
いろんなメディアでも出られてるんで、
あの、わがままなお願いなんですけど、
先生、その中でもやっぱりね、この本には載せられなかったとか、
後から今、やっぱりこれね、出てからもう1年経ってまして、
実際に書いたのはもうちょっと前だと思うので、
これ、今だったら追加したいなとか、アップデートしたこととか、
あんまり出てないことを言ってほしいなって。
スピーカー 1
出てないことを。
全くっていうのは難しいかもしれないですけど。
出てないことを。
どうですかね。
出てることになっちゃうかもしれないんですけれども、
勤務間インターバルっていうところを、
皆さんですね、少し意識していただけるといいかなというふうには思います。
勤務間インターバル。
勤務間インターバル。
勤務間インターバルっていうのはですね、
EUでスタートした言葉なんですけれども、
お仕事が終わってから翌日の朝まで、
EUはもうこれ、法律ができていて、
11時間以上空けなければいけないという法律なんですね。
ですから、仮にですよ、
夜12時まで在留したと言ったらば、
翌日は11時以降じゃないと出社できないんです。
この勤務間インターバルというのは、
11時間ということで、
私ですね、よくお話をさせていただく機会なんかで、
皆さんにEUは11時間の勤務間インターバルありますよって言うと、
皆さん、うわぁ羨ましいっておっしゃるんですよ。
11時間もあるの?
11時間の中には何があるかというと、
通勤時間もあります、
睡眠時間もあります、
一人の時間もあります、
食事の時間もあります、
家族との談談もありますということですよね。
11時間。
2018年に総務省がですね、
ホワイトカラーの方を対象に調査した報告書を上げてるんですね。
日本人の勤務間インターバル。
これ、法律はないんですけれども、
実際に調査したデータだと、
再品値は14時間から15時間なんです。
結構取れてるんです。
スピーカー 2
結構取れてますね。
スピーカー 1
結構取れてるんです。
そして、11時間以上取れてる人は9割。
へぇー。
だから、私たちは11時間って聞くと、
えっ、そんなに取れてるんだと思うでしょ。
でも実際は皆さん取れてるんですね。
でも、今お二人のリアクションと同時に、
同じなんですけれども、
そんなに取れてる?と思ってますよね。
現状取れてるんですよね。
そこを考えてぜひいただきたいんですけれども、
そこの背景には、
私はこう思ってるんですけれども、
自分自身が勤務間インターバルの中での仕事をしちゃってると思うんですよ。
スピーカー 3
あー、もうどんどんなってますね。
境目が。
スピーカー 2
そうですよね。
スピーカー 1
自宅でですね、お仕事なんかしてると、
なおさらにですね、よくわからなくなってますよね。
でも、そこはしっかりと
自分自身でマネジメントが必要だと思ってますよ。
なので、この勤務間インターバルは何のためにあるかって、
新しい休み方の提案
スピーカー 1
先ほどのお話になるんですけども、
11時間なのか13時間なのか、
自分自身で取ると。
これが私には必要なんだ。
なぜならば、オンのタイミングで
しっかりと100%お仕事をするためには、
これが必要なんだっていうルーティン。
これをぜひ見つけていただきたいなっていうことをですね、
この中で言ってたか言ってなかったかわからないけど、
強く皆さんにはお伝えしたいところです。
スピーカー 3
ありがとうございます。
スピーカー 1
みなさん、1日って24時間だと思ってます?
スピーカー 3
24時間?
スピーカー 2
24時間ですよね? 違うんですか?
スピーカー 1
え? でも、実は25時、26時って使ってません?
スピーカー 3
ああ、ありますよね。
あんま好きじゃないですけど、あれ。
スピーカー 1
そうですよね。電車も25時、26時ありますよ。
テレビもありますよね。
29時になると朝の5時に切り替わったりしてますね。
そうなんですよ。
それって、1日どこまで伸ばすんだったんですよね?
