00:01
こんばんは、ニュースレター晴耕読の弟番組、ポッドキャスト吟、今日もサブスタッフ発でお送り致します。
10月16日ですね。
10月16日っていうのを見て、あ、もう1週間経ってる、じゃあ手法ポッドキャスト撮らなきゃって感じで今マイクに向かってるんですけど、なんか1週間早いですね。
手法ポッドキャスト前回撮ったから、あ、しばらくこれで時間があるなって思ったんですけど、なんかもう1週間経っちゃいましたっていう感じで。
何かしら毎日ね、声撮ったり編集したりしているので、早く感じちゃうっていうところはあるんですけど、主に何をやってたかっていうと、主にじゃないな、主にいろいろやってて、ギター弾いて曲作りをちょっとずつ進めたりとかもしてるんですけど、
あれですね、ノートブックLMっていうGoogleのAIが架空のポッドキャストを、AIがポッドキャストのエピソードを生成してくれるっていう、なかなかニッチなユースケースをGoogleさんはこの熾烈なAI市場にニッチな機能を出してきたな、個人的にはポッドキャスト好きには都合に入るんですけど、これはちょっとニッチすぎないかみたいな機能を出してきて、
それをね、僕知ったのは知人起業家、起業家というかいろんな会社を起こされた、Facebookで繋がっている人がやってみた、その人はもう英語ペラペラというか堪能な方なんですけど、自分のLinkedInのプロフィール、もちろん英語で書いてあると思うんですけど、
プロフィールをそのままノートブックLMに読み込ませて、食わせて、ポッドキャストエピソードを作ってみましたっていうのを、そのノートブックLMが書き出した男女のパーソナリティーが軽妙に話すんですけど、基本その2人縛りなんですけど、今のところノートブックLMは、それをその方もリスンで試験的に上げているのをFacebookでシェアしているのをたまたま見かけて、
これはなんかすごそうだなって思って、じゃあちょっとノートブックLMは無料でGoogleアカウントだったら使えるので、自分もやってみようと思って、ちょうど先週、その前の週に福岡旅行を行った記録をただ50何分、1時間弱ぐらいダラダラ喋るっていうですね、自分のポッドキャストがあったので、
じゃあこの自分の旅の記録を文字起こししたものをソースにして、ノートブックLMさんに書くエピソードを作ってもらおうということで、作ったやつがこの1つか2つ前に上げたやつですね。
これはなんか旅行に行っただけで楽しいんだけど、それを語って普通のね、声日記のエピソードにしてみんなに聞いてもらうのも作るのも楽しいし、聞いてもらうのも楽しいんですけど、さらにそのリスンで喋ったらそれがもう全部テキスト化されるので、さらにそれをソースにしてもう1回ですね、架空のポッドキャスター、ポッドキャス、違うな、架空のコメンテーターって言ったらいいのかな。
もしくは番組だとパーソナリティーか、うん、架空のパーソナリティー、アメリカ人のね、多分アメリカ人だと思うんですけど、英語話者の架空のパーソナリティー2人に自分の旅について感想というか語っていただくと。
03:14
なかなかね、話し達者な、よいしょが上手な人たち、人たちっていうかAIなんですけど、2人なんで、僕のただの旅行をですね、さもソウルフルに、エモーショナルに、冒険チックにですね、語っていただいて、これは僕が一番面白いなっていうか、まあそうですね、僕とその周りの僕を知っている人ぐらいしか面白くないと思うんですけど、ただ僕は面白いわけで、なんかね、そのAIやリスンとかそういうテクノロジーポッドキャスターもあることで、
自分のいろんな体験がですね、2度おいしい、3度おいしいみたいなことができて、これは楽しいなと思っているんですけど、それにさらに味を占めて、その福岡旅行のもとに、ノートブックLMに話してもらったエピソードをフェイスブックとかでね、シェアしたら、知人のですね、企業家の方、なんで僕企業家の知人多いなって思うかもしれないですけど、また別の方ですね、その人にメッセンジャーで会話になって、これすごいですね、面白いですねみたいな話を今日していて、
その方はね、僕はね、どっちかと過去のものをソースにして、2度楽しい、3度楽しいみたいなことを言ってるんですけど、企業家の方は未来を見ているので、自分の考えていることとか、プロフィールとか、スタートアップのチームの情報をノートブックLMに読み込まして、過去の未来を語るね、未来を盗撮するポッドキャストを作ってみました。
