1. GeekAct-ギークアクト-
  2. ep.28 『ゴジラ -1.0』の気に..
2024-03-01 24:37

ep.28 『ゴジラ -1.0』の気になったところ!

#podcast #GeekAct #movie #ゴジラマイナスワン #感想 #アメリカンスナイパー OCです。 今回は、『ゴジラ -1.0』振り返り回後編です。 後編では、「面白かったからこそ、どうしても気になってしまう」部分について話します。


収録のタイミングでは、『米アカデミー賞の視覚効果賞』にノミネートされていました。 あれから約1カ月、『第66回ブルーリボン賞』受賞をはじめ、各種映画賞の受賞とノミネートが続いています。 山崎監督はじめ、すべてのスタッフ、演者の皆さんおめでとうございます。

00:00
このポッドキャストは、ギークや二人が興味がある技術や熱中していることについて語れる番組です。
僕です。 ゾウエです。
前回はですね、ゴジラ-1.0、ネタバレ込みであれが良かったっていう話を全体的にしてきたんですけど、
今回はあのシーンはどうだったんだろうねという話を主にしていきたいなと思っています。
はい。 私の方から挙げていきたいなと思うんですけど、
ゴジラが来る時に、
深海浴は浮いてくるんですよっていう演出があったと思うんですけど、
核実験に巻き込まれた後っていうのが、例言はされてなくてもそういう演出だったじゃないですか。
はい。 その後だったら深海魚が浮いてくるっていうのに関して、何かしら説明はつけられそうだなぁと思ったんですけど、
冒頭の、そのより前、戦時中に出会ってしまった個体って、こう海岸に魚が浮いてきてたじゃないですか。
あれってなんで浮いてたんだろうねっていうのがピンとこないなぁと思ってて、
あれってなんか、こういう解釈だったんじゃないっていうのってあります?
いや、別にそこに理由は必要ないかなぁと思います。
ゴジラが来る前兆としての演出であって、別にそこに理由をつける理由、
なんでそうなっているのかを説明する必要はないのかなぁと思いますね。
昔からの言い伝えとして、そういうことが言われてたよっていうものの表現としては、表現として設定されたことじゃないっていうぐらいの感じですかね。
そうですね。
だからもう、たぶんそこは、振っ込まないのがお約束というか、楽しく映画を見る上での、お互いに暗黙の了解として受け取る部分だとは思いますね。
私あれを見たときに、「おお、なるほど。」と思って、なんだろうなぁと思って、もしかして、
最初冒頭ゴジラが出た瞬間って、核実験周りの話しじゃなくて急にゴジラが出てくるじゃないですか。
だからそれもあって、だからこそやつが多分海中から来るんですけど、
海中で酸素の消費がやたら多いとか、そもそも核実験巻き込まれるとは関係なく体温が結構高くて、
03:08
それで魚が上がってきちゃうんだとか、その辺説明づけるのかなと思ったらしなかったんで、
その辺がちょっとだけ片透かしかなって思ったんですけど、お約束と言えばお約束ですね。
まあその深海魚、まあその普段捕るような魚、見たこともないような魚が打ち上げられてるっていうのが言い伝えがあると、
言い伝えとして、まあゴジラが出るよっていうのであって、まあそのなんか口笛吹いたらヘビが出るとか、
あーなるほど。
口笛吹き飛ばして、転がり方によって足の天気を占うとか、そういう話だと思うんですよね。
あー、それこそあれですね。戦中、昭和初期みたいな、なんか全てを科学的解釈してない時代だからこその話かもなっていう感じですね。
あーなるほど。あーなんか今のこの話でちょっとあの、しっくりきましたね。
うん、はい。まあなんか、特にそういう芸術さを求めるような作品でもなかったかなと思うんですよね。
うん、そうですね。なんかやけにこう、なんだろう、最後のこう、いわゆるわたつみ作戦のところなんて、なんか割とちゃんと説明できるようとしてたじゃないですか。
うん、はいはいはい。
だから余計にそことのちょっと差異が目立っちゃったかなっていうのが自分の考え方だったんですね。
まあ、はい。
