うーん、諦めじゃない?
できたらしたいってこと?
いや、あの、できたらしたいって思う自分も過去にあったかもっていうぐらい。
あー。
すごい複雑だけど。
もう、そっか、だから諦めたのすら過去の話だから。
うん、そう。
もう、大きく過去なんだ。
うん、もう過去です。
あー。
てかあんまり過去の自分もそんな考えてなかったしね。
気がついたらもうそれを諦めていたっていう感じ。
うんうんうん。そうなんだよな。なんか、いや、きっとね、平山もね、そうなんだと思うよ。
うーん。
なんか、だからそのなんていうかな、いやだからはっきりしてる人ってさ、
うーん。
あの、主体的に。
うん。
能動的に。
うん。
うーん、自分の選択として。
うん。
これを選んだみたいな。
うん。
決めたみたいな。
うん。
感じで、思いたいし。
うん。
そう生きてるということ、そう物語ることで自分を納得させてるわけじゃん。
うん。
でもなんかその、今トリビアさんが言った通り。
うん。
人生ってさ、なんか割と、なんかあれ?みたいな。いつの、え?あれ?みたいな。38?みたいなさ。
ははははは。
え?次38?みたいな。
え?微熱?みたいな。
ははははは。
いや、そうだよほんとに俺の収録前の。え?みたいな。鼻水?みたいなさ。
ははははは。
いや、今日収録なんですけど?みたいなさ。そんななんか選んでないんですけど?っていうのもなんかあるじゃん。
でも別に主体的に諦めたわけですらないみたいな。
ないよね。
うん。なんか人生ってそういう収積だと思うよね。いつの間にかなんかなってた?みたいな。
うん。
離婚?みたいな。
ははははは。
え?しかも新たな。
引き寄せるね。
ははははは。
自分に引き寄せるね。
いや、そうよほんとに。
まあでも結婚は能動的にしたんでしょ?
あ、結婚は能動的に。で、なんかそれもさ別にその人と出会ったの偶然だし。
まあそうね。
うん。突き詰めていけばっていう話だけどね。
うん。
そんなこと言ったら本当に何の主体性もないのかっていう、あの素知りをね。受けそうだけども。
うん。
でもまああえて言えば本当は何の主体性もないんだと思うよ。
うん。
それを事後的に物語っていうことによって。
そうね。
なんか一つの人生だっていう風に。
うん。
なんかしているわけでしょ?
うん。
でもさあっていうのが、あるんじゃないのみんな。
お前は平山を見てそういう風に思えるってことでしょ?
うん。思える。
うん。
主体的に。はっきりと。
はっきりと言った。
要するに平山も何かこうなりたいみたいな道があったけど気がついたらそれを諦めていた。
うんうんうん。
その選択肢が与えられないような状態でここまで来てしまった。
うん。
こうなっていたらなっていう。
うんうんうん。
そのはっきり生理のつかない気持ちを抱えたままここまで来てしまった。
うん。
こうなる道もあったのに。
うん。
でもできなかったんだよって平山は考えてそうってことなんでしょ?
うん。
ってことはお前がそう思ってんだよな多分。
いやそうだよなあ。
はははは。
うん。
投影してんだよなだからな。
多分。
うん。
俺はあんまりそういう風に平山を見れないもんな。
あー。
なんかもっとこう突き放した感じで見てるってこと?
うーん。
なんか。
うん。
はっきり自分で。
うんうん。
選んだようにも見える。
なるほど。
うん。
うーん。
そうなのか。
ははは。
泣いてる?
いや。
ははははは。
鼻水は出てますけど。
泣いてる?
泣いてはいませんよっつって。
うん。
あのあんま俺泣けないんだよなあそういう意味で言うとなあ。
そうなの?
でもなんか平山は泣いてたねそういえばね。
平山は最後泣いてたよ。
うん。
いやなんかでも主体的に。
うん。
選んでたんだとしたら。
うん。
例えば妹との別れの時に。
うん。
あんなに悲しんで眠れなくなるかね。
うん。
めちゃめちゃ泣いてた。
めちゃめちゃ泣いてるわけじゃない。
まあそれもまた俺が投影してるかもしれないけど。
ははははは。
めちゃめちゃ泣いてるっつってなってるのかもしれないけど。
うん。
だから眠れないっていう。
あそこまではっきりと眠れないっていう。
枕かじりついてるのかこの人みたいな感じの描写とかはあそこだけだし。
うん。
なんかそうせざるを得なかったの方がそう決めてそうしたっていうよりでかいように思えるんだけどね。
でも俺が平山だったら。
うん。
実家戻るかもしれないなとか思えるんだよね。
ははははは。
いい機会だから?
