ゴジラ-1.0の劇場鑑賞
katsuma
ブーブーブーってやつね。 そう。
daikoku
ゴジラ-1.0、遅ればせながら見てきたよっていう話です。 はい。
katsuma
よかったですね。 よかったね。何気に私、ゴジラが大好きなんでね。大好きだね。
daikoku
数年前のシン・ゴジラの時も、我が家の中で偶然のゴジラブームが訪れてきたけど、今回もまた今、大絶賛ゴジラブームじゃないですか、我が家は。
katsuma
そうだね。シン・ゴジラはさ、あれはなんか、劇場で見るっていうよりもさ、普段テレビでもさ、自宅でも見たいような規模感じゃない?どちらかというと。
私、海外旅行行った時のさ、飛行機の中でも1回見てるから、6、7回見てるんですよ、シン・ゴジラに関しては。
結構見てたね。 うん、そう。
なるほど、新事実だったわ。 そうなんですよ。
今回のゴジラ-1.0に関しては、これはね、ちょっと劇場でぜひ見ていただきたいなっていう感じのものかなと。
katsuma
なるほどね。 ところですね。
はいはいはいはい。じゃあちょっと今回はそんなゴジラ-1.0について話をしたいと思います。
こんにちは、katsumaです。 こんにちは、daikokuです。
daikoku
dining.fmは、ギャルソン好きのkatsumaと、お菓子好きの妻daikokuの夫婦が、ファッション・スイーツ・ホテル・マンションなどを中心に、我が家で話題のトピックをお届けします。
というわけで、我が家で話題のゴジラ-1.0。
見た人多いんじゃないの?すごい大ヒットじゃない? まあそうなんじゃないですか。
katsuma
まあ、我が家としては、あの、上映開始から結構時間が経ってからね、見たってことにはなるんだけど。
daikoku
ちょうど1月末ぐらいかな、見に行ったって感じだったんだけど。
僕全然前情報なしで言ってたんですよね。ストーリーももちろんそうだけど、そもそも誰が出てるのかも知らずに言ったんですけど、それぐらい前情報なしで言ったんですけど。
katsuma
いやでもすごくね、良かったと思います。 良かったね。
そう、だから私はね、そのシン・ゴジラが大好きすぎちゃって、なんかね、あんまりその最初は気が乗らなかったっていうかな。
どういうこと? なんかがっかりしちゃいそうな気がして。
daikoku
あー、シン・ゴジラの時のこの良い思い出みたいなのが怪我されるのではないかみたいな感じ?
katsuma
なんかそのシン・ゴジラが良すぎちゃったから、次見たものが結構がっかりしちゃうんじゃないかなと思って、あんまりなんかその気が乗らなかったってところあったんですけど、でも大絶賛だったじゃないですか、世間的に。
daikoku
そうじゃん。
katsuma
そう。だから、まあ見てみようかなーっていうので、映画館の方でね、見てきたんですけど、まあオールウェイズ。三丁目の夕日だったね。
daikoku
オールウェイズ三丁目の夕日ですね、完全に。
katsuma
あんなさ、ベタベタなさ、ドラマーをさ、ゴジラに入れてこれるなんて、ちょっと思わなかったよね。
daikoku
思った以上に、怪獣映画でもあるんだけど、なんていうんですか?
