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2025-02-21 05:00

2025年2月21日 いせさきFMニュース

2月21日 いせさきFMニュース

(1)去年県内で検挙された外国人は475人

(2)介護施設利用の高齢者が受けた虐待、昨年度13件

(3)県受付のロケ相談・支援が過去最多に

(4)境町モスクでゴミ出しなどの意見交換

(5)前橋で再就職希望者対象の合同企業説明会

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群馬県のニュースをお伝えします。                             (1)去年1年間に県内で検挙された外国人の数は475人となり、県内の検挙数全体の12%余りを占めていて、全国で2番目に高い割合となっています。
県計によりますと、去年1年間に県内で検挙された外国人の数は475人となり、前の年より51人増えました。 これは県内の検挙数全体の12.2%を占め、全国で2番目に高い割合となっています。
国籍別では、ベトナム人が169人と最も多く、ついでインドネシア人が54人、カンボジア人が38人、ブラジル人が34人などとなっています。
犯罪の種類別では、不法滞在などの出入国管理法違反が172人、窃盗犯が101人などとなっています。
県警本部国際・捜査支援分析課の木村光男次席は「不法就労者や不法滞在者に加えて、仕事などの生活基盤を提供する者も厳正に対処し、県民の安全・安心の確保に努めていきたい」と話しています。
(2)昨年度に県内の介護施設の職員などから高齢者が虐待を受けたと認定された件数は13件と、統計を取り始めてから最も多くなったことが分かりました。
県のまとめによりますと、昨年度に県内の特別養護老人ホームなどの介護施設を利用する高齢者が職員などから虐待を受けたと認定された件数は13件で、前の年度より1件多くなりました。
これは2006年度に統計を取り始めてから最も多い件数で、具体的な内容では、複数回答で暴力などの「身体的虐待」が12件、ついで暴言などの「心理的虐待」が9件、「性的虐待」が5件などとなっています。
県は、虐待件数が増加した背景の一つとして、人手不足の影響で虐待に関する知識や介護技術が十分でない職員が増えているとみられる点を指摘していて、
今年度は経験の浅い職員などを対象にした虐待防止に特化した研修を県内各地で行うなど、取り組みの強化をしています。
県介護高齢課は「職員が悩みやストレスを一人で抱え込まないよう各市町村と連携して対応し、虐待の防止につなげたいとしています。
(3)映画やドラマなど、映像制作の拠点として本県を売り込んでいる県は、20日、本年度に受け付けたロケ支援件数(作品数)が19日までに、
前の年度に比べ2件増えて61件、相談件数が34件増えて455件となり、いずれも過去最多を更新したと発表しました。
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ロケ隊の支援に特化した特別チームの発足や、撮影支援の補助金創設などが効果を発揮したとみています。
(4)多文化共生を考える機会にと、伊勢崎市境地区の区長と、境地区にある境町モスクの関係者らおよそ30人が20日、境町モスクで意見交換しました。
外国人住民に対するゴミ出しルールの伝え方や、区費の徴収などについて考えました。
境町モスクは、毎日10カ国以上の50人ほどが利用しているということです。
国際交流を進める「NPO法人県世界青年友の会」が主催しました。
同様の意見交換会を今後も検討していくということです。
(5)様々な職場で人手不足が課題となる中、再就職を希望する子育て中の人たちを対象とした合同企業説明会が前橋市で開かれました。
この合同企業説明会は前橋市や群馬労働局などが開いたもので、20日は県内の製造業や介護事業、それに小売業などの25社がブースを設け、
出産や子育てなどで離職しているおよそ80人が参加しました。
参加した人たちは、各ブースで企業の担当者から仕事の内容や、子どもが急に体調を崩した時に休みを取れるかといった働き方などについて説明を受けていました。
以上群馬県のニュースをお伝えしました。
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