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#5 会社や組織を辞める前に考えておきたいこと
2026-07-07 10:53

#5 会社や組織を辞める前に考えておきたいこと

勢いだけじゃなく準備も大事。実体験をもとにお話しします。

#会社 #組織 #転職 #退職
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サマリー

松野氏は、28年間勤めた航空自衛隊を退職し行政書士として独立した経験から、会社や組織を辞める前に勢いだけでなく準備が重要だと語ります。お金、仕事、失うもの、資金調達、そして退職のタイミングといった多角的な視点から具体的な準備のポイントを解説。事前のリサーチと計画がリスクを減らし、納得のいく決断につながると強調しています。

はじめに:退職・独立の経験と準備の重要性
お疲れ様です。松野です。今日は、会社や組織を辞める前に考えておきたいこと、というテーマでお話しします。
今まさに、会社辞めようかなとか、転職しようかなとか、独立しようかなとか、そんな風に考えている方もいらっしゃるんじゃないかと思います。
ただ、次のとこに行くにしても、勢いだけで進んでしまうのはちょっともったいないですよね。
僕自身、43歳の時に約28年間勤めた航空自衛隊を退職して、行政書士として独立しました。
でも、もう辞めようって勢いだけで決めたわけじゃないんですよね。
お金のこと、仕事のこと、制度のこと、家族への影響なんかも含めて、いろいろ考えて準備をしてから決断しました。
今日は、私が会社や組織を辞める前に、実際に考えておいた方がいいんじゃないかな、ということを、実体験を交えながらお話ししていきます。
独立を考えている方はもちろん、転職を考えている方にも共通する内容じゃないのかなと思います。
お金の準備:生活費と予備資金の計算
まず、考えたのはお金です。
一番最初に考えたのは、辞めた後、ちゃんと生活していけるんやろうか、ということでした。
家族3人の生活費、家賃、事務所にかかるお金、行政書士の登録のお金、パソコンやプリンターや事務の備品、こういう必要なお金を一回全部出してみました。
その上で、年間どのくらい必要なんやろう。
今の手元のお金で何年くらいやっていけるんやろう、というのを計算しました。
ただ、実際に始めてみると、想定外なお金って絶対出てくると思うんですよ。
例えば、パソコンが壊れるとか、家のエアコンやったり、冷蔵庫やったり、いわゆる大物家電。
それから、賃貸で住まれている方でしたら、家の更新料、急にまとまった出費が必要になるって、誰しもあると思うんですよね。
だから、生活費だけじゃなくて、予備のお金まで含めて考えておくっていうのが、ほんまに大事だと思います。
仕事の準備:顧客と業界のルールを理解する
次に考えたのは、仕事のことについてです。
辞めた瞬間から新しい仕事がすぐにできるわけじゃないですよね。
僕の場合は、建設業界だったりとか、それも含めた地域の中小の事業主様たちを支援していきたいっていう方向性を決めてましたので、
そこから考えて、お客さんはどういう人たちなのか、そういう人たちはどこにいるのか、どうやって知ってもらうのか、どうやって営業していくのかっていうのをずっと考えてますし、今も試行錯誤しております。
そのために最初に準備していたのは、名刺だったりとか、仕事用の銀行口座だったりとか、ホームページとか、いろいろ業界のリサーチをすることだったりとか、そういうことです。
ただ、行政書士の場合は、登録が終わるまでホームページに出せないんですよね。
ほんまはSEO考えていたら、もっと早く公開したいっていうのはあったんですけど、制度上それはできなかったんでしょうがないなと。
ともかく、自分がこれからやっていく業界、入る業界のルールを知っておく。これも準備が必要な要素やと思います。
失うものと制度の活用:社会保険と信用
そして、辞めたら何を失うのか。これも結構大事です。
会社とか組織を辞めると自由は増えます。
そのかわりに失うものも絶対あるので。
例えば、勤め人が個人事業主になりますよって話であれば、社会保険、福利厚生、毎月きまった給料、そして組織としての信用、看板。
保険制度とかは、例えば僕の場合だったら自衛隊にいましたので、防衛省協裁組合っていうのが使えたんですよね。
退職後も任意継続っていう制度があって、2年間までは国民健康保険の代わりにそれ入ってたら、病院で普通に使えるよと、2割負担でいいですよというのがあったんで、そっちを使ってたんですよね。
国民健康保険を前年の収入、つまり現役時代の収入で計算したらめちゃめちゃ高かったんですよね。
任意継続で計算してみたら、実質その半額ぐらいで済んだんで、これは使わせてもらおうと思って、最初の1年間はそのおかげでかなり負担を抑えることができました。
こういうちょっと調べた制度を知ってるか知らないかっていうだけで何十万も変わることはありますんで。
だからそういうリサーチも含めて、やめたら何がなくなるんやろっていうのは書き出して1個ずつ対策を考えていかなあかんっていうのはあると思います。
