永井聡監督、山田裕貴、佐藤二朗主演、映画『爆弾』を深め"ぬ"回
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配信スケジュール:火曜19時(基本)
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- 毎日映画トリビア (@eigatrivia)
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サマリー
今回のエピソードでは、映画「爆弾」について話されており、特に登場人物たちの価値観が対立している様子が描かれています。爆弾が次々と爆発する中で、社会問題やキャラクターの背景についての理解が求められていますが、内容が分かりづらいとの意見もあります。このエピソードでは、映画のテーマや登場人物の価値観が分析され、特に社会問題への無関心が探求されています。鈴木太郎作や渡部敦郎のキャラクターを通じて、エンターテインメントにおける深いメッセージや対話の重要性が強調されています。 また、映画の原作リスペクトやキャラクター設定の重要性について議論され、特に鈴木多呉作というキャラクターを通じて、視聴者の価値観がどのように揺さぶられるのかが焦点に当てられています。物語の展開における人物描写とその影響、さらに観客が感じる感情について深く掘り下げられています。 さらに、映画における価値観の対立について深く掘り下げられ、特にディベートの本質が議論されています。日本のディベート文化や思考過程の重要性についての洞察が提供され、映画の描写がそれをどのように反映しているかが問われています。最後に、キャラクターの役割や大衆に対する批判を通じて、価値観の対決が描かれています。
映画「爆弾」の印象
【ぬ】っているじゃん。
はいはいはい。K-POPアイドルのね、今のトキメク。
あれをなんかすごい、昔から知ってましたみたいなのとか、ファンであるっていう、なんか曲がいいよね、みたいな感じで言う人たちのことを、【ぬ】おじさんって言われてたじゃん。
あー、なんか、一時期、違う、なんかあれでしょ、出てきたばっかりの頃に、おじさんが見つけてきたんだよ、みたいな態度のトリビアが。
いいよねー、みたいな。
あったなー、懐かしいな。
そろそろ、XG。
あー、今一番人気らしいね。
そろそろ、XGのことを、コサンブルーおじさんのことを、XGって誰か言い始めないかなーと思ってるトリビアです。
あー、なるほど。
そう、これ、撮り始めながら、これどうやって始めるの?って言って。
で、トリビアさんが今、ニュージーズって、っていう収録モードの声に入った瞬間に、やばい、これ、俺もなんか言うのを考えなきゃいけないやつだったっていうので、何も考えていないことを思い出し、落ち込んでおります、トモヒーです。
そろそろ準備してこいよな、っていう。
そうだな、なんか油断してんな。
なんか、ぬはザックバラに取ろうねのコーナーだが、ここだけは気合い入れなきゃいけないんちゃう?だって。
そう、むしろここが本番なんだから。
なるほど、あとはもうヨロクっちゅうかね、エンドロールみたいなもんだよね、ほんと。
はい、爆弾。
はい、爆弾です。
ぬの回です。
ぬの回ですね。
はい、深めるほど深めないぬの回、深めぬ回です。
そうです。
今回は、今劇場で大絶賛、上映中の放画ですね、爆弾。
うん。
誰だっけ、監督。
長井さとしさんか、さとるさんか。
長井明さんです。
ぬの回ですから。
ぬの回です。
はい、準備も存在していません。
大変失礼しました。
なんといってもトモヒーはついさっき爆弾を見てきてますっていう。
うん、もうほんとにね、ぬの回だともうほんとに何回見るんやっていうぐらい見てね、メモを取ってねっていう感じで、なんですけど、もうほんとにさっき見て、電車の時間ちょっと間に合わないからエンドロールちょっとだけ見ずに出てきたくらいのね、感じでしたよ。
めちゃめちゃ好評な映画じゃないですか。
うん、そうね。
国宝がすごいヒットしてたけど、今年の夏は。
うん。
なんか国宝の次は爆弾だみたいな。
えー、そんなレベルなんや、なんか。
うん、なんか言われてる騒がれてるっぽくて。
上映内容の反応
うーん。
見に行きましたけど。
うん。
どうでしたっていう。
いやいやいやいや。
俺から言ったほうがいいのか?
いやいや、じゃあ僕のとりあえず単的な印象、感想というか印象ですね、まずはね。
ぬなので、何を言い訳をずっとしてるんだって感じだけど。
今のとこ言い訳しかしてないんだけど。
いやまあ、あれですよ、ほんとに爆弾がいっぱい爆発してたね、ほんとに。
うん。
で、以上。
なるほど。
コナミ感。
それと同じくらい、もしくはそれ以上にたくさんの人が出てきて、たくさんの言葉を喋ってた。
うん。
うん。
だからなんか、すごい爆発してるか、すごい喋ってるかっていう感じだった。
おー。
うん。
つまりどういうことかというと。
はい。
あんまりついていけなかったなって。
普通に俺の理解力、読解力の問題で。
はっつって気づいたら次の爆弾がみたいな。
あれ何を言ってたんだっけさっきみたいな。
なんか警察の人たちが責められるとか、これでミスったら、そしりを受けるのは俺らだろうみたいな感じで言ってたけど。
俺も、俺もっとこうなるだろうなって感じだったね。
俺がもしこの操作に当たってたら。
価値観の対決と社会問題
理解力がなさすぎて。
そこまでめちゃめちゃ感情移入してんだよ。
そうそう、そんな感じでね。
見たけど、まあどうでしたか、とりあえず。
印象?
じゃあ。
印象ね。
オープニング、いわゆるアバンタイトルじゃないけど、タイトルが出るまで。
うんうん。
めちゃめちゃ良かったよね。
おお、なるほど。
正直結構、放画のこの手のものってそんなに期待せずに言ってたんだけど。
うんうんうん。
なんか、始まって結構いいかもみたいな。
なんかすごい取り調べ室だけの映像で、最初の爆弾が爆発するまでみたいな。
秋葉原で爆発が起きるんだよね、最初に。
で、たまたま違う別件で逮捕された、何だっけ、鈴木タゴ作?