オールウェイズ三丁目の夕日。
思ってる以上にオールウェイズ三丁目の夕日、度合いがさ、5、60%あるじゃないですか。
katsuma
強かったんだよね。よく入れ込んだなっていうところと、ゴジラファンってさ、長い歴史があって、細かいところまで見てるじゃないですか。
そういう人たちの気持ちもしっかり考慮して、どこからもあまりツッコミが入らないように作ってはいるなっていう感じだよね。
daikoku
これ、たぶん後でも話すと思うんだけど、歴代というか初代のゴジラとかの要素っていうのも綺麗に入れ込んで。
細かいところを見ると、いろんな歴代ゴジラの内容を踏まえて作ってるっていうところなんですけど、やっぱり初代の内容が多いかな、どっちかっていうとね。年代もかぶってるってところがあるんだけど。
katsuma
これはネタバレしちゃうとよくないのかな。
daikoku
ネタバレしますっていう前提で言えば別にいいんじゃないですか。だいぶ上映も終盤になってきてると思うので。今回じゃあネタバレあるという感じでいきますか。
どうしてもネタバレする前に見たいよっていう人はここで再生ボタンを止めてもらって。
katsuma
どう?見てて。私は初代のゴジラに年代背景とかも全部似てて、なんだけど、やっぱり言葉遣いとか、そういうのが現代っぽさっていうか、見る人がやっぱり現代人だから、言葉遣いだったりとか、親子の関係性みたいなものは、
昔ってお父さんって目上で尊敬すべき対象だから、いくら家族であっても敬語使ったりとか、敬う気持ち、そういうのが綺麗に初代のゴジラは描かれてはいるんだけれども、
初代ゴジラのオマージュ
katsuma
今回のこのマイナス1.0に関しては、そういう感じではなくて、結構家族関係みたいなのも割と現代に近しいような感じで描かれてるのかなっていう感じはしましたね。
daikoku
なるほどね。社会情勢というか、周辺の状況っていうのは、それこそ本当に戦後間もない頃の状況っていうものをちゃんと通してたのかなっていうふうに思うんだけど、家族のその感じっていうところまでは、僕は感じ取れてなかったかもそれは。言われてみれば、なるほどそうなのかなって感じはしたけどね。
katsuma
そう、その辺がね、昔のやつと今上映されてるマイナス1.0と見比べるとその辺はちょっと違いとして出てくるかなっていう感じはするね。だから、私このゴジラマイナス1.0のモノクロバージョンのやつも見てきたんですけど、やっぱり撮ってる機材が現代のものだから、やっぱり最近の感じがどうしてもしちゃうんだよね。
綺麗だし、なんか全部白黒にはなってるんだろうけど、どこか色味を感じてしまってるか。やっぱり全部さ、昔の機材ってそこまで取り込めてないじゃない。画質が荒いから。
質感みたいなところね。 そうそう、質感みたいなところね。今のカメラだとさ、綺麗に細かいところまで取り込めてるから、そういったところを白黒にしたときにさ、やっぱりちょっと近代的というか、なんかそういう感じはしたんだよね。
海のシーンとか、ゴジラの細かいディテールとかは、やっぱり白黒で見た方が、なんかちょっと迫力が増すというか、そういう感じはあったかね。あんまりモノクロ版やってるところ少ないんで。もし興味がある方。
daikoku
じゃあ結論としては、モノクロはどうなんですか?今回のやつは。モノクロよりカラーの方がいいんですか?
katsuma
どうだろうね。初代のゴジラが好きなんだったら、見た方がいいと思う。
なるほどね。
私は初代のゴジラが一番好きなんですよ。
daikoku
ずっと言ってるよね。
katsuma
カラーよりも、白黒のゴジラの方が見えすぎてないっていうところで、迫力がやっぱり増すというか、リアルさを少し削ってるところがあると思うんですよね。
だからその表現として、白黒であることの良さみたいなのが最大限に活かされていて、私は初代が好きなんですよね。カラーのものよりも。
daikoku
なるほどね。
それを聞いて思い出したんだけど、初代ゴジラの制作秘話みたいなものをまとめてるYouTubeの動画があったんですよ。
それを見ると、割と結構同じような感じのことを言ってて、やっぱり着ぐるみじゃないですか、ゴジラちゃんは。
だから、あらが見えづらくはしたいって思いはあったみたいで、全身を映すっていうことは、映画の後半にならないと出てこないんで。
それは結構意図してやってたっぽいよね。
katsuma
山と山の間からゴジラが見えるとか、前半は上半身しか見えないで、顔だけ見せるとかそういう感じになってて。
