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こんばんは、刺さない針、直さない治療、楽鍼塾塾長の藤田勇です。 耳から整える言葉のはりの時間になりました。
今日はですね、プラシーボとノシーボというお話をしたいと思うんですけれども、 先日、言葉は癒しにも呪いもなるというお話をこのチャンネルでしたんですけれども、その続きです。
大学病院の新旧外来で働いていた時のお話ですね。 風邪をひいて嗅覚がバカになってしまって、
ジビ科の先生に見てもらったら、もうこれはもうちょっと難しいかな、みたいに言われた時と、 東洋医学科の漢方外来の先生ですね、同僚の先生に
大丈夫ですよと言われたと言うと、その時の私の中でのこの感覚ですね、のお話を前回したんですけれども、
それをですね、科学的にある程度解明されています。 それが先ほど言ったプラシーボとノシーボというものです。
プラシーボは聞いたことがある方も多いかと思うんですけれども、 偽薬、偽薬というような意味ですね。
これはもともと製薬会社とかがこの薬の成分が、新薬を開発した時に効くかどうかというのを実験するわけですね。
で、被験者に新薬と偽の薬ですね、砂糖を固めたような薬、薬じゃないですよね、をランダムに、誰がどれを飲むかっていうのを渡す方も受け取る方も知らずに研究をするっていうのがあります。
これがね、かなり偽薬、偽薬が効くんですね、実は。
偽薬よりもより効くものが新薬として承認されるみたいな、そんな流れなんですね。
なので西洋医学的には偽薬というのは切り捨てる存在になるんですね。
偽薬によって良くなる部分、これは体に何が起こっているの?というところなわけです。
これを言い換えると自然注力なわけですね。
ちょっとしたその薬効成分のないものを取ることによって体の中に反応が起こって、体が良くなっていくわけです。
これね、例えば気候、怪しいものだと気候なんでね、はぁーみたいな感じでやられて、それでも良くなるわけです。
そういうのを、例えば私の業界ですね、針とか治療、いろんな施術もプラシボじゃないの?みたいに言われることが多々あるわけですね。
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西洋医学的にはそのプラシボというのを排除したいっていうスタンスだからこそ西洋医学からあふれ出て良くならない人たちがいっぱいいるわけですね。
それがそのプラシボ、プラシボ反応とかって言いますけども、体の中で起こっていく自然注力をいかに発揮させるかっていう部分なわけです。
これはね、私は最大限に発揮させるものが言葉の針っていう風に捉えています。
前回もね、催眠ダイエットのお話ししましたけども、催眠もそうです。
いろんな関わりの中で言葉を使う。言葉だけじゃないです。
存在そのものが患者さんに変化をもたらす。
それ全部プラシボ反応なわけですね。
自然注力と言っていいんじゃないですか。自然注力をいかに高められるかっていうところになるわけです。
なのでね、針なんてプラシボじゃないの?
プラセボって言ったりするのでプラセボじゃないの?みたいに言われることもあるんですけども、
お前は心と体のつながりをどれだけ見つめて、どれだけ経験してるんだっていう風にね、
特に一般の人とかが軽く言いますからね、そういうこと。
西洋医学的なね、ちょっとそういう知識がある人が。
もうね、腹立つんですよ、そういうの。
もうね、小一時間問い詰めたいんですよ、そういう人たち。
心から体に影響を及ぼすというところ。
これを西洋医学では切り捨ててきてしまっているわけですね。
心は精神科、体は様々な治療科ですね、になるわけです。
でも心と体、そのつながりっていうものをないがしろにしたら良くならない。
対応しきれない人がいっぱいいるわけです。
特に現代社会においては。
なので西洋医学でも心身医学というものが比較的新しい分野として生まれているんですね。
大脳の思考回路からその奥ですね。
潜在意識、無意識の領域を扱っている大脳変異系というところがあります。
そこから今度は自理神経とか内分泌系とか免疫系に関係する失症というところから
実際そういうふうに体にシグナルが行くわけですね。
これを西洋の生理学とか解剖学では分かっているんですね。
でもそれを西洋医学ではちゃんと活用していないというか切り捨てているわけですね。
西洋医学は薬というのが治療手段のメインになってしまうので
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その薬の作用というものを明確にするために
偽薬というものを使ってプラシーボ反応を切り捨ててしまう。
ここに西洋医学のいびつな形が生まれてしまっている。
ただ最近は心身医学という形でそれを補正しようとしている。
なので東洋医学とかこういった私たちの領域に従事する人たちでも
西洋医学一辺倒になってしまっている方、治療科の方もいます。
これもこれでまた歪んでいるなというふうに感じるわけですね。
西洋医学的な部分、東洋医学の人間でもそこをしっかりと学んで
理解をしてメカニズムをちゃんと活用できるということも大事ですし
それ以上に心と体のつながりを活用して
いかにその西洋医学では解決しきれない
いろんな症状の方を救っていくことができる
というところが私が理想とするポジション、スタンスになるわけですね。
そのために活用できるものが刺さない針であり
言葉の針、そして直さない治療という治療科のあり方だと私は思っているわけです。
ちょっと長くなりましたね。今日はまたこれで以上になりますけれども
またこの話はしていきたいなと思っています。
ありがとうございました。