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2025-06-19 04:55

2025年6月19日 いせさきFMニュース

6月19日 いせさきFMニュース

(1)腸患出血性大腸菌 県内感染者が過去最多に
(2)ロマンス詐欺で2970万円被害 草津の61歳男性
(3)県立病院の決算、18億円超の赤字 コロナ補助終了や物価高影響
(4)猛暑影響で夏休み延長 県内小中学校の8割近く
(5)涼を届ける風鈴とほうずき いかほ温泉に夏の風物詩
 

サマリー

群馬県では腸管出血性大腸菌の感染者数が過去20年で最も多くなり、感染対策が呼びかけられています。また、SNSを利用したロマンス詐欺が発生し、高額な被害が報告されています。

腸患出血性大腸菌の感染拡大
群馬県のニュースをお伝えします。 (1)腸患出血性大腸菌、県内感染者数が過去20年で最多となりました。
食品や手についた菌が体内に入ることで、下痢や腹痛、発熱といった症状を引き起こす 腸患出血性大腸菌の県内感染者の報告が18日までに40人に達しました。
過去20年で最多ペースとなっています。 例年気温が高くなる初夏から秋にかけ感染者が増えることから、県感染制御センターは手洗い徹底など感染対策を呼びかけています。
県によると腸患出血性大腸菌感染症の代表例はO157やO26としており、今年の6月9日から15日の1週間では10代から60代の男女7人の感染報告がありました。
(2)ロマンス詐欺。草津の61歳男性が2970万円の被害に遭いました。
長野原署は18日、交流サイトを通じ親近感や恋愛感情を抱かせ金銭を騙し取るSNS型ロマンス詐欺の手口で、草津町のアルバイト男性61歳が2970万5千円分の暗号資産を騙し取られたと発表しました。
男性は3月頃マッチングアプリで知り合った日本人女性を名乗る人物からSNSで「暗号資産の短期取引なら10万円の元金で3万円の利益を得られる。利益はいつでも引き出せる」などと嘘の投資話を申し掛けられました。
7回にわたり暗号資産を購入し指定された方法で送付し騙し取られたということです。
(3)県内4つある県立病院全体の昨年度決算見込みは18億円余りの赤字となりました。赤字となったのは2019年度以来となります。
県は県内に4つある県立病院に関する昨年度病院事業会計決算見込みを発表しました。
それによりますと、診療報酬などの事業収益は前の年度より2億4800万円減って313億9200万円。
人件費の事業費用が16億8800万円増えて332億6500万円で、この結果18億7300万円の赤字となりました。
大幅な赤字になったことについて県は多くの病院で入院患者数が増加した一方、新型コロナウイルス関連の国の補助金が収上したほか、
物価高や人件費の増加などが主な要因としています。 (4)猛暑で熱中症のリスクが高まる中、県内小中学校が夏休みの期間を従来より3日から7日間延長し、
8月末までとする動きが広がっています。
市町村立の全小中学校・義務教育学校合わせて442校の78.1%で、8月末まで延長する動きがあります。
県教育委員会のまとめによりますと、夏休みを8月末までとする自治体は、2023年の時点では高崎・太田のみとなりましたが、
24年度から伊勢崎・玉村・前橋・桐生などを合わせて6つの市町村が夏休みを延長。
本年度は館林・富岡・安中・みどり・甘楽・邑楽郡が加わり、合わせて20の市町村345校に急増しました。
(5)風鈴を下げるほうずきの鉢植えが、渋川市のいかほ温泉・石段街の土産店や旅館の軒先に飾られ、涼しいな音色とともに観光客を出迎えています。
これは渋川商工会女性部が地域活性化を目的に2002年から実施しており、いかほ温泉を中心に今年は650鉢を配りました。
ほうずきの実は色づき始めたばかりですが、夏の交絡シーズンにはオレンジ色の鮮やかな色彩を楽しめるということです。
以上、県内のニュースをお伝えしました。
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