今回のマイナス1.0に関しては、ゴジラの間近まで寄ってるんですよね。カメラが寄るみたいな感じの見せ方してて。
それは今じゃないと正直できないことではあるんだけど。
あと海の中はゴジラが泳ぐんですけど、それもすごい迫力があってよかったなっていうところですね。
だからこれはもう劇場じゃないと迫力満点なところは見れないと思うんで、ぜひ映画館で見たほうがいいかなと思うんだけど。
daikoku
山崎監督も今回のゴジラをとにかく怖くさせたいというかさ、そういうふうに言ってたし、そういう表現はすごくうまくできてたのかなっていうのは、
アップのシーンとか見ても思うよね。
katsuma
だから一番怖いゴジラって今までどれですかって言うと、やっぱ初代なんだよ。
新ゴジラも怖いんだけど、あれもさ、ちょっとどことなく怖さっていうよりも敵対する何かがいるみたいな。
雰囲気の方が強かったんじゃないかなみたいなのがあるんだよね。
初代って白黒でさ、おどろおどろしい恐怖感みたいな、一体何が出てくんだみたいな怖さみたいなやつだよね。
何者かわからないっていう怖さみたいなのがすごいあるんですけど、新ゴジラは逆にそういったものがなくて、どちらかというともう淡々と進んでいくじゃない、物語も全て。
だけど初代のやつって何かわからないものがやってくるんだみたいな、結構きれいに描かれてたような気がしてて。
ゴジラ自体の顔って年代によってちょっと微妙に変わってるんですけど、初代って白黒だから怖い感じにできてたんですよ。
リアリティと戦闘シーン
katsuma
実は結構目が可愛くて、後半に顔の寄りの場面出てくるんですけど、目がクリクリしてるんですよね。
そうだよね。結構チャーミングだね。
初期の頃のゴジラって割と白目が結構出てたりとかして、可愛いんですよ。それが現代に近づくにつれて、ちょっとその。
daikoku
ギロッと睨んだ感じの。
katsuma
目がちっちゃくなってて、どちらかというと生物寄りになってくるんですよね。だからその感じもあるんだけど、やっぱり白黒にしてたからこそ、その可愛らしさみたいなものが削れてて、怖さみたいなものになってたんじゃないかなと思うんですね。
daikoku
さっきの初代ゴジラ制作秘話の中でも、その白黒だからこそ恐ろしさというかさ、そういったものが多分表現できてたんだろうみたいな感じのことを言ってて、やっぱりそのジオラマの感じとか、着ぐるみの感じとか、なんかそういったところはカラーだったらスカスカな感じというかさ。
katsuma
そうなると思う。
daikoku
そういう感じになっていると思うし、いい感じでは粗が出てるからこそ怖い感じ、恐ろしい感じっていうのが表現できてたんだろうなみたいなことは言われてましたね。
katsuma
そうだね。今やってるマイナス1.0に関しては、もうディテールまですべてこだわって作られてるっていうところがあって、工夫せずともだよね。構図だったりとかそういったものは工夫せずともしっかり描けてるんじゃないかなっていうところはあるかな。
daikoku
そうだね。VFXっていうやつですね。これは山崎さんの。
katsuma
そうそう。海のシーンとかほんとすごいよね。
daikoku
いや、ほんとすごいなと思うよ。CGっぽさというか、あらみたいなものはよくわかんない感じになってたなっていうふうに思うし、リアルっていうとなんかこれもおかしいんだけど、いい意味でのリアリティというか何というかねっていう感じはしたかな。
katsuma
そうだね。
daikoku
あとリアルで言うと最後ゴジラと戦うというかみたいなシーンの戦略?戦術?みたいなところもギリギリアリエルかもみたいなさ。アリエルってなんだよみたいな感じはあるんだけど、なんかそういうやり方だったなっていうふうに思ったんだよね。
katsuma
そうね。それもさ、初代のゴジラの倒し方をオマージュしてるんだよね。
そんな感じはあるよね。
そうなんだけど、ちょっと現代的にアレンジを加えて。
マイナス1.0の特徴
daikoku
現代的にアレンジってのはおかしいんだけどね。当時の持ってる技術みたいなところで考えられるギリギリリアリティが感じられるみたいな感じだから。
katsuma
あれはさ、昔はできないじゃん。
海中にさ、一回引き込んでみたいなところとかもさ、表現はちょっと難しいじゃん。
daikoku
難しいよね。できないよね。
katsuma
そうきましたか?みたいな感じだったよね。ゴジラのやっつけ方に関しては。
daikoku
博士じゃないっけ?なんだっけ?