うん。
なんか、ヘロヘロ萌え児みたいな名前の。
そうか。
佐藤二郎が演じてる人が、自分の霊感によって爆発がこの後3回起こるとか言って、1時間おきに起こるとか言って。
うん。
最初は警察も全然真に受けてないんだけど、本当にその通りになっていって、時代がどんどん騒動になっていくみたいな感じの、最初、ただの取り調べ。
なんか酔っ払って訴訟した人の取り調べから始まるじゃん。
うんうん。
本当になんでもない地下室みたいなとこで、たわいもない話してるときに、突然その鈴木タゴ作が、実はみたいな感じで爆発が起きるみたいなことをパッて言う瞬間から、それまでカメラが取り調べ受けてる人としている染め谷翔とか。
うんうん。
をその横からこうね、撮ってんだけど、その仕様目が変わったなみたいな。
この中ではその染め谷翔太のほうの警官のほうが優位なんだけど、パッてその爆発のことについて喋り始める瞬間にカメラが反対方向になるのよ。
2人の位置関係が逆になるっていう。
うんうんうん。
で、カメラがぐらぐらこうし始めてっていう。
で、なんかかっこいいオープニングがこう流れるみたいな。
うんうんうん。
めっちゃいいじゃん。
なるほど。
って思って、しびれましたね。
なるほど。
うん。
すごい、第一印象もう完璧じゃないですか、染まると。
そう。オープニングもなんかその髪の毛をこう切る映像がアップでさ、こう。
あーはいはいはい。
なんかすごいかっこいい音楽と。
うん。
明らかにこれあのデビッド・フィンチャーを意識してるなっていう感じだったんだけど。
へえー。
ファイトクラブすか?
ファイトクラブとかセブンとか、ドラゴンタトゥーの女の子とか。
あーそうね、確かにそうだよな。
なんかあの、なんつーの。
そういうモチーフのアップみたいなことでしょ。
そうそう。
あーなるほど。
で、乗せてオープニングタイトルが出るっていうか、そのキャストの名前とか出るっていうのは、
フィンチャーがよくやりがちで。
うんうんうん。
まあ映画の内容もそういうサイコパスの男に翻弄される景観みたいなのは、朦朧セブンだったりするし。
そうね。
で、その中でその秋葉の爆発シーンでこう、宙を舞うメイドみたいな。
価値観の対立
うんうんうん。
すごいなんか、お、っていう、ちょっとドキッとさせられる。
そうね、あれなんか痛ましいけど、やっぱちょっとなんかこう、なんつーのかな。
かっこいいよな、ちょっとな。
かっこいいね。
あの出方はかっこいいよな、確かに。
ってとこがビックでしたねっていう。
あーなるほど。
残念ながらちょっと。
そっからは本当にあの、みんながみんな、なんかそれっぽいことを言い合ってるっていう。
うーん。
まあ尺の問題もあんのかもしんないけど。
うん。
なんかその、まあこの映画をすごい良いって言ってる人の意見とかもちょっとその、最近見てみたんだけど。
うんうんうん。
なんかその、社会の風刺がすごいみたいな。
うんうんうん。
なんかその、結構攻めてる内容とか。
うん。
考えさせられるみたいなのが多いんだけど。
うん。
なんか俺には、みんなそのそれっぽいことをやっぱ言ってるだけで、その裏に潜むというかその奥のその深い部分までは全然触れられてない気がしたっていう。
あーなるほど。
多分みんながそう言ってるさ、攻めてるとか。
うん。
考えさせられるとか、なんか突きつけられているって言ってるのは。
うん。
劇中でその、鈴木孝作っていう、まあ佐藤二郎演じてる人がその、まあ右予曲説あって、ネットになんか反抗声明動画みたいなあげるシーンがあんじゃん。
うんうんうん。
そこで、まあいろんなところに爆弾を仕掛けていると。
うん。
っていう風に言った後に、まあすごいツラツラ早口で、なんかその妊婦は殺しますみたいな。
あーはいはいはいはい。
面積が多いからですとか、なんかあの〇〇は殺します、政治家は殺します、お前らの、全部お前らのせいです、せいだからですとか言って。
うん。
その、そういうこうムカつきが投げ込まれやすい属性の人をあげて殺します殺しますっていうシーン。
うんうんうん。
あるじゃん。
最初の反抗予告のね、動画のね。
動画のね。
あのシーンのことを言ってんのかなと思うんだけど。
うんうん。
要するにタブーみたいなもの触れてるから、そういう感情みたいなもの。
うんうん。
から、なんかそういうのに触れてるから、すごい攻めてるみたいな感じで言ってんのかなと思うんだけど。
うんうんうん。
これ俺の予想ね。
うん。
でも結果的にこれ、それが何なのかまでは踏み込まないから、あんま何も考えずに楽しめるエンタメになってるよなって。
ふうに思ったので、面白くはなかったです。
個人の感想として申しております。
はい、個人の感想です。
そうか。
あと単純にお前が言うように、話がわからない部分が多すぎるっていう。
その言ってる内容わかるわけ。
その主張してることとか、要するに議題に上がることはすごいわかるんだけど。
うんうん。
結局これって何の価値観と何の価値観が戦ってんのかっていうのが、全然踏み込まれて描かれないし、
その価値観を持ち寄っているキャラクターのバックグラウンドまでがしっかり描かれてるようには俺には見えなくて。
うんうんうん。
そのキャラ設定みたいな。
この人頭いい人ですみたいな。
うんうんうん。
とか、なんかこういう人ですみたいな。
うん。
なんかそういうものに対するアンチテーゼのような議題も含まれてるのに、この設定がそれでいいのかなっていう気はするよね。
うーん。
ちょっとなんか冒頭でふざけたこと言ってしまったけど。
謝罪。謝罪か。
いやいやいや、大変もう、なんかだんだん怖くなってきまして、大変申し訳ございませんっていうわけではないちかそんなちかな。
まああの、ちょっとファニーな言い方で言ってみましたっていう。
ふざけちゃいました。
感じてはあるんだけど。
あの、どうもすみませんでした。
いやいやいや。
なんて言うのかな。
うーん。
映画のテーマとキャラクター分析
まあ今トリビアさんがね、言ってたこととまあほぼ同じなのかもしれないんだけど、
たくさんの人がたくさんの言葉を喋ってる。
たくさん人が出てくる。
結構しかも主役級みたいな感じの俳優さんたちが豪華出演人たちが出てきて、それぞれがそれぞれの役割があって、
