2025-04-16 17:59

#2 醍醐味は"手触り感"と"スケール"。不動産は一番面白い産業かもしれない

この番組はメインパーソナリティである(株)北開道地所CEOの山崎さんが、不動産ベンチャー業界のリアルを語ります。

2回目の今回は山崎さん目線で、不動産業界の面白さと可能性、気になる稼ぎについて深掘りします。後半には山崎さんの給与も赤裸々に。。。ぜひお聞きください!


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▼今回のトーク内容



- メインMC: (株)北開道地所CEO 山崎明信

⁠⁠https://x.com/a_yamazaki69⁠⁠

- アシスタントMC: 阿部 真理

⁠⁠https://x.com/TwHip7T58e89387⁠⁠

- 制作: Aristo Podcast Studio


サマリー

本エピソードでは、不動産業界の面白さが、身近な産業であること、成長の可能性が大きいこと、そして収入が得やすい仕事であることの3つの観点から語られます。山崎氏は、自社の取り組みを通じて、不動産の魅力や可能性をリスナーに伝えています。不動産業界の魅力については、手触り感やスケールの重要性が語られ、特に利益率や社員の給料の関連性が取り上げられています。また、業界の特徴として、大きな案件に関わる楽しさや、それに伴う責任についても触れられています。

不動産の身近さと可能性
不動産ベンチャー談義〜仕事とお金のよもやま話。この番組は、不動産会社を創業以来、経営者として10年以上業界に身を置く、株式会社北海道自省代表取締役の山崎昭信さんをメインMCとしてお呼びし、そんな彼らからこそわかる、なかなか表に出づらい不動産の仕事とお金の実態について、リスナーの皆さんに紹介していきます。
改めまして、将来はノマドワーカーを夢見るアシスタントMCの安倍麻里です。よろしくお願いします。
山崎です。よろしくお願いします。
早速、今回のトークテーマについてなんですけど、今回は、不動産は実は一番面白い産業かもしれない、というトークテーマで今回進めていきます。
実際そう思います。
僕らが不動産産業にいるっていうポジショントークもあるんですけど、今日は3つお話ししたいんですけど、
一つは誰にでも関わる産業、すごい身近な産業であるっていうのと、もう一つはすごい伸びしながらある産業なんじゃないかというふうに。
あと最後にですね、お金の話ということで、稼げるという、この3つをですね、今日お話できたらなっていうふうに思っています。
では早速ですが、一つ目のすごく身近な、誰にでも関わる産業だという話なんですけど、
僕らのやってる仕事って、例えばこの場所にこういうホテルがあったらいいよなみたいな、こういう人たち、
外国人向けにファミリーで泊まれるようなホテルがあったらいいよ、みたいなのを持ってホテルを作ったりとか、
僕らはうちの北海道でしょ、ホテルもやってますし、オフィスもやってますし、住宅もやってるというふうなことで、
何でも作れますっていうのがうちの会社の宣伝ですけど、うちの会社の面白いところで、
シムシティってゲームわかります?古く変わらぬゲームで、自分がこういう町があった方がいいっていうものを作ると、
それによって人口が増えたりとか減ったりとか、定収が増えたりとかするっていう、リアルなゲームあるんですよ。
まさにそんな感じで、自分たちでこの町、北海道、札幌とか、あるいはこの地域がこうなった方がいいと思う、みたいな思いを持って作っていって、
今もさ、僕らがやってるこのシェアオフィスとかっていうのも、メジャーとかスタートアップの人たちが集まってくれるじゃないですか。
それでなんか、それぞれが成長していったりとか、たまにはこういう場所を作ってくれてありがとうございますっていうふうに言われると、
すごいめちゃくちゃ意味があるし、面白いですよ。自分が思い描いたものが形になって、それでそれぞれのことを実現していくみたいなことがあると面白いですよね。
何個か建物持ってると思うんですけど、これは山崎さんがこれがあったらいいなっていうのを元に作られてる感じなんですか?
