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2024-02-29 16:33

ep.27 『ゴジラ -1.0』のよかったところ!

#podcast #GeekAct #movie #ゴジラマイナスワン #感想 #震電 #平清盛 OCです。 今回は、前後編2回に分けて『ゴジラ -1.0』の感想を踏まえて振り返っていきます。 前半は、上げればきりがありませんが「よかったこと」を取り扱います。 以前は、公開直後でOCは見ていないというあまり核心には触れずに話しましたが、 公開から約3カ月踏み込んだことも話します。 ※収録時『将門』と言っているところ『清盛』の間違いです。

サマリー

ゴジラ-1.0の目線の話は良いです。ビルの壊れ方が違います。2023年の神殿が飛ぶ映像は熱いです。

ゴジラの目線
このポッドキャストは、ギークの二人が興味がある技術や熱中していることについて語る番組です。
オクです。
ゾエです。
昨年ですね、ゾエさん持ち込みで、ゴジラ-1.0の話をしたんですけども、
年が明けてオクもですね、ゴジラ見てきまして、公開から約2ヶ月ぐらい経ったので、ある程度ネタバレ含みで話してもいい時期かなと思いました。
というわけで、今回はネタバレありで、中身の話、以前よりちょっと掘り下げながら話ができたらなぁと思ってます。
最初にですね、どこがよかった?以前の回の時に、ゴジラの目線の話をちょっとしたと思ってるんですけど。
はい、本部屋に載ってたかな?
はい。
アップになってるかな?
徹底してこう、人から見た映像っていうのにやっぱりなってるなっていうのを感じていて、
いわゆる空撮的に人が襲われてますよみたいな映像、結構少なかったなと今回思うんですよね。
そうですね、ちょっと後半であったかなくらいですかね、いわゆる街が破壊されるというか、そういうシーンですよね。
そうですね。
街のところもビルに人が、報道陣が上がってて、そこから見える映像として高い目線から撮ってたりとか、
結構あそこは徹底されてたなぁと思うんですよね、人からどう見えてるかみたいなところは。
冒頭のちっちゃいサイズの時には、それこそ地面からどう見えてたかだし、
途中の嫌い?嫌い2発目で一旦退けるところなんか船からどう見えてたか、
あの頭だけが見えてた時ですね、みたいなどう見えるかって目線が強調されてて、
それだからこその巨大感とかモンスター感が演出されてて、すごい良かったなって気がしましたね。
そうですよね、結構自分が感想を上げてから、結構いろんな賞を取ってますけど、
そういう意味だと資格効果系の賞が多いですよね。
そうですね。ちょうどアカデミーのノミネートも資格効果賞ですもんね。
そうですね。
ゴジラを対比する時って、特に今回戦後すぐみたいな設定なので、高い建物がほとんどないじゃないですか。
作中でも多分高さ5階ぐらいのビルぐらいがマックスだったのかなと思うんですけど、
だからこそ、平成入ってからのゴジラの時って、ゴジラとビルみたいな対比、
どのぐらい大きいかを割と引きで見る映像が大きかったと思うんですけど、
今回って見上げるっていう姿勢がやっぱり大きかったなって思いますね。
その当時にゴジラがいたらどう見えてたかっていうSDFシミュレーションとしては、すごい秀逸だったんだろうなぁと思うところですよね。
そういう意味だと、平成入ってからだと、いわゆる東京タワーとか巨大ビルとか、
新ゴジラだとタワーマンションとかね。
そういうのがある意味、ちょっと前の時代の発展の象徴みたいなところがあるじゃないですか。
東京タワーとかだと復興の象徴だったりとか、高度経済成長の象徴だったりとかね。
タワーマンもね、平成後期とかの話題になった、いわゆる建造物っていうところで。
そういうものを取り入れようとした時に、昭和というか戦後、直後だと銀行のあたりが舞台になった感じなのかなというのは、
歴史的なところもあるのかなという気がしましたね、今話してて。
そうですね。だからあの当時、戦後復興の中で一番きらびやかな街だった銀座周辺を壊しに行くっていうところは、
ゴジラが公開のタイミングで、ある程度きらびやかなものだったりとかっていうのを壊しに行ったりとか、
ある程度の象徴的なものを壊しに行くっていうところでは、そこは徹底されてたところだなと思いますね。
ビルの壊れ方
続いて、映像効果の話の関連ではあるんですけど、街の壊し具合がすごい良かったなと思ってるんですよ。
エセゴジラとか、シンゴジラとか、我々は割と比較的現代寄りの街の破壊とかっていうのはよく見てるはずなんですけど、
その街の破壊との違いを結構感じてて、特に建物のビルの壊し方っていうのが違うなと思ったんですよね。
現代寄りのビルだと、結構粘りを感じる壊れ方をすると思ってて、
ちょっと傾いたりとか。
その構造は保ってるけどどんどん倒れていくとか。
途中から折れるとか、と思うんですけど。
時代的なこともあってか、今作だと猛差を感じる。力が加わると基本全開する。粘りがなくて。
おそらくあの年なんでレンガ使ってたりとか、あんまり鉄筋も入ってないコンクリートが使われてたと思うんですけど、
そのせいかやっぱり粘りがなくて、壊れるときには本当にガサッと壊れる。
崩れ落ちるとか崩落するみたいなイメージですよね。
それこそ、なだれが起きるような建物の壊れ方をするなっていう印象があって。
