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2021-10-12 05:13

信憑性の高い情報の見分け方、エビデンスレベル


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はいどうもゆうとです。理学療法士とアスレティックトレーナーという資格を持っていて、人や動物の健康に関わるような仕事をフリーランスとして個人で行っていたり、主に障害のある方の支援に関わるような事業を自分の作った小さな会社で行ったりしています。
今回ですね、医療関係だったりとか、セラピストトレーナー関係とかですね、人に関わるような仕事をしている人は特に理解をしておくといいかなと思いますけれども、
エビデンスレベルというような話ですね。研究とかっていう活動をしている人は結構理解があるかなと思いますけれども、現場の活動だったりとか、ちょっと教育とかセミナー関係とかですね、こういう方はなかなか研究を自分でやる機会は少ないかもしれないですけれども、
でもやっぱり理解しておくといいかなと思うので、今回話しておこうかなと思います。
今結構世の中でも医療系の情報はエビデンスが大事ですよみたいなことはよく聞く話かもしれないですけれども、そのいわゆるエビデンスっていうところにも段階があるんですよね。
なんでエビデンスがちょっと低いものと高いものの違いとか、それぞれの検証方法みたいなことを理解しておくといいかなと思うので、ちょっと話してみますけれども、
一応このエビデンスレベルっていう考え方で一番低いのが専門家による意見ってやつですね。
なんでただ自分も理学療法士とアスレティックトレーナーっていう資格を持ってますっていう人が、ただ自分の経験とかですね、感覚で言った意見っていうのはあんまりこうエビデンスの質として高くないわけですね。
世の中だと結構何かの資格を持っている人が喋ったっていうと結構それだけであの信憑性があるように思われるかもしれないですけれども、
実はですね、それだけだとちょっと信憑性が低くて、実際にこうデータを集めていったりして出てきたものが信憑性が高いという感じですね。
次にこうエビデンスが高いとちょっとずつ高くなっていくのが横断研究っていうやつで、ケースレポート、症例検討とかケースシリーズとかですね、あとケースコントロール研究とかっていうのもありますけれども、
今実際に起きた現象をまとめたものですね、こういうのが次にエビデンスが高くなっているって感じで、専門家の人が一対一で施術なり何かトレーニングとしたときにどういうふうに変わったとか、
その事例がですね、たくさん集まったようなものをデータとしてまとめたのがケースシリーズとかケースレポートとかっていうものだったりしますけれども、
こういうところも次の段階っていう感じですね。
なのでこういうところでもよく何ですかね、専門家の方が自分の治療院とかジムとかでこういう結果出ましたよっていうのがホームページに出たりすることもありますけれども、
それだけでもちょっと効果が、エビデンスとしてはまだ薄いような感じですね。
その次になってくるとだんだん比較するような検討も入ってくるんですけれども、
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その中でも高いのがランダマイズコントロールスタディってやつでRCTとかっていうやつですかね。
こういうところだと高くなってきますが、何か片方の群の人にはこういう施術なり治療をして、
もう片方の群には何か別のことをしたときにどちらの方が効果が高いかっていうことですね。
こういうところまで検討してくるとエビデンスとしては高くなってくるんですね。
先ほど言ったようなケースレポートとかケースシリーズってやつだと、
特に比較することなくこういうことをしたら良くなりましたっていうものなんで、
なんでそれが本当に効果があるのか、その原因で良くなったのかどうかっていうのが分かりにくいんですけれども、
何か2つ群を置いたりして比較すると、よりその効果がはっきり分かるんでエビデンスとしては高くなってきて、
こういうものをより集めたシステマティックレビューとかメタアナリシスっていうのがありますけど、
こういうのが一番エビデンスレベルとしては高くなってくると、こういうわけですね。
なんでなかなかこれをすべて理解するのはなかなか難しいですけども、
ただ専門家が言っているだけだったら、それほどまだ信憑性はないのかなとか、
そのシステマティックレビューとかメタアナリシスとかですね、こういうのの結果ですと言ったらかなり信憑性はあるんだなと、
こういうあたりは言葉としてまず知っておけるといいかなと思いますし、
その間の部分とかですね、いろんな実験の途中だったりとか、そういうのはまだちょっとグレーな部分も残っているっていうような感じなんで、
そういう情報もあるんだなと知っておいて、あとは自分の判断で何か治療とかトレーニングとかを選択するという感じでいけたらいいんじゃないかなと思います。
本当にメタアナリシスとかシステマティックレビューとかで出たものであっても、自分自身にそれが合うかどうかっていうのは分からないところですし、
結構エビデンスの扱いは難しいところではありますけどね、今後も自分の発信ではそういうエビデンスっていうのにも注意した上で、
情報発信していこうかなと思いますので、興味ある方はまた聞いてもらえたらと思います。
はい、じゃあ今回以上です。ありがとうございます。
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