長嶋茂雄さんの訃報と百日ぜきの影響
群馬県のニュースをお伝えします。
（１） 「ミスタープロ野球」 長嶋茂雄さん、死去です。
プロ野球巨人の終身名誉監督、長嶋茂雄さんの訃報が伝わった3日、県内外の関係者から悲しみの声が相次ぎました。
長嶋さんは、前橋市政100周年を記念して企画されたドラマに特別出演するなど、群馬県とも関わりがありました。
長嶋さんが監督だった1994年に巨人に入団し、現在は群馬ダイヤモンドペガサスで投手コーチを務める岡島秀樹さん49歳は恩師への哀悼の意を示したということです。
（２） 「百日ぜき」 年間で最多となりました。
激しい咳が長期間続く「百日ぜき」の感染拡大に歯止めがかからないことが分かりました。
県は3日、今月1日までの1週間の患者数が53人だったと発表。
1月からの累計は351人となり、2018年以降で年間の最多を更新。
今年の感染者1人が死亡したことも判明し、県が感染予防の徹底を呼び掛けています。
百日ぜきは咳やくしゃみのしぶきを吸い込んだり、最近に汚染された手で口や鼻を触ることで感染していきます。
乳幼児が重症化しやすいということです。
県担当者は「感染を広げないよう、こまめな手洗いや咳エチケットを心がけてほしい」と呼び掛けています。
（３）重症の少年走行中、死亡した男性に追突していたことが分かりました。
1日夜に伊勢崎市上田町の北関東道で、それぞれオートバイを運転していた2人が死傷した事故で、
県警高速隊は3日、重症を負った高崎市のアルバイトの少年18歳が死亡した大泉町の派遣社員20歳に追突していたことが分かったと発表。
機動隊によりますと、2台は縦列で追い越し車線を走っていたところ、少年が追突。
走行車線を走っていた太田市の男性会社員60歳の乗用車に追突しました。
事故に関係した車両のドライブレコーダーの解析などから、当時の状況を確認したといいます。
機動隊が詳しい事故原因を調べています。
（４）伊勢崎市、減免の軽自動車税、誤って引き落としたことが分かりました。
伊勢崎市は3日、障害者らを対象に現面を決定した軽自動車税133件分、
およそ139万6,900円を誤って対象車の口座から引き落としたと発表しました。
担当の係が、減免すべき対象車の口座振替の停止手続きをしなかったことが原因。
該当者には通知して返金する予定です。
収納課によりますと、誤った振替は自動車税の収納期限日2日に行いました。
減免すべきリストのうち、継続分を見落とし停止の手続きを行えませんでした。
当事者から市役所に連絡があって判明したということです。
（５）次世代移動サービス「グンマース」県民向けにアンケートを行いました。
県が3月に実施した県民アンケートで、公共交通の経路検索やチケット購入ができる
県の次世代移動サービス「グンマース」について、
75.2%が「聞いたことがない」と回答したことが明らかになりました。
県はグンマースの普及を通じて、自家用車から公共交通への転換促進を目指しており、
周知などに力を入れています。
一方、日常的に電車・バスを利用する人の回答に限ると認知度は42.7%に上れました。
山本一太知事は5月末の定例会見で、「さらなる認知度拡大の余地も感じる。
普段公共交通を利用しない人にも知っていただくことが大事。」と述べたということです。
ニュースをお伝えしました。
