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#3|なぜ解釈を事実だと思ってしまうのか。
2026-09-23 10:05

#3|なぜ解釈を事実だと思ってしまうのか。

「怒ってる」
「私が悪い」
「きっと失敗する」

私たちは、自分の解釈なのに、
まるで「事実」のように感じることがあります。

なぜでしょう。

例えば、

上司に「おはようございます」と言ったけれど、
返事がなかった。

実際に起きたことは、
「挨拶が返ってこなかった」。

でもそこから一瞬で、

「怒ってる?」
「昨日のあれかな」
「私、何かした?」
「嫌われた?」

まで進むことがあります。

私たちの脳は、
目の前で何かが起きるたびに、
毎回ゼロから意味を考えているわけではありません。

これまでの経験や学習を使って、
目の前の出来事を素早く理解しようとします。

だからこそ、

「起きたこと」と
「自分がつけた意味」の間に、

自分の解釈が入っていることに気づかないことがある。

今回読み解くのは、

なぜ解釈を事実だと思ってしまうのか?

ここで大切なのは、
解釈を直すことではありません。

まず、

「私はこういう意味をつけるんだな」

と見えるようになること。

今日の問いはひとつ。

「私、今どんな意味をつけた?」

正しいか、間違っているかではなく、

「私はこう意味づけたんだ」

と見つけてみてください。

似たような意味づけが何度も現れるとしたら、
その先には何があるのでしょう。

ここから少しずつ、
「ビリーフシステム」という
人間のマインドの仕組みへつながっていきます。

次回は、

「『注意された』と『私は間違っている』は同じこと?」
出来事から自己評価までが、
どうやって一続きになっていくのかを読み解きます。

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00:06
おはようございます、エグゼクティブコーチです。 さあ、今朝はね、ゴールの錯覚をとっていきます。
第1章、私たちは世界をそのまま見ているのか。 ということで、第3話の今日は、なぜ解釈を事実だと思ってしまうのか。
前回は、事実と解釈が違うっていう話をしました。 事実は実際に起きたこと。
解釈は、その出来事に対して自分がつけた意味。 例えば、上司からこの資料をもう一度確認しておいて、そう言われたと。
ここまでは事実ですね。 そこから、私の資料ダメだったんだ。
仕事ができないって思われた。 また失敗した。
そうなったら、そこには自分の解釈が入っているという話でした。 じゃあ、今日はもう一つ先へ進みます。
ここでちょっと不思議ではないですか。 だって、自分でつけた意味なら、
どうして私たちはそれを 事実みたいに感じるんでしょう。
いやいや、これは私の解釈だからって、 毎回わかっていたら、そんなに苦しくはならないはずなんですよね。
なんでけど、実際は嫌われたとか、 怒ってるとか、失礼しました。
私が悪いとか、きっと失敗するって かなりリアルに感じますよね。
今日は、なぜ解釈を事実だと思ってしまうのか、 ここを読み解いていきますよ。
まずね、知っておいてほしいのは、 私たちの脳は目の前で何かが起きるたびに、
毎回ゼロから意味を考えているわけではないんですね。
ということです。 例えば、朝会社に行って上司とすれ違った。
すれ違いざまなたが、「おはようございます。」 そう言ったとする。
だけど上司は、こちらを見もせずに 通り過ぎていったと。
この瞬間、ある人は、「あれ?聞こえなかったのかな?」 そう思う。
そしてある人は、「あ、忙しいんだな。」 そう思う。
でも別の人は、「え?怒ってる?無視?」
そう思ってさらに、
昨日のあれかな?私のあれかな? あれやっちゃったんだ。嫌われたのかな?
まで一瞬で進む人もいる。
03:02
上司が通り過ぎたという出来事、事実は同じです。
であるのに、なぜ人によって こんなに違う意味になるのでしょうか。
ここには、その人がこれまで 経験してきたことが関係しています。
例えば過去に、人の機嫌や顔色、 これをよく見ておかないと怒られる環境にいた人。
誰かの表情が変わったように見えたら、 私が何かしたかな?って考えることを繰り返してきた人。
そういう経験が積み重なると、 相手の反応が少し違っただけで、
