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群馬県のニュースをお伝えします。 (1)群大病院が、脳卒中や心臓病の支援センターを設置しました。
前橋市の群馬大学医学部付属病院は1日、患者の相談や支援を担う「脳卒中・心臓病等総合支援センター」を病院内に設置しました。
地域のかかりつけ医を対象とした勉強会や県民向けの公開講座なども予定しています。
病院の1階の患者支援センターに併設し、増加している心不全のほか、脳卒中、心筋梗塞、動脈瘤、先天性疾患などに対応します。
脳卒中や心臓病を含む循環器系の疾患は高齢化に伴って増えており、2022年の群馬県の死因別死亡数は最多でした。
(2)「碓氷峠の鉄道施設群」世界遺産登録を目指し、安中市が本格的に活動を始めました。
安中市松井田町の国指定重要文化財「旧碓氷峠鉄道施設」を中核にした碓氷峠の鉄道施設群の世界遺産登録を目指し、安中市が本格的に活動を始めました。
古くから交通の要衝として知られる一帯を「世界の宝」として国内外に発信、次代へ継承する狙いです。
鉄道施設をめぐっては富岡製糸場を中核とする世界遺産登録運動が進められた際、繭や生糸の輸送に貢献したことから構成資産候補の1つになりましたが、富岡製糸場との直接の関係を示す史料がないとされて、最終的には除外された経緯があります。
(3)1万発の花火が夜空を彩りました。
伊勢崎市、埼玉県本庄市、深谷市による「3市連携利根川花火大会」が31日、伊勢崎市の利根川左岸で開かれ、
スターマインや尺玉などおよそ1万発の大輪が夏休み終盤の夜空を彩りました。
3市の周年事業に合わせ、花火による県境を越えた交流を目指そうと初めて実施され、伊勢崎市のラグビー場周辺の河川敷でおよそ1時間にわたって打ち上げられました。
スターマインから始まり、4号玉から尺玉、3市それぞれを記念したスターマインなどの多彩な花火に歓声が上がりました。
(4)SNS経由で犯罪に巻き込まれた17歳の子供は18人でした。
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県内でSNS経由で犯罪に巻き込まれた17歳以下の子供は今年上半期で18人に上り、前の年の同じ期に比べて7人増えたことが県警のまとめでわかりました。
子供・女性安全対策課によりますと、被害の内訳は児童ポルノが6人、深夜の連れ回しなどの県青少年健全育成条例違反が4人、
不同意性交等が3人、不同意わいせつが2人、面会要求等が2人、児童買春が1人でした。
被害者のうち中学生が13人、高校生は5人で全員がスマートフォンでSNSを利用していました。
(5)脱税の疑いで人材派遣業者を告発しました。
消費税と地方消費税合わせておよそ4800万円を脱税したとして、関東信越国税局は1日までに消費税法違反と地方税法違反の疑いで、
伊勢崎市の人材派遣事業テクノワークと秋山代表64歳を前橋地検に告発したと発表しました。
告発容疑は、2018年3月、2019年3月、2020年3月の3つの課税期間の確定申告で、
売上の一部を除外し消費税額を過小に計上するなどの方法で、およそ4800万円の支払いを免れた疑いです。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。