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2025-04-03 05:00

2025年4月3日 いせさきFMニュース

4月3日 いせさきFMニュース

(1)JR八高線 高崎~高麗川間に新型車両導入へ   
(2)2024年度 世界遺産4資産の入場者数 40万人で横ばい
(3)群馬含む5県の連続窃盗事件 3人を送検  
(4)上信自動車道・嬬恋村区間の整備が事業化

サマリー

群馬県では、JR東日本が八高線に新型ディーゼルハイブリッド車両を導入することを決定しています。また、観光業や広域連続窃盗事件に関するニュースも報告されています。

八高線の新型車両導入
群馬県のニュースをお伝えします。(1)JR東日本は、八高線の高崎市と埼玉県日高市の間を走る車両について、老朽化が進んでいることから、今年度の下半期にも新型車両を導入することとなりました。
JR八高線の高崎駅と埼玉県日高市の高麗川駅の区間を走る車両は、1990年から製造されているディーゼル車両で、老朽化とともに黒煙や窒素酸化物の排出が課題となっていました。
このため、JR東日本は、この区間に環境にも配慮した新型車両を今年度の下半期にも導入することになりました。
新型車両は、車両のブレーキをかけるときに発電し、蓄電池に充電し、その電力で走行するディーゼルハイブリッドシステムを搭載した車両です。
群馬県内の路線で導入されるのは初めてで、八高線には2両編成の車両が合わせて8本導入されるということです。
(2)24年度世界遺産の4資産入場者は40万人と、前の年に比べ横ばいとなりました。
世界文化遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」を構成する県内4資産の2024年度入場者数は、前の年度に比べ0.4%増え40万900人だったことが分かりました。
世界遺産登録から10年の節目という高材料もありましたが、観光意欲の冷え込みなどを受け、全体としては横ばいにとどまりました。
最も入場者数が増えたのは伊勢崎の田島弥平旧宅で11.4%増え1万2312人。
ついで富岡製糸場が0.4%増え36万8919人となりました。
一方、荒船風穴は6.9%減り、藤岡市の高山社跡は0.8%減ったということです。
(3)群馬県を含む5県の広域連続窃盗事件で114件関与したとして3人を送検しました。
群馬、埼玉、長野など5県で発生した広域連続窃盗事件で、県警など合同捜査班は2日、邸宅侵入と窃盗などの疑いで、
桐生市の28から31歳のベトナム国籍男3人が114件に関与したとして、前橋県に送検し捜査を終結しました。
被害総額はおよそ1230万円とみられています。
合同捜査班によりますと、3人は仲間と共謀し、2022年の5月頃から昨年8月頃にかけ、
群馬県など5県の空き家などに侵入し、現金や指輪、ネックレスなどを盗んだ疑いがあります。
3人とも容疑を認め、盗んだ現金は生活費や遊興費に当てたと話しているということです。
各県の被害は群馬が最も多く54件、埼玉が31件、長野が20件などと続きます。
県内では高崎市が最多17件で、藤岡市が9件、前橋が7件と続いています。
(4)渋川市から長野県を結ぶ上信自動車道のうち、嬬恋村内の一部区間について、
国土交通省が今年度、整備に係る予算の配分を発表し、事業化が決まりました。
上信自動車道は渋川市から東吾妻町、長野原町、嬬恋村などを経由し、
長野県を結ぶ総延長およそ84キロの道路で、現時点ではおよそ30キロが開通しています。
このうち、嬬恋パイパスと呼ばれる嬬恋村内のおよそ12キロの区間について、
国土交通省は今年度、令和7年度の予算で整備に取り掛かる事業費を配分したことを、
4月1日発表し、事業化が決まりました。
今年度は4000万円を計上し、測量などを行うことにしており、
この区間の総事業費は433億円に上ると見込まれています。
開通されれば、災害時の代替道路としての活用や、
嬬恋地域からの救急搬送の時間の短縮などが期待されています。
以上、県でのニュースをお伝えしました。
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