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群馬県のニュースをお伝えします。 (1)親子死傷事件、指名手配していた長男が遺体で見つかりました。
今月7日、みなかみ町の住宅で、92歳の父親が殺害され、55歳の長女が頭に大けがをしているのが見つかり、長女への殺人未遂の疑いで、長男の木榑孝一容疑者57歳を全国に指名手配しました。
事件後に容疑者が使っていた車が、みなかみ町を流れる利根川の近くで見つかったことから、川の下流を捜索するなどして、行方を探していました。
結果、10日の午前、車が見つかった場所から、20キロ近く下流の昭和村にあるダムの取水口で、施設の管理人が遺体を見つけ、容疑者と確認しました。
警察は状況などから、事件後に自殺した可能性が高いとみて、詳しいいきさつを調べるともに、父親の殺害との関連についても捜査しています。
(2)県内で火災が相次いでいます。 県内で10日の夜から11日にかけて、高崎、太田、富岡の3つの市で火災が相次いでいます。
10日午後7時ごろ、太田市に住む73歳男性の自宅で、「建物が燃えている」と119番通報がありました。
木造2階建て住宅およそ240平方メートルが全焼しました。 怪我人はいませんでした。
太田署によりますと、男性は一人暮らしで、出火当時は外出中だったとのことです。 一方、11日午後2時ごろ、高崎市に住む75歳男性の自宅の敷地内にある小屋が燃え、
家に燃え移りそうだと119番通報がありました。 木造平屋建て倉庫1棟とトラクター置き場1棟を全焼し、隣接する木造平屋建て家屋1棟の一部を焼きました。
怪我人はいませんでした。 いずれも男性が所有しており、家屋は家具屋を営む夫婦が住居兼作業場として使用していましたが、
出火当時は外出中でした。警察が詳しい出火原因を調べています。 (3)高崎や藤岡などでおよそ5万軒が停電しました。
11日午後9時ごろ、6つの市町村合わせて5万1150件で停電が発生しました。 11日の午後11時時点で高崎市や藤岡市の一部地域が復旧していませんでしたが、
12日の午前0時過ぎに全てが復旧しました。 東京電力が詳しい原因を調べています。
(4)日航機墜落事故から39年が経ちました。 1985年8月12日、お盆の帰省客などを乗せた日本航空のジャンボ機が上野村の山中に墜落して国内の航空機事故では最も多い
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520人が犠牲になりました。 遺族や地元の人たちが11日、墜落現場の「御巣鷹の尾根」のふもとを流れる川で灯籠流しを行い、犠牲者を追悼しました。
また12日は遺族や関係者が慰霊の登山を行い、夕方からはふもとで追悼慰霊式が開かれます。(5)玉村町はデマンド乗り合いタクシー「たまGO」を10月から運行開始する予定です。
公共交通の再編成を進める玉村町は、利用者の減少傾向が続く乗り合いタクシー「たまりん」を見直して廃止し、10月からデマンド乗り合いタクシー「たまGO」の運行を始める予定です。
町内64カ所に新たな停留所を設置し、たまりんや路線バスの停留所も含めて合わせて190カ所とし、利用者のニーズに応えます。
「たまGO」の運行に合わせて町内の停留所を増設、玉村町全域から直線距離でおよそ300メートル歩けば、おおむね停留所があるように設計しました。
(6)人工の雪を降らせるイベントが開催しています。 猛暑が続く中、遊園地に人工の雪を降らせるイベントが11日、
伊勢崎市のオートミライ華蔵寺遊園地で始まりました。 「真夏の雪の遊園地」として恒例のイベントとなっており、1回あたり450キロの氷を削り、およそ6分間にわたって雪を降らせました。
キラキラと輝く雪が降り始めると、来園者の大きな歓声に包まれました。 イベントは15日まで開催予定です。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。