その謎みたいな、まあ謎だよね。
基本的にはミステリーが元になってるわけだし謎解きなんだけど、
たくさんの謎を解くためのやり取りをしたり、質問がありますとか言って、それで回答をしたり。
哲学的だったり。
もしくはこれはこういうことなんじゃないかみたいな感じで喋ったりとかっていうふうに。
たくさんの人がたくさんのことを喋ってるんだけど、これは俺の読解力の問題もあるんだが、
相対としてこの映画が何を伝えてきてるのかがよくわからない。
っていうことね。
同じです。
なんかね、印象的なテーマというかモチーフというかはいくつかあるような気がしているんですよ。
例えば性欲とかね。
あえてここまで性欲にエンタメ対策でフィーチャーするっていうのはそんなないでしょ、たぶん。
あえてだから写生のシーンまで見せたりとかするっていうものはそんなには日本映画ではね、ってことなんだけど。
ないという中で、なんだけど、つまりそれが何を指すのか。
性的な欲望、性的なエネルギーみたいなものが人間のどういう側面を指しているのかとか。
怖いのかとかそういうレベル、そういう浅いレベルも含めて。
が、モチーフとして提示はされてるし、考えがあることではあるなと思うんだけど、特段あまり語られないという。
だから喋られてるけど語られてないみたいな、そういう感覚がずっとあるなっていう映画だったね。
なんか俺が見ながら思ったのは、その登場人物たちってみんな首から上しかないみたいな。
ずっとペラペラペラペラ喋ってるし、なんか頭で考えて喋ってるんだけど、腰から下みたいな、その人がどういう人なのかは結局描かれてないんだよ。
特に刑事役の人たち、何人か出てくるじゃん、主役級でさっき言ったみたいに。
鈴木太郎作に翻弄されて、いろんなテロ事件っていうのを解決しようと放送するっていう人たちは、
人数が多い分、スクリーンタイムっていうか、登場時間も少なくなってるし、パートによって出てきたり、ここから先出てこないみたいなとこもあるし。
だからその人たちがどういう人物で、どういう思想のもとここに立っていて、何の価値観を戦わせているのかも、言葉では言ってんだよ、たぶん。
そう、言ってるはずだよ。
言ってるんだよね。ラストのパートとかもそうだし、山田勇輝、刑事の累計っていう人が最後、鈴木太郎作と決着をつけるために、席について戦うっていうのも、
すごく山田勇輝が演じるその累計は、頭が切れて、謎解きとか考察が上手いみたいな。
そういうキャラ設定は冒頭出てきた時からわかるし、けど彼の人生はどんな人なのかは、何でその発想になってるかとか、どういうことを鈴木太郎作にぶつけているのか、対決しているのかは、言葉では言ってるし、戦ってはいるんだけど、腰から下がないんだよっていう比喩表現だけどさ。
本当にないわけじゃないですよ、みなさん。 腰がないっていう。
それはプレディターの、ハンドロイドね。
そうね、でもそれこそさ、だから、対決する刑事、もじゃもじゃの若手の彼と鈴木太郎作の対決の、おそらくのメインテーマ、
というか、鈴木太郎作が刑事とかから引きずり出したいものっていうのは、まず綺麗ごとじゃないものでしょ。綺麗ごとじゃない鍵学校本音みたいな。
本当はあなたも幼稚園が爆破されずに、ホームレスの炊き出し場所が爆破されて、安心してるんでしょっていうのを突きつけることによって、渡部敦郎だったかな。
二人目ですね、刑事。 刑事の刑事が感情をあらわにして、うわっつってなる。で、指を折る。これが心の形だお前のっていう。だからこれは一見、なるほどなって感じになるんだけど、
人間にはやっぱりドロッとした汚い部分がっていうことになるんだけど、なんだけどこれはプロデューサーさんが言ってる通りで、渡部敦郎がどういう人なのかが全然こっちはわかんないから、はっきり言ってしまえば、それで渡部敦郎がホームレスの方が死んで、爆破されて安心しているのですっていうことになったとしても別に意外じゃないんだよ。
そういう人なんだってなるだけっていうことで、言葉でしかないのよね。
あのね、だからその展開、要するに爆弾がどこどこに仕掛けられていてって言って、その捜査の状況で保育園なのか、炊き出し場所なのかみたいな。
ってなって結局、保育園は捜査したけど、炊き出し場所は捜査できずに、そこで大量のホームレスが死んじゃって、実はホッとしてるでしょ、子供、将来のある子供よりもホームレス、特に生産性のない人たちが死んでホッとしてるんでしょって言ってるけど、それに至る渡部敦郎の判断は、
その鈴木たこさくが言ってるだけでそういうふうに、あなたはこっちを選んだでしょって言ったけど、実際はそんな選んでもないじゃん。
そうね、謎解きしてただけなんだよね。 だけなんだよ。だからなんかその一方的に謎かけて、なんかウェーイって言ってるだけっていう。
というよりは謎かけて、その謎を解いたけども、無意識的にバイアスがかかるトラップみたいな、こういう優勢思想みたいなとか、生産性によって人間の命には価値の差がつくんだっていう価値観があることによって、
引っかかるトラップが含まれた問い、質問、もしくは謎かけ、なんだったら納得できるんだけど、別にそんなことはないんだよね。見落としてたねっていう、ただそれだけっていうことだから、あんまりショックじゃないんだよね、見てて。
何も突きつけられてないんだよな。見てる側がそういうふうに思っていたとしたら、どっちを選ぶっていう時には当然こっちでしょっていうふうに選んだ観客の皆さんもっていうぐらい、僕らにわかるぐらいの選択肢が与えられているのであれば、仕組みとしては整理するよ。
これ仕組みとしてはだから、やっぱり言葉でそれ言われても、何も突きつけられないんだけど、だけどそれもないし、破綻してるなと思ったのと、あと結局新情報が明らかになっていくじゃん、どんどんどんでん返しというかさ。
そういうことがあったんだっていうような形でね。
ことがあって、最後結局その鈴木多五作っていうのは別に他の人が計画したテロの計画に便乗しただけだったっていうことがわかってしまったがゆえに、じゃあその実際に計画した人たちの動機とか、なんでその人がそういうことをしたのかっていうところはすごい賄賞化されてない?
