桐生市の母親殺害事件
群馬県のニュースをお伝えします。 (1)桐生市で母親の殺人未遂容疑で息子を逮捕、その後母親は死亡しました。
桐生市の住宅で同居する母親の首を絞めて殺害しようとしたとして、36歳の息子が殺人未遂の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは桐生市梅田町の無職、糸井一貴容疑者36歳です。 警察によりますと、28日午前3時半ごろ、同居する68歳の母親の首を絞めて殺害しようとしたとして、殺人未遂の疑いが持たれています。
近所の人から「助けを求める女性の声が聞こえる」という110番通報があり、警察官が現場の住宅に駆けつけたところ、母親が倒れていたということです。
糸井容疑者は、母親と2人暮らしで調べに対し、「首を絞めて殺そうとしたことに間違いない」と供述し、容疑を認めているということです。
母親は運ばれた病院で死亡が確認され、警察は容疑を殺人に切り替えて、詳しい経緯を調べています。
(2)熱中症で搬送された人数が202人と、前の週と比べておよそ11倍に急増しました。
総務省消防庁は29日までに、熱中症により16日から22日の1週間に県内で202人が救急搬送されたと発表しました。
前の週のおよそ11倍に急増したということです。 最高気温が35度を超える猛暑日が3日連続で観測されたことが影響したとみられています。
内訳は3週間以上の入院が必要な重症者は14人、短期の入院が必要な中等症は109人でした。
年齢別では65歳以上の高齢者が131人と全体の64.9%を占めました。
次に18歳以上65歳未満の成人が58人、7歳以上18歳未満の少年が12人でした。
また7歳未満の乳幼児も1人いたということです。 一方、発生場所は敷地内を含む住居が98人で、次に不特定多数の人が出入りする場所の屋外部分が27人、
歩道などの道路が25人でした。(3)高崎オーパでイノシシが出没しました。
27日午後8時過ぎ、JR高崎駅西口前の高崎オーパ2階で入り込んだ体長1メートル超えのイノシシを警察官と高崎市の職員が追いかける事案がありました。
高崎市などによりますと27日午後7時20分頃、「高崎城址公園近くでイノシシを見た」との110番通報を皮切りに続々と目撃情報が寄せられました。
イノシシは高崎オーパに隣接する立体駐車場を経由して外に逃走。午後9時半頃、国道17号と18号の合流地点で死骸が見つかったということです。
(4)前橋市の教会に火をつけた疑いで34歳の男を逮捕しました。 県警捜査一課と前橋署は29日、建造物侵入と現住建造物等放火の疑いで、住所不定無職の34歳の男を逮捕しました。
警察によりますと逮捕容疑は25日午後7時40分から午後11時半頃、前橋市大手町のカトリック前橋教会に付属する木造2階建ての施設に火をつけた疑いです。
近隣住民が消防通報しましたが、2階部分およそ10平方メートルが焼けました。 28日の午後、桐生署管内の交番に男が「前橋にある教会に火をつけた」などと自首しました。
現場周辺の防犯カメラ映像の操作などから犯行を特定しました。 男は教会の57歳の男性司祭と面識があったということで、県警が動機などを調べています。
(5)玉村町で田植えの体験教室が行われました。 玉村町農業体験クラブは28日、玉村町と上野村の子どもたちを招いて田植えの体験教室を開きました。
19回目となる恒例の取り組みに200人以上が集まり、賑やかに苗を植えました。 山間部で田んぼのない上野村の子どもたちを招待し、毎年開いています。
玉村町からは玉村上陽小学校、フェリーチェ玉村国際小学校などの子どもたちが参加しました。
10月末には稲刈りを予定しています。 以上、群馬県のニュースをお伝えしました。