学者。
学者の吉岡さんがさ、いい演技してたよね。
katsuma
ゴジラ-1.0は他のゴジラシリーズと比べると生物学者みたいな感じの人が出てこないんですよね。
daikoku
そうか。確かにそうなんだ。
katsuma
新ゴジラの時も最初の方に生物学者みたいな人の所属が立たれてっていうところから物語が始まるんだけど。
そういう意味ある人は、一応最後にゴジラの倒し方を考える人は一応学者ではあるんだけれども、
戦争の武器を研究する学者さんなのかな。
科学者ではあるっていうところなんだけど、生物学者ではないっていうところで。
そこはちょっと要素としてはなくしてるところで、代わりに人間ドラマみたいなところをベタベタなやつをね。
そうだね。
揺れてきてるっていう。
daikoku
そうだね。神木隆之介さんと浜辺美奈美さん。
オールウェズの世界をね。
katsuma
三丁目の夕日だったね。
綺麗に作ってたよね。
物語の大半がオールウェズじゃない。
daikoku
そうなんだよね。実はこれ。
katsuma
ゴジラを倒しに行くところにも、ドラマがものすごく折り込まれてはいて。
よくこういう感じに仕上げたなっていうところはあるね。
daikoku
映画館でさ、結構泣いてる人多かったもんね。感動して。
そんなの今までのゴジラであったっていう。
大味のドンパチな感じとも全然違うところはあるよね。
ドンパチ具合も当然あるっちゃあるんだけど、全然それだけの映画じゃないなっていうところが上手くまとめ込んだ。
いい映画だったのかなっていう感じはあるよね。
katsuma
ハリウッドがゴジラ一回やってるじゃない。
daikoku
あの時はさ、話が壮大すぎちゃってさ、そういう風な感じですかみたいなところあったけど。
katsuma
今回のやつはね、海外からも大絶賛されているみたいなね。
daikoku
シンゴジラはあんまだったじゃない。
katsuma
確かにあんま効かなかった気がするよね。
マイナス1.0はめちゃくちゃ盛り上がってるじゃない。海外の方も。
戦後の貧しい日本が復興っていうか、力を取り戻してって、そういうバックボーンをちゃんと描いてはいるから、
そこに絵のリスペクトというか感動みたいなところも入ってきてるんだよね。
daikoku
ある意味、歴史映画じゃないけど。
そうなんだよね。
戦後から復活していくみたいなところの日本の姿を、これで理解したみたいな感じの意見とか言ってる人とかいて、
なるほどねって感じはあったよね。
katsuma
だから韓国では自己映画できないっていうね。
daikoku
なんかそんな感じっぽいよね。
katsuma
戦後の日本の貧しさっていうところとか、日本人が戦争に対してどういう気持ちで当時いたのかみたいなのが、
割と正確に描かれているというか、そういうのっておそらく韓国側にとっては都合が悪いというか、
そういうものなのかもしれなくて、自己映画できないみたいなのがあるっぽいんですけど。
でも海外からの人からすると、日本人ってそうやって思ってたの?みたいなのは、もしかするとあるかもしれないよね。
負けるってわかってんのに言ってたとか、それをみんな思ってても口に出すことは許されなかったりとか、
行くんだけれども死ぬ覚悟ができなくて、主人公に関しては戻ってきちゃうとかさ、
そういう個人個人の葛藤っていうかさ、そういうものはしっかり入ってたんじゃないかなっていうところはあるよね。
だからそういう部分で戦争映画としても成り立っているっていうところはあるかな。
めちゃめちゃいろんな要素入ってんだよね。
daikoku
そうなんだよな、これ。
katsuma
ゴジラファンだけじゃなくて、結構年配の人が見てたの。
私、平日の昼間とか行ってたからさ。
2回観てたときに。
2回観たときに年配の方が観に来てたりとかする割合が多くて。
なるほど。
やっぱりそういうさ、戦争の辛さとか、人間ドラマみたいなところですすり泣いてる音とか聞こえてくるわけですよね、やっぱり。
