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2025-06-27 05:00

2025年6月27日 いせさきFMニュース

6月27日 いせさきFMニュース

(1)県、伊勢崎など4市で外国人雇用の実態把握へ

(2)ぐんま昆虫の森、100年先を見通した新構想案

(3)前橋空襲の8月5日を「まえばし平和祈念の日」で調整

(4)武術太極拳日本代表大槻さん、臂伊勢崎市長を表敬

(5)玉村中央小5年生が田植え体験

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群馬県のニュースをお伝えします。
(1)多文化共生・共創社会の実現に向け、県は26日、国から県内企業で働く外国人の情報提供を受け、
多言語の自動翻訳対応の無料通信アプリ「LINE」で生活情報などを直接届ける全国初の実証事業を始めたと発表しました。
これまで自治体には企業の外国人の雇用情報がなかったため、国が持つ情報の活用を提案したところ、全国的に提供可能になりました。
雇用状況の把握と必要な情報の提供を通じ、不法就労の抑止や地域からの孤立防止を目指します。
実証事業は前橋・伊勢崎・太田・館林の4つの市を対象に、10月末まで行います。
群馬労働局からの情報提供に基づき、外国人を雇用する4つの市の計3,000社に7月から順次メールを送り、
企業に企業名・所在地・業種・従業員数・外国人の人数・国籍の登録を呼び掛けます。
山本一太知事は26日の定例会見で、
「ルールを守る外国人県民に住みやすい群馬県を目指す、全国初の群馬モデルとして広がってほしい」と期待しました。
(2)桐生市の県有施設「ぐんま昆虫の森」の魅力を高めるため、県は26日、
施設の新たな構想案の策定に向けた検討委員会を立ち上げると発表しました。
関係分野の有識者を招き、100年先も愛される施設を目指して議論します。
県はハード面の改修が必要かどうかを含め、委員会の意見を踏まえながら、本年度中に構想案を練り上げます。
委員会は昆虫、官民共創、子どもといった分野の専門家8人で構成、
昆虫をテーマにした歌を自作するなど、虫好きとして知られる歌手でタレントの荻野目洋子さんも参加します。
初回を7月4日にぐんま昆虫の森で開き、本年度中に4回程度開催する予定です。
(3)太平洋戦争末期の1945年8月5日の夜から翌日の未明にかけて、
前橋市はアメリカ軍による大規模な空襲を受け、およそ600人が犠牲となりました。
この「前橋空襲」から80年となるのを前に、市が今年から空襲が始まった8月5日を犠牲者を追悼して平和を祈る
「まえばし平和祈念の日」とする方向で調整を進めていることが分かりました。
また、前橋市では毎年8月5日から9月下旬までを「まえばし平和祈念月間」として平和をテーマにした催しを開くなどし、
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戦争の記憶の継承に取り組むことにしています。
(4)武術太極拳の日本代表として、今年夏の「第12回アジアジュニア武術選手権大会」に出場する伊勢崎市の大槻紅白さん16歳が
25日、伊勢崎市役所に臂康雄市長を表敬訪問し、大会での活躍を誓いました。
大会は7月26日から中国江蘇省で開催。西邑楽高校2年生の大槻さんは4月の国内大会で優勝し、
代表選考会を経て初の国際大会出場をつかみました。
「日本代表として全力を尽くしてメダルを取ってきたい」と決意を述べました。
臂市長は「全国から集まる多くの選手との交流を深めながら、ぜひ活躍してほしい」と激励しました。
(5)食育の一環で玉村中央小は26日、学校近くの田んぼで田植え体験を行いました。
5年生76人が泥の感触を楽しみつつ、コシヒカリの苗を丁寧に手で植えました。
農事組合法人福島下新田、福島地区農地・水・環境保全会の会員およそ10人が指導しました。
児童は泥だらけになりながら、およそ300平方メートルの水田で作業しました。
秋には稲刈りも体験、調理実習で新米を味わうということです。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。
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