転職の現状と本日のテーマ
お疲れ様です、松野です。 今日はね、転職の話をしていきたいと思います。
どこかにお勤めの方だったら、まあほとんどの方が1回ぐらいはね、転職とかした方がいいんかなって思ったことあると思うんですよ。
この何年か、転職のサービスのCMめちゃめちゃ増えたじゃないですか。
テレビもそうですし、YouTubeとか動画とか見てても、間々でリクルートやデューダや、あとはその特定の業界に特化した何々エージェントみたいなのがすごい増えたと思います。
電車とか乗っても、あの吊り広告めっちゃあると思うんですよね。 もう通勤で電車に乗られる人やったら、1週間に1回2回じゃ効かないレベルで見てると思うんですよ。
転職した方がいいよねっていう空気がもう昔よりもかなり強くなってて。
昭和の価値観でいくと、1回勤めたら定年までみたいなね、当たり前な感じで、転職しますとか途中で辞めますって言ったら、なんかもう人として道を外れていくのかみたいなね、空気がね昔はありましたけど、
まあ今そんなことないんで、そういう意味では生きやすい時代になってきたのかなっていう気はしますよね。
で、今日はその転職がした方がいい悪いじゃなくて、どんな人やったら転職した方がいいのかっていうその判断基準についてね、話をしていきたいと思ってます。
ポータブルスキルとテクニカルスキル
まず最初にポータブルスキルっていう言葉について、聞いたことあるよっていう人もいらっしゃるかなと思うんですけど、このキーワードについてちょっと触れていきたいと思います。
最近ね、ちょこちょこ聞く言葉で、厚生労働省でも定義されている専門用語になってくるんですよ。
いろいろあるんですけど、簡単に言ってしまうと、会社が変わっても使える能力。
はい、ものすごいド直球のシンプルな表現をします。会社が変わっても使える能力です。
例えばね、計画を立てますとか、課題を整理しますとか、人と調整しますとかね、コミュニケーション能力だったりね、マネージメント能力だったりね、問題の解決能力だったり、
反対に、その会社独自のシステムやったりとか、社内のルール、その会社だけの仕事の流れ、こういったものは持ち運べないスキルなので、アンポータブルスキルなんてね、対義語として言われていたりします。
さらに、それとは別で、テクニカルスキルっていう言葉がございまして、これは何やねん、会計の専門知識とか、プログラミングの知識とか、何かの専門資格、これはポータブルスキルともちょっと近い部分がありますよね。
こういったものの、結局のところ、ポータブルスキルと専門のスキル、両方ある人は強いよっていうお話です。
ものすごい分かりやすい例えを言うと、看護師さんとかね、国家資格ですから、この病院なんか嫌やな、やめようと思ったら、パッとやめて、違う病院で働いて、できるじゃないですか。極端な例ですけど、そういう感じです。
僕自身の経験で振り返ると、前職では特に当時は意識していなかったんですけど、今思えばポータブルスキルだったのかなっていうのが結構ありますね。
例えば、訓練の計画を作りなさいとかね。あとは、自分どこの部署だけで完結できないんで、関係部署と調整をするわけですよ。
どこどこに訓練を行く計画を立てます。
じゃあ、その訓練に行く先の部隊とはどういうふうにしますかって話しなきゃいけないし、訓練に持っていく資材を準備しなきゃいけないから、その資材を自分のところで用意するために予算をつけなきゃいけないとか、ものを請求しなきゃいけないとかね、いっぱいやることあるんですよね。
こういった根回し、そういったものをどういうふうにスケジュール管理して、いつ、どこにどういう連絡をして何を揃えていくのかみたいなのを、Excelででっかい表を作って、パズルを組み合わせるようにっていうこともやってたりしたので。
今、行政書士として独立してお仕事してるわけですけど、全部使ってるんですよね、そのノウハウ。辞めたはずの職場でやってた自分のやり方を今も使ってるんで、後から振り返ると、ほんま育ててくれてありがとうって感謝しかないですよね。
ロールプレイングゲームに例える転職
自分で感じたのが、テレビゲームとかされる方、ロールプレイングゲームに例えるとわかりやすいのかなと思うんですよ。
例えばドラクエとか、ファイナルファンタジーとかでも、あるボスを倒したいと。でもそのボスを倒すには特定の伝説の武器が必要やと。
伝説の武器を作るために専門の職人に作ってもらわなきゃいけない、もう偏屈者のドワーフの職人がおって、その人じゃないと作れへんような武器。
その人のところに行くと、いや特殊な素材がいりますと。オリハルコンとかアダマンタイトみたいな伝説の鉱石が必要です。普通の鉄じゃダメなんですよ、言われる。
それがどこにあるかって、近くの町とか村で聞き込みをすると、離れたところの火山に行ったら取れるらしいよ。火山に行こうと思ったら、普通に行ったら暑くて耐えきれないんで、
