前橋市長選挙と出馬意向
群馬県のニュースをお伝えします。
（１）前橋市の小川晶市長が退職願を提出したことに伴い行われる市長選挙で、
新人で弁護士の丸山彬氏が出馬する意向を固めたことが分かりました。
前橋市の小川晶市長が市職員の既婚男性とラブホテルを使った問題を巡って、
退職願いを提出したことに伴い実施する見通しの市長選挙で、
新人で弁護士の丸山彬氏39歳が出馬する意向を固めたことが26日分かれました。
前橋市内の経営者らでつくるまちづくり支援の一般社団法人「太陽の会」のメンバーで、
近く正式に表明する見通しです。
丸山氏は慶應義塾大学卒業後2016年に群馬弁護士会に加盟。
前橋市内の弁護士事務所で一般民事や企業法務などに取り組んでいます。
（２）桐生市役所新庁舎の入札妨害事件、元営業部長に懲役1年を求刑しました。
2022年に桐生市の新庁舎建設工事の入札で、市に特定の共同企業体が有利となる入札公告をさせたなどとして、
いずれも公競売入札妨害の罪に問われた関東建設工業の元営業部長76歳と
グンエイの元役員56歳の第2回公判が26日、さいたま地裁でありました。
初公判でそれぞれ留保していた認否について元営業部長は起訴内容を認め、
検察側は「競争入札制度の根幹を揺るがす悪質な犯行」として懲役1年を求刑して結審しました。
一方、元役員は「関与していない」と述べ、弁護側は無罪を訴えました。
検察側は冒頭陳述で元営業部長が元役員らグンエイ側に、
新庁舎建設の基本設計や公告案の作成支援を受託した東京都内の設計会社から
入札で有利となる情報を得られないと不満を漏らしていたことを明かしました。
（３）県内にある政治団体の昨年の政治資金収支報告書が公表されました。
県選挙管理委員会は26日、県内にある政党支部など972の政治団体が提出した
昨年の政治資金収支報告書を公表しました。
それによりますと、全ての団体が集めた寄付などの収入は合わせておよそ16億3800万円で、
前の年より4700万円ほど増えたものの、記録が残る中で4番目に少ない額となりました。
また、全ての団体の支出は合わせておよそ14億9600万円と、前の年より1億7300万円ほど減りました。
政党別の収入は自民党が最も多く7億7800万円余り、共産党が2億9700万円余り、立憲民主党が4890万円余り、公明党が3280万円余り、
国民民主党が1160万円余り、日本維新の会が1100万円、参政党が980万円余り、社民党が638万円余り、日本保守党が187万円余りとなっています。
（４）住居浸入と窃盗未遂容疑で62歳の女を逮捕しました。
県警と前橋署は26日、住居浸入と窃盗未遂の疑いで前橋市に住む無職の女62歳を逮捕しました。
警察によりますと逮捕容疑は25日午前10時頃、金品を盗む目的で前橋市の80代男性宅に無施錠の場所から侵入し室内を物色した疑いです。
調べに対し女は「逮捕状記載の事実は知りません」と容疑を否認しています。
女と男性に面識はなく、帰宅した男性が台所にいた女を見つけ、110番通報しました。
（５）多発するクマ被害の対策を学ぼうと、県議会は26日、研修会を開きました。
多発するクマ被害の対策を学ぼうと、県議会は26日、研修会を開き、
県議や県職員らが政策の動向や大量出没の要因などについて理解を深めました。
今年始まった緊急銃猟に触れ、鳥獣保護管理法は都道府県の自治事務。市町村長に許可権限を付与したのは大きな変更点と語りました。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。
