本木選手の優勝と熱中症の影響
群馬県のニュースをお伝えします。(1)レスリングの元木咲良選手が世界選手権の切符を手にしました。
レスリングの世界選手権代表選考会を兼ねた明治杯全日本選抜選手権最終日は22日、東京体育館で行われ、女子62キロ級は元木咲良選手がパリオリンピック68キロ級3位の尾崎選手を決勝戦で下し、2年ぶりの優勝を果たしました。
元木選手は世界選手権の代表を賭けたプレーオフでも尾崎選手に勝利し、世界選手権の出場権を獲得しました。
(2)県内は22日、各地で気温が上昇。館林で36.9度観測しました。
県内は22日、高気圧に覆われて広い範囲で晴れて気温が上昇。最高気温は館林で36.9度と今年最高を記録しました。
県内の各消防によりますと、22日午後6時までに熱中症とみられる症状で、男女合わせて25人が搬送され、このうち4人が重症と診断されました。
前橋地方気象台によりますと、最高気温は伊勢崎が36.6度、前橋が35.9度、桐生が35.5度となり、館林を含む4つの地点で35度を超える猛暑日となりました。
猛烈な暑さにより各地で体調を崩す人が相次ぎ、22日のお昼ごろ、千代田町の田んぼで作業していた86歳の男性が埼玉県内の病院に搬送され重症と診断されました。
また、渋川市の自宅内でエアコンを使用せずにいた83歳の女性は意識が朦朧となり重症と診断されました。
(3)群馬県を含む10県で繰り返し銅線ケーブルを盗んだとして、窃盗の疑いでタイ国籍の男ら6人を追送検しました。
太陽光発電所から銅線ケーブルを繰り返し盗んだとして、窃盗の疑いでタイ国籍で住所不定の自称解体工、スーブプラユーン・タナキット容疑者40歳ら男6人を逮捕・追送検し、捜査を終結したと明らかにしました。
群馬県を含む関東地方を中心に10県で合わせて78件、金額にしておよそ1億1000万円の被害を確認したとしています。
6人は共謀して2023年12月から2024年10月頃にかけて、群馬県や静岡県、茨城県などにある発電所からカッターで切断した銅線を持ち出し、買取業者に売却した疑いがあります。
(4)過失障害と引き逃げの疑いで会社役員を逮捕しました。
太田市は21日、自動車運転処罰法違反と道路交通法違反の疑いで、太田市の46歳の会社役員の男を逮捕しました。
逮捕容疑は20日午後9時35分頃、太田市の県道太田境東線で乗用車を運転中、信号待ちで停車していた太田市に住む26歳の女性会社員の乗用車に追突、女性に首のねんざなどの軽傷を負わせたが、救護措置を取らずに逃走した疑いです。
調べに対して男は容疑を認めています。
21日未明に太田市に出頭したということです。
(5)伊勢崎市で道路を横断していた84歳女性が車にはねられ死亡しました。
21日午前11時頃、伊勢崎市昭和町の国道462号で道路を横断していた、近くに住む84歳の女性が右から来た伊勢崎市に住む83歳無職の男性の軽乗用車に跳ねられました。
女性は前橋市内の病院に搬送されましたが、全身を強く打つなどして死亡しました。
警察によりますと現場は見通しのいい片側1車線の直線道路で、横断歩道などはなかったということです。
警察が詳しい事故原因を調べています。群馬県のニュースをお伝えしました。