00:08
どうも、苛川です。よろしくお願いします。
今日はですね、なぜティーチングよりもコーチングの方が人生に与える影響が大きくなるのかという話をしていきたいと思います。
僕はですね、コーチでもなければコンサルでもないので、ティーチングもコーチングも時と場合によっては両方しますし、
自分でね、アウトプットディレクターという肩書きを名乗って仕事をしているので、コーチでもない、コンサルでもない、どっちの立場でもないという立ち位置からお話ししたいなというふうに思っています。
そこまで偏った考え方にはなってないかなというふうに思うんですが、
ただ僕は、僕の考えとしてはティーチング、要は教えることよりもクライアントさんに対して気づきを提供する方が、要はコーチングの方がクライアントさんに与える影響力っていうのは大きいなと思っているので、
僕もセッション、クライアントさんとの対話の中ではコーチングの要素をかなり取り入れているし、かなりコーチングをしているかなというふうに思います。
たまにティーチングをするシーンというのは、ビジネス上のノウハウとかね、知識をお伝えしたりとか、ここは何か教えなきゃなというときは教えるんですけど、
基本的には質問をしたりとか、コーチング的な関わり方でクライアントさんが望んでいるものは伝えたりとか回答したりっていうのはありますし、アドバイスをしたりとかもあるんですが、
基本的には僕が問いかけながら色々と気づき終えてもらうということをメインで関わらせていただいているというところで、僕も結構コーチングの方がメインになっているかなというふうに思います。
で、なんでそのティーチングよりもコーチングをメインにするのか。何だったら結果を出してもらうんだったら、この通りしてくださいって教えた方がクライアントさんもその通りにすれば結果が出るので、
クライアントさんの結果にもつながるので、そっちの方がいいんじゃないかっていうふうに考えることもできると思うんです。
ただ僕はあえてコーチング的な関わり方をしていて、答えが例えばわかっているとか、自分ではこうじゃないかなって答えが見えていたとしても、あえて言わないみたいなことがあったりする。
なんでそれをしているのかっていう話なんですけど、ここの説明をするときにまず前提として理解してほしいなと思うのが、理解と行動の間には大きな溝があるということなんです。
僕のような対話を生業にしている人がセッションという形で、例えばコンサルでもコーチングでもカウンセラーでもその他の仕事でも対話をクライアントさんと行っていくような対話業の仕事をされている方にとっての、
まず一番最も求められる役割とか担うべき役割立ち位置っていうのは何かっていうと、クライアントさんの中での理解と行動のこの溝を埋めるっていうことが僕たちの一番の役割なんです。
03:02
つまりその先に結果とか成果とか変化っていうものがある。クライアントさんが望んでいる自己実現っていうところに行くわけですが、そこにたどり着くにはこの理解と行動の溝を埋めていくっていうことがものすごく必要になってくる。
この理解と行動の溝っていうのは僕たちそれこそ理解している、頭の中ではわかってるんです。だけど自分一人ではなかなか埋めることが難しいので、こうやって第三者の関わりを力を得てその理解と行動の溝を埋めていくっていうことをしていくわけですが、じゃあ僕たちは関わる上でどうやってこの理解と行動の溝を埋めていくのか。
じゃあそもそもで理解と行動って何なのかって話ですよね。ここをまず明確にしておいた方が腹落ちしやすいかなと思うんですが、言葉、字のごとく理解というのは知っている、わかっているって状態です。
ここをできる、ここを導けるのが僕はティーチングだと思うんですよね。
要はこうしてくださいとか、こうやったらうまくいくよっていうことだったりとか、こういう方法があるよっていうことを助言したりアドバイスしたり、答えを教えたり与えたりする。これはティーチングの要素がかなり強い。コンサルティングの人っていうのはここをすごく担っていることが多いんじゃないかなと思うんですが、
ただなんでね、こう人間ってこの理解しただけでは結果がつながらないのかというと、もちろんですが行動しないからっていうことになります。
ただ行動するためには何が必要なのかというと、自分の心、もっと具体的に言うと感情が動く必要があるわけです。
だから例えば本を読んでいて、その本を読んで何か結果が出たのかっていうと、なかなかそこがイコールにならない人っていうのは多いと思うんです。
それは何でかというと、頭では理解したけど実際にそれで動くっていうことまで映せなかった。動くっていうことまで行動が実際に起こらなければ結果は当然出てこない。
何で動かなかったのかというと、その本を読んで理解はしたけど感情が動かなかったわけです。
人間は逆に言えば感情さえ動けば行動につながるっていうことなんですよね。
だから自分にとって何か実現したいこととか達成したいこととか再現したいこととか形にしたいことがあるならば、一番必要なのは頭を動かすことではなくて感情を動かすことなんです。
ここをまずは前提として知っておく必要があるかなと。
だから例えばこれは提供者として関わる立場としてクライアントさんと関わっているとしても同じことが言えて、
クライアントさんに一生懸命それこそティーチングするノウハウを教えたりとか方法論を伝えたりやり方とかアドバイスをしたところで、
クライアントさんは確かに頭では理解できるんです。なるほどそれが大切なのか、そういうことが必要なのか、
なるほど自分に欠けてるところ足りてないとかここなのかっていう風に頭ではたくさん理解できるんですけど、
06:00
ただ感情がそこに対して動かなければ、結局わかりましたやっていきますって言ってやってみますって変えられても結局できませんでしたっていうのが結果になっちゃうんですよね。
だからこそ関わる上でも僕たちは何をするべきなのかというと、クライアントさんの頭を一生懸命動かすよりは感情を動かしていかないといけない。
それは泣いたり笑ったりとかそういう感情ではなくて、ちゃんと行動につながる。