いい機会だからなって。
本気で考えるな。
いやまだいけるかもみたいな。
あと取れるかもみたいな。
もう親父もなんかいろんなこと分かんなくなってるって言うし。
なんかまだなんとかできるっていう感覚でなんとかするかなと思うけど、そうしないっていうことは諦めっていう意味でもはっきり諦めたのかなっていう。
いや分かんないよ。
でもそれもさ、どれだけ意欲というかさ、戻ろうかなっていうのがもしあったとしてもそれを上回るぐらい、いやもう無理なんだっていう過去のトラウマっていうかさ、物語が越し方があったのかもしれんよね。
まあ描かれてないんだけど。
そうそうそうそう。
はっきり言えよもう。
親父にタコ殴りにされたんでしょ?なんかもう。
そうね。
とかね、はっきり言ってくれればいいんだけどな。
いやもうだからなんかこの映画でそういういろんな意見が出たりとかざわつきみたいなの出たりするっていうのはやっぱり描かれてないからこそ投げ込めるようになってて。
うんうんうんうん。
見た人の平山憎が投げ込まれてるような気もするなっていう。
そうね。
いや投げ込まれてるんだよな。
うん。
喋んねえからあいつっていう。
そうね。
余白の男。
そう、余白の男。
うーん。
いやだからさ、それこそだからポッドキャスト出てもらった深呼吸できる女できない女の池田さんは自然と共に生きているんだなっていう感じがするっていうようなことを大枠そういう人だっていうふうに見たって言ってたじゃん。
そういう感想もいっぱいあるじゃん。
すごい覚えてるんだけど池田さんが言ってたこと。
自分が一人で家族連れとパーティーやってたんだっけ。
一緒にいて、ふっと場を外れてちょっと寂しいかもなみたいな感じになったんだけど目の前に広がってた自然を見て、私大丈夫だってなったっていう体験があると。
うん。
で、その体験を思い出させてもらえたみたいな。
まさに平山は孤独なんだけど自然と共にいる人だよね。
うん。
あの木は友達なんだよ。
一本一本が。
そうそうそう。セリフの通りね。ニコが言ってたセリフの通りというふうにも見れる。
うん。
それフィクションだから、映画だから、いくらでもパーフェクトに描くことはできるじゃん。
そうね。
てか本当に広告なんだったらパーフェクトに描けよっていうね。
もっとパーフェクトに描けよと。
だけどそうはなってないし。
っていう意味ではリアルなんだと思うんだけどなって。
うんうんうん。
いやでもなんか分かった、今の話聞きながら。
え?
それぞれの人生に得られたものと得られなかったものがあるわけよね。
主体的に選んだものと選ばなかったものがある。
いつの間にか選べなかったものと、いつの間にか手に入ってたものがある。
すごい、なんかあれみたいだね。
なんかチャートみたいだね。
何だって。
初めてトリビアさんが何言ってるか全く分かんなかった。
なんか十字に行線引いてこのX軸Y軸のチャートみたいだなと思って。
なるほどね。
得られたものと得られなかったもの、選んだものと選ばなかったもの。
あのこうスペクトラムみたいにする。
そうそう。
なんかこうね。
あるね。
いやその点が無限にあるんだと思うよね。
うん。
その無限の点の相対がその人の人生としてかたどられている。
うん。
で、みんなそれに納得しようとしている。
うん。
私の人生はこうである。
こう生きているんだ。
でもなーって思う。
なんでこの点はこっちじゃなかったんだろうなーみたいな。
うん。
いやでもこの点がこっち行ってたらこれがこっち行っちゃうから。
そうだよな。
あれ?みたいな。
じゃあそれは嫌だな。
でもなーみたいな。
あのこの全体がパーフェクトなんじゃないかっていうことを言ってるのかもしれないねこの映画は。
あー。
うん。
もうあるようにあるってことだよな。
そうなんだよ。
完璧じゃないことが完璧なのであるっていうこと。
うん。
割り切れないし矛盾してる。はっきり言えない。
うん。
人生はそうなんじゃないですか?