作られたポッドキャストが送られてきて、さすがだなって思ったんですけど、さすがその方、行動も早いし、なんていうか着眼点がね、もう未来を見ているなっていう感じで、ちょっとすごいその方と2人だけメッセンジャーで盛り上がってて、僕も思い出したんですけど、
その企業家の方と前にイベントをやったな、リアルのイベントをね、マテリアル京都っていうところで働いた時にね、やったなっていうのを思い出して、そのイベントのレポートが書いたんですよ、レポート記事を。そのイベントが結構僕の中では漫画をテーマにしたイベントを、その企業家の方にも手伝いしてもらってですね、一緒にやって盛り上げていただいて、
僕たちの中ではすごく盛り上がって、せっかくやったんだからニューコンのですね、イベントレポートも書いたんですよ、その2016年に。だからその記事っていうのはテキストデータとしてインターネット上にね、今でも入手可能な状態で置いてあるので、じゃあこのイベントレポートとイベント告知ページがあるので、情報とテキスト情報としてね、あるのでこれを使ってこのイベントを批評してもらおう、批評というか語っていただこうと、
ノートブックLMさんに。っていうのをさっきやってみて、その企業家の方とまたシェアして、これ面白いですよね、みたいなことを一通りやった後が今です。そのエピソードも貼っておきます。
06:00
マンガソン2016を語るっていうエピソードパワードバイノートブックLMっていうエピソードをまたリス限定でアップしてリンクも貼っているので、何かわかってくれる方はこのノートブックLMの面白さをわかってくれる方はですね、見てもらえたらと思います。
ノートブックLMがっていうか、別に他のAIでももちろんできるんですけど、GoogleさんはそのAIの機能のショーケースとして、こういう切り口で機能を出してきたという、今ね本当にもうAI競争、私列ですからね。
こういうユースケースでAIってこういうこともできるんだよって出してくれるというか出してきたGoogleさんはなかなか渋いなって思いましたね。
これ本質、僕が勝手に考えている本質はやっぱり情報が残っていれば、基本今はテキストですけど、今回はテキストですけど、情報が残っていればそこからいろんなことが再現できるし、そこからいろんな違う視点での発見とか盗撮とかが非常にやりやすい世の中にやりやすいようになってくっていうところがポイントかなと思います。
今回ちょっとネタ的に旅行とかマンガソンというイベントとかやってるんですけど、これは別に真面目な仕事のリサーチ、仕事というか真面目な調査とか、何かの行動記録とか何かの議事録とかね、脚本とかでもいいかもしれないですよね。
何かそういう生の記録を元にAIが、AIなんでね、いつでもどこでも何回でもやり直せるというのが一番いいところだと思うんですけど、過去の記録をソースにもう一度それを編集したり違う視点から表現してもらったりすることで、それを読むというか、今回聞くですね、生成されたものは音声なので、それを見たり聞いたりした人間が新たな気づきを得ると。
気づきを得るという何か意識高い真面目なこともあれば、単純に楽しいということもあるかもしれないし、何か感情を揺さぶられる経験をもう一度するみたいなこともあるかもしれないし。
だからね、前から言ってるように記録をしているというか、アーカイブしている人ほど個人的なね、個人的な人生が豊かになるというか、何か楽しくなるっていうのは僕持論として前々から言ってるんですけど、ブロガー最強じゃないかというか、ブロガー的な人ね、別にブログじゃなくてもいいですよ、日記書いてる人とかでもいいですよね。
人とかはそれが全部生かされてくるので、どう生かすかはその人次第で、何か人に公開する目的じゃなくてもすごく個人的な理由でもいいと思うんですけど、だから本当にちょっとずつ未来が近づいているな、もちろん揺り戻しもあると思うんですけど、多分このノートブックLMが作るポッドキャストって多分もうちょっといろんな人が触りだすと何かいつも同じオチだなとか、何か思想が偏ってるなとか多分言われだすと思うんですけど、
その辺の揺り戻しとかっていうのは今までもチャットGPTが出た頃から何回も味わってきているので、でもやっぱり3歩進んで2歩下がる、2歩じゃないな、1歩ぐらいでいいと思う。3歩進んで1歩下がる、また3歩進んで1歩下がるみたいな感じで、AIをこういう風に使ったらより生産的というか、僕は個人的には時間を短縮するとか手間をなくすもいいんですけど、