そうですね。当初はもう私がこういうふうにしたいっていうのはあったんですけども、それも何個もやったんで、自分がやっても楽しくなくなってきちゃったので。
最近はうちの社員の若手のメンバーがこういうことやりたい、ああいうことやりたいっていうことを任せて、それぞれが形にしてるって感じですね。
なので、本当に若手の新卒1年目とか中等の入ってきた1年目、2年目のメンバーが、このシェアオフィス今、我々がいるところ、ツリーベースっていう場所ですけども、
2年前にバイヤードっていうシェアオフィスを立ち上げたんですけど、それまでオフィスって僕らやってなかったですよ。
なんですけど、入ってきた中等のメンバーがシェアオフィスを作りたいんですっていうふうに言って立ち上げて、今3店舗やってて、札幌では1番の店舗数が多いんですけど、
それが一大事業になったっていう感じで、うちの社員1人1人がこういうことやりたい、これにこういったものが必要だ、みたいな思いをですね、形にしてってくれてるっていう感じです。
業界の伸びしろ
ありがとうございます。
はい、じゃあ次に、不動産業界が面白い理由として伸びしろしかないっていうことだったんですけど、これって具体的にどういった意味なんですか?
めっちゃ伸びしろしかないんですよ。逆に言うとめちゃくちゃ遅れている産業だなっていうふうに思って、
不動産業って聞くと結構、海船、山船のおじさんたちがやってるイメージじゃないですか。実際そうなんですよ。結構シニア化が進んでるじゃないですけど、すごい古い産業で、いろんなものがアナログなんですよね。
例えばなんか、不動産の情報とかってやり取りするんですけど、送ってくださいって言ったら、メール使えるんですけど、メールを送る前にあなたの名刺をパックしてくださいとか言われるんですよ。
意味不明じゃないですか。名刺をパックして、デジタルなものを一回アナログな状態にして、それをまたデジタルな情報で送り返してくるみたいなことがあって、謎の習慣とかがあったりするんですよね。
その他も、法務局とかのデータとかも、やっぱり現地に行かなきゃもらえないみたいなこともすごいまだまだあるし、実際に行ったとしても、もらえるのがビリエフみたいな、めっちゃアナログな業界なんですよね。
なので、そういうところを逆に伸びしろとして捉えることもできるかなと思って、若い世代の人たちが結構慣れてるじゃないですか、テクノロジーを使うこととかっていうのが慣れてると思うんで、その辺をうまく活用しまくって、新たな不動産事業の中の効率化して、もっともっとおじさんたちができないぐらいのボリュームの仕事をさばくとかできると思うんで。
僕は、若い世代の人たちにどんどんこの業界入ってきてほしいなっていうふうに思って、若者の感性で待ちつくったほうがいいと思うんですよね。
そう考えたときに、全然入りにくいっていうふうに思われる業界かもしれないんですけど、伸びしろしかないと思うし、捉えようによってはそれがすごい面白いっていうふうに捉えられるんじゃないかなっていうふうに思ってるという感じです。
はい。具体的に、北海道事象ではこれをこうしましたみたいな、そういう具体例ってあるんですか?
そうですね、あんまり詳細まで言えないんですけど、相続人に対してアプローチするっていうのでは、北海道札幌では一番やってると思いますし、っていうぐらい、あんまり人手をかけずに、アルバイトの人たちが週2週3でやってくれるみたいなところまで効率化されてるんで。
このそこのアプローチの方法だけでは、もう圧倒的にナンバーワンになれるし、やるようにはめっちゃやれる業界だなっていうふうに思います。
はい。伸びしろっていうのはアナログだからこそ、その時間を極力減らすことによって別の作業ができるから伸びしろみたいな。
そういうこともできますし、もうアナログすぎてやれてないって。これをちょっとじゃあ、毎期札幌って相続って選権ぐらい行われるんですよ。
相続した人の名前とか、相続した人が住んでる場所を調べるってなったら、これ普通にもう手作業でやろうと思ったら、もう何百時間ってかかる。
なので、そもそも誰もやってない状態なんですし、効率すぎてそれをまともにやろうとした。
