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2025-03-28 05:00

2025年3月28日 いせさきFMニュース

3月28日 いせさきFMニュース

(1)新保健センター「くわまるプラザ」で落成式

(2)遮断機のない第1種踏切を転換へ

(3)中之条の山林火災、出火原因を調査

(4)伊勢崎市若手職員、DX推進の成果を報告

(5)「国スポ」 「全スポ」、県開催「知らない」が7割

サマリー

伊勢崎市の新保健センター「くわまるプラザ」が完成し、健康づくりと子育て支援の拠点としてオープンします。また、踏切での悲しい事故や、DX推進の成果報告も取り上げられています。

新保健センターのオープン
群馬県のニュースをお伝えします。
(1)伊勢崎市が建設を進めていた新保健センターが完成し、落成式が27日に開かれました。
愛称は「くわまるプラザ」で、市民の健康づくりと子育て支援の拠点となります。
関係者が出席してテープカットや内覧を行い、新しい施設の門出を祝いました。
4月1日にオープンします。
伊勢崎市は合併前の旧市町村ごとに4カ所の保健施設を運営していましたが、建物の老朽化などを背景に統合を決めました。
新センターには母子保険と児童福祉の相談支援を一体的に行う「こども家庭センター」も設置します。
鉄骨3階建てで、延べ床面積はおよそ5,300平方メートル。太陽光発電設備などで環境に配慮し、
県産材を豊富に使って温かみのある内装としました。
プレイルームや託児室を設けたほか、災害時には健康管理の拠点となります。
臂泰雄市長は式辞で、
「市の中心部に位置する本施設を多くの市民に利用いただき、交流や中心市街地の活性化にもつなげたい」と述べました。
(2)高崎市の上信電鉄の踏切で2024年4月、犬を連れた小学4年の女児が列車に跳ねられ死亡した事故で、
運輸安全委員会は27日、調査報告書を公表しました。
女児が踏切に入った犬を追い、列車の接近に注意を向けることができなかったと推定。
現場は遮断機や警報機がない「第4種踏切」で、廃止するか遮断機などを備えた「第1種踏切」に切り替えるのが望ましいとしています。
事故が起きた経緯について、報告書では女児が列車の接近を認識していなかった可能性を示しました。
その上で「知的や運動の発達の観点から10歳未満の子どもにとって道路横断の予測は難しいとされ、踏切でも同様」と指摘しました。
再発防止のため、廃止や第1種への切り替えまでの間は、注意喚起の看板を設置するなど安全対策を求めました。
県は、県内に事故当時74カ所あった第4種踏切をすべて廃止し、難しい場合でも第1種に転換する方針を示しています。
2029年度末までの解消を目指し、新年度は鉄道事業者に工事費を補助する制度を新設します。
(3)27日午後1時過ぎ、中之条町西中之条で「山が燃えている」と近くに住む人から消防に通報がありました。
消防や埼玉県の防災ヘリコプターが消火活動に当たった結果、火はおよそ4時間後の27日午後5時過ぎにほぼ消し止められました。
この火災で現場の山林の一部が焼けましたが、けが人はいないということです。
現場はJR中之条駅から北西に1キロ余り離れた山林で、警察と消防が火が出た原因を調べています。
(4)DX、デジタルトランスフォーメーションの推進を掲げる伊勢崎市は26日、本年度のデジタル化推進会議の成果報告会を市役所で開きました。
若手職員を中心とした会議のメンバーが、臂泰雄市長らに1年間の取り組みについて発表しました。
伊勢崎市のDX推進の中核を担う組織として、2022年度から議論を進めています。
伊勢崎市独自の人工知能、AIを試行的に取り入れたことや、テレワークに向けてネットワーク環境を整備したことなどを報告しました。
(5)2029年に本県で開催される第83回国民スポーツ大会と第28回全国障害者スポーツ大会について、
県は27日、県民アンケートで「どちらも知らなかった」との回答が75.9%に上ったことを明らかにしました。
認知度アップに向け、県は大会公式ホームページなどを通じた周知に力を入れます。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。
ご視聴ありがとうございました。
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