ある意味そこが映像的に言うと、盛大に壊してるなぁみたいなところは感じます。
逆に爆発は少なかったですね、今回。
まあそうですね、爆発はそのままな、確かに。
火災は何か起きてた気がするんですけど、そこはちょっと違うなぁと思ったところですね。
もう一点、平成ゴジラと今回ゴジラ比べると、よく見る特撮のビル破壊のシーンであると思う、あれがなかったなぁと思ってて。
ビル1棟にゴジラが何かしら攻撃とか、熱線ハイドリーとかしたときに、
ビル全体のガラスがパンパンパンパンって割れてくる映像があるじゃないですか。
あれなかったなぁと思ってて。
その辺はやっぱり年代的、時代的に、この時代の建物はそういう壊れ方をしない。
構造を保ってガラスだけ割れるような壊れ方はしないっていうのが、徹底されてたなぁっていうのは感じますね。
確かに、ガラス張りのビル自体が戦後もう復興しきってからの象徴みたいなところもあるからかもしれないですね。
だからこそ今回縦に風とか、それこそ建物自体が盛大に崩れる壊し方をいっぱいしたのかなとは思うところですね。
引き続きグラフィックの表現のところで、いい意味で全体的に映像汚くてよかったですよね。
そうですね。汚かった。
汚いっていう表現は簡単に言い過ぎてて、どっちかというとすすと埃がいっぱい感じられたなっていう。
そうですね。
日本の映像表現で、実はこのすすとか埃とかをいっぱい表現するのって嫌われるのかなと思ってた時期が実は私ありまして。
なんでかっていうと、昔のNHKの大河でタイルの政門をやった時に、あの時代って今みたいないわゆる衛生的なものとかないし、街とかもっと汚かったよみたいな時代交渉をした結果として、
映像汚く、まさと演出的にそういうことをしたら、舞台になってる街の偉い人が怒ったみたいな話があって。
そこを交渉した結果としてでも、ぱっと見汚く見えることをあんまりよく思わない人たちいるのかなと思ってたんですけど。
今回、グラフィックの表現でお褒められてるところからして、やっぱりその辺は好きな人は好きだし、そういう自分の街が俺が街がテレビにみたいな事情がなければ、やっぱりこっちの方向に進むのって評価されたりとかするんだろうなっていうのは感じたんですよね。
この頃は良かったですね。すす、ほこり、あとはオイルって感じ。主人公が嫌い爽快をしながらちょっとずつお金が入ってきて、家が綺麗になっていくじゃないですか。増築したところとか。
あれ、まさしくゴジラが壊してった、比較的最近できた成長の産物というか、ああいったものに該当すると思ってて。実際今回ゴジラはあそこの家は壊さなかったんだけど、あそこにあった生活を壊しそうになるっていうニュアンスで来たなっていう気がしますね。
明らかに初期住んでた家と新しく増築して、水地場もあってみたいなところとは、生活の様式も変わって、あそこで多分5年ぐらい経ってるんですかね、作中で。
まあ、ぼちぼち経ってたと思いますね。
ですよね、ぼちぼち経ってましたよね。5年はいい時かな。数年経ってたと思うんですけど、やっぱりあの感じで復興具合みたいなものを感じられましたね。
神殿の飛行
では続いてですね、これいわゆる軍事みたいなところが好きな人たちからするとだと思うんですけど、2023年に神殿が飛んでるとこ見れるのって熱かったですよね。
良かったですよね、あれね。本当良かったとしか言えないぐらい良くて。後ろにプロペラがある、かなり試作機みたいな攻撃機戦闘機だったんで、機体の後方にああいうものがあると。
で、対ゴジラ的に言うと戦闘の機銃がデカかったりするわけですよ。いわゆるその時代、あの時代に考え得る飛行機で一番火力があり得るのは確かにあれだろうなって感じはするんですよね。
それを実写作品、あそこはCGだったり特撮だったりするんですけど、これを見れたっていうのは結構それだけでも点数上げたいぐらい実はあれ良いなと思ってて。
現代だと、それこそ新ゴジラの時に、一番最初…違うな、完全に二足歩行になったゴジラが小田原から上がってきた時だったか、戦闘ヘリでミサイル撃っていくみたいな映像があったと思うんですけど。
どうしてもやっぱりそうするとヘリなので、ある程度止まってミサイルを撃つみたいな映像になるじゃないですか。ある意味ゴジラに対して引き撃ちをするっていう感じになると思うんですけど、これが戦闘機になったことでゴジラの周り、頭の横をすれすれ通っていくみたいな映像っていうのが成立したと思ってるんですよね。
うーん、あーはいはいはい。
今って、じゃあそれ今の時代の戦闘機でもできるんじゃないって話ではなくはないんですけど、実は現代戦闘機ってドックファイトすることはあんまり想定されてなくて、奥からミサイル撃つ前提みたいになっちゃってるんですよ。
うーん。
みたいなのが成立したなーっていう感じがしますね。
ちなみにこの時代旧日本軍の試作機で、ジェットの飛行機もあるんですけど、それとかを今回出しちゃったりすると、そこの頭のすれすれ通ってまたみたいな映像がちょっと成立しづらかったかなと思うところで、神殿はベストだったなって思ってますね。
うーん。
えー、まあ今回この映画を見た中で、なんであの飛行機って思った人にはですね、ぜひ推進式のプロペラ機が出てくる作品としてですね、押井守監督作品のスカイクララをぜひ見てほしいなというのを最後に言いたいですということで、ここのパートは締めたいですね。
はい。
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