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2025-06-27 10:03

肩こりは根本解決できるのか


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サマリー

肩こりの根本的な解決について考察し、日本語特有の症状である肩こりの歴史や原因、治療法についても取り上げています。精神的なストレスや生活習慣が肩こりに与える影響を探り、解決のためのアプローチを提案しています。

肩こりの定義と歴史
はい、どうもゆうとです。今回はですね、肩こりは根本解決できるのか、というテーマで喋ってみようかなと思うんですけども、
最近ですね、肩こりっていうのについて色々調べていて、考えてるんで、ちょっとスタイルでも喋ってみようかなというところなんですけど、
自分は理学療法士アスレティックトレーナーという資格を持っていて、スポーツ関わる中で、結構腰痛が多かったスポーツだったんで、
大学院では主に腰痛をテーマにした研究とかもやってたんですけど、そこからですね、やっぱり腰痛に悩んでる人って結構肩こりも合わせて悩んでる人が多かったりとか、
特になんか精神的な問題が絡む人っていうのは、肩こりも併発してるなぁみたいなことを感じてて、
大学院の時も色々調べてはいたんですけどね、その時から肩こりっていう言葉は結構日本語特有だったりとか、
それも踏まえて海外での研究も少なかったりとか、なかなか一定の結論を出すみたいなところは結構難しいところなんですけど、
改めて最近肩こりについて調べてて、分かってきた部分もあるので、喋ってみようかなというところなんですけど、
肩こりっていうのは結構日本語特有なんですよね。海外で言うとスティフショルダーとか、もうちょっと肩の症状で言うとフローズンショルダーとかですね、
そういう肩の固まりとか小暴りみたいな言葉は一応あるっちゃあるんですけど、日本語で言う肩こりって、ただなんか肩が硬くて動かないとか、
筋肉が固まってるだけじゃなくて、もうちょっとやっぱ精神的な疲労っていうかですかね、なんか不安とか、いろんなこう
メンタルの不調が入ってるので合わせて肩こりみたいなことが言うかなと思うんで、
日本語で言う肩こりをうまく表現する海外の言葉ってあんまりないかなと思ったりするんですよね。
で、改めて肩こりの言葉の歴史みたいなやつを調べていくと、よくパッと出てくるのは夏目漱石の門っていう小説で初めて記述があったみたいなことが言われることがあって、
今回せっかくなんで、ちょっと小説も読んでみたんですけど、この門は3作のシリーズの最終話みたいな感じで、
三四郎っていうのと、それからっていうのと、その次に門っていう話があって、三四郎っていうのは読んだことある人ももしかしたらいるかもしれないですけど、
学生時代の恋愛模様っていうかですかね、そういう話で、そこまで重い話ではないんですけど、
次のそれからっていうところだと、もうちょっと結婚とか離婚とか、そういう話が入ってきて、ちょっと重さが出てきますね。
で、そこからその門っていう小説だと、その後の話みたいな感じなんで、離婚に関するところとか、ちょっとお金の問題とか、
いろいろですね、肩こりに関する描写が出てくるところも、本当に身体的な疲労というよりは精神的な苦悩の積み重ねみたいなところで、
肩が凝ってる感じがするみたいな表現が出てきたりするんで、やっぱり結構精神面が大きいんじゃないかなと思ったりしますね。
そこからもうちょっと歴史みたいなのを調べていくと、実際にはその夏目漱石の門というのが1910年ぐらいなんで、20世紀初頭ぐらいですけど、
もうちょっとやっぱり江戸時代あたりから、顕壁とか顕壁とかですね、そういう言葉で肩こりっぽいような症状が言われたりするみたいなんで、
肩こりの症状と分類
多分もう深掘っていくと、その夏目漱石説みたいなやつはあんまりあってないというか、もうちょっと昔から日本では肩こり的なことが言われていたみたいですけど、
まあでもそのぐらいって感じですかね、1800年代とか1900年初頭ぐらいから結構肩こりっていうのは言われ始めていると。
それが今となってはですね、厚生労働省の有所率っていうような、国民がどういう症状を訴えるのかみたいな調査だと、
だいたい毎回ですね、その1位とか2位が腰痛肩こりって感じなんで、本当に多くの人が肩こりを訴えている。
どのぐらい悩みが強いかっていうのは人それぞれかもしれないですけど、これだけ肩こりを訴える人が多いっていうのは結構日本人特有のものなんじゃないかなっていう感じはしますよね。
具体的に肩こりって何っていうと、だから定義がちょっと曖昧というか、だから首肩周りが凝ってるっていうだけじゃなくて、なんか重い感じがするとか、
これもなんか一時性、二次性とかっていう分類もあったりするみたいですけど、一時性っていうのがどっちかというと軽いもの、そのそこまで重くなくて、その肩こり的な症状を感じるところで、