いわゆる最後のパートで、その鈴木多五作が結局誰かをかばうために自分が出頭して、でも半分自暴自棄、自分は結局こういうことにしか使われないんだっていう、その自暴自棄の気持ちを持って出頭しているっていう。
で、じゃあその関係値としてはその鈴木多五作とそのかばっていた相手の関係の話がメインになるんだけど、そうなる前のその山手線に爆弾を仕掛けましたみたいな、駅に爆弾を仕掛けましたみたいな、計画した人たちの動機とか気持ちとか闇みたいなものはもう終わったことにされてるよねっていう。
それが何だったのかは描かれないね。なんとなく漠然とした社会への不満でやっているってことですかっていう。
主謀者の黒髪ロンゲの男の子は父親が不祥事で、警察官だった父親が不祥事で叩かれて、父親に原因があったとはいえ、週刊誌とかにめちゃめちゃ必要に追いかけ回されて一家離散になってしまった。
で、父親は自殺もしてしまった。
っていうことも、今すでに俺が説明できないように。だからなんとなく、そうなったら爆弾を仕掛けるかなぐらいのさ。
それはちょいと少なくないですかっていうか。
まあ動機としてはあるんだよ。そうですよね、社会が悪いですよね。自分たちは被害者で、社会への好奇心の目に晒され、復讐のためにやりましたってことなんでしょ。
でもその本人がどういう気持ちでそこに至ったかは描かれないし、その復讐の話はもうどうでもよくなるわけ、その最後のパートでさ。その計画を乗っ取った鈴木多保作と、その乗っ取られた相手だよね、結果的に。
そうだね、奥さんね。
謎解きとその意義
話がスライドするから、もうそこまでの話、その社会問題に切り込んでないよ、それはっていう。別に切り込めとも言うつけられないんだけど。
切り込まなきゃいけないわけでもないんだけど。
だからそこの議題に挙げといて、そこがもう終わりっていう。どんどんそれが単なる舞台装置になってるだけで。それでいいんですかっていう。見ながらもずっとそういうのが違和感すぎて。
じゃあこれはどうでもよかった話なのか、いやでもどうでもよくはないよな、だってテロを起こしてのこの人たちじゃんっていうさ、その社会に不満があったのはこの人たちなんだけど、そこは語らない。
なんで語らないのかを俺らに考えた結果、やっぱり考えさせないとダメだよっていう。このどんでん返しの連続に気持ちよく乗させるために、やっぱりそういう一個一個の深く考えるって行為は全部切り取られてる気がする。
なるほど。
でなんか都合よくやっぱりその人が動いてる感じがすごいする、その脚本のために。なんかその反抗声明のさ、動画が上がった後に、そのそれを見てる、あなたも爆弾が落ちてくるかもしれませんみたいな、謎掛けもう一個かかるじゃん。
なんかボタンを押したらロケットがどこかに落ちる、ミサイルが落ちるボタンがあってみたいな、その哲学的な問いをあの鈴木たこさんが仕掛けるんだけど。で、その話をしたら、そのそれを見て面白がってた、その動画を見て面白がってた人たちがみんなアカウント消し始めるっていう描写がある。
なんで?なんで?っていう。そのそれは、なんで?っていうことしか俺はできない。なんで?っていう。
いや、俺はね、もちろんなんていうかな、なんで?ってなったんだけど、逆にもう細かくは言いっかって感じになったよね。見てて、要するにそのなんか、本質的なテーマは何なんだろうかっていう、この映画において。本質的なテーマとそれについて何を言ってるのだろうかっていうのが分かりたかったから、
なんかその、自分もやばい、加担もしくは関連もしくは被害を受ける可能性もあるのかもしれないってなったときにアカウントを消すっていう、なんていうのかな、それでなんだっけ、それ良くなんだっけみたいなのとかはもういいかなっていうふうになるくらい、なんていうのかな、雑なんだね、要するにちょっと雑なんだね。
うん。
なんか多分これその、一応パートとしてはその1回戦、2回戦、3回戦みたいな感じで、謎解けがかかるじゃん。
うん。
その鈴木タゴ作が仕掛ける、最初の3つの爆発と、次と、次みたいな。これ多分3つもやらずに1個に絞って、経過も1人に絞ったら面白くなったのかなっていう気はすごいするんだけど。
そうなんだね。
でも、これ原作があるじゃん。
ああ、はいはい。
ね、これもまあベストセラーらしくて。
そうね、らしいよね。
で、なんかこの、これを絶賛してる人のインフルエンサーとか、なんか意見とか見るとやっぱ原作リスペクトがすごい。
ええ、そうなんだ。
よくぞここまで描いてくれたんだよ。
なるほど。
なんかみんな言ってるわけ。
うんうん。
映画の原作リスペクト
だからもう原作改編はもう悪だから。
その方たちにとっては。
ああ。
うん、そういう力も働いてると思うわけ、そのたぶん。
なるほど。
そのままやってくれたっていうことが、一番わかりやすいその作品の評価軸ではあるっていう時代じゃん今、ほんとに。
なん、なんかもう、もはやなんでそうなっちゃったんだろうねっつって言うのは出てきちゃったな今。
ごめんごめん、でも話が腰を折ることになるかもしれないからちょっと。
いやいや、もうほんとに、なんかね、原作リスペクトが足りてないみたいなさ。
うんうんうん。
その、だからもうその選択肢はなかったんだろうねっていう、このご時世においては。