感動的であるっていうところは、今回のゴジラの特徴かもしれないですよね。
なるほどね、確かに。
daikoku
あとはそうだね、面白かったのは、今回の山崎監督と前回のシンゴジラの監督だった庵野さんの対談というかさ。
この様子がね、これ映像はYouTubeから消えちゃってるっぽいんだけど。
katsuma
これ見たかったよね。
daikoku
その時の様子のレポートしてる記事がムービーボーカープレスっていうサイトに載ってるのがあって、興味ある人はぜひ見てほしいのと。
あとはあれかな、岡田斗司夫さんがその様子とかも含めた解説をしてるYouTubeがあるんですけど。
katsuma
これめちゃくちゃ面白いんだよ。
daikoku
これめちゃくちゃいいんですよね。
岡田さんの切り抜きの動画があるので、それと合わせて見てもらえるとすごくいいのかなっていうのがあるんだけど。
庵野さんのね。
katsuma
上から目線。
褒めつつなんだけど結構マウンティングしてくる様子と、山崎さんがそれをニコニコしながら交わしつつ、いや俺の方がすごいからっていう。
関係性がね。
daikoku
二人のバチバチしてる感じっていうところがね、すげえいいんだよなこれ。
katsuma
でも岡田さん的にはたぶんマイナス1.0の方が成功するって言ってて、それは当たってんだよね。
daikoku
結構これたぶん上映序盤のタイミングからそういうこと言ってたよね、これは。だから当たってるなって感じはあったんだけど。
katsuma
岡田さんの動画めちゃくちゃ面白いのでぜひ見ていただきたいです。
大絶賛だな。
daikoku
とにかく。
katsuma
とにかく見ろ。
daikoku
そう、とにかく見ろっていうところがね、これもよかったよね。
katsuma
あとはなんかあれじゃない、やっぱり今回作った時の資格効果賞とかアカデミー賞のさ、日本の作品として初めてっていうところで。
そうですね、ノミケートされてて、3月に発表があるって感じなのかな、これは。
いろんなところに取材されてさ、動画とかもアップされてるけどさ、この若手がさ、
野島さんね。
野島さんっていう人がさ、ゴジラの海のシーンとかそういうのを作ってるんですけど、人の言うこと全然聞かないとかって一緒に仕事してる先輩とかに言われてたじゃん。
daikoku
ゾッと世代の何かね、活かしたやつがいるんだよって大崎さんが復唱しながら紹介してるやつ。
katsuma
そうなんだよ、それがすごい面白かったなと思って。
daikoku
この方もよかったですね、すごくね。
katsuma
そう、だから山崎監督が作ったところダサかったんで直しときましたみたいなやつとかもね、あったけどもさ、すごいなと思って。
ひょうひょうとしてたよね。
daikoku
ひょうひょうとしながらね、すごくね、いい仕事をする若者なんだろうなっていうところは感じ取れたよね。
katsuma
そう、だから今回その技術的な面で言うと、やっぱり若い世代が突出してるんだろうね。
若手技術者の注目
katsuma
そうだよね。
古株の人たちは危機感を持ってるみたいなこともちょっと話が出てたんだけど、
やっぱりそういう時代に突入してきてんだな、映画の世界もっていうところはあるね。
そうね。
daikoku
でもちゃんと技術持ってる若い人がこういうところで活躍して、それがちゃんと認められるみたいな感じになるのがいいよね。
いいよね。
アカデミー賞どうなるかわかんないですけどね、結構期待できるかもしれないですね。
katsuma
そうですね。
daikoku
で、あとはまた4月に新作が。
katsuma
これはハリウッドのやつかな?
daikoku
そう、ですかね。
ゴジラ。
ゴジラ対コングですね。
ハリウッドが作るゴジラシリーズって見たことないんですよ。
katsuma
そうなの?