これはもう独立でも転職でも共通することなんじゃないかなと。
資金調達と事業計画の重要性
次にお金の話です。資金の話。
これはあくまで僕の考え方なんですけど、手元の資金は熱い方がいい。そう思ってます。
もちろん借金したくないっていう考え方もあると思うんですけど、それは全然否定はしないんですが、ただ一つお伝えしておきたいのが、本当に困ってからだとお金って借りにくいんですよね。
創業するタイミングやったら日本政策金融公庫の創業融資みたいな制度もあるんですよ。
でも来月にはお金ないんですって、そういう状態になってからだと厳しいんですよね。
だから融資を考えるんだったら早めに動くことが大事やなと思います。
それから何でもかんでも創業融資だからって貸してくれるわけじゃなくて、自己資金が必ず必要です。
自己資金ゼロなんですけど借りれないですかねみたいなご相談をいただくことがたまにはあるんですけど、基本的には難しいです。
なんでかっていうと金融機関はこの人本気で事業をやる準備をしてきたんやろうかっていうところを見ているからなんですよね。
独立しようと思ってコツコツ自己資金を貯めてきた人と何も準備せんとお金貸してくださいっていう人、どっちが計画性があるか、そういうことなんですよね。
単純に自己資金ってお金の金額だけじゃなくて、これまでどんだけ準備してきたか真剣に考えてきたのかってところを見られてるんやと思います。
だから融資を受ける際には事業計画も作って出す必要があるんですよね。
事業計画、なんやそれめんどくさそうやなって思う方多分いっぱいいらっしゃると思うんですよ。
でも事業計画って金融機関のためだけに作ってるわけじゃなくて、売上はどうやって立てていこう、経費はどれぐらいかかるんやろう、毎月どんぐらい利益いるんやろうってちゃんと真剣に考えて数字にしてみると、
自分ではあんまり気づかなかったような課題が見えてくることあるんですよね。だから、事業計画を作ること自体にすごい意味があります。
あと、借りたお金って全部使わなあかんとか、そんなことないんですよね。
例えば、設備投資は自己資金でやりますよと、運転資金だけ融資を受けて、万が一のために手元のキャッシュは厚くしておくっていうそういう考え方もあります。
もちろん利息はいるんですけど、ただ安心して事業を続けていくための保険やと思ってやっていくっていうのも考え方の一つなんじゃないかなと思います。
退職のタイミング:円満な引き継ぎのために
もう一つ大事にしたのが、辞めるタイミングです。僕は辞めるって決めたからって言って、すぐ辞めますっていうふうになったわけじゃないんですよね。
やっぱり長いことお世話になった組織だったんで、迷惑かけたくなかったですし、だからその職場の状況を見ながら、実際にはもう退職の4ヶ月くらい前には退職の意向を伝えてました。
もちろんその会社や組織によって事情は違うと思うんですけど、ただやっぱり自分の都合だけじゃなくて、引き継ぎとか周りへの影響とかも考えたらいろいろ向こうも準備することはあると思うんで、早めに言ったほうがいいんじゃないのかなと思うんですよ。
法律上は2週間以内に相手に意思伝えたらいいんでしょう、みたいな考え方をされる方も結構いらっしゃるんですけれども、
ただやっぱり自分がそれまでいたところに迷惑をかけて、なんやって思われるような辞め方をするのか、それともちゃんと筋を通してきれいに辞めるのか、
その人の性格とか相手との関係によっても変わってくるんでしょうけど、ただこれまでやってきたところで、やっぱり関係は良くしときたいじゃないですか。
応援してくれる人が多いほうがいいんで、僕はそういうふうに思います。
まとめ:辞める理由より辞めた後の準備
今日の話は独立する人だけの話ではなくて、転職でも部署の移動でも、環境が変わるときには参考になることがあるんじゃないのかなと思います。
僕が一番にお伝えしたかったのは、辞める理由よりも辞めた後の準備、ここを考えることです。
僕自身、お金とか仕事のこととか、制度のこととか、家族への影響とか、いろんなリスクとかっていうのをできる限り調べて決断しました。
もちろん始めてみないと分からないことも山ほどあるんですけど、ただ事前に調べることで減らせるリスクっていうのはいっぱいあるんで、
もし今会社辞めようかなって思っている人がいたとしたら、まずは今の会社とか組織で得られているもの、そして辞めたら失うものっていうのを一回考えて書き出してみてください。
スマートフォンのメール画面でもLINEの画面でもいいです。一回打ち出してみてください。
その上でどうやったら準備できるんやろうって一歩踏み込んで考えてみる。
そうするとその勢いだけじゃなくて、自分でも納得した決断ができると思います。仕事もお金も最後は覚悟も大事なんで。
ただ僕は覚悟よりも先に準備。これが次の一歩を支えてくれるんじゃないかなと思います。
今日の配信を聞かれてあなたはどのように思いましたか。私だったらこうかなっていうのがあったらコメントとかでお知らせしてくれると嬉しいです。
今日もありがとうございました。
10:53

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