いやだから、要するに話は映画は、つまり原作を元にした映画別のものなんだっていうことで、その、描き込み方を変えたりとか。
そう。
いやもう、でも展開変えるだけで多分怒っちゃうんだろうな。結末変えるなんてもう言語道断ですっていう感じなのかもしれないよね。
つまりその原作の言いたい部分を抜き出してそれを伝えるために、その映画でどうするかっていうのが、映画化だと思うんですけど、っていうこの深めるシネマ的には思うんですけど。
こいつは今、グーをなんか握って。政治家のポスターかのように。
そう、思うんですよっていう。
けどもう、そんなことは必要ないんでしょ。
必要ないっていうか、なんていうかな、それがダメだってなってるってことでしょ。
つまりその何が言いたいかとかではなくて、その面白いかどうかの方が大事。
うんうんうん。
だし、どのぐらい気持ちよくそれを乗れるかっていうことの方が大事だし。
ってなった時に、そのまま描いて、何回もひっくり返るこの気持ちよさの方を重視したってことなんだろうなっていう。
鈴木多呉作という、佐藤二郎が演じてる、なんかね、開演とか素晴らしい演技ってみんな口を揃えて言ってる鈴木多呉作。
怖え〜みたいな。そっちか〜っていう、そのハラハラドキドキ、こっちの価値観を何度も揺さぶってくるとか書いてあるけど、揺さぶられてないんだけど、展開で揺さぶってくるっていう。
あ〜なるほど。なるほど。心理的に揺らしてんじゃなくて、物理的に揺らしてるわけじゃないんだけど。
ずっとさ、あれさ、カメラぐらぐらして本当に酔いそうだったんだけどね。物理的に揺らしてもいるっていうね。もういいよって思ったけど。
不安定な気分。前回酔ってたみたいな時に。
あ〜そうな〜。
なんかその、警察官として出てくる、伊藤沙耶里と。
あれだな、止まんねえな本当に。爆発してんな本当に。爆発的に喋ってくるから。
伊藤沙耶里とあの誰だっけ、誰かわかんないけどもう一人の。
あ、男性、あのバディーのね。二人組のね。
とかの、もうなんかその、どういう人なのか本当にわからないまま、なんかいきなり殴り込んできたりするし伊藤沙耶里が。
あ〜。
あれもう突発的でその人のことが本当にわかんないからなあっていう。
そうね〜。
突発的に見えちゃうんだよ。どうなのっていう。
なんかでも、あれなのかな、あの、人物って今トリビアさんの話を聞いてて、
今のね、伊藤沙耶里とそのバディーの人たちのも含め、てかこれまでの爆発的トークを。
爆発的トリビアトークをね。
どんどん展開していく、何発も爆発するトリビア爆弾を聞いてて思ったけど、
人物の描き込みっていうのと、キャラ設定っていうのは別なんだね。
別だよ。
ただ、現在のトレンドとしては、人物がどういうやつなのか、性格なのか、動機があるのか、
そしてそれはなぜなのか、過去に何があったのかとか、そういうようなことがこいつとの関係によってとか。
じゃなくて、そんなまどろっこしいことじゃなくて、キャラがわかればいい。
この二人は兄弟のような関係のバディーであり、少し恋愛関係のようなものも匂わされている感じの、そういう二人組である。仲良しである。
の際わかればもういいんだっていう、あとはもうわかるでしょっていう感じのキャラ設定しか、この映画の登場人物たちは全員それしか与えられていないっていうところが、
一番見ててあんまり感動しない理由なのかもしれないなと思ったね。
そう、なんかキャラ以外にもさ、お前もさっき言った性欲の話とか言ったけどさ、不祥事を起こした警官の不祥事の原因になったさ、警察の犯行現場でG行為に及んでしまうみたいな。
異常性欲なんだな、わかんないけど。についてもさ、ただの変態住民みたいな感じで処理されて終わりじゃん。
それが何なのかは触れないんだよ。
そこにはさ、きっと前半の方でも申し上げた通り、ここには面白いって言ったらあれなんだけど、深いテーマが内包されるんだよ。何なんだろうっていう。
何を考えてるんだろう。
そう、人間の性欲とはどういうことなのだろうか。異常に見えるし、難しいところ、でもこれ異常なのかっていうこともあったりする。
気持ちはわかりますって染めたんでしょうが、マスコミに言っちゃったっていうこととかもあるじゃん。
あれも。
あれもわからないわけ。
わかんないよね。
つまりそれも、いわば異常性欲っていう設定でしかないっていうことになっていて、
属性。
属性みたいな、つまりやっぱキャラ設定の一部みたいな感じになってるから、なんかもったいないんだよね、すごい。
でもなんかこの映画が多分言いたいのは、そういう、何だっけ、鈴木タゴ作のこと、あなたも疑いましたよね、みたいな。
こういうやつは、なんかこういう事件とか起こしそうですよね。実際は、なんかそんなことでもなく、みたいな。
そういうのを突きつけてくる、みたいな。っていう映画の、そこが本質なのだとしたら、属性で語るっていうのはその対局にある行為だから。
その破綻してるんだよ。見てるこっちも、ああそうかって、自分もこの人のことをこう考えていたって思わせるように作られてるわけではなく、
そのそれを利用して楽しませてるから、こっちのこと。なんかちょっとあまりに手抜きすぎではと思う。
キャラクター設定の重要性
そう。今のちっちゃい一言は、結構でっかい爆弾なんじゃないかっていう、大丈夫か、お前みたいな。
