衆院選に向けた投票呼びかけ
群馬県のニュースをお伝えします。 (1)県選挙管理委員会は17日、16日に始まった衆院選の期日前投票について、
初日の投票者数が2021年の前回同期比11.5%減の6157人だったと発表しました。
減少した理由について、急な解散総選挙となり準備期間が短かった影響で、投票所の入場券がまだ届いていない人がいるためではないかと推測。
「入場券がなくても選挙人名簿に登録されていて、本人確認ができれば投票できるので、ぜひ期日前投票も活用して投票してほしい」と呼びかけています。
一方、衆院選の投開票27日に控え、高崎経済大学と県立女子大学の2年生・3年生4人が17日、玉村町の県立女子大学で学生に投票に行くよう呼びかけました。
県選管が県内すべての大学や短大、高専と協定を結んで立ち上げた「主権者教育を推進する県大学コンソーシアム」に携わる学生が参加。
人気音楽グループ「Da-iCE」のパフォーマーで伊勢崎市出身の和田颯さんの写真を使用し、「投票は自己表現だ」と書かれたチラシを配布しました。
県選管によりますと、前回衆院選における県内小選挙区の投票率は53.89%です。
年代別では18歳、19歳が42.78%、20歳代は35.58%で、最も高かった70歳代の71.39%に比べ、低い傾向となっていました。
(2)バスケットボールのBリーグは17日、2026年にスタートする新トップカテゴリー「Bリーグプレミア(Bプレミア)」の参入クラブ第1弾を発表し、
現在の1部B1の群馬クレインサンダーズ、宇都宮、川崎、琉球など22クラブの参戦が決まりました。
12月の第2弾の発表で全クラブが出揃います。
アメリカプロNBAに次ぐ「世界第2位のリーグ」を目指すBプレミアは、5000人以上収容でVIP席などを備えたアリーナを確保し、
平均入場者数と売上高の基準をクリアすることが参入条件です。
サンダーズは「バスケで群馬を熱くする」を掲げ、Bプレミア参入を目指してきました。
決定を受けて「参入はゴールではなくスタートライン、まずは今シーズン初のチャンピオンシップに出場し優勝を目指し戦い続けます。
そしてBプレミアの舞台でも群馬クレインサンダーズに関わるすべての方々とともに成長していきます」とのコメントを出しました。
(3)ひとり親家庭などを対象とした修学資金について、
県は17日の県議会決算特別委員会で、
貸し付けの対象にならない申請者に交付するミスが1件あったと明らかにしました。
県児童福祉課によりますと、対象の修学資金は、
一人親家庭の子どもらが高校や大学などに就学するために必要な費用を貸し付けます。
ミスをした事例では、貸し付けの対象にならない教育施設に進学した子どもの家庭に誤って交付していました。
(4)県は17日、渋川市の北部児童相談所が、管内の里親登録者23人に、
全受信者の姓とメールアドレスが閲覧できる状態のメールを誤送信したと発表しました。
県児童福祉課は、「個人情報の厳正な管理や情報セキュリティ指導、送信時の内容確認を徹底する」としています。
(5)経済産業省が17日に発表した県内のレギュラーガソリン1リットル当たりの15日時点の平均小売価格は、
前の週から50銭安い175円と7週ぶりに値下がりしました。
全国平均は10銭安い174円90銭で、6週ぶりの値下がりでした。
石油情報センターによりますと、中東情勢の緊張緩和によって原油価格が下落しました。
来週は円安の影響で卸売価格の上昇が見込まれる一方、補助金が増額されるため、小幅な値動きが予想されるということです。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。