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2021-07-21 06:19

ダイエットと科学的なエビデンスの話


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はい、どうもゆうとです。理学療法士とアスレティックトレーナーという資格を持っていて、
普段は一般の方とかスポーツ選手とか障害のある方の体のコンディショニングに関わる仕事をしております。
最近ですね、スタイフではダイエットとか筋トレとかこういう話をしてますけども、
一応自分はですね、大学院の方で研究とかもしてたので、
可能な限りですね、その科学的なエビデンスっていうのに則った話をするようにしてるんですね。
そこでですね、今回ちょっとダイエットっていうのをテーマにして、
その科学的なエビデンスってどういうものなのかみたいなことの話をしてみようと思いますけども、
いわゆるですね、なんとか大学での研究ですとか、こういう雑誌に載ってますとかっていうのがエビデンスだったりするわけですけども、
そういうエビデンスの検証の仕方によってですね、このエビデンスレベルっていうのがあったりするんですね。
そこでですね、一番エビデンスレベルとして低いのは、ただの専門家の意見っていうやつですね。
なんで自分も理学療法士とアスレティックトレーナーという資格を持ってますけども、
ただ自分がこういうふうに思ってるんですよねみたいな意見とかは、そんなにエビデンスとしては高くなくて、
やっぱりそこで思ってることを実際に実験とか検証をして結果が出てくるとですね、
その発言の意味が出てくるというような感じで、
こういう一般的な意見だけじゃなくて、次にレベルが高くなってくるのは観察研究とかっていうもので、
実験としてですね、こういう人にはこういうことをする、こういう人にはこういうことをするみたいな実験をせずに、
どっかの集団を見たときにですね、何か傾向が見られるとかっていうのが次にエビデンスレベルとしては高くなってきて、
例えばですね、ダイエットで言うと結構和食とかですね、なんか地中海式の料理みたいなことが結構よかったり言われたりするんですけども、
それはですね、やっぱり日本人とかその地中海に住んでる人が結構肥満としては少なかったりとかですね、
そういうところに何か健康に過ごすための秘訣があるんじゃないかというところで、
世界的に見るとですね、そういう食事にあるんじゃないかみたいなところで、
和食とかその地中海の食事みたいなのがいいと言われたりするわけですけども、
こういうのも観察研究というようなものから見えてきたことになるわけですね。
こういうところが次にレベルとしては高くなってきて、そこからさらに上になるとですね、実験的なことをした結果になってきます。
それもいろいろ種類があるんですけども、レベルとして高くなるのはですね、
ランダム化比較試験とかって言われたりして、何かの集団にですね、それをランダムに振り分けて、
片方の群にはこういう運動をしてもらう、片方の群にはちょっと違ったような運動をしてもらって、
体重の減り幅が違うのかとかですね、こういうのを見ていくわけですね。
ここで例えばですね、自分が実験をする人だったりした時に、2つのグループを分けるという時に、
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意図的にですね、分けたりすると、例えばですね、片方の群の方が体重がすごい重い人が集まってて、
片方はそれより痩せてる人が集まってた時に、この減り幅を見た時にですね、
運動の種類がどうこうというよりは、どっちかというともともと集まった集団の方に原因があるんじゃないかみたいなこともあったりするので、
うまいことですね、年齢とか体重とか性別とかがですね、こうバラバラになるようにランダムに振り分けて、
2つ分けるといい実験になってきたりするわけですね。
まあこういうところで、こうなんですかね、有酸素運動をやる時に、
30分ぐらいがいいのか1時間ぐらいがいいのかみたいなことを振り分けてやったりすると、
その結果が出てくるとですね、やっぱり60分の方がいいなみたいな結果になってくると、
そっちの方がエビデンスとしては高い結果になってきたなというわけですね。
また一番レベルが高いのは、そういう1つのランダム化比較試験というのだけの結果じゃなくて、
いろんなところでですね、こう似たような研究をやったりして、たくさんその結果が寄せ集まってですね、
メタアナリシスとかシステマティックレビューというのがあったりしますけど、
こういうのの結果はかなり精度が高いわけですね。
いろんな土地で別の研究者が似たような実験形態でやった時に、
やっぱり一般の人で見た時に運動の形としては、
筋トレはこのぐらいの強度でやった方がいいですよとか、
ダイエットとしてはこういう運動がいいですよみたいなことが結果として出てくるわけなので、
極力ですね、自分が発信するような意見としてはこういうメタアナリシスとかシステマティックレビューとかで、
出ているような結果はこれは結構正しそうですよみたいなことで言いますし、
最近出てきた新しい結果とかは、
まだ最近の研究なのではっきりしたことは言えませんけどとかっていう言い方になったりするわけですね。
ざっくりこんな感じでですね、研究のエビデンスレベルっていうのは出てくるので、
ダイエットとか筋トレの話はこういうエビデンスに則った話をしていこうかなという感じですね。
本当にテーマごとにですね、研究の内容とかっていうのは全然違ってきますし、
自分は大学院の時は腰痛の研究とかをしてたんでね、
その腰痛をテーマにしたらこういう運動がいいとか、
こういう治療法がいいとかっていうのは結構カテゴリーに分かれてきてですね、
結構専門性が違うので、
自分はこの腰痛とかダイエットとか筋トレとかこの辺は結構勉強しているところなんで、
ある程度正しそうな情報が言えますけど、
他の分野になってくるとですね、また新しく勉強とかしないといけないですし、
そういう別の分野の研究者の人とかはやっぱりディスカッションとかしてみたいなと思いますので、
なんかですね、機会があればこういうスタイルでもちょっと対談するとか、
そんなことも今後していきたいなと思いますので、
もしそういうのができたらですね、ちょっとお楽しみにしてもらえたらと思います。
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はい、今回ちょっとダイエットと科学的なエビデンスの話みたいなことを混ぜて話してみました。
今後もですね、こういう体のこととか研究とかそういうところに興味がある方は聞いてもらえたらなと思います。
はい、じゃあ今回以上です。ありがとうございます。
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