なので、効率化することで一人でもできるみたいな状態まで持っていけたとしたら、独占状態になるみたいな感じですかね。
そもそもやれてなかったものをやれるようになるっていうところも伸びしろって。
1件、2件とかだったらできるんですけど、選権毎月やりましょうってなったら、費用対効果が合わなかったりするんで。
僕らがやってるような不動産特技に対してアプローチするっていうことを一つハックするだけでも、一事業として大きく成長。
実際僕らもできてるんですよね。
なので、伸びしろがある業界なんじゃないかなっていうふうに思って、2つ目に挙げさせていただきました。
不動産業界の収益性
はい、ありがとうございます。
最後のトピックスで稼げるっていう、私以外でも誰もが気になるテーマかなと思うんですけど。
そうっすよね。不動産業界っていうのは稼げますね。
なぜかというと、不動産って扱うものが大きいじゃないですか。
例えば普通の住宅だったとしても、3000万だったりとか5000万だったりとか。
最近はパワーカップルなんていう、2人でローン組んで買うってなったりすると、1億とかの物件を買ったりしてる人たちが多いと思うんですけど。
まずこの金額がすごくでかいというようなところですね。
不動産業界も様々なプレイヤーがいるんですけども、例えば仲介っていう仕事があるんですよ。
仲介は数量を3%売り主さん側と買い主さん側からもらえるんですよ。
仮に5000万円の取引を3%ずつもらうと、仲介なんで限界がないんでも一つの取引で300万円の利益が出せるんですよ。
なかなかないじゃないですか。
ワンショット300万円の払いが出ますっていう商材って、他の業界ではなかなかないんじゃないかっていうふうに思うんですけども、
それの積み上がりがそれぞれの給与に跳ね返ってくるので、稼げる業界になっております。
あくまでも不動産のマーケット自体が大きいっていう意味ではないってことですか。
マーケット自体もすごく大きくて、市場の大きさって1件あたりの取引がかけるどのくらいの取引件数があるかじゃないか。
この取引件数も多いんですよ。
なぜかっていうと、みんなにかかるじゃないですか。
件数もすごく多いし、かつ1件あたりの取引も多いんで、これの掛け算で市場規模がすごく大きいんです。
日本のGDPっていう全ての産業の10%から15%ぐらいが毎年不動産業って言われているぐらい、
単価も高いし市場もでかい。
今までどれくらいの金額のものを扱ったことがあるんですか。
住宅の取引が件数としては多いので、中古のものが多いんですけども、
1000万から3000万の取引を年間何件もやるというふうなところと、
たまに商業ビールとか賃貸のマンションとか大きめのやつと取引するんですけど、
最近だと5億の売り主さんと買い主さんの取引をやらせていただいたりとか、
10億円の物件の買い主さん側だけの取引に参加させてもらったりとか、
そういうような取引があるので、計算は皆さんそれぞれしていただきたいんですけど、
そんなのはたくさんできないんですけど、年に数件そういうぐらい、数億円の規模の取引も
僕らはやらせていただいているという感じですね。
不動産業界の魅力
それは仲介っていう形であらりがそのままもらえるような取引ってことですよね。
それ以外にも僕ら売買もやっていて、
秋ビルみたいなものを購入をして、リノベーションして、
入居者さんが借りてもらえるオフィスの事務所の人たちを探してきて、
オフィスにして売却するというようなこともやっているので、
それは仲介と違って利益率は低いんですけれども、
20%とか30%とかなんですけれども、金額が大きいので、
例えば3億の売却で利益率30%だったら、
1つの取引で1億ぐらいの利益が出たりするっていうことで、
そんなにたくさんやれてないですけれども、
そういうのも年に一回はやらせてもらっていて、
それをちょっと数を増やしていきたいなっていう風に思っていますね。
通常の今一番大きいような物件が年に一回っていうことだったんですけど、
そもそも1年を通して何取引くらいあるんですか?
自分たちが買ってコンバージョンして売却するっていう風なものであれば、
30件ぐらい。
仲介の取引も同じぐらいやっているっていう感じですね。