今日の爆弾をいっぱい落としていくから、俺はね。すごいみんなが褒めてるみたいなので。取り上げるのもやめようかなと思ったけどさ、わざわざ。
こんなくだばっく必要もないかなと思ったけど。
いやなんか、欲望されることみたいなのもあったりするんだよ。つまり、鈴木太郎作は太郎作っていう名前の通り、すごいないがしろにされて生きてきたわけだね。
誰からも大切にされずに生きてきた。つまり、誰からも欲されずに生きてきたみたいなことでしょ。
だから、いとおさりがバンって急に入ってきて、殺し合うよみたいな感じになった。そこで興奮する。なんなら性的に興奮する。ここでもやっぱり性が絡む。
で、太郎作として無関心に存在に、というか亡き者として扱われるくらいだったら、殺人者として憎しみを向けられる方が欲望されているような感じがするみたいなことでしょ。
でも、この今言ったことが、すっごいコンパクトに少ないんだよ、とにかく。そこを考えれば面白いじゃん。それで一本取れるじゃんっていうことなんだけど。
ってか、それで一本取ってんのかな?取ってんだよっていうか。なんだけど、とにかく人物が多い。そして展開が多いことによって、一個一個の面白そうな、重大な我々に何かしらの問いを突きつけてくるような、もしくは傷つきを与えてくるようなテーマが全部薄まる。
多すぎて。でも、その多すぎるのがきっと楽しい。人気俳優がいっぱい出てた方がいいでしょ。で、展開は多い方がジェットコースター乗ってるみたいで楽しいでしょ。でも、そのせいでつまんないと思う人もいるようです。どうやらみたいな。
やっぱキャラクターは一番重要じゃん。その、登場人物として。だってこの映画は多分その、セブンっていうね。ブラピとモガフリーマー出てた映画とかを結構、もろそのシーンみたいな描き方もしてたし。参考にしてるんでしょうけど。
あれはだって、警官二人の話をいっぱい観客が聞くから面白いんじゃん。あの二人の関係地、あの二人がどういう人生を生きてきたかがわかるようになってるじゃん。その新米でかと老齢の引退間近のおっさんっていう。新米がどんどんどんどんそれに翻弄されてこの闇の中に落ちていくっていう。
だから考えを回る人を見てて面白いっていう。だしすげーショック受けるんだよやっぱり。特に最後のあれとか。うわーっていう。
これは、形は模倣してるのかもしれないけど、何にも及んでない。方向性が違う、そもそも。
ね。まあ、トリビアさんのことは爆弾魔だと思っていただいて。しかも俺も逃げようとしてるって。
なんでね。まだ俺言ってないことがいっぱいあるんだけど。二つことがいっぱいあるんだから。
いいよもう。いくらでも。
でもいっぱいありすぎてもうちょっと思い出せないくらいな。
まあいっぱい言いすぎると薄まるから。
え?ここらでやめようとしてるの?俺まだ言いたいことがある。
いやもう、言おう。そしたら。
ちょっと思い出せないね。
いやー、ダメでした。タコサクです。本当に笑う。
ちょっと待ってくれ。まだ終わらないでくれ。今必死に思い出そうとしてるんだから。
オッケーオッケー。
何だっけな。なんでこれをみんなが見て興奮したり攻めてるみたいな感じになってるのかっていうと、やっぱりさっき言った負の感情みたいな。
誰しもが思う、イラ立ちだよね。世間に対する不満みたいなものが、羅列されるシーンがさっきも言ったけどあるじゃん。
予告のムービーね。タコサク予告第一弾ムービーみたいなやつ。
誰々は殺します。何々だからです。あそこで多分、自分たちの中にある、例えば不法移民は殺しますとか、何々は殺しますっていうのを、自分の中にある何かを認めてもらった気になるからかなって思って。
なるほど。あっぶねえ映画だな。
まあ全方向に言ってるね。全方向に言ってるね。誰しもが一個ぐらい思い当たるような鬱憤や、うさ、うさばらしのうさだよみたいなものに触れていくじゃん全部。
だからそれに個人的な繋がりをみんな感じているのかなって思うんだけど、それに対する回答が別にないんだよなこの映画の中にっていう。
視聴者の感情と価値観
だから多分あったんでしょ。それもね喋ってんだよ。口で言ってんの。おそらく。
言ってたっけ。最後の方にね。
なんか染め谷翔太がなんか言ってたんだよ。
言ってんだよなーっていう。
なんだっけ。その矛盾を抱えて生きるのは、俺は不幸だと思わないよみたいな感じのことを言ってたんだけど、何と何の矛盾をなんつってたんだっけみたいな感じに。
まあこれは単純に一回しか見てない俺のね、記憶力の問題もあるんだけどね。
いやでも染め谷翔太のキャラクターがわからないから、それがどっから出ている発言なのかも思い出せない。
うんうん。確かに。
その演出と紐づいてないからさ。ないのと一緒じゃないっていう。
うーん。いやむしろだから、あそっか。山田裕樹、あの刑事さんは、こんな世界終わればいいと思ってるみたいな的なこと言ってたよね。
ドックハックしてたよね。だからそこでも、いわば予告のあの動画の話を最後その通りだっていう風に受けたってことではあるわけね。
うん。
でももう本当に繰り返しになるけど、そういう人なのかどうか、その人がそういうことの衝撃がない。
ない。
だから誰だかよく分かんないから。誰だかっていうか、どんな人だかよく分かんないから。
うーん。ねえ。
だから効果的ではないし、伝わらなかったっていうのと、最後に一個ちょっと爆弾。
あ、はいはい。
何発落としたの?
