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群馬県のニュースをお伝えします。 （１）桐生市役所の新庁舎建設工事の一般競争入札で、公正な競争を妨害したとして、
群馬・埼玉両県警の合同捜査本部は、19日、公競売入札妨害の疑いで桐生市区選出の群馬県議、相沢崇文容疑者49歳ら男4人を逮捕しました。
合同捜査本部は、関係者が入札公告案を事前に漏らし、特定の共同企業体に有利となる入札が行われたとみて、詳しい経緯を調べます。
県議会事務局によりますと、現職県議の逮捕は、把握する限り初めてだということです。
山本一太知事は定例会見中に一報を聞き「詳細は定かではないが、県議の関与が疑われていることに大変驚いている。
県内でこのような事案が続けて発生しており誠に遺憾だと」コメントしました。
（２）秋のリニューアルオープンに向けて改修中の前橋市柏倉町の「ぐんまフラワーパークプラス」について、県は19日、開業日を10月10日と発表しました。
全5つのエリアのうち4つのエリアをオープンし、来園者向け記念イベントなどを予定しています。
県野菜花き課によりますと、記念イベントは記念品のプレゼントや音楽ライブ、花を使ったアクティビティなどを検討しています。
10月7日に関係者向けの式典や内覧会を行います。
残る1つのエリアは、資材の高騰に伴う設計見直しで工期が遅れており、来年春にオープンする予定です。
（３）県内は19日、高気圧に覆われて晴れ、各地で気温が上昇。最高気温は、桐生で全国2位となる36.7度を観測。
伊勢崎で35.9度、前橋35.6度、館林35.5度を観測するなど厳しい暑さとなりました。
最高気温が35度を超える猛暑日は3日連続でした。
各消防によりますと、熱中症とみられる症状で男女計30人が救急搬送されました。
19日午後6時までに屋内で過ごしていた明和町の80歳代の男性が意識がもうろうとなり重症と診断されたほか、
みなかみ町の猿ヶ京温泉では60歳代の女性が頭痛やめまいを訴え中等症と診断されるなどしました。
消防庁は19日までに今月9日から15日の熱中症による救急搬送者数を公表。
県内ではこの期間に前年同期比33人減の18人が救急搬送され、このうち中等症は11人でした。
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（４）前橋市教育委員会のサーバーが2018年3月に外部からの不正アクセスを受けて個人情報が流出したとみられる問題で、
市がNTT東日本に損害賠償を求めた民事訴訟の控訴審をめぐり、
市議会は19日の本会議で和解議案とNTT東日本が前橋市へ和解金9500万円を支払うことに関連する補正予算案を可決しました。
和解議案の可決を受け小川晶市長は、
「情報管理体制の強化と継続的な見直しを図り、市民が安心して暮らせるよう努める」とのコメントを出しました。
（５）昨年4月から配偶者暴力相談支援センターを設置する伊勢崎市は、センターの取り組みを紹介する動画を作成して公開を始めました。
主に若年層に対し男女間の暴力防止の取り組みについて知ってもらう狙いがあります。
将来、配偶者に対する暴力の加害者や被害者になり得る若者に対し、ドメスティックバイオレンスの形態や身近に相談機関があることなどを知ってもらおうと作りました。
動画では、身体的暴力以外に働くことを妨害する経済的暴力や、実家や友人との付き合いを制限する社会的暴力などがあることを解説。
相談があった場合、安全を確保した上で、専門機関や行政サービスなどの情報を提供するセンターの取り組みを紹介しています。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。