年間の取引は仲介と売買合わせて60件ほどっていうことだったんですけど、
年間でどれくらいのお金が動いていることになるんですか?
そうですね。うちの会社の売上は今期で多分十数億いくという感じで、
仲介の取引ベースでいくと20億ぐらい。
仲介ですけどね、取引はさせてもらえる感じなのかなっていう感じですね。
社員の給料とやりがい
目はありますね。20億って聞いたらもう。
売上が給料にも直結してるかなと思うんですけど、
実際に社員の方々のお給料ってどんな感じなんですか?
生々しい話なんですけど、
前年として業界全体の給料は簡易だと思うんですよね。
僕らは個別な話はできないんですけど、
私の年収は社員の年収の平均にするっていうふうにしてるんですよ。
そうすることで、社員の給料が上がれば私の給料が上がるということで、
社員を頑張って稼いでもらおうというふうに力強く働くじゃないですか。
そういう意味も含めてそうしてるんですけど、
私の年収が600万から700万の間なんですよ。
うちの会社の平均年収がその金額になるんですけど、
札幌においての年収が平均ってないと思うんですよね。
なかなかないってほとんどないと思うんですけど、
それぐらい稼げる協会だからっていうのもありますし、
僕らはやっぱり頑張って稼いで、
他社にないようなシェアオフィスやったりとか、面白いホテルやったりとかっていうので、
営業率が他社よりも高いので、
その分年収も高くてきてるんじゃないかなっていうふうには思います。
それだからこそ仕事としてやりがいもありつつ、
なおかつ給料もいいって最高だなって思います。
給料すごい高いんですけど、
うちの会社めっちゃ給料高いですよみたいなプランティングはしてなくて、
どっちかっていうと、
はじめに話させてもらった都道産業は面白いって、
自分が作ったものが人に認められて感謝されたりするっていうような、
自分がこうしたいみたいなものをリアルに形にできるっていう、
そこまで裁量権を渡してる会社が少ないので、
そこをメインでプッシュしてるんで、
給料っていうとこあんまり表に出してなかったけど、
当然ながら結果を出してもらったものは還元してる。
お金を持ったらみんな自己投資するじゃないですか、
うちのメンバーにみんな言ってるんですけど、
コーチング受けたりとか、買って勉強したりとか、
そういう研修にお金を投資できるようになるので、
お金ってすごい大事ですよね。
そういったことができる給料体系ではあります。
三つお話聞いてきたんですけど、
自分の好きなものを取り入れて、それが一つの建物になって、
それを携わったのは私みたいな、
そういうのってすごい楽しそうだなって思いましたし、
自分の給料にも還元されてっていう、
すごい好循環な業界だなっていうのも思いましたし、
一方で、一個一個の案件の数字もすごい大きいので、
ミスったときにメンタルがやられそうだなって思ったんですけど、
言っても会社のお金だみたいなところがあるんで、
赤字になっちゃうこととかもあって、
トータルでみんな考えればいいっていうので、
1個赤字でも2個黒字になれば全然プラスになるし、
みたいな感じでみんな考えているので、
僕らもメンバーに全部判断させるっていうよりは、
大事なところは経営者とかも入って判断するんで、
そんなに多くはないんですけどね、赤字になることも。
裁量権がすごいあるっていうので、
自分で全部最後までやらないといけないのかな、
みたいなイメージもあったんですけど、
いろんな方からアドバイスとかも受けながら、
みんなで作っていくっていうこと。
ただ、向き不向きはあるのかなっていうふうに思って、
その辺の話はまたおいおい話できたらなというふうには思います。
安部が不動産業界に向いているかどうかみたいな話とかも聞けたら面白いなって。
いいですね。興味を持っていただいて。
不動産ベンチャー談議、ここまでお聞きいただきましてありがとうございます。
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この番組は毎週水曜日に配信されます。
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