最後、もう一個だけ言わせてくれ。
どうぞ。
もう腹が立ってるっていう。この映画ってその価値観と価値観が戦ってるようにやっぱ見えるじゃん。
うんうん。そうね。
ずっとその会話シーンがメインだし。
うん。
特に田後作と警官が1対1で戦っていくっていうのが3回くらい繰り返されて。
うんうん。
で、要するにディベートみたいになってんの。
うん。ティーとしては。
でもディベートになってないんだよ。
そうね。
うん。なってない。最後なんか、これ今回は引き分けですねみたいな感じで田後作が行って去っていくけど。
うん。
そのディベートになってないのかなって考えたときに。
うんうん。
なんかその最近さディベートってよくテレビとかでやってんじゃん日本の。
あーあるよね。なんかディベート番組みたいのあるよね。
そうそうそう。
りょふかるま出たり、ひろゆき出たりみたいな。
そうそうそう。であんまテレビ見ないからちゃんとは見てないけどまぁ霧抜きとかで俺も上がってきたのとか見たりとかして。
はいはい。
あれをディベートだと思ってるんだなって。
なるほど。
ディベートってそもそも勝ち負けにその重要なところがあるわけではないんですけど。
ずっとこの映画の中でもそのどっちが勝つかみたいな引き分けみたいなことも出てくるし。
そのある価値観とある価値観、まぁ反対なのかもしれない。
それが喋ってどっちかが言いまかすっていうのがディベートだと多分みんな思ってるのかなっていう。
本来ディベートってその価値観を戦わせた後に自分の考えがどれだけ変わったかが一番重要じゃん。
この映画、俺最初に言ったみたいにみんなそれっぽいこと言い続けるわけ。
だからそれを戦わせてるんだけど、その後のプロセスは一切描かれないわけ。
これによってその登場人物がどう変化したのかは全く描かれてないじゃん。
そうだな、確かに。
多語作がどう変わったのかとか、その景観の類型がどう変わったのかとか。
どう和解したのか、どう対立結果的にしたのかみたいな。
どう考えが変わったのかはそのキャラクターが描かれてないからわかんないのもあるし。
展開としても描かれてないと思うわけ。
本来ディベートって戦わせた後に一番考えが変わったやつが勝ちなんだよっていう。
ああ、うんうん。
これ俺、一応ちゃんとアメリカの大学でディベートの授業とか取ってるから、ずっと違和感があんだけど日本のディベートの扱い方みたいな。
なるほど。
最近ようやくそのディベートみたいなものができるやつの方が賢いみたいな。
自分の言葉を、自分の考えを言語化して戦わせれるみたいな。
みたいなことをずっとやってんだけど、結局論パンに行くじゃん。
そうだね。
違うんだよ。ディベートってやり方がちゃんとあって、自分の価値観と一旦距離を取って、だから逆の立場に立ったりもするわけじゃん。
ああ、なんかね。
今日あなたはこの価値観でみたいな。
らしいよね。
で、話し合って戦わせた結果最後に、じゃあ今日のこれによって、このディベートによってあなたの考えはどう変わりましたかっていうプロセスが一番大事なの。
でもその部分がゴッソリ抜けてるのよ、この映画の中でも。
っていうか、日本の改革をディベート文化からもゴッソリ抜けてるってことでしょ。
ゴッソリ抜けてる。勝った負けた、言いまかしたっていう。
違うんだよ、考えがどんだけ自分の考えが変わったかっていう。何なら変わったやつが勝ちなんだっていう。
なぜなら客観的に自分も見れるようになってる。
っていうか、むしろそういう変わるための手段なのであって、勝負じゃないんだっていうことね。
勝負じゃないってことを、最後の爆弾として置いておきたかったです。
ディベート文化の批判
なるほど、置いておきたかったっていうか。
自信してます。
ねえ。
すいませんでした、皆さん。この映画楽しんだ人をね。もしかしたら聞いてるかもしんないですけど。
そうですね。
タゴ作のザレ事だと思って。
爆弾マーのようですとか言っても、また俺逃げようとするっていうね。
そうだな、何か変わる。
いや俺は何かもはやディベートって、俺も今聞きながら、何となくは知ってたけど、ディベートって本来どういうものなのかっていう。
でも詳しくちゃんと知らなかったから、なるほどなって感じだったし、俺は多分そういうディベートは対話なのだと思ってたね。
日本で言うところのっていうか、ディベートってそういうくだらないものだっていうの側面が強いんだみたいな感じで、やっぱり何か対話。
カメルシナマの時代は裏テーマでもあんだけどね、対話。
対話はずっと言ってるんだ。
そうなの。AさんとBさんが喋ってたら、AさんもBさんも考え方が変わり、何よりもCっていう新しい考えとかが浮かんで上がってくるみたいな。
その間に、対話してる者同士の間に。みたいなのが素晴らしいと思うし、それはロンパ合戦からは絶対に生まれないわけよね。
だってもう、ただ撃ち合ってるだけだから。交換してないよね。撃ち落としてるわけ。向こうが撃ってきたものを。こっちが撃ち込んで、撃ちまかしてるっていう、それは意味がないよ。楽しいかもしれないけど。
この映画の中では最後に引き分けだとか言ってたけど、実質刑事側の勝ちじゃん。
もうね、俺の意見を言うと、今回は引き分けですって言ったじゃん。意味全く分かんなかった。引き分けの意味が。
