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どうも、私はロイユウトです。今回は15本目ですね。
今回も聞いていただいてありがとうございます。
今回はですね、新しい一歩を踏み出すための試行法という感じで、
バックキャスティングという言葉があるんですよね。
こちらの解説というか、ちょっと紹介をしてみようかなと思っています。
このバックキャスティングという言葉はですね、
ちょっと昔なんですけど、1997年にスウェーデンの環境保護省というところが、
未来に向けた環境を保全するような活動をするときに使用されたことになって、
使われるようになった言葉なんですよね。
バックキャスティングというのは、先の未来を見据えたときに、
逆算して今何をしないといけないかというのを導き出して考えていくような考え方になります。
逆にフォアキャスティングというような言葉もあって、
バックとフォアなんで逆を意味するんですけど、
フォアキャスティングというのは結局過去を踏襲して、
過去に基づいて未来にやることを決めるというような感じの考え方です。
こういう考え方をしたときに、
例えば自分の専門であるセラピスト系の職でいうと、
病院で働いていたりして、将来的にフリーランスで働きたいなと思っているとしたときに、
そういう一歩を踏み出すときにはバックキャスティング的な思考が必要になるんですよね。
フォアキャスティング的な思考でいうと、
自分の専門職というか専門知識をもとに病院で働いているというような形なので、
そこから流れるように続けていくと、
病院の中でたくさんの患者さんに関わったりとか、
病院の中でのポジションを高めていくとか、
他の病院に転職するとか、
そういう形が過去から順番に考えていくとたどりやすい道ではあるんですけど、
そこでフリーランスとかという形で、
今まで関わっていない人と関わっていくとか、
新しい働き方をしていくというときには、
今までと違う勉強もして一歩踏み出さないといけないわけなんですよね。
そこでバックキャスティング的な思考が必要になってくるわけなんですね。
なので、実際に医療の専門職という形で働き続ける場合には、
医療に関する知識をどんどん深めていけば、
より自分の能力が高まっていくような感じもあるんですけど、
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個人事業主とかフリーランスで働くとか、
さらに企業も考えるとかというと、
経済的なこととか、税金に関することとか、
自然に生活している中では、
触れない情報にもあえて触れる機会を自分で作っていって、
勉強しないとなかなかできにくいかなと思うんですよね。
なのでそういう意味で、
今後フリーランスで働くような形を目指す人とかというのは、
バックキャスティング的な思考で、
来年とか再来年にそういう姿を目指すから、
今何をすべきとかという考え方をしないといけないかなと思っているわけなんですよね。
新しい一歩を踏み出す時にということで、
自分の中でそういうタイミングでよく読む本があって、
それの紹介をしようかなと思うんですけども、
私は芸術家の岡本太郎さんの、
自分の中に毒を持てっていう本があるんですけど、
それを結構読むんですよね。
知っている方もいるかもしれないんですけど、
やっぱり芸術家なので、
新しいものを生み出していく考え方があるというか、
そういう時にすごい響く言葉があるんですよね。
この本の一番最初に出てくるような言葉なんですけど、
多くの人は人生を積み重ねるものだと思っているっていうような話で、
でも岡本太郎さんは積み減らすべきっていう考え方を持っているんですよね。
ちょっと独特なんですけど、
積み重ねの人生っていうのは先ほどの話でいうと、
フォアキャスティング的な思考なんですよね。
今持っているものを順番順番に積み重ねていくと、
積み重なってはいくので、実績も溜まってきて、
経験とかは積み重なっていくんですけど、
やっぱりやっている内容はちょっと同じような内容になってきたりするんですよね。
そこでちょっと飽きてきたりとかすることがあると思うんですけど、
そこで芸術的な発想でいうと積み減らすんですよね。
今まで積み重ねてきたものを減らしてしまって、
また1から0から始めるということを日々やっていけると、
毎日がワクワクするというか、
怠慢な人生にならないというか、そういうような考え方があるんですよね。
毎日毎日それをやるのは結構しんどいかなと思うんですけど、
体的にも精神的にも。
でもやっぱりどこかのタイミングでそういうことをすることもあってもいいんじゃないかなと個人的には思っていて、
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ある程度積み重なってきたら一旦積み減らしてしまって、
フラミライを見据えてですね、バックキャスティング的に、
今やるべきことっていうのをまた1から新しいものを学んでやっていくようなタイミングが作れると、
日々ワクワクするというか新しい一歩を踏み出すようなきっかけになるんじゃないかなと思っています。
今日はちょっと考え方っていうかね、それの話をさせてもらったんですけど、
今後何か自分のキャリア以外の部分ですね、そこに一歩踏み出そうと思っている人は、
バックキャスティング的に見せ寄っているところに近づくような勉強とかをしていったらいいと思いますし、
実際には本当に行動する必要があると思うので、そういうきっかけになったらいいなと思ってお話しさせてもらいました。
はい、じゃあ今回は以上です。ありがとうございました。