厳しい寒さと天候の影響
群馬県のニュースをお伝えします。
(1)昨日の県内は冷え込み、北部では雪となりました。
県内は1日、雨や寒気の影響で冷え込み、最高気温は高崎と伊勢崎市で7.4度にとどまるなど、各地で厳しい寒さとなりました。
全域で平年より5度から10度ほど低く、北部の山地を中心に雪が降った地域もありました。
県内は2日、気圧の谷や湿った空気の影響を受け、南部、北部ともに雨で、夕方からは曇りとなる見込み、予想最高気温は前橋で13度、みなかみで11度となっています。
(2)群馬県各地で入庁・入社式が行われました。
企業の入社式や官公庁の辞令交付式が1日、県内各地で開かれました。
県職員に新規採用された241人は、前橋市で辞令を受けました。
山本一太知事は、「当事者として我々は先頭に立って、県民の生命・財産を守ることが重圧であり、代え難いやりがい。胸に刻んで頑張ってほしい。」と訓示しました。
また、県警の新設組織発足式が1日、県警本部で開かれました。
交流サイト(SNS)で実行役を集める匿名流動型犯罪グループなど対策の司令塔となる犯罪組織対策1課35人が、県民が安心して暮らせる地域を目指し決意を新たにしたということです。
(3)伊勢崎市が若者の地域づくり支援を始めることが分かりました。
地域課題の解決に取り組む若者たちを支援するため、伊勢崎市は1日、若者の団体が自主的に企画するイベントなどに対し、20万円を上限に補助金を交付する新事業を始めました。
若者の挑戦を応援し、市政に柔軟な発想を取り入れることが狙いです。
「えがお咲く若者未来共創事業補助金」として補助対象経費の3分の2以内を補助していきます。
防災をテーマにしたキャンプや防犯講習会、外国人を対象とした生活ルール学習会といったイベントなどを想定しています。
市によりますと、同様の補助金の交付は県内自治体で初めてということです。
(4)高崎市、外国人の相談・体制強化。支援センターが開所しました。
急増する外国人住民への相談対応を強化しようと、高崎市は1日、市役所2階の国際課内に「高崎市外国人相談支援センター」を開所しました。
通訳ができるセンター内の相談員を4言語から7言語に拡充し、映像通訳システムを導入しておよそ17言語で対応できる環境を設備。
国際化が進展する地域社会で外国人住民が気楽に相談できる体制を整え、安心して暮らせる街づくりにつなげていきます。
市によりますと、市内在住の外国人は76カ国の7777人と、10年前のおよそ2倍になり、
税金など日常生活に関する問い合わせ件数もおよそ3倍に増えているということです。
(5)警察を装う電話で50万円詐欺被害がありました。
前橋署は1日、前橋の団体職員の男性26歳が警察官を装う嘘の電話を受け、50万円を騙し取られたと発表しました。
詐欺事件として捜査しています。
警察によりますと、3月31日午前8時50分ごろ、警察官を装った男2人から男性の携帯電話に
「あなたの口座はマネーロンダリング(資金洗浄)に使用されている。
事件と無関係であることを証明するには、全財産を入金し調査する必要がある」などの嘘の電話がありました。
男性は市内の金融機関から指定された口座に現金を振り込み騙し取られました。
男性は男からSNSのビデオ通話で偽物の警察手帳を示され、
「逮捕状も出ている」と振り込みを迫られたということです。
ニュースをお伝えしました。