二次性っていうと、もうちょっと頭痛とか何かこう他の症状も出てきて、病院に行けば何かしらの診断がつくようなものみたいなものは二次性って言われたりしますけど、
そういう肩こりの症状とか分類もありますよっていう感じで、
筋肉が凝るみたいなところっていうのは、もちろん肩だけじゃなくて、他のところでも凝りみたいなのってあるかなと思うんですけど、これも原因いろいろあってですね、
なんか血流が悪くなってるとか、筋肉が使いすぎててとか、その姿勢が悪くてずっと同じ筋肉が働いてしまっててとか、
なんか自律神経の問題で血流がまた滞ってみたいな、いろんな原因がありますけど、その首肩周りが何かしらの要因で凝っていて、
凝りを感じるみたいなことが生理学的なところではありますけど、さっき言った通りやっぱ精神的な生活のこととか仕事のこととかで不安が大きかったりとか、
悩みがあったりすると感じるのが強くなるかなっていうところですよね。 一応客観的に肩こりがどのぐらいあるかみたいなことを評価しようと思うと、
さっきの厚生労働省の有所率みたいなところだと症状があるかどうかみたいな、軽いところかなと思いますけど、
もうちょっと深く見ようと思えば、何か重段階でどのぐらい強さがありますかとかですね、その筋肉の硬さみたいなことも超音波の評価とか、
筋硬度計みたいなやつで筋肉の硬さを見るようなこともありますし、あとやっぱ姿勢の要因が大きいというかね、
いわゆる巻き方とか、内側に肩が向いているような感じで首が前に出るっていうか、上位交差症候群と言ったりするんですけど、
こういうような姿勢になっていると首の後ろあたりが固まって肩こりの症状を訴えやすくなると思うんで、
精神的な面と実際の姿勢とか筋肉の硬さみたいなことを合わせて、実際に症状を訴えている人っていうのは肩こりがあると評価されたりするし、
それに合わせて頭痛とかですね、他の腕の痺れがあるとか、こうすると他の症状も混ざってきますけど、これによって肩こりの重症度みたいなことがわかってくるかなという感じですね。
肩こりの解決策
なので、自分がセラピストとして例えば目の前に肩こりの方がいる時っていうのは、こういう評価を通して姿勢がどうとか筋肉の硬さがどうとかっていうのは、
施術をしたりとか運動をしたりとか、何かしころ温めたりとか、電気当たったりという物理療法というような治療を施すこともあるかなと思いますし、
その中でいろいろ話を聞いていってですね、普段の生活のこととか仕事とか、あと娯楽のバランスとかですね、こういうところで何かしら負荷が偏っているとか、
何か思考の歪みというかですかね、こういうのがあると、一応認知行動療法みたいな考え方もあったりしますが、個人の捉え方とか生活の環境とかを整えていって、
うまくですね、肩こりが起こりづらいような環境を整えれば、できるだけ根本解決に向かっていく。人生長いので、一回何かしたら解決みたいなもんじゃなくて、
その年齢によってやっぱり姿勢とか運動も習慣とかも変わってくるかなと思いますし、その時々で対処法は変える必要があるかなとは思うんですけど、
その肩こりとはとか、その肩こりになる原因とかっていうのをうまくその都度分析していけば、その大きな症状が起こらずに過ごしてはいきやすくなるんじゃないかなとは思うんで、根本解決を目指すならこういうところですかね。
なんで目の前で一人、自分が対応するという時はこういう形で考えれますけど、これだけ世の中多くの人が肩こり悩んでるっていうと、全員一対一で向き合うことはなかなか難しいので、
こういうコンテンツを発信していったりとか、何かサポートする中で少しでも悩みを抱える人が減ればいいかなとは思ってるんですけど、
自分個人でセルフケアもしつつ、必要なことがあれば何か専門家に相談しつつみたいな、なんでセラピストみたいな専門家の人がこういう肩こりに関する知見を理解しておくことで広がる部分もあるかなと思いますし、
何かしら会社とか地域とかこういうところで運動教室するとかですね、こういう肩こりに対するセミナーが開かれるとか、いろいろ組み合わせていくと徐々に症状は減っていくんじゃないかなとは思いますし、
日本の特有のこういう肩こりっていう症状とか言葉ではあるんですけど、もしかしたらですね、海外でも言葉にしきれてないけど同じような症状を抱えていて、どうしたらいいんだろうかみたいなことを思っている人もいるかもしれないんで、
もしかしたら海外で日本にはこういう肩こりがあってっていうのがあってみたいな話をしていくのも意義があるかもしれないんで、今後ですね、海外の方と自分も関わる機会があればこういう症状あるみたいな聞いてみててもいいかなと思っているんですけど、今回はですね、最近ちょっと肩こりについていろいろ調べているのでざっと喋ってみました。以上です。ありがとうございます。
10:03

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