何かまずいことが起きているかもしれない。 っていう意味が素早く立ち上がることがあります。
これ本人は、よし、上司が挨拶を返さなかった。
過去の経験を参照にしてみよう。 これは怒っている可能性が高い。
よし、私はこれは嫌われたと解釈しよう。 なんて脳みそはやってないですよね。
本当に一瞬なんです。
挨拶が返ってこないその瞬間、 イコール、怒っているくらいの速さで起きてます。
脳はこれまでの経験や学習、これを使って、 目の前で起きていること、これを素早く理解しようとするのね。
これは悪いことじゃないの。 むしろ私たちが毎日生活するために必要な働きではあります。
例えば信号が赤になった時に、毎回、 赤色になっている。ここは道路である。
過去に赤信号では停止をする。 そう学習した。
っていうことは、ここは止まろう。 なんて考えてないですよね。
経験したこと、それを学習して、 次に似た状況が起きた時に素早く意味を理解できる。
だから私たちは毎日ものすごい量の 情報処理ができているってことですね。
情報空間で生きています。
ただしここに一つ重要なポイントがあって、
脳が素早く意味付けしたものは、本人にとって 自分が意味をつけたという感覚がほとんどないということがあります。
なので、上司が挨拶を返さなかった。
これと、上司が怒っている。
この間に自分の解釈が入っているということに気づかないですね。
その結果、上司が怒っているまでが現実に見えてしまう。
そしてその現実に対して、どうしよう。
06:00
歩またほうがいいのかな。
昨日のメールがまずかったのかな。
って、次の思考や行動、これが始まるんですよね。
ここで、第1話からの話をつなげてみていただけると助かるんですけど、
私たちは、出来事をそのまま見ているわけではないという話をしました。
出来事に意味をつけている。
そして今日わかったのは、その意味付けは毎回意識的には行われているわけではないよということです。
なので、解釈が事実に見える。
ここでまた、じゃあこの解釈を直さなくちゃ。
って、そんな風に思わなくて大丈夫です。
今回このシリーズで最初にやりたいのは、自分自身を共生することではありません。
まず、私はこういう意味をつけているんだな。
それが見えるようになるということ。
例えば今日、誰かからのLINEの返信が遅くて、
あ、やば、なんか言っちゃったかなとかね、嫌われたかなみたいに思ったら、
私またネガティブに考えている。
ではなく、あ、私は返信が遅い。
っていうこの出来事に、嫌われたかもしれないという意味がめちゃくちゃ早く立ち上がっちゃうんだな。
こんな風に見てみる。
ここまででいいの。
なぜならここから先、もっと面白いことが見えてくるから。
同じような出来事が起きるたびに、私はいつも私が悪い。そう思う。
人から何か言われるたびに、私はいつも否定されたと捉えたり直さなきゃ。そう思う。
誰かが自分より活躍していると、私はいつも自分は遅れている。って思う。
もし、似たような意味付けが何度も何度も出てくるとしたら、
それは本当に毎回その出来事がそういう意味だからなのか。
それとも自分の中にそういう意味をつけやすい何かがあるのでしょうか。
この自分への問いがこの先、
Belief Systemっていう人間のマインドの仕組みにつながっていきます。
マインドって脳と心のことですね。この文脈で言うと。
でも今日はそこまでは行きません。
今日持って帰ってほしいのは一つだけ。
解釈が事実に見えるのは、意味付けがあまりにも早く自動的に起こっているからです。脳でね。
09:04
なので今日、何かに反応した時は、この考えは正しい?いい?悪い?ではなく、一度でいいので、
私今どんな意味をつけた?そう聞いてみてください。
正しいか間違っているかではなく、自分は行為見つけたんだと見つけるということ。
これ自己適用って言うんだけど。
それだけで今まで現実だと思っていたものの中に、少しずつ自分の認知の働きが見えるようになります。
次回は、注意されたと私は間違っているは同じこと。
一つの具体的な場面を使って、出来事から自己評価まではどうやって一続きになっていくのかというのをさらに細かく読み解いていきます。
それでは。
10:05

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