そこのあの作戦って、実は私あのゴジラ見ながら途中思ってたことがあって、この時代設定で、いわゆるあれですよ、平成ゴジラとかでゴジラと戦うために自衛隊がメーザー砲とか持ってる設定なんで、
それを介して次は新ゴジラで電射爆弾とか、液体を口に含ませて浸透させて凍結するんですみたいな説明をいろいろつけたじゃないですか。
あの時代設定でゴジラをどう倒すんだろうっていうのにすごく映画見ながら気になってて。
だからこそあの、なるほど、バルーンとオゾンのガスでしたっけ、沈めるんですっていうのを説明付けた時に、よくこれ考えたなって思ったんですよね。
そうですね、あのシーンは個人的な解釈としては、基本的には初代ゴジラのオマージュと、あとはなんであのシーンでめちゃめちゃすごい理由付けをしたのかは、
06:14
あれは、こういう原理でっていうのを観客に説明するんじゃなくて、あれはもう大本営発表なんですよね。
あそこの場にいる人がこういう理屈だから俺らはいけるんだっていうふうに、勇気付けるための説明の演出なんですよ。
なんで、こういう原理だからこの作戦は完璧なんだっていうのを、僕らに教えてくれるんじゃなくて、その場にいた人たちに対して勇気付けて遂行させるための説明なんですよね。
ああ、だからこそあの途中で、戦争から帰ってきて、あの今回も命晴れのなんかご勘弁願いたいって出てくる人たちの対比とかが、あの辺でちゃんと効いてるっていうか。
そう、そうですそうです。
なるほどね。いや、まあそうですね。そこの辺がまあ気になったところは多少あったかな。
バルーンの会社の人来たじゃないですか。
うん、はいはい。
ちょっとあんま確認してないんですけど、確かにあの時代設定でバルーンの会社の人がすごい頑張ってるのとか、確か会ってたような気もしてて、
なるほどかなと思って、っていう感じですね。
ただあとちょっとだけ気になったのは、バルーンの会社の人たちの作業費だけちょっとやたら目当たらした壁だったなっていう。
あははは。まあ目当たら、まあそうですね。作業費、まあそうですね。つなぎというか。
そうそうそう、なんか。
目当たらしいというか、こぎれいというか、そういう感じですね。
だから多分あの作戦会議の場所とか、あの作戦に加わってた人たちの中で、多分あの人たちが一番高級取りなんだろうな、みたいな雰囲気は感じたんですよね。
ちょっとあの辺は思うところがあったかもしれないですね。
で、まあ続いてなんですけど、あの最後のところで、あの浜部稲美演じてるあのノリコが生きてましたっていうくだりがあったじゃないですか。
あれどうかなっていうのがあって、なんかあまりにもそこまでの間で、まあ亡くなってしまって、一旦葬式もしてるじゃないですか。
はい。
それでね、主人公は覚悟を決めてるし、なんかちょっとあそこ片透かしだなーって思ったんですよね。
ただその後に、最後にあの戦争、あなたの戦争終わりましたかっていうセリフがあったから、まあありかーって感じもしたんですけど、ちょっとねどうだったのかなーみたいな感じがしますね。
09:13
特にあの、生きてたのにもあたって、なんか綺麗に帰ってきたじゃないですか。
あんまり怪我もなく。まあ見た目にはですけど。
ただあのゴジラの影響を、なんか匂わせる痣みたいなのもちょっとちら見せしつつ、まあもうちょっとぐるぐる巻きでもよかったかなーっていうのが感想ですかね。
なんか、四肢を誠並にぐるぐる巻きでも構わなかったなーっていうのが。
まああれはやりすぎかもしれないけど、もうちょっと包帯巻いててもいいかなーっていうのが感想ですかね。
はいはいはい。
どうでした?あそこの最後のシーン。
うーん、まあそうですね。まあ見て、まあ見てた時はまあそういう感じねっていう感じだったんですけど、まあいろいろそのいくつかその、
こんな感想だったとか、こういう映画だったよねっていうのを見た結果、自分が一番しっくりきたのは、
まあ今回のゴジラって、なんかそのアカデミー賞とかにのノミネートされたみたいに、
海外をめちゃめちゃ意識してると。
かつその子供も見られるようにしていると。
なんで、最後のところは僕ら向けじゃないんですよね。
映画マニア向けとか、えーなんて言えばいいんだろう、オタク向けとか、
あとはその演出にこだわる人々向けのシーンではないんですよね。
