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#115 患者さんのとらわれに付き合うな
2026-06-13 07:12

#115 患者さんのとらわれに付き合うな

症状にとらわれやすい心身症患者さん。

もし思いっきりとらわれてしまっている方が目の前にいたら、あなたはどう対応しますか?

今回は、その秘訣をお話ししています。
#治さない治療
#言葉の鍼
#ことばの鍼
#心身症
#口腔セネストパチー
#楽鍼塾
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症状にとらわれることで治りにくくなってしまう心身傷。あなたの目の前に、そのとらわれを持った患者さんがいるとしたら、あなたはどう声をかけるでしょうか。
こんばんは、刺さない鍼、言葉の鍼、治さない治療のゆる鍼を学ぶ、楽鍼塾塾長の藤田勇です。
ゆる道ラジオ、耳から整える言葉の鍼の時間になりました。 この番組では、ゆるく楽しく自分らしく遊ぶように生きるためのヒントとなるようなお話をお伝えしています。
今日は土曜日で、丸一日治療の日でした。朝から先ほどまで治療をしていたんですけれども、また今日の印象に残る患者さんとのエピソードをお話をしたいなというふうに思うんですけれども、冒頭のお話ですね。
その方は何度か、このポッドキャストでもお話をしている口腔セネストパチという症状に悩まれている患者さんのことです。
初めて聞く方にちょっと説明しますけれども、口腔セネストパチというのはですね、口の中に針金とか紙剃りとか、いろんな自転車のチェーンとか、そういったものが口の中に入っていないのに入っている感覚がずっと続いてしまうと、それによって苦しんでいるという症状です。
この方はもう10回近く治療をしているんですけれども、いいなと思っていたんですけれども、今日来たときにですね、メモを渡されたんですね。
もうビッチリね、前回の治療の日から今日まで、どういうふうにどうなって、どういうふうにみたいな、その症状を全てを細かく書いて持ってきたんですね。
今週はなんかちょっと調子が悪かったようで、今までそういうの持ってきてなかったんですけどもね、せっせっちょっとこれみたいな感じで渡されて、書いてきたよというところですよ。
こういうね、いろいろビッチリ書いてくる方っているのは、もし治療科の先生だったら経験しているかと思うんですけども、これにどう対応するかっていうところが腕の見せどころです。
これもね、特にこういったメンタルが関わって自律心理が乱れて身体症状が出ている心身症では、これに付き合ってはいけないんですね。
というのも冒頭にもお話ししましたけども、これってもう症状にとらわれている状態なわけです。
このとらわれている状態に付き合って、これこうでこうだからこうですね、こういうふうにしていきましょうみたいなやってしまうと、患者さんのそのとらわれをもっと強化してしまう。
これね、何回か前の放送でも同じことをお話ししましたけども、そういうことになるわけですね。
03:00
まさにね、今回帰ってきたわけですよ、この方が。
今までね、そういうこと帰ってまではいなかったんで、まあまあいいかなと。
この方はお花が好きで、お花のことを考えたりお世話していると楽になるというところで、いい感じで来てたなと思ったんですけれども、
ちょっとね、今回出たので、これね、黙っていちゃいかんということで、これね渡されたときに、ああそうこういうの、もうつっけんどんですね、もう相手にしないわけです。
こんな帰ってきたのね、はいって言って、そこはとりあえずするんですね。
で、その後、ああこんなまあ大変だったわけね、と。
でもこれこういうの帰ってくると、この症状とらわれちゃうわけでしょ。
もう以前にもね、とらわれるなということは言ってあるので、まあ繰り返し言うわけですね。
これもとらわれてますからということですね。
確かにつらいと、それはわかりますと。
でもこういうふうにこと細かく症状についてね、こうなってこうなってこうだった、この日はこうだったみたいなのは、もう完全にとらわれてる。
そこに意識がフォーカスしていると、これはいかんと、いかんですよということをお伝えしました。
この方は非常に素直な方でね、あ、そうだったんですね、みたいな。
こんなの書いてるのいつも書いてるのって聞いたら、いや実はということで、もうだいぶ昔からこういうふうに症状のことをこと細かく書いてきていたらしいんですね。
これね、耳鳴りの人とか不眠の人もね、こういうふうに書く方いるんですよね。
不眠の方とかね、睡眠日記みたいなの書きましょうみたいなのがあったりするんですけども、私はそれ反対でして、とらわれを強くするだけですね。
睡眠だったら眠れなくてもいいや、で眠れない状況が続いた、あ、眠れないな、終わり。
これです。
耳鳴り、耳鳴り気にすればするほど脳がそこに意識をしてフォーカスをして耳鳴りを強化してしまう。
耳鳴り、あ、鳴ってんな、終わり。
この境地に患者さんを連れて行くことが非常に重要です。
ですのでね、この航空センストパチーの今日の患者さんにもお話をしたわけです。
あ、そんなん書いてんのと、あ、ダメダメというふうに言うわけですね。
このね、ちょっと乱暴っぽい言い方ですけども、関係性ができているので、あ、そうだったんですねとかいう感じで、
分かりました、もう全部今まで書いたのは処分しますっていうふうに言ってくれましたけどね。
で、その後お花の話をずっと治療中延々と聞いていたわけです。
これが言葉の針と治さない治療になってくるわけですね。
これができないと、こういった、この航空センストパチーというのは脳が作り出している症状ですから、より脳の問題を強化してしまうわけです。
06:09
この治さない治療と言葉の針っていう部分、これを理解できていないと心身症には苦労すると思います。
もちろんね、単純に体を整えていくだけで良くなっていくケースもある程度ありますけれども、
こじれた状況の場合は、それだと立ち打ちできません。
ですのでね、こういった言葉の針、治さない治療という部分をしっかりと身につけてほしいというところ、
これ、楽心塾で教えている非常に重要なコアな部分を今日お話をしました。
もしね、あなたの担当している患者さんで、こういったね、いろいろとらわれているなというふうな患者さんで、
治療に難儀している、なんかね、なんかうまく進まないなっていうそういう方がいたとしたら、
今日の話をぜひ参考にしてもらいたいなというふうに思います。
今日は以上になります。ありがとうございました。
07:12

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