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群馬県のニュースをお伝えします。(1)政治資金問題、群馬県関係の国会議員2人が戒告処分を受けました。
派閥の政治資金パーティーを巡る問題で、自民党は安倍派と二階派の議員39人の処分を決定し、このうち群馬県関係の国会議員では2人が戒告処分を受けました。
参議院・比例代表選出の羽生田俊氏は、合わせて818万円の収支報告書への不記載がありました。
また、衆議院・比例代表北関東ブロック選出の尾身朝子氏は、合わせて623万円の収支報告書への不記載があったということです。
(2)女児死亡踏切事故を受けて、運輸安全委員会が調査を始めました。
6日、高崎市吉井町にある上信電鉄の踏切で、近くに住む9歳の女の子が列車にはねられて死亡した事故を受けて、国の運輸安全委員会は7日の朝から調査を始めました。
現場の踏切は、遮断機も警報機も設置されていない踏切で、調査官は歩行者と運転士のそれぞれからどのように見えるかや、注意を促す看板の場所などを確認しました。
調査官は今後、運転士の聞き取りや女の子がはねられた車両を確認するなどして、原因や再発防止策などを報告書にまとめるということです。
(3)県立高校入試の出願手続きがデジタル化します。教職員の負担軽減や保護者の利便性向上につなげようと、県教育委員会は2024年度の県立高校入試の出願手続きをデジタル化する予定です。
受験料納付のキャッシュレス決済や電子採点システムの導入などを目指すとのことです。
出願手続きは従来、中学校の教職員が入学願書や生徒調査書を高校に直接運んでいましたが、新たにウェブ出願システムを導入し、必要書類の作成から提出、合格者発表までをデジタル化で一元的に行うことを構想しています。
2024年度は他にも、県立学校を対象に校務のデジタル化を進めています。
また、県立特別支援学校では、生徒の出欠記録や生徒ごとに作る個別の教育支援計画などをウェブ上で管理するシステムを新たに導入するとのことです。
(4)県警が摘発・補導した非行少年の人数は380人と、2年連続増加しました。
2023年に県警が摘発・補導した20歳未満の「非行少年」は、前の年と比べ27.1%増加の380人に上ったことが、6日までに県警のまとめで分かりました。
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2年連続の増加で、新型コロナウイルス感染症拡大前の2019年と同じ水準となりました。
子ども・女性安全対策課によりますと、14~19歳で罪を犯した犯罪少年は311人に上りました。
罪種別の内訳でみますと、凶悪犯が14人、粗暴犯が64人、窃盗犯が133人など窃盗犯が半数を占めました。
立場別の内訳として、高校生が87人、中学生が36人などとなりました。
14歳未満で法令に触れた「触法少年」は62人で、このうち刑法犯は60人です。
内訳としては、小学生が39人、中学生が21人でした。
(5)玉村町で「春まつり」が行われました。
玉村町商工会の「第19回春まつり」が7日、玉村町の社会体育館駐車場で開かれました。
多彩なステージイベントに加えて飲食店の屋台が並び、周辺の桜も見ごろを迎え、多くの家族連れでにぎわいました。
玉村南中学校吹奏楽部の演奏で開幕し、玉村町民がフラダンスやチアダンスを披露しました。
従来から環境をテーマにしており、排ガスが発生しない玉村町の電動バス「ゆるたま号」に乗って周辺を散策できるコーナーは大人気だったとのことです。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。