なんかこいつら戦ってたのか?みたいな。何言ってんの?って感じになって。しかも、刑事側はそれでも正しいっぽいことを言うっていう。何?じゃあ何?みたいな。何が起きてたの?みたいな感じになっちゃうから。
やっぱりディベートっぽいのをモチーフにしているけども、話し合うっていうことの価値っていうのは何らわかってない。対話みたいなものの価値っていうのは別に何ら重視してない。ただツールとして、またこれもまた設定として場を回すための装置として使ってしまってるっていうのは遺憾でありますっていうことで。
お、爆弾起きました。ついに。そうなんだよな。逆に、ちょっと俺もいろんな人の意見を結構動画とかで見てみたけど、本当に何がいいと思っているのかっていうところまで言語化してる人は、今んとこ俺は見れてないから。
なんかみんなその演技がすごいとか、その展開が飽きずにすごいとか、映像が美しいとか、タゴ作公演みたいな、あと原作通りだみたいな、その上の部分しか言ってなくて、どこに自分が刺さったかっていう話は今んとこ絶賛してる人の中で見かけてないんで、もしあるのであれば。
いや、これはもうぜひその爆弾を我々に投げつけてきてください。爆死させてください、本当に。聞きたい、普通に本当に聞きたい。
どこに何かを突きつけられたなっていう気持ちになったのかは、普通に嫌味でもなんでも本当に聞きたい。
煽ってないですよこれ、もう本当に煽ってないっていうね。っていうともうすでに煽ってるっぽい感じになるから、もう煽り煽られの時代だなっていう感じではあるんだけど、本当にどこに感動したとか、どこがざわついたとか、どこが嫌だったとか聞きたい、本当に聞きたい。
気づいてないだけの可能性も高いっていうか、普通に人間なんだから。 一回しか見てないからね、俺らもね。 そうなの、田尾作ですか。
だから二回はちょっと見れないなっていう、このままじゃっていう。 そうね、ないし、展開で飽きないっていう、展開しすぎて飽きたんだよな、本当に。
あと鈴木田尾作のコジロウ演技はさ。 ちょっと待って小爆弾はさ、こんな作がもう終わるかなっていう時に、二人ともポロポロポロポロ。
田尾作の演技はあれはいい、上手いんですかっていうか、結局田尾作っていう人物は、あれは田尾作自体も演技をしてたってことなの?
いやでもそうなんじゃないの? ただ、じゃあマジ田尾作はどんな感じなのかっていうのは、本当に一切出てこないから、わかんない。 そこのギャップがあることによって、恐怖を感じたりするかもしれないけど。
なんか冒頭の方でさ、染谷翔太演じる警官が、彼の言葉の無邪気っていうことを表して、その類型が、それはすごい纏いているみたいな感じで、それを元に読み解き始めるみたいな、後半に繋がるんだけど。
ってことはその読み取りは間違ってたってことなの? だって無邪気じゃないじゃん、めちゃめちゃいろいろ考えてやってるわけでしょ? だからなんか、じゃあ何だったんだ田尾作っていう。
でもあれですか、これもさ、そういう、得体の知れなさみたいな。得体の知れなさが、底知れなさみたいな、人間の底知れない怖さみたいなのに、なってるっていうことなんだということかもしれないよね。でも、そうじゃないと思うよ。ただ単純に描かれてないっていうか、少ないだけだと思うけどね、描写が。
なんかこれ見て、自販機もう使えないとか言ってる人もいっぱい感想で見たけど、全然使えますっていう。 そうですね、いや、まあね、物価が高くなってきて、もうなんかペットボトルの飲料200円とかになってるから確かに使えないみたいな、そういう社会問題を提起する爆弾を最後に置いて、まだ爆発しない爆弾があるかもしれませんので。
あの、思いついたらまた爆弾を投下しに行きますっていうね。たまにこういう話題作はちょっとちゃんと見ていきたいなと。
そうね、しかもなんか喋ったらなんかまたね、そういうことかもなみたいなのがあって、今回もよかったじゃないですか。
感想と対話の重要性
うん、なんかちょっと俺なりのみんながどう思ってるかみたいなのがちょっと知れた気もするから、これをいいって言ってる人がどういう感じなのかもうちょっと知りたいけど。
そうね、繰り返しになると最後に言ってた方がいいなと思ったけど、別に我々正しいと思ってないので、我々が正しいと思ってもいますが、絶対的に正しいわけないから見えてない部分とか、全然わかってない切り口の視点とかあるはずなので、
教えてくれたり教えてくれなかったり、でもできれば爆弾じゃなくて対話の形で、爆弾の投げ合いじゃなくて対話の形でできればなんつって、爆弾投げまくってたくせに何を最後に拾ってるんでしょうかっていうところ。
後はやっぱりこういう作品に、つまりキャラっていうので押し切っていくっていう作品に一番必要不可欠なわかりやすく悪い奴らみたいな大衆たちっていうのがちゃんと今回も出てきたので、ムカつきました。大衆はバカであるってね、言いたいんだよね本当に。
対衆はバカであるで終わっていいのかなっていう。 最後に爆弾落としたやつが。
相方はすごい爆弾落とすよね、対衆はバカであるっていうので締めようとするっていう。
言いたいんだろうなっていう、ようが面白い対衆の、なんだこれ最後に爆弾落とした人が負けみたいなゲームでしょこれ。そのかけ引きずってたのかこれは。
感想お待ちしております。
今回は引き分けでした。
56:37
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