デジタル採点システムの導入
群馬県のニュースをお伝えします。
（１）人工知能AIによる自動採点などを行う「デジタル採点システム」が、県内の高校や中学校に広がっています。
手書きの答案用紙をデータ化してパソコンに取り込み、人工知能AIによる自動採点などを行う「デジタル採点システム」が、県内の高校や中学校に広がっています。
採点ミスや基準のブレの防止、教職員の作業効率化などが利点で、回答データの分析で傾向に沿った指導を行ったり、採点時間の短縮で空いた文を子どもと接する時間に当てたりと、教育の充実につなげる効果も期待されています。
県立高校は昨年の夏休みまでに全校が導入。中学校では県内の12の市のうち、みどり市が2022年度に採用し、昨年度までに高崎、太田、伊勢崎、藤岡が取り入れました。
また、今年度は館林市が導入し、桐生、前橋が導入を予定しています。
（２）藤岡市の官製談合事件を巡って、藤岡市は塚本副市長を解職したと発表しました。
藤岡市発注工事をめぐる官製談合事件で、藤岡市は6日、官製談合防止法違反などの罪に起訴された副市長の塚本英夫被告57歳を6日付けで解職したと発表しました。
藤岡市は当初、特別職の給与などに関する条例を改正し、塚本被告に退職金などを支給しない懲戒処分を検討、仮に辞職願が提出されても、条例改正などの準備が整うまで受理しないとしていました。
しかし、条例を改正した場合でも実際に処分を決める懲戒審査委員会を開催できるのは裁判の判決確定後となるため、長期にわたって副市長に留めることになり、不適切と判断しました。
新井市長は、「一刻も早い厳正な処分が必要だとの考えに至った。市民の皆さまの姿勢への信頼回復に向けて職員一同、全力で取り組む」とコメントしました。
（３）地方創生を推進するために石破総理大臣が前橋市を訪れました。石破総理大臣は7日、看板政策の地方創生を推進するため前橋市を訪れ、民間主導の取り組みを視察しました。
石破総理大臣は、メガネの大手チェーン、「JINS」の店舗に地域の交流拠点となる広場を併設した施設、「JINS PARK」を訪問、ジンズホールディングスのCEOから説明を受けました。
また、前橋市内のシェアオフィスも訪れ、経営者有志らが作る団体「太陽の会」のメンバーと地域活性化の在り方をめぐり意見を交換。「取り組みのヒントをいただければうれしい」と話しました。
また、前橋市と「太陽の会」が市街地に設置した芸術家の岡本太郎さんの「太陽の鐘」なども見学しました。
前橋市の取り組みを説明した小川晶市長は、「民間と行政が連携し、市民も一緒に取り組んでいる前橋の街づくりを評価してもらえた」などと述べました。
（４）国の許可なしにタクシー営業をする「白タク」行為をしたとして、73歳の男を逮捕しました。許可なしにタクシー営業をする「白タク」行為をしたとして、県警交通指導課と前橋署は６日までに、道路運送法違反の疑いで、前橋市に住む73歳の男を逮捕しました。
許可なしにタクシー営業をする「白タク」行為をしたとして、県警交通指導課と前橋署は６日までに、道路運送法違反の疑いで、前橋市に住む73歳の男を逮捕しました。
逮捕容疑は、国の許可を受けずに4月11日午後11時ごろから4月26日未明、前橋市内などで3回に当たって自家用車の軽乗用車で乗客を送り、運賃として現金を受け取った疑いです。
調べに対し、男は容疑を認めています。
昨年12月に情報提供を受け、
県警が捜査したところ、
JR前橋駅でタクシー待ちの人に声をかける容疑者を確認しました。
営業の期間や売上などについても調べているということです。
（５）華蔵寺公園の再整備を進める伊勢崎市で7日、ボランティアの市民が園内のツツジの再生活動に取り組みました。華蔵寺公園の再整備を進める伊勢崎市で7日、ボランティアの市民が公園内のツツジの再生活動に取り組みました。
子どもから高齢者までおよそ180人が来年の春の開花に期待を込め、花がら摘みなどに汗を流しました。
ツツジは伊勢崎市の花でもあり、園内にはおよそ5000本が植えられています。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。