09:21
より多様性というか視点が広がるとか考える可能性が広くなるとか、今までは時間がないから3つぐらいしか検討、3つの方向しか検討できなかったのがしっかり10個考えた上で1個意思決定をしましたみたいなことって本当にできるようになってきてるじゃないですか。
真面目なことでも、僕はあまり仕事の真面目なことにそんなにAIを熱心に使ってない。普通には使ってるかもしれないけど、どっちかというと趣味で、趣味全開なんですけど、ブログのカバー画像作ったり曲作ったり。
でもその選択肢とかそのものづくりに一歩踏み込む、はまるっていうところの障壁とか可能性を下げたり広げたりしてくれてるなっていうのは多分僕はかなりいろんな人に比べて実感してる方なんじゃないのかなと思います。だから本当にちょっとずつ未来って言ってるものが来てるんですよ。
昔からSFとかでも言ってたのが、亡くなった人の声を再現する。それこそね、ジョン・レノンの曲とか、ニル・バーナの曲とか、フレディ・マーキティ。亡くなった人の何々を再現するみたいなのはもう、チャットGPT的なもの、生成LLMがすごくなる前からちょいちょい出てきてるからこれからどんどん出てくると思うんですけど。
SFまで行かなくても、例えば平野圭一郎さんって作家いるじゃないですか。芥川賞を取った平野さんの最近の本で本心っていう小説があって、これ読んだ方も結構いると思うんですけど、平野さんはSF作家ではないんですけど、純文学の作家なんですけど、この本心は未来のことを言っていて、亡くなったお母さんを再現するアンドロイドなのかな、アバターなのかな。
ちょっとロール覚えなんですけど、みたいなものをその主人公の人が作って、それと生活するみたいなあらすじ、最初の方あらすじなんですけど。
だから、亡くなったお母さん、会話して、息子とか家族が会話をして寂しさを紛らわせるというか、亡くなっても今もなおそこにいる存在を感じられるぐらいの亡くなったお母さんのクローンというか会話相手を再現するみたいなのって、もうできてるようなものなんじゃないかぐらいのところまで来てますよね。
この本心って言ってたのはいつだったかな。まあ数年前とかだと思うんですけど、読んだときはSFとして読んでたんですよ、普通にね。今はまだ、今とはつながらないけど、将来ありそうな状態、それがSF、サイエンスフィクション、フィクションですからね。
12:06
もうだからSFじゃなくなってきてるなみたいな感じなので、本当に何かがつながってきちゃってるっていう感じはあります。で、SFといえばですね、今一番日本のSFファンの中で熱い作品、最近の最新の作品がマンカインドですね。
藤井太洋さんの最新の小説なんですけど、藤井太洋さんはここ近年で言うと一番よく読んでいる作家さんで、そんなに僕本は読む方ではないんですけど、でも藤井さんの方は出たらここ数十年ぐらいは多分だいたい読んでんじゃないのかな。全部はね読んでないけど、ここ最近のやつは読んでいて。
で、今回はもう結構ね長編ということで、最近ちょっと短めのやつとか、あとは短編集とかもあったんですけど、長いやつなんで楽しみに買ったんです。買って読んで、結構ねやっぱり藤井太洋さんっていうのを言う方が、IT業界の出身の作家さんなんで、割と身近な存在、買っていいんですけどね、親近感があるというか。
そうですね、この間も本の感想、ツイッターじゃないよ、あれリスンか、声日記で藤井さんの最近の本の感想を言ったら、ツイッターでレスというか反応していただけて、これもしかしてテキストまで読んで、でもね自分が作家だったらやっぱりね、エゴサーチとは言わないけどね、自分の作品の特にポジティブな感想とかはね、普通読みたいと思うので、これもしかしてリスンに入ってリスン見てくれたのかな、聞いてくれたのかなってちょっと恐縮だったんですけど、
その時の作品はカゴシマの高校生の話のやつ、オーグメンティズスカイか、こっちですね、去年の6月のやつなんで、最近の2作品はSF色は結構弱くて、なんか現代の社会だし、割と社会情勢だったりとか、あとはふるさとみたいなものを感じさせるような作品だったので、今回はもう純SFだみたいな、新しいマンカインドですね、だったんで楽しみに。
読んでですね、で、まずは面白かったです。もうSFものとして、日本人の作家さん家族、SFものとしてはもうダントツに面白かったし、読みやすいし、あと長さもちょうどいいですね。長いなら長いで、僕はもう腰を据えて3体とかね、読むんですけど、でもなんか読み切るのに、1日で読み切るのにすごいちょうどいい量で、3連休の1日使って読んだんですけど。