うんうん。
我々の日々は。
うん。
でしかもまたこれが日々移り変わるから。
うん。
木漏れ日みたいに一定じゃないからこの先もどんどん変わっていくその点の構図なり。
うん。
新たになんか座標軸が加わるかもしれないし。
うん。
全然誰もわかんない。
うん。
だけどその度に喜んだり悲しんだり怒ったり楽しくなったりしながら生きてる。
うん。
だから今度は今度今は今ってねセリフがすごいこう象徴してるように。
うん。
今度はわかんないんだよね。
うん。
今しかないから今は今を生きている。
でもこんな今は生きたくなかったって思う時もある。
でもそれも含めて全部今である。
うん。
だから肯定されるものであるっていうそれがパーフェクトなのかもしれんね。
全然言ってる意味わかんない俺。
はっきりしなさすぎてね。
今一生懸命手の動作を使って説明してたけどよく丸みたいなこうよくわからないポーズをしてる。
それのパーフェクトである?つって丸作ったとしても。
でも今の話聞きながら思ったのは。
はいはい。
要するにそのなんだかなーっていうのを抱えたまま生きていくっていうことなんだよね。
人間であるって多分。
うんうんうんうん。
こうであるって割り切れない気持ちを持ったまま生きていくっていうこと。
うんうんうん。
だから人と交わるのは嫌だなーって。
うん。
でも交わったら楽しいしっていうのを繰り返しながら生きていくわけで。
うんうんうんうん。
最初のその批判の一つにあったその閉鎖的だみたいな閉じているみたいなこの映画自体が。
はいはいはい。
っていうのはその俺らがなんか前にちょっと批判したあのルックバック。
あーはいはいはい。
について喋った回でそのあれ言ったか言ってないか覚えてないんだけど。
あの映画ってその引きこもって終わるっていう話を本編にしたかななんか。
まあしたんじゃねえかな多分な。
そのあの映画は最後あの実質に主人公が戻って終わるっていうのがそのすごい引きこもってる感じがしてっていうふうに俺はなんか思ったんだけど。
うんうんうん。
この映画で言えばさあの出てくんだよね。
そうね。
職場に向かって行く途中で終わるっていう。
うん。
できっとまた誰かと出会うわけでしょ。
うんうんうんうん。
そのあんなにいろんなことがあった上でも。
うん。
仕事に向かうんだっていう。
そうね朝日とともにね。
うん。
全然閉じてるようには俺は感じなかったなっていう。
うん。
それでも出勤しますっていう。
ははははは。
いろいろあるけど。
うん。
タイムカード押しに行きますみたいな。
押しますっていう。
うんうんうんうん。
現れてると思うんだよなっていう。
うんうん。
それでしかもだからまためんどくせいこと起こるかもしんないよ本当に。
うん。
今日もあの夕飯食う居酒屋激込みかもしんないよ。
そう。
もう辞めるかみたいなもう家でカップ麺だけ食うかみたいになればいいのに。
多分あの人はまた今日も行く。
うん。
だって次それは次の今はどうなるか分かんないからね。
うん。
今の連続をもうやっぱりあの外に出て生きていくんだね。
うん。
で、曲はフィーリンググッドっていう。
フィーリンググッドかあの。
ニーナシモン。
うん。あれもなんかフィーリンググッドって言ってるのに曲調がなんか。
めちゃめちゃ。
楽しんだが楽しくないんだろうなんかね。
苦しいよね。
うん。
ブルースなんだよな。
で、あの表情で行くわけよね。
うん。
すごいやっぱだからなんか人生に開かれてるっていうか世界に開かれてる人だし。
うん。
人生に、世界に開かれた生き方なんだよな。
うんうん。
あんな表情するぐらい抱えているのにいろいろ。
うん。
いろいろあったし。ここ数日でもいろいろあったし。
全部あのニコが家に来てからなんだけどね。
まあ、そうね。
まあなんかニコが象徴してるのはやっぱ過去なのかなって思うけど。
ニコは過去なの?
