警察犬の訓練会
群馬県のニュースをお伝えします。
(1)前橋市で、事件の容疑者追跡などにあたる警察犬の訓練会が行われました。
事件の容疑者の追跡や行方不明者の捜索にあたる警察犬の訓練会が前橋市で開かれました。
24日、前橋市で開かれた警察犬の訓練会には、警察が飼育している2頭と民間で育てられている嘱託の6頭の、合わせて8頭が参加しました。
8頭の犬は、逃走した容疑者や行方不明者の足取りを追う訓練を行い、
はじめに匂いのついた布をかいだ後、アスファルトの路面をかぎ分けながら行方をたどっていきました。
そして、遺留品に見立てた木片を発見すると、警察官や訓練士に知らせていました。
警察によりますと、群馬県内では昨年、警察犬が出動したケースは230件余りあり、
今年に入っても行方不明者の発見などで貢献しているということです。
(2)高山村の夏の恒例イベント「田んぼアート」が今年中止が決定しました。
高山村の夏の恒例イベント「田んぼアート」が今年、人員不足などを理由に中止することになりました。
村職員の有志8人で作る「田んぼアート研究会」が運営してきましたが、
昨年度に会長を含む2人が大会し、本業で要職に就く会員も増え、活動の継続は困難になっていました。
増員や後継団体設立のめどは立っておらず、事業は事実上の終了となりました。
「田んぼアート」は品種の異なる稲を組み合わせて育て、夏になると葉っぱや茎の色の違いで図柄が浮かび上がります。
活性化のため、2009年に道の駅中山盆地近くの水田で開始しました。
以来16年間にわたって、その年の干支や県のマスコットキャラクター「ぐんまちゃん」など、趣向を凝らしたさまざまなデザインを描いてきました。
アートが見ごろとなる7月から8月には例年、村内外から多くの人が見物に訪れていました。
(3)春季関東高校野球、健大高崎が2年ぶり4度目の優勝を果たしました。
高校野球の第77回春季関東地区大会は25日、茨城県水戸市のノーブルホームスタジアム水戸で決勝戦を行い、
群馬県1位の健大高崎が千葉県1位の専大松戸を7ー2で下し、2年ぶり4度目の優勝を果たしました。
健大高崎は初回、栗原選手・佐藤選手のタイムリーヒットで3点を先取。石田選手は四回、六回に2打席連続のタイムリーヒットを打ち、2打点を上げました。
1点を返された直後の八回は、石垣選手・石田選手のヒットなどで1アウト2、3塁のチャンスを作り、秋山選手の2点タイムリーツーベースで突き放しました。
また、投手陣は4人を継ぎ込む小刻みな継投策で相手打戦を2点に抑えました。
若者への選挙啓発イベント
(4)伊勢崎市で若者への選挙啓発をテーマにしたイベントが行われました。
若者への選挙啓発をテーマにしたイベント、「明日を変えるいせさき未来フェス」が24日、伊勢崎市のスマーク伊勢崎で初めて開かれました。
学生主体で実施した模擬選挙やパネルディスカッションを通し、投票には社会を変える力があることを訴えました。
伊勢崎市内の大学生らが4つの模擬政党を作り、各党ごとにどうしたら若い世代が住みたいと思う伊勢崎になるのかという課題に知恵を絞り、それぞれ公約を掲げました。
打ち出されたのは「40歳以下の住民税の減税」 「若者の居場所となる通りを創出する」 「市立大学の設立」などの公約です。
来場者は会場で各党のメンバーの訴えに耳を傾け、思い思いに投票しました。
(5)玉村町で本をテーマにしたイベントが行われました。
本をテーマにしたイベント「本と遊びのフェスティバル」が24日、玉村町の国登録有形文化財「重田家住宅」で初めて開かれました。
歴史ある古民家を舞台に絵本の読み聞かせやゲームを子どもも大人も楽しみました。
玉村町地域おこし協力隊が町立図書館に呼び掛けて初めて企画されました。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。