あれは子供向けのシーンなんですよ、どっちかっていうと。
あーなるほど。
子供が安心して見られるとか、金曜ロードショーで何回も流してもらえる、みたいな感じなんですよね。
うーん。
なんで、そういう意味で、えーと、人が死ぬシーンもなんかグロテスクな表現はないんですよね。
冒頭の島で日本兵の人たちが襲われるシーンとかも、
直接的に海外の映画とか、あとはR-18Gがついてるような映画とか、
海外のゲームみたいな感じで、グロいシーンとかは見ないし、死体もなるべく映さないんですよね。
そういうこだわりの一環として、あのラストがあるって考えると、
別にそれならそれでいいかという感じではあります。
12:03
なるほどね。
実はアメリカのヒットが、マイナス1.0が北米放映が始まって、
評判がいいっていう話の中で、私も一貫でちょっといろいろ読んだんですけど、
それこそ、あなたの戦争終わりましたかっていうのが、むしろ向こうの方が刺さってるみたいなことがあったらしくて、
なんでかっていうと、日本ってある意味戦後からもう数十年経ってるじゃないですか。
それこそ戦場帰りっていう人たちって、最近は奇跡にどんどん入られてる状態があって、
そこの演出と我々の生活が遠いと言えば遠いんですよ。
アメリカって直近でも中東から引き上げてたりとか、何だかんだ言って10年に1回ぐらいずつ戦争してるじゃないですか。
主人公みたいに、ある意味戦場から帰ってきても戦争を引っ張ってるような人たちっていう生き様というか世界観が近いみたいなんですよね。
それこそ感情移入しやすかったみたいな話を見てて、なるほどなぁと思ったんですよね。
だからちょっと前の戦場外のアメリカ軍人の話をすると、
アメリカのスナイパーってあの映画がありまして、あれなんかもう最後戦場から帰ってきたんだけど、
部分的にはPTSDだったりとかを引きずってた元スナイパーの話で、
そういった人たちからすると、ある意味自分たちが戦場から帰ってきて、その上でも、
ある意味あの映画、戦場から帰ってきた上で、国を守るために戦ってた人っていうのは結構肯定されてたと思っていて、
そこに関して言うと、思い入るところがあったのかなっていうのがあるんですよね。
だからこそそこをねぎらう言葉としての、あなたの戦争終わりましたかっていうのを捉えてみると、
豊富に落ちたっていうのはあるんですね。
あそこのシーンに関して言うと、実はの北米放映が始まって、その辺のやつを読んだ上でやっとちゃんと解釈できたというか、
だからこそ自分の生活がいかにこう、戦争とかから遠いんだなぁみたいなことは感じたっていうのも、逆説的にも感じたってところがありますね。
そんな感じではありません。ただそれでもやっぱりもうちょっと包帯巻いてもよかったかなっていうのが。
15:01
まあ、別にそこまでしなくてもとは思いますね。
あんまり怪我してること自体が重要じゃないんですよね。
まあそうなんですよね。あそこめちゃくちゃリアリティを買ったなと思ってて。
だってあんなね、あんな吹き飛び方したじゃないですか。がれきと一緒に。
そんな吹き飛びしたのに、一緒に残ってしまった。
いやまあそれはそうですけど、まあ多分そういう終わり方見たいんだったら08正体とか見てねって感じでいいんじゃないですか。
ああでもまあ自分08好きだからやっぱりそこで言うと、いわゆる一般向けじゃなくて、そこは映画の見方がオタク向けなんだろうな、オタクなんだなって思いますね。
そうだと思います。なんで我々をターゲットにした演出ではないというだけだと思います。
いやまあいろいろ腑に落ちましたね。
そしたら次なんですけど、エンディングの最後のゴジラのやっぱり死んでない演出って必要だったかっていうのが気になってて。
なんでかっていうと、あのゴジラ、今回のゴジラって音波でゴジラの声出して誘導するっていうくだりがあったじゃないですか。
で、縄張り意識が想定されていたじゃないですか。
ってことは、あのゴジラがそのまま再生しなくてもよかったわけですよ。
はい。あれゴジラの声でしたよ。クジラの声じゃなかったですか。
あれクジラって言ってました?私、あのゴジラの声、ゴジラって映画館で聞き取っちゃったんですけど、あれクジラって言ってたんですか?