daikoku
1回も実際は。
katsuma
ケン・ワタナベが出てるやつ見てみなよ。あると思うから。
daikoku
ケン・ワタナベも出てんのか。
ケン・ワタナベが研究者としてキャスティングされてるんですよね。日本の研究者として。
katsuma
あれもちょっと見てみると、全然日本のゴジラと全く違うやんみたいな。
daikoku
そう解釈したんだみたいな感じなのか。
katsuma
ちょっとネタバレはできないので、ぜひこの後見ていただきたいなっていうところではありますけど。
やっぱりハリウッドはハリウッドらしいゴジラの解釈の仕方。
daikoku
ハリウッドの型みたいなものがあるだろうから、それに入れ込むっていうのもあるだろうね。
katsuma
やっぱ壮大だよね。
壮大スペクターってやつやろ。
日本ってやっぱり島国の中で物語を作るんだけど、ハリウッドって世界規模で考えて作ってくるから、やっぱ壮大だなって思うね。
daikoku
だろうな。
katsuma
日本近海の話では終わらないんですからね。
やっぱそうだよね、これは。ゴジラ対コングもちょっと見た感じだと、あれですね、イタリアだっけ、コロッセオがガンガンにぶっ壊されてますね。
そうなってくると、ドラゴンボール並みの壮大さがあるよね。
daikoku
確かにね、そういう感じはあるね。
katsuma
コロッセオ壊してくるって。
daikoku
そういう勢いを感じるな、これは。
katsuma
今回のマイナス1.0っていうのは、戦後の人間ドラマみたいなところに焦点があってて、かつ初代とかの驚しいゴジラの怖さみたいなものがよく描かれてるところがあって、次のゴジラとコングはまた全然違うものが出てくるという。
daikoku
ジャンルだと思うけどね、これは。
katsuma
そう思うよ。
これもね、ちょっと私はね、また見てみたいなっていう。
daikoku
いいんじゃないですか。
katsuma
この対談の中でアンノン監督がさ、これからまたゴジラが続いていくっていう話をしてると思うんですよ、後半の方で。
daikoku
これ続くから大丈夫って。
katsuma
そう、大丈夫って言ってた。
新ゴジラは新ゴジラでさ、良かったんだけどさ、あれはさ、だから次どうなんの?どうすんの?っていうのが、すごい心配な作品ではあったんだよね。
だからそこにさ、誰がやるのかっていうところで、山崎監督が受けてくれたっていうのは、すごいありがたいことだったし、今回こういう作風にしてもらったことで、次に繋がりやすくなってるっていう。
daikoku
なるほどね。
katsuma
どこにでも行けるじゃん。
はいはいはいはい。
そうそうそうそう。そういう感じにしてくれたっていうのが良かったんじゃないかなって思う。
アンノン監督はさ、自分のやりたい路線を突き進んでさ、やりたいことやりきって、ああ良かったぜみたいな感じになっちゃってるからさ。
daikoku
そうだね、完全に現代でね、ゴジラを召喚して、好きな感じで表現して、やれやれって感じだったから。
katsuma
日本に置いて帰ってるからさ、ゴジラをさ。
『ALWAYS3丁目のゴジラ-1.0』の要素
daikoku
そうだよね。確かに次、次回作もまた見たいか、度合いで言うと、新ゴジラよりもマイナス1.0の方があったかな、僕は。
katsuma
そうだね。
daikoku
そのままの流れで続きを見たいなっていう風に感じたところがあったかも。
katsuma
そうだね、あれは人間ドラマもあるから、そこに出てた人たちがその後どういう風になってみたいなものも気になるよね、やっぱね。
daikoku
で、あといろいろ物議を醸し出してるさ、最後の終わり方みたいなところもあるじゃないですか。
katsuma
浜辺南。
浜辺さんの首元の謎のところもさ、いろいろ解釈できる余地みたいなのもちゃんと作ってる。
daikoku
そういう観点でも本当にうまくまとまってる。
katsuma
そうなんですよ。
daikoku
本当に素直にいい映画だなって思えるところがあったよね。
katsuma
だからシンゴジラは陸地で終わってるんだけど、今回のマイナス1.0って海の中でゴジラが亡くなってるから、あとどの年代のゴジラにもつながっていくというか。