ニコは過去っぽくない?って言う。
久しぶりっつってくるからさ。
あー。
その、てか家族じゃん。捨てた家族の話なわけで。
うんうん。過去が追いかけてきたんだ。
追いかけてきてるような気がするよね。
あー。
でもそれも別にニコが何か悪いわけでも全くなくて。
うん、そうね。
CMじゃんって。
ご利用ください。
くださいって。
言葉にするとなんかはっきり言葉にするとやっぱなんか全然なんかなんちゃうの。
シンクって感じがするなあなんか。
うん。
まあでもやっぱあの最後の平山の顔を見てくださいよっていう気にはなるけど。
うんうんうん。
その言葉じゃ伝わらないわけよね。
セリフで何も言ってないじゃん。
ああ悲しいみたいな。
ああお腹痛いお腹痛いとか言いながら終わるわけじゃないじゃん。
そうね。
ああでも今日はなんか卵サンドにしようとか言ってあの。
なるわけでもない。
言ってないんだよ。
やっぱあの表情で伝わるっていう。
うんうんうんうん。
あの何とも言えなさなんだよなあ。
そうね。
そうなんだよ。
何とも言えなさを何とか言おうとしたっていう我々は無謀なことを今回している。
本当に。
本当に。
もしかしたら野望なのかもしれないけど。
でもまあその最初に言われてるようなその批判の先をもうちょっと考えてみたいよねっていう。
そうね。
確かになんかほらセリフ回しとかもちょっと嘘くさいじゃん。
まあまあね。
あの演劇みたいなね。
そう。
あんな喋り方してる人は確かにリアルにはいませんよ。
いない。
しあんな生活してる人もリアルにはいないかもしれない。
うんうん。
だけどそれが映画なのじゃないですかって思うけどな。
結果として描かれたものに心動かされてるじゃないですか実際腹が立った人もいるでしょうが。
だからパーフェクトのムービーも無いからね。
うん。
うん。
パーフェクトなんかねえんだよこの世の中に。
そうね。
それがまあパーフェクトだっていうことでしょ。
パーフェクトなどない。
だからパーフェクトである。
本当に何言ってるかわかんない回になったらどうしようこれ。
本当に何言ってるかわかりませんってコメントが来たらどうしようっていう。
だって言葉尻だけ見たら何言ってるんだこいつらっていうことになるよな。
確かに確かに。
大丈夫かな。
いやいいよ批判は甘んじて受けるし全然。
あれちょっと拗ねてんだよお前って。
うまくいったのかよくわかんないなみたいな回になったから。
そうだよ。
映画見てくださいよって言う。
全然ポッドキャットとして絶対言っちゃダメな。
言っちゃダメな。
俺らの話なんか聞いてねえで。
聞いてねえで。
アバプラで見れんだからよっつって。
矛盾ですよだからこれも。
矛盾ですよ本当に。
矛盾なんだよ。
そしてこれがまた我々のブルースになるから。
本当に意味がわかんないぞそれ。
本当にわかんないんだけどそれ。
俺のねパーフェクトデイズのそいつ見てたって言ってたけど元バンドマンのね友達がね言ってたよブルースとは。
そいつはブルーズって言うけど。
ブルーズとは何かっていう。
こだわりがね。
人には理解されないそいつ固有の悲しみなんだって言ってたよね。
なるほどね。
パーフェクトなデイズはそのブルーズをブルーズのまま抱えて生きてるってことなんだよきっと。
非常にインパーフェクトである。
でもこれがパーフェクトであるっていう。
やっぱわかんねえな。
わかんねえなこれって言葉にしたらダメなのかもしれない。
不水だったかなあ。
なんか思ったけどメモにも一応書いてたんだけどね。
やっぱはっきりしたい時代だよ本当に。
生成AIだからもう。
もうはっきり教えてくれる。
もっと言えばパーフェクトに話聞いてくれてパーフェクトに励ましてくれるでしょ。
そういう使い方してる人もいるでしょ。
やっぱパーフェクトを求める時代だからこそパーフェクトデイズっていう映画見させられてっていうわけじゃないんだろうけど。
これはパーフェクトだぞって言われてるような気がしてパーフェクトじゃねえってなるっていうさ。
結果でも俺らがちゃんと語り得たのかわかんないけどパーフェクトじゃないんだってっていう。
全然。
っていう話をしたんだろうなきっとな。
知らんけど。
したってことにしようってことね。
お便りお待ちしております。
今までにない感触です。
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