クジラだった記憶ですけどね。
あ、本当ですか。とすると私ちょっとそこは漢字間違ってたかもしれないですね。
まあまあ、ただ言いたいことはわかります。
続編に合わせみたいなね、終わり方というか演出があってっていう。
過去シリーズもゴジラはやっぱり死んでない演出ってまあいろいろあったんですけど、
あの新ゴジラの時って巨神兵東京に現るが同時上映だったじゃないですか。
その関連もあって、尻尾から巨神兵ライクなダイオン形態が伸びてるみたいなのもあったんですけど、
まあそういったものを見合わせてたんですけど、
まあ今作の場合その辺のことはなかったんで、まあやらなくてもよかったかなーっていう感じがあって。
逆に言うと、さっきのよりハッピーエンド方向に倒していったところと、
やっぱりゴジラは死んでないのところが、あそこのギャップがもう一段階感じる。
18:02
どっち側に落としていきたいんだろうなーみたいなところがあって。
で、仮にこのゴジラ、あの今回のマイナス1のシリーズで2作目やろうと思った時って、
今回ゴジラは、あのサイズ、もともと劇中の最初に登場したサイズのゴジラは存在してるじゃないですか。
で、あれが1体しかいないとも考えられないし、
ってことを考えると、仮にですけど別の核実験とか、
懐中投棄された核とか、やりようはいくらでもあったなーっていうところがあって、
まあ無理にやらなくてもよかったかなーってところですかね。
うーん、まあ、なるほど。
まあなんか自分はそれも、ある意味お約束として処理しちゃってますね。
まあ、あの、なんかそのやっぱり聞いてて思ったんですけど、
みんなちょっとアンノに読されすぎというか、全てに意味があるように感じるし、
まあ考察しに行くんですけど、まあ、
まあそれも一個の楽しみ方ですけど、まあそれだけではないかなとは思いますね、楽しみ方として。
もちろんね、演出、なんか、おーやっぱり来てるんだっていうのを、
映画館で最後に思って、あそこでおーって思ったら自分もいるんですよ。
やっぱりいるんですけど、うーんと思って、最後に全部振り返ってみた時に、どうだったかなーみたいな感じはあるなーっていうね。
まああれは単純にその、わかりやすいバトンだっただけなのかなーとは思いますけどね。
-1.0との繋がりとは別に、まあ今後もゴジラシリーズ次の監督に託すよっていう。
そうですね、まあそれが結局別の監督なのか、まあ本人がまた受け取るのかっていうのはあると思いますけど、
まあ次へのバトンっていう意味が強いんじゃないですかね。
まあそのバトンを受け取ってもいいし、そのなんか半分だけ利用してもいいし、みたいなところじゃないですか。
まあその受け取ってうまく解釈できたら、まあ僕らみたいなのはおーって思ってめちゃめちゃ嬉しいんですけど、
別に途切れて新作が出たって、そんなに気にすることはないというか。
-その辺からするとあれですね、平成ゴジラのある程度こう、歴史的な流れ。
いわゆるゴジラが出てます、自衛隊がモゲラとメカゴジラとどんどん投入して、
21:01
ゴジラと戦えるようになっていきましたとか、モスラ三部作とか、
なんかゴジラをある一定のタイムラインで歴史として解釈しているシリーズがあるじゃないですか。
その関連の中で、そういう設定入れたら次の作品どうするの?みたいなことをちょっと重く見すぎてる節はあるかもしれないですね。
新ゴジラは完全に新枠だな、完全に別枠なんだなって解釈しやすかったじゃないですか。
新って付けたぐらいだったし、監督が監督だし、みたいなところなんですけど、
マイナス1.0は戦後すぐみたいなところで、ちゃんと歴史として設定したじゃないですか。
過剰の歴史として。そこをちょっと重く見すぎた感じはあるかもしれないですね、この解釈をしちゃったとか。
そうですね。だからその、あそこの演出がどうだったかは、次に何か作品が続いたら評価してもいいかもしれないですけど。
単体で見た時に、まあ別に、って感じじゃないですかね。
えーと、あのバトンを次の作品が受け取った時に、なんか調理の仕方が悪かったら、あのバトンをやらなきゃよかったんじゃないの?ってなるかもしれないですね。
いや、それはないんじゃないですか。あのバトンをうまく調理できたねって次の作品に繋ぐための要素だって、もともとのやつが、
まあそのなんていうんですかね。玉ねぎ買ってきたけど、調理した人が下手くそだったから玉ねぎ作ったやつダメだったねとはならないじゃないですか。
あんまりそこを、評価っていうかその、やっぱその通じた時に、あ、前のやつも見たくなるよねっていうフックなんですよね。どっちかっていうと。
そこに関してあれですね。監督個人がどう作ったかっていうよりも、なんていうか、ゴジラシリーズを統括している東宝が、
東宝が動画を一回見てるじゃないですか。内容に関しては。そこって、ある程度のコントロールが東宝が聞いてて、
シリーズどうする気なんですかっていう、監督よりもう一段階先の、大きな作品の縦軸としてどう管理したいんですかっていう、
一斉をちょっと考えすぎっていうところがあるかもな。
そうですね。まあそれは東宝としても、ある程度フックがあった方が嬉しいは嬉しいですけど、そこをまあどんだけ出すかは、
最良だとは思いますけど、まあその辺、絶対ね、どんくらい自由があるのかは知らないですけど。
まあ別にあんくらい入れてもいいよねぐらいの、感じではありましたけどね。
ああ、はい。
はい。
24:00
というわけで、あのゴジラ-1.0、あのシーンってどうだったんだろうね、ということに関して話してきました。
はい。まあなんか今回、マイナスCスラッシュ、マイナス?ゴジラ-1.0スラッシュC、あの今モノクロ版も公開になってるじゃないですか。
はいはいはい。
はい。ちょっと機会があったらですね、あれをまた見に行きたいなぁと思っているんですが、
もしまだ見てないよって方はですね、あの今このタイムで見に行ってみるのがいいんではないでしょうか。
24:37

コメント

スクロール