だから終わり方が秀逸っていうところはあるんだよね。
daikoku
どの年代もどの場所でも展開できる作りであるか。
katsuma
これマイナス1.0は小説も出てるみたいなんで、小説の方がより細かいディテールというか描写みたいなのがわかるかなっていうところですね。
気になる方はぜひ読んでみていただきたいなと思いますね。
daikoku
いいですね。
katsuma
いいよ。
昨日も初代ゴジラをもう一回見直して寝てきたんですけど。
最初からいいよね、初代は本当に。
daikoku
ずっと言ってたよね。最初のキャストの出てくる文字ですら、筆文字ですら最高だみたいな感じで言ってたよね。
katsuma
入りからいい。
初代はもう本当に入りからいいんですよ。
カラーになればなるほどディテールが伝わっちゃって、おもちゃ感というかどうしてもしてきちゃうから。
やっぱ初代の白黒の良さみたいなものはやっぱ超えられないんだなっていうのはちょっと思ったね。
初代ゴジラとの対比と戦後の貧しさの表現
daikoku
なるほどね。初代最高っていう。
いろんなストリーミングサービスで見れると思うんで、ぜひみなさんも初代ゴジラ見ていただきたいと思います。
確かにマイナス1.0見ると初代をもう一回見直したくなるというか、見比べたくなるっていうのはすごくわかるんだよな。
katsuma
時代背景も一緒だしさ。
daikoku
そうそう。なんか結構対になってる作品って言っても全然おかしくないよね。
katsuma
見比べるとさ、日本人がいかに体格が良くなったかとか、すごいよくわかるね。
1950年代だからさ、70年?
daikoku
70年だね。
katsuma
前でしょ。なんかその日本人の体格と体型の変化っていうのは結構目を見張るものがあるっていう感じはするね。
daikoku
確かにね。言ってたよね、なんかこのスーツの形っていうかさ。
katsuma
スーツもそうだけど、栄養が足りてないじゃない?みんな戦後間もなくって。
だからみんなガリガリなんですよ。だからズボンもぶっかぶかだし、それをベルトで締めて履いてるっていうところで。
今回のマイナス1.0ってそういうのは全くないんですよね。
だけどやっぱりその初代のやつを見ると、着てる服とかその体型とか見ると、戦後の貧しさみたいなものは別に特別に表現しなくても伝わってくるというか、そんな感じはするよね。
全然頬のこけ方とかさ、全く違うし。洋服に関しても、今回多分昔の洋服を復刻して着てったりとかするんだけどさ、やっぱり全然違うんだよね。
昔の女優さんが着てる洋服とか見ると、体型が全然違うからしょうがないんだけど、それを見るとやっぱり近代的なんだなっていうのは思っちゃったかな、マイナス1.0っていうのは。
daikoku
なるほどね。
katsuma
初代は初代で。国会のね、答弁の。答弁中のさ、場面とかが出るんですけど、めちゃくちゃ面白いんで見ていただきたい。
daikoku
わーって言ってですね。
katsuma
そうそう。言い合いしてるところがね、すごく面白いんで見ていただきたいと思います。
daikoku
まあいい作品なので、ぜひまだ見てない方は、初代もそうだしマイナス1.0をもうしばらくやってると思うので、ぜひ見てもらえたらなと思います。
そんな感じ?
katsuma
はい、突然のゴジラでした。
daikoku
まあね、実際は我が家で話題のトピックだからな、これは。全然嘘ついてないから。
katsuma
嘘はついてないけどさ、聞いてる人たちはさ、急にこいつらゴジラを熱く語りだしたっていう感じ。
daikoku
しかも若干遅いしね。
katsuma
波に乗り遅れてんだけど。
daikoku
だいぶ遅いけどな。
katsuma
そうだね。
daikoku
まあいいんじゃないですかね、これは。
はい、という感じでした。
はい。
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はい。
こんな感じでたまには映画の話もしていければなと思っております。
はい。
ではお疲れ様でした。
katsuma
お疲れ様でした。