1. いせさきFMニュース
  2. 2024年8月9日 いせさきFMニュ..
2024-08-09 05:00

2024年8月9日 いせさきFMニュース

8月9日 いせさきFMニュース

(1)県内最低賃金、50円上がり985円に

(2)銅線盗頻発で山本知事、盗品流通規制を検討

(3)高崎署、殺人未遂と放火の疑いで女を再逮捕

(4)7日の大雨、土砂流出で一部に交通規制

(5)伊勢崎警察署、塩辛ちゃんが一日署長に

サマリー

群馬県では、最低賃金の改正が行われており、太陽光発電設備や養鶏場での銅線の窃盗を防ぐための条例の制定が検討されています。さらに、高崎市では火災事件や大雨による土砂の流出が報じられています。伊勢崎市では地元高校生による取り組みの発表が行われ、自転車の盗難被害に対する啓発活動が行われています。

群馬県の最低賃金改正と銅線窃盗防止条例の制定
群馬県のニュースをお伝えします。                             (1)本県の最低賃金の改正について、労使の代表や有識者らでつくる群馬地方最低賃金審議会は8日、
2024年度の時給を50円引き上げ、985円とするよう、群馬労働局の上野康博局長に答申しました。
50円の引き上げは、時給額で示す現在の方式となった2002年度以降で最大の上げ幅で、増額は2004年度から21年連続です。
時給は過去最高となりました。                              (2)太陽光発電設備や養鶏場での銅線の窃盗が県内で頻発している問題で、
山本一太知事は8日の定例会見で、盗まれた金属類の買取を防ぐ条例の制定について聞かれ、
「盗品の流通を防ぐ規制を検討していく」と群馬県警と連携して必要な対策をする考えを示しました。
山本知事は銅線窃盗について
「養鶏場で鳥が死んだり、太陽光発電に影響が出たりしている。断じて許せない」と非難。
千葉や茨城が条例を制定したり、改正していることなどにも触れ、
「条例制定の可能性も含め何が窃盗を防ぐのに有効なのか、県警とも相談しながら検討している」としました。
県警捜査3課によりますと、
今年上半期の1月から6月に県警が認知した太陽光発電施設での銅線ケーブル窃盗は、
前年同期費81.7%増の674件でした。
高崎市での火災事件と大雨による土砂の流出
(3)高崎市の店舗兼住宅に火を付け、住民を殺害しようとしたとして、
高崎署は8日、殺人未遂や厳重建造物等放火などの疑いで、
高崎市石原町の無職、深沢愛花容疑者36歳を再逮捕しました。
再逮捕容疑は、7月20日午前2時55分ごろ、
高崎市の59歳の自営業の男性が住む木造3階建ての店舗兼住宅に火をつけ、
男性らを殺害しようと計画。
店舗出入り口付近などに火をつけ、壁面などを焼いたほか、
同居する50歳の女性の軽乗用車にも火をつけた疑いです。
高崎署によりますと、深沢容疑者は黙秘しているということです。
(4)7日の大雨の影響で、東吾妻と下仁田、嬬恋の3つの町と村の少なくとも計14カ所で、
道路ののり面の土砂が流出し、一部で通行規制が行われました。
県危機管理課によりますと、対策工事を進めており、順次復旧しています。
土砂の流出が最も多かったのは東吾妻で12件。
太田市では床下浸水が1件あり、JRは吾妻線や上越線、八高線で一時運転を見合わせました。
また、国指定名勝「吾妻峡」のハイキングコースで土砂崩れや倒木が確認され、
東吾妻町は8日までにハイキングコースを通行止めにしました。
7日に降った雨が原因とみられます。
(5)伊勢崎市は8日、伊勢崎市出身のお笑い芸人、塩辛ちゃんを一日警察署長に委嘱しました。
伊勢崎市の絣の郷で行われた、地元高校生による自転車の盗難や通学に対する取り組みの発表に出席しました。
発表では、伊勢崎市と玉村町の6つの高校の生徒23人が自転車の施錠、運転時にヘルメットをかぶる大切さなどについて、校内の取り組みや自身の体験などを話しました。
発表した生徒らを「伊勢崎警察署防犯•交通安全委員」に委嘱し、塩辛ちゃんが委嘱状を手渡しました。
委員は本年度末まで各校で啓発します。
伊勢崎署によりますと1月から6月、伊勢崎・玉村両市町で自転車の盗難被害が183件確認され、前年同期比で45件増えました。
このうちおよそ7割が無施錠だったということです。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。
05:00

コメント

スクロール