今の社会情勢の延長線上を描いているSFであるけど、なんか今と情報社会とか、あと政治とかが、もう今から想像できる未来とその結果として描いているなっていうところが非常に生々しいというか、上手って大変ですけど、うまく描かれているなっていう感想とかを言っている方とか聞いて、まさにその通りで、なんかね、フェイクニュースだったりとか、超大国の文壇ですね、超保守的な、
15:06
ですね、超保守とリベラルの文壇みたいな話の育成みたいな話とか、陰謀論が切り裂く社会みたいな話だったりとか、あとはまあ、はたまたその、僕ね、そうそうそう、ビジネス戦略のことが途中で、急にと言ったら変ですけど、語られるところがあるんですよ。
これだけ言っても全然ネタバレにならないと思うんですけど、なんかね、すごいスケールの大きな計画、その悪役っていうか、その悪い方ですね、計画が進んでいて、これはフリーミアムビジネス戦略としては理にかなっているみたいな、なんか下りがあるんですよ。
なんかそこがね、僕結構ね、ツボにはまって、そこだけ付箋つけたんですけど、なんかまさに今のスタートアップとか、IT、ここ10年ぐらいのIT企業がのし上がる戦略みたいなものを、ちょっと冷めた感じで、産業ぐらいで書いてるところが、僕すごいツボにはまったんで、これから読む方いたら、ここかって思ってください。
多分ね、そこが一番面白かったっていう人あんまりいないと思うんで、あえて僕はそこのビジネスモデルの話のところが、割と今と今までのスタートアップの何か成り上がりと重なって面白かったな。
で、それが割と悪役側の、そうですね、ざっくり言うと悪役側の方の取った行動として書いてあるのが結構ね、ツボにはまりましたね。
はい、まだ読んでない人の方が多いと思うんで、マンカインドを語る会みたいなのとか、それのイベントとかなんかあったらすごい面白そうだなって思います。
もう一個話そうとしたのが、マスチフっていうね、乗り物が出てくるんですよ。
このマンカインドっていう小説にもね、最初の2ページくらいに登場するんで別にネタバレでも何でもないんですけど、その未来のマンカインドが描かれている時代の先頭に欠かせない乗り物としてマスチフっていうその4本足の乗り物が出てくるんですけど、もちろんね、文学なので差し得とかないんですよ。
SFのいいところですね。みんな想像するんですね。その文字からマスチフってどんな乗り物なんだろうみたいなのを想像して、それはもう楽しいところじゃないですか。SFの。
今僕、藤井さんの話するんで、藤井さんの作品一覧みたいなのをAmazonとかあとは、これなんだっけ、ブクログかとかでバーっと見てるんですけど、なんかあれですね、過去の作品で似たものが登場しているみたいな書評をどっかで読んだなと思ったら、なんかね、過去の作品の本の表紙のイラストにマスチフらしいものが書いてありますね。
もしマンカインド読んだ方で気になる方だったら見ていただけたらと思うんですけど、公正的戦闘規範っていう短編集の表紙にマスチフいますね。これ多分マスチフだなって思いました。で、そのね、今タイトルでピンときた通り公正的戦闘っていう言葉もマンカインドで出てくるんで、これ多分繋がってるんでしょうね。
18:00
全部読んでる藤井さんのファンからしたら何を今さらって話したかもしれないですけど、僕今初めて知ったので、ちょっとこの短編も読んでみようかなって思うんですけど、いろんな切り取り方でマンカインド面白いって言う方いるし、これからも出てくると思うんですけど、僕はね、割とね、藤井さん作品もだいたい読んでる中でいくと、割と普通にコンバットものとして、フィールドコンバットものとしてエンターテイメントとして楽しかったなっていうのが一番上というか一番上位にいる感想ですね。
意外ですけど、普通にこれアニメとか映画とかにしたら映像的にも絵的にもすごいかっこよくできそうだなってかっこよくなりそうだなっていうか、心理戦と物理的な戦いのところだったりとかがすごい描写とか面白そう。
あとダラダラ戦わない、これはね、あまり言うとネタバレになるんですけど、この小説の世界観の中でいくとあんまりダラダラ戦わないっていうところも良くって、息を呑むフィールドコンバットものとしても結構楽しめましたね。だからいろんな楽しみ方ができるSF作品だと思います。マンカインドおすすめです。はい、では今日はこれぐらいで終わりにします。またお会いしましょう。さよなら。