本当ですよ。
そうではなくて、その発想でいくと人間死んじゃうので、
どこもかで壊れてしまうので。
スピーカー 3
ワンドケーの方がいいですよ。
スピーカー 1
ですから、オフをしっかりとるぞ、先にとるぞ。
オフを先にとるぞっていう発想に変えていただけるといいのかなと思います。
スピーカー 2
今の25時なのかりましたけど、
てっぺんとかいう言葉が業界用語みたいなことがあったりとか、
そこまで働いてる人がかっこいいみたいな、
そういった時代に育てられた昭和の狭間にいる。
世代違いですか、我々って。
スピーカー 3
24時間戦いますからね。
スピーカー 2
まさにこの、攻めの休養。
休養とも休むこと、寝ることではありませんって、
この帯がかなりセンセーショナルだったなって感じなんですけど。
こういったことを、会社で部下もいるんで、
スピーカー 3
そういったことを知りながら、これからいろんな話をしていきたいなと思いました。
先生、本当に最後ですけどね、この本も出されて、
どんどんこの休養学の考え方が広まっていって、
これから先生ご自身も多分いろんなこと考えられてると思いますけど、
片野秀樹さんとして、
木下もそうですし、長いスパンで、
こんなことをやろうとしてやっていきたいこと、
お話できる範囲でどんな感じなんですかね。
スピーカー 1
最終的な目標として、できるかできないかは別なんですけれども、
学校の授業、小学校、中学校の中でですね、
さっき申し上げたように、体育、あるいは家庭科、そして休養というのはですね、
勉強の中に入るとですね、今の世の中変わってくるのかなというふうに思いますし、
子供たちからですね、そういう発想が生まれてくると、
その方々が大きくなった時には、
違った取り組み方と、あるいは違った働き方がですね、
生まれてくるのかなと思うんで、
そこに行けたらいいなというふうに思ってます。
エンディングと振り返り
スピーカー 3
はい。
スピーカー 2
ありがとうございます。
スピーカー 3
本当に最後なんですけど、今回ですね、
このね、あなたを疲れから救う休養学ということで、
視聴者の方にもですね、先生のサインをね、書いていただいて、
プレゼントしたいと思いますので、
そちらも詳しくは概要欄をご覧いただけたらと思います。
先生、すみません、最後にというのが本当に最後なんですけど、
この本ね、これから読むという方もいると思いますし、
もうもちろん読んだ方もいると思いますので、
最後にそういった方に向けて、
一言なんかメッセージをいただけると嬉しいなと思うんですけど。
スピーカー 1
休み方、皆さんですね、
習ったことがないという方、
多くいらっしゃると思うんですけれども、
睡眠以外にもですね、
こんな方法もあったんだという、
気づきにもなると思います。
気づきが生まれればですね、そこから行動がですね、
少しずつ変わってきて、
豊かな生活にもつながると思いますので、
一度、ぺらぺらと本屋さんでもいいんですけれども、
立ち読みでも結構なので、
手に取っていただけるといいのかなというふうに思います。
スピーカー 3
はい、ありがとうございます。
ということでですね、
今日はですね、休養学の著者で、
日本リカバリー協会代表理事、医学博士、
そしてベネックス、株式会社ベネックスの執行役員の
片野秀樹先生にお話を伺いました。
片野先生、ありがとうございました。
ありがとうございました。
さあ、エンディングのお時間ですが、
いかがだったでしょうか、給与額ね。
給与額というよりも、片野先生のお話、お人柄。
せっかくなんで、前回はお話全般についてでしたけど、
片野先生のお人柄とか、お話してどんな感じを受けました?
スピーカー 2
なんか、すごく柔らかい感じで、
すごいたくさんお話いただいたんですけど、
なんか引き込まれますよね。
スピーカー 3
スピーディーだけど、引き込まれるし、
なんか、活力それこそもらいますよね。
スピーカー 2
もらいます。
あの話の中で、もともと教科書作ったとおっしゃってて、
それが難しかった。
で、これなんだっていう流れがあったんですけど、
これ、めちゃくちゃ読みやすく、
わかりやすいしね。
わかりやすく作られてるじゃないですか。
それを今日、話もすごいわかりやすかった。
スピーカー 3
それこそね、子供の授業にとかっておっしゃってましたけど、
僕らが言うまでもなくですけど、
先生の中でね、
今日エンディングで最後までお話しされませんでしたけど、
なんかもう、そういうスクール?
給与額の学校とか先生立ち上げれて、
しかも校長な感じがありますよね。
お話するのが上手で。
スピーカー 2
あの雰囲気があって、
もう本当になんか尊敬できる方でしたね。
スピーカー 3
そんなね、あの番組内でも、
先ほどインタビューの中でもお話しましたけども、
方野先生からですね、
この給与額サイン本もいただきましたので、
ぜひぜひですね、
応募もお待ちしておりますので、
詳しくは概要欄の方からチェックして、
ご応募いただけたらというふうに思っています。
ということで、
今回もですね、
ご視聴いただいてありがとうございました。
また次回もですね、
お届けしたいと思いますので、
楽しみにお待ちいただけたらと思います。
それではまたお目にお耳にかかりましょう。
さよなら。
スピーカー 2
さよなら。
スピーカー 1
この番組は、
スピーカー 2
政教五大グループ、
スピーカー 1
プロデュースキクタスでお届けいたしました。
24:52

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