暑さに強い鎧とか兜とか服を準備しなきゃいけない。そこで出てくるモンスターたちは溶岩を使ってくるやつとか火を吐くやつとかがいっぱいいるから、そういうやつを倒さなきゃいけないってなると、
今度は水の魔法を使える魔法使いを仲間に入れるとか、氷の特性を持った刀とか槍を準備するとか、そういうのが必要になってくると、似てるんじゃないかなと。全部つながっているような、やりたいことがあるからそのために必要な道具とか経験を集めて進んでいく。
転職するべき人
転職って似てるよなって思うんですよね。転職したほうがいい人、まず一番に上がるのがやりたいことがある人ね。
例えば実家がもともと何年も続くような酒蔵をやってます。いつかはそこを継がなきゃいけないって家の中のルールで決まっているから。
だからビールメーカーとかで何年か仕事したらそこの自分の酒蔵に戻るんですとかね。それとか独立したい人、これがやりたいんですっていう自分の中の目標がある人。
もともとプログラミングが好きだからプログラミングの業界に来てやってたんやけど、やってるうちに会社は受注してきた仕事をどこかの下請けでやるだけだから、
自分でアイディアをたくさん出して独自のアプリケーションとかを作ってみたい。それで勝負して稼いでいきたいんやみたいな人とかね。そういう独立したいなと思っている人。
あとは独立だから転職とはまたちょっと違うんですけど、今やってる仕事を辞めるという意味では同じなのかなと。
あとは新しい業界に行きたい人。もともと何かの素材を扱うメーカーで仕事をしてました。でもその素材メーカーで働いているうちにその素材を使ったものを作っている業界に行きたくなりましたとかね。
そういう人もいると思うんですよ。こういう人たちはいずれもね、家業を継ぐパターン、独立のパターン、新しい業界に行きたいパターン、目的がはっきりしてるんですよ。これはもうした方がいいですね。応援したいですね。自信持って進んでいってもらいたいですよ。
あとはね、全く同じ業界で同じような仕事をするんだけれども、他社に移りたいですっていう場合。これでもね、年収が大きく上がりますとか、自分の仕事の裁量が増えますよと、自分の判断でいろんなことができるようになりますみたいなね。
自分を正当に評価してくれる、こういう環境だったら全然転職した方がいいと思うんですよね。すごい前向きな理由ですから。
転職しない方がいい人(「逃げ」の転職)
反対に、転職をしない方がいい人。これはどういう人かなっていうと、僕は思うには、なんとなくめんどいからやめようかなみたいな、こういう人はすごい危ないですね。ただただ逃げる癖がつくだけになっちゃう可能性がとても高いと思うんですよ。
もう、これがめんどくさいからやめる、あれがめんどくさいからやめるって、どんどんどんどんやめる。で、職務経歴もちゃんとつかないし、自分のポータブルスキルみたいなものも育っていかないから、ただただ回数が増えて、ジョブホッパーなんて言われ方するみたいですけど、全然年齢を重ねるだけで自分の中に何の能力も蓄積されていかないんで。
どんどんどんどん行き先の会社も条件は悪くなっていきますから、もうすごくもったいないので、そういう人はしない方がいいですね。ただもちろん例外がありまして、パワハラだとかセクハラだとか、あとは法に触れるような違法行為を堂々とさせるとか、そういうような会社は話が別です。
それは逃げるんじゃなく、自分を守るために勇気を持って離れてください。もうそういう人は壊れてしまいますから、壊れてしまうと本当に終わっちゃいますんで、人生が。そうなる前に自分を守るために離れるべきです。
ただね、さっきも言った通りに、ちょっと仕事を覚えるのがめんどくさいとか大変やとか、人間関係がなんとなくうざいとかっていうぐらいの理由で毎回辞めてたら、結局どこに行っても同じようなことになって、ただのジョブホッパーになって、人生をすり減らして終わりますので。
飲み会参加の例とメリット・デメリット
めんどくさいつながりでいきますと、例えば飲み会。昔は飲み会、職場でするのは当たり前で、全員参加が当たり前。いかんかった奴は爪弾き(つまはじき)にされるというか、あいつダメだなみたいな空気があったと思うんですよ。
今はもうそういう時代じゃないので、参加するのもしないのも自由。ほんま自由です。ただ大事なのは、自分自身でメリットとデメリットをちゃんと理解して決めることだと思うんですよね。
たとえば、月に1回だけ参加するとか、要所要所の新しく会社に人が入ってきたときの歓迎会とか、お世話になった人が定年するから、転職するからっていうので、さよなら会をしますとか、そういうのだけ参加する。
あとは職場の人間関係が参加することで良くなるとか、仕事が回りやすくなるとか、そういうふうに思えるんだったら参加するのもありですよね。反対に毎回、説教大会になる苦痛でしかない、ただただ金取られて不毛な時間を過ごすみたいなとこやったら、行く必要ないと思いますし、正解は人それぞれだと思うんですよね。
