00:06
こんにちは、フユコです。 境界線シリーズ、今日のタイトルは【子どもの課題と親の課題】です。
今日は最初にお伝えします。 もしかしたら、今日のお話はお耳が痛い人がいるかもしれません。
なんだけど、これって私自身が何回も自分に問い続けてきたことでもあるのね。
なので、今日は一緒に考えてみていただけたらなと思います。 結論からです。
親が苦しいのは、子どもの問題を抱えているからではありません。 子どもの未来に自分の価値を重ねてしまうからです。
例えば、子どもが学校へ行きたくないといったその瞬間、 親は苦しくなります。
でも、本当に苦しいのは、今日、学校を休むことでしょうか。
頭の中では、もう何年も先まで進んでませんか。 このまま不登校になったら、
高校は、就職は、一人で生きていけるのか、 私の育て方が悪かったのか、夫婦の仲が悪いからか。
事実は、今日は学校へ行きたくない。 ただそれだけです。
でも、私たちはその事実に、 未来のストーリーを何十個も作ってしまいます。
そして、そのストーリーの主人公は、 いつの間にか子どもではなくなってしまっています。
親として失敗したくない自分になっちゃうんです。 だから苦しい。
例えば、子どもが忘れ物をした。 それに気づくと届けたくなる。なぜでしょう。
子どもが困るから。もちろんそれもあります。
でも、その奥には、忘れ物をするだらしない子だと思われたらどうしよう。
ちゃんと育てていない親だと思われたらどうしよう。
そんな気持ちはないですか。
責めるために言っているのではなくて、 人は子どもの人生だけを見ているようで、
実は自分自身の評価も一緒に見てしまう生き物なんですね。
ここで一つだけ考えてみていただきたいなと思うんですけど、
もしね、誰にも見られていない世界だったら、
先生もいない、ご近所の人もいない、親親戚もいない、SNSもない。
03:05
そんな世界でも、今と同じように苦しいでしょうか。
この問いは結構大事で、なぜなら親が背負っているものって、
子どもの人生だけじゃないから、ちゃんと育てなきゃ。
いい親でいなきゃ、失敗しちゃいけない。
そんな親としての自分まで背負っていることがあるからなんですね。
なので境界線が必要なんです。
子どもの課題は子どもが考え、子どもが選び、子どもが経験し、子どもが引き受けていくもの。
そして親の課題は、安心できる居場所を作ること、話を聞くこと、必要な助けにつなぐこと、そして信じること。
全部代わりにやることではありません。
子育てって子どもを思い通りに育てることではないというのは、みんな分かっていることだとは思っています。
親自身が、この子の人生はこの子のものなんだ、と受け入れていく課題なのではないのかなと思っています。
ここで今日の問いです。
最近、子どものことで眠れなかった日はありませんでしたか?
その夜、あなたが背負っていたのは、本当に子どもの人生だったでしょうか?
それとも、親として失敗したくない自分だったでしょうか?
はい、今日は子どもの課題と親の課題についてお話ししました。
明日は第3章最後のお話です。
テーマは、見守る勇気。
見守るって何もしないことではないですよね。
親にしかできない一番勇気のいる愛情です。
その本当の意味っていうのを一緒に考えていこうかなと思っています。
はい、最後にこのシリーズで一番大切にしたい言葉を置いて終わります。
境界線は人を遠ざけるための線ではありません。
相手の人生を相手に返し、自分の人生を自分で生きるための線です。
その境界線があるからこそ、人は依存ではなく信頼でつながることができます。
それでは今日も、あなたはあなたの人生よ、相手は相手の人生よ。
その境界線を大切にしながら、依存ではなく信頼でつながる一日にしましょう。
06:01
それでは。