なるほどな、そうやって動けばいいんだな、今すぐ動きたいなとかやってみたいな取り組んでみたいな、挑戦してみたいなとか試してみたいなっていう風に思える感情を動かせるかどうかっていうのが
このセッション業ではものすごく求められている。ここにかなり力量が試されているのかなというふうに思います。
コーチングであったとしてもコンサルであったとしてもカウンセラーさんであったとしても、すべて自分の中でいかにクライアントさんと関わる上でクライアントさんの感情を動かせるのか、ここがかなりポイントになってくると。
で今日の本題に戻るんですが、ここで結論として、じゃあ感情ってどうやって動かすのって話なんですが、ここで出てくるのが気づきなんです。
つまり気づきが起これば感情は動く。どんな感覚かっていうと、なるほどなっていうことだったり、ああそういうことかっていう、昔よくあったああ体験みたいなね。
ああいうこの、なるほど、そういうことかっていう、この気づきが起こった瞬間に人は感情が動くので行動に移すっていうことができる。
この瞬間に分かったっていう状態とできてるっていう状態のこの溝が埋まっていく。行動に移せるので、理解と行動の溝がどんどん埋まっていくわけです。
逆に言うと、理解できてる、頭だけずっと動かしていて理解はたくさんできてるんだけど、行動との溝があれば、結局この溝が埋まらない限りは動かないので行動に、動かないので結果につながらない。
だから僕たちは理解と行動の溝を埋めていく必要があるんですけど、じゃあどうやってその溝を埋めていくのかというと、気づきを提供することによってクライアントさんの感情を動かして、そしてこの理解から行動っていうこの溝をどんどんね、縮めていく、乗り越えていくということをしてもらうということです。
これを自分自身でね、やるにしても全く同じで、理解できてる、わかってる、これは前提として、例えばビジネスのこともそうですよね。こんなに情報が世の中にあって、書籍が世の中にたくさんあって、情報がもうたくさんいろんな配信者が、僕も含めてですけど、こうやって考えるといいよ、こうやってやるといいよ、こうやったら人生変わるよ、こうやったら結果が出るよ、こうやったらビジネスが実現できるよ、こうやったら売れるよ、こうやったら選ばれるよ、こうやって発信しようねってもうたくさんやってるわけですよね。
だけどこれを頭で理解しているうちはなかなか結果が伴わない。なぜなら行動が伴ってないからですよね。
じゃあ重要なのは何かというと、これで頭で理解したものをいかにこの理解と行動の溝を埋めて、行動につなげていって結果につなげていくかということを考えていかないといけないわけですが、
09:08
この時に頭ばっかりを動かしていると結局は行動につながらない。だから感情を動かす必要があって、そのためには気づくということが必要です。
つまり例えば今日こうやってね、あの僕のこの配信を受け取っていただいて、この中で学ぼうっていう感覚ではなくて、この中で何を気づいたのかっていうところにフォーカスしてほしい、着目してほしいんですね。
ここに着目していただくと気づきが起こるので、こういうことじゃあ試してみよう、自分だったらこうだなっていうふうに即実践、即行動っていうのが起こるんですが、ここでなるほどな、いいこと聞けたな、そういうことが大切なんだなって頭の中でインストールというかインプットしてしまう。
頭を動かして理解するっていうことに偏りすぎてしまうと行動が伴わないので結果につながらない。理解と行動の溝が一向に埋まらないということになると。
だから僕たちは自分で学ぶにしてもやっぱり気づきをいかに得るのか、気づきをいかに起こすのか、自分の感情をいかに動かすのかっていうところがものすごくポイントですし、クライアントさんと関わる上でもそこをねしっかりと重視して関わっていくということが必要だと。
だからこそ今日の結論としては理解を補う、理解を満たすためのティーチングよりも僕は気づきを起こす、感情を起こすコーチングの方がインパクトが高い。
それは何でかっていうと感情が動いて理解と行動の溝が埋まるのでクライアントさんは実際にアクションに起こせて結果や成果につながっていく。
つまり人生がより良くなっていくのはやっぱりね感情を伴って行動が、行動が起こって人生の中で何か自分の目的や実現したいこと、結果を出したいことにつながっていくからやっぱり人生としての影響はコーチングの方が僕は高いんじゃないかなと。
だから瞬間的なとかねもう答えだけ欲しいっていうものに対してはティーチングの方がもう効率的だしスピーディーだし結果も早い。
一時的なものとしてはティーチングの方が僕もいいのかなっていうふうに思うので。
なんかまあそこに対してはねあのもし時と場合というかね状況シチュエーションにもよるんですが今ティーチングだなと思ったらバッとこう助言したりとかアドバイスしたりとかっていうのもありますけど
ただ基本的にやっぱり長期的な視点で僕たちはやっぱりクライアントさんと関わっていくので長い目で見たときにやっぱりどっちの方がよりクライアントさんに対して効果的なのかというと
目の前に答えがあって答えを提示したりとかね分かっていることを教えたりとかノウハウを伝えた方が答えには早いかもしれないけど
長期的な正解かというと一回一歩そこをグッと自分の中で引いて
それが何でそう思うんですかっていうことだったりとかどうしたらいいと思いますかっていうことからコーチングをしていくっていう方が理解と溝、理解とね行動の溝を埋めてクライアントさんにとっての良い影響をより大きな影響を提供できるのかな
12:10
そこのね葛藤というのがこの対話業では常に自分に問いながらねいろいろこう悩みながら関わっていくっていうのもやっぱり確かですけど
こういった意識を持っていただけると自分の人生にもより影響を与えれるしクライアントさんと関わるサービス提供する上でもねより貢献度の高い関わり方ができるんじゃないかなと思うのでぜひ覚えておいていただければというふうに思います
ということで最後まで聞いていただいてありがとうございました
それではまた