そういうのが投資だ、これは仕事を円滑に回すための投資だから、毎週は行かないけど月に1回は行こうって思うんだったらそれはもう投資です。自分自身の能力とか仕事のしやすさを高めるための投資です。そうは思えないって自分で考えた上に思うんだったらもう行かないのも正解です。自分自身の性格とか会社の文化とかっていうのの相性を見ることが大事なんじゃないかなと思います。
転職の判断基準:3つの要素で整理
転職したいとか辞めたいとかまず思ったら、頭の中で考えても答えなかなか出ないと思うんですよね。迷ったらスマートフォンのメールの画面とかLINEの画面とかに打ち込んでみてもいいし紙に書いてもいいんですけど、
例えばお金、年収、あとはどれぐらい給料が伸びていくのか、将来的な部分、あとは福利構成、休みがどれだけ取れるのかとかね、そういうところも含めてね。次に人間関係、これは上司との関係はどういうふうになっているのか、同僚とはどういう関係なのかとか、仕事で協力し合えるのかとか、ただただ自分が他の人がサボった分の幸せを
処理をしなきゃいけないような感じなのか、それとも反対にすごい助けてもらっているのかという職場全体の雰囲気も含めて、それから仕事、仕事については仕事の内容が自分自身の能力に見合っているか、やりがい楽しめているのか、自分が成長できているのか、色々言いましたけど、ざっくり3つです。
お金、人間関係、仕事、この3つに分けて整理すると、自分の中で分類というか、ランク付けがしやすいのかなと思います。
その上で、じゃあここの会社辞めた後に何がしたいのか、私は何がしたいのでしょうか、どういうふうな人生を送っていきたいのでしょうか、ここまで含めて考えてほしいです。
一人で抱え込まず、外部の意見を聞く
あと気を付けてほしいのが、一人で抱え込んだりしないこと。
会社に入って特に独り身の人ですと、会社だけが自分の世界の全てになっちゃう人が結構いらっしゃると思うんです。
そうなると判断が絶対に偏りますから、もう会社の中の価値観、それが良いとか悪いとかって話じゃなくてね、
シンプルに会社の人としか接していなかったら、会社の考え方にどうしても偏るよねっていう話です。
なので会社と関わるだけじゃなくて、家族だったり、友人だったり、ちょっと年上とかちょっと年下とか、
いろんな世代の人と、僕今こういう仕事しているんやけど、君どう思うみたいなね、いろんな世代の人に話を聞いて、
その価値観の比較をしていただいたらいいと思うんですよね。
相談相手がいないんだよ、そんなコミュニケーション能力高くないんだよって思う人もいるかもしれないんですけど、
そういう方は今はもういろんな自治体で無料相談とか、民間の団体でもカウンセリングとか、
カミカミですね、リーズナブルなお値段でやってくれているところとかもたくさんあるので、
ちょっと検索したりAIに聞くなりして利用を検討してみてください。
そういう制度をどんどん使って、自分の中の納得度っていうのを高めていっていただければなと思います。
もう一人で抱え込んでも変な方向に悩んで、憂鬱な気持ちになるだけなんでね。
楽しいことは一人でわーってなっててもいいんですけど、ちょっと後ろ向きかなって思うことは、
どんどんどんどん自分の外側に出していった方がいいです。
溜め込んでいくとそのままなぜか悪い方向に悪い方向に落ちていきやすいっていう特性が人間ありますんでね。
変な方向に発酵していくので、悪い方向に熟成する前にちゃんと外に出して循環させてください。
転職は目的ではなく手段
いろいろ言いましたけど、今日一番にお伝えしたいことは、
転職っていうのは目的じゃないですよと。
人生をより良くするための手段。
お金と一緒ですよね。お金も手段ですよね。目的じゃないですよね。
転職っていうのも、自分自身の人生をより良くしていくための手段であって目的ではないです。
ゴールじゃないです。ただの切り替えポイントなんですよ。
転職した方がいいよって人もいらっしゃいますし、
今の会社とか組織でもうちょっと頑張った方がいいよって人ももちろんいらっしゃると思います。
答えは人それぞれです。
だから誰かの正解、誰かに言われたからこうしたじゃなくて、自分自身の正解を皆さんぜひ探していただきたいです。
迷ったらまずはアウトプットしてみる。
スマートフォンに打ち込む。紙に書く。自分は何が嫌なのか。自分は何を求めているのか。
そこが見えてくると、転職する・しないの判断もしやすくなるし、後々こんなはずじゃなかったって思う確率もグッと減ると思うんですよね。
焦って決める必要は全然ないんですよ。焦って決めなくて大丈夫です。
だからいろんな価値観の人と交流をしつつ、自分が納得ができる選択をしていただきたいなと思います。
今日も